8/2 (水) 〜 8/4 (金) 天気良好 昼から夕立
石鎚山 標高1982m 歩行時間 (約)7時間
瓶ヶ森 標高1896m(女山) 歩行時間 (約)2時間30分 (ゆっくり)
ミツ、 チー
地図・・・・ ← 石鎚山周辺 登山地図 Hマーク 国民宿舎
地図・・・・ ← 瓶ヶ森周辺 アバウトな位置
伊予鉄バス… ← 面河〜土河屋 時刻表
《2日》
家6:10(車)→宝塚IC(中国道)6:25→(山陽道)→吉備SA8:15(朝20)→坂出9:10→(高松道)→石鎚PA(10)→(松山道)→松山IC10:45→(コンビニ)→(石鎚スカイライン)→土小屋13:00
土小屋P13:30→丸滝小屋14:15(昼15)→土小屋P15:15→国民宿舎(泊)
《3日》
国民宿舎(土小屋)6:10→(東稜基部)→分岐8:00→弥山(石鎚山頂神社)8:35→天狗岳9:00→弥山9:30(昼)10:15→愛大小屋跡11:50→面河登山口13:25(35)14:00→(面河渓)→面河バス停14:55
面河バス停15:30(伊予鉄バス)→土小屋16:05→国民宿舎(泊)
《4日》
国民宿舎7:40→(瓶ヶ森林道)→瓶ヶ森登山口P8:10
瓶ヶ森登山口8:20→男山9:10→女山9:40(10)→(休20)→瓶つぼ10:55(10)→登山口11:20(軽食)
瓶ヶ森登山口P11:45(車)→(石鎚スカイライン)→(休10)→R494→川内IC14:25→石鎚PA→与島SA16:15(散策)16:50→早島IC→宝塚IC19:30→(食事)→家21:00
《費用 明細》 高速代(行き) 4100 + 5850 = 9950円 高速代(帰り) 4100 + 5650 = 9750円 バス(面河〜土小屋) 770円 (一人分) その他 宿泊費 ガソリン代 食費 土産 など
【あえなく リタイヤ (>_<)/ 】
愛媛へは 「瀬戸大橋ルート」が、我が家からなら だん然 オイシイねん!
と、リサーチばっちし ミツ君 (^^)v
待ちに待った四国遠征の旅の いよいよ始まりま〜す o(^-^o)(;´・`)
「車 運転できるのが条件」 を、真に受け、結婚後 まもなく免許取ったけど
まさかこの年になって 愛媛くんだりの山なんぞに ロングドライブしてるとは、、、
ご苦労はん♪
、、、と、ようよう石鎚山麓 土小屋の国民宿舎 着 13時半。
なかなか出足 好調ですなぁ。
曇天ガスガスは ちと想定外 だけど、、、
まずはフロントに荷を預け、、、
(゚.゚) あり?
、、、宿舎の扉 閉まっとる、 カギかかっとる。 (゜O゜)ノ
と、そこへたまたま現われた郵便屋さんに掛け合い 何とか脱衣場をお借りしての更衣。
「今から筒上山ですか? ちょっとキツイかも。 夕立も来そうですよ、、、」
を、尻目に、、、 とりあえず、土小屋の駐車場まで車移動、
白石ロッジ横の木段 上がって 行くぞ筒上山 やっぱ 行くの?
鬱蒼としたミズナラやウラジロモミの散策路が、とってもいい感じに続いてる。
岩黒山の分岐を過ごし、点々と白いノリウツギの石畳を踏む。
雲の切れ間に陽も射し始めた丸滝小屋まで45分。
ダハッ! コースタイムぴったし やんけ! (^^)v
何はともあれ メシ! メシ!
と、コンビニ弁当をペコペコのお腹に詰め込んで 遅い昼食。
うーん 「小屋」 はどうやら 「寺の修行場」 のようねぇ、、
を、写真に収めるまでもなく
パラパラ パラパラ 雨が落ちてきた。
画像にマウスポインタを、そっと あてて下さいね。
「ヤッケまでは いらんだろ」
けど、お空 真っ暗で 一向に雨 止む気配なく
傘を片手に ツルツル石畳 お疲れモードで引き返す。
さっきすれ違った人も 「キレンゲショウマは まだ 蕾でしたなぁ」
とか、言ってたし、リタイアに未練のカケラもなく、、
しかし、なんちゅう雨粒のデカさ!
それも どんどん どんどん 激しく、、、
水が道に浮き、傘の雫がザックの底をベチョベチョにするが
容赦のない雨は バタバタ バタバタ♪ と まるでヨソモンを追っ払うかのよう。
ついに 土小屋までホウホウのテイ、、、
ふぅぅ〜〜 ずぶ濡れやでぇ (;´・`)
と、東屋に転がり込んでの雨宿り。
まるで スコール。
お食事 終わってたのが、せめてもの救いか、、、
と、思うまもなく薄日が射し みるみる黒い雲が 切れ、、、
クソっ! ワシの方が切れそぉ じゃ!
「お〜ぉ いい感じで 見えだしましたよぉ 石鎚山、、、」
白石ロッジのベランダから 高らかに響く声。
見上げれば 「展望台 無料」 の上に 数名の人影が、、、
階段 駆け上がって
宿泊客に混じりながら しばしの石鎚山見物に ウツツを抜かす、、
、、ことになっちゃって、、 (^^ゞ
「おーい 上がって来えへんのぉ〜?」
【いよいよ 石鎚山 (^o^)/ 】
翌朝5時
「もう 起きよかぁ」
起床時間には まだ30分も早いのに、
いつになく ハリキってるね! ミツ君 (^o^)v
そのネツの冷めん間に、ぬるい紅茶で、菓子パン流し込んだら
宿の裏手を山道へ。
しょっぱな合流点までが 低血 泣かせのキツイ登り。 (;´・`)
その後は ノリウツギ咲く なだらかな小道を 野の草にも囲まれ ゆったりのんびりハイキング。
昨日見た石鎚山は あの辺り?
、、は、なんとも重いモヤの中。 まるで どん帳下がってる って感じ (−_−#)
まさか このまま登頂かい?
の 右手 スパッと切れている 見晴らしスポット(やはりガスガス)を通り抜け、
ササの間を縫うように 再び樹林帯へと、、
と 突如!
おぉーーっ 見えたぁ!
の ド真ん前 なんと 凛々しい石鎚が!
スゴーイ! 良かった スゴイ! 良かったぁ〜 ここで熱い抱擁 とかはナイナイ!
「おい! 早よ 撮らんかい!」 と 言わんばかり
ガスを蹴散らし 石鎚山が 如何ともしがたい雄々しき姿を、、、 ヽ(^o^)丿
足元にはシコクギボウシ、クガイソウ、ツリフネソウも充実し、、
「ねぇ この白い花 何?」
「わぁ! ギンバイソウだよ。 でかしたミツ!」 と、ここで再び熱い抱擁 などもナイ!
もう すっかりゴキゲンさん♪
やがて、トラバース道の頭上
現れては隠れ 隠れては露になる 天狗岳の北壁の 荒々しい岩稜に
仰け反っては 奇声を発し、、、
矢筈岩 南尖峰 そして天狗岳、、、 展開される眺望に もう息つく間もなく、、、
ぎこちない木の桟道とか 落石注意のザレ場を通り抜け、
いよいよ夜明峠からの道 合流。
ここからは 知った道だよ。
が、たった2週間前とは すっかり様変わりしている植生にも 俄かに 心、奪われて、
鉄の階段 ゆるゆると、、、
花を撮るのに忙しく、ミツに先を譲りつつ
はて、あの人、人、人で大混雑 という山頂(境内?)で ミツがすんなり見つかるか、、、
と、その 石鎚山頂神社前 ベンチ
ポツン♪ と ミツが 座っとる。
「ありゃ 貸切?」
もしかして だーれも居らんやん キョロキョロ 私らだけやん、、、 ワーイ ヽ(^。^)ノ 早かったから?
と、ガスのかからぬうちに と、 荷物をデポし さっそくに天狗岳へと、、、
「行くよなぁ? 」
「・・・・・」
「当然 行く よなぁ?」
【そして天狗岳、、】
「大丈夫よ 迂回路 通るのよ。 見た目ほどにはキツクないねん ハハ、、」
と、鎖の岩場を慎重に滑り下り(!) 岩稜の馬ノ背は ササッ と通過、、、
西日本最高峰 天狗岳へと向かいます。
先行く人が チラッ チラッ
はて? こっち?(゚.゚)
この前は、人間の「数珠ツナギ」だったよねー
あぁ これだわ こっちが迂回路ね。
ミツは? あぁ 来とる来とる、、、なかなかガンバっとるねぇ。
「ねぇ〜 ちょっとここ 覗いてみない? 恐いでぇ〜 断崖絶壁や 足 すくむでぇ〜」
の岩の凸凹に 手をかけ 足かけ
ありゃ?
ふと見れば 傾斜した一枚岩に 貼り付いている自分。 そして、その下 崖(!)
ゲーーッ! 間違えた! (。。;)!
そろ〜りそろり と 平行移動。。。 (ー。ー;
ふぅ〜〜
ありゃ、、、ミツが こっちに向かっとる、、 \(-o-)/ 当然だけど、、
「ちゃうねん 下や! 戻って 下に降りてくれぇ〜」
と 喚き散らして軌道修正。
シュンマセン、、チョイ マチガエマシタ ゴメンチャイ!
おぉ! オタクの周り 虹が架かってますよ!
と、岩のテッペンから声 張り上げるオジサン
(゚.゚)? ワシ? (^◇^)/
という一幕もありましたり、、
どおにか こおにか 天狗岩 西日本最高峰 登頂 \(^o^)/ あぁミツも 来た来た。
で ありました。
「うぉー 石鎚神社も 見えとる!」
しばらく 最高峰 を味わって
タイマーで ツーショット カシャ♪ と、再度の熱い抱擁 は ナイの!
さらにクッキリ見えてきた 石鎚神社に引き返し、、
モチロン 往路は辿らず(笑) 慎重に、、、
向かう石鎚山頂で 風に舞う〜笛の調べは越天楽♪ 宮司奏でる ほら貝が、
静かな山にコダマして、、、
ピー ぷふぁ〜 ピー ぷふぁ〜 ♪
「オニギリにする? まだ だいぶ早いけど、、、」
【面河渓へ、、】
ただいまの時間 10時過ぎ。
当初の計画では 面河渓へ下って、3時半のバスに乗って 土小屋、、
バスに乗り遅れたら?
美川の町からタクシー呼ぶか、石鎚スカイライン 歩いて上がるか、、、
まぁ そん時は そん時やでぇ と 言うのは いつもミツ(!) 、、、なんすわ。
まだ時間あるしね。
と、言いながらも 売店で記念バッチ 買う間も惜しんで どんどん下るミツ
分岐は左折だよ。
「堂ヶ森 行かれるんですか?」
「いえ 面河へ」
「面河ですかぁ ちょっと遠いですよぉ」
にも怯まず、、、(笑)
シコクシラベの林 抜け まもなく道は広大な笹原に。
尖った岩が 天を指し、、、次第に頂上 白石小屋もクッキリ、、
傍にはシモツケソウや コオニユリ クガイソウもそこここに。
わーい こりゃエエでぇ〜♪
おっと! 崩壊現場もありますが、注意すれば大したコトじゃぁ ありません。
木の桟道を渡る頃には 弥山(石鎚山頂)が いよいよバーンと 頭上にフル登場!
ヤッタァー ヽ(^o^)丿
そろそろブナ林に変わってきたが、、
なぁ 愛大小屋とかは、まだない よなぁ?
、、、を だいぶ下った後 空き地にドカッと資材とか。
(゚.゚)?
「『愛大石鎚小屋』 ただいま、再建に向け、、、」 の張り紙。
ゲーーーっ! マジかい?
地図見れば
高々55分とあるキョリを なんと 1時間半以上もかけ ホイホイ下っとるワシら。
オマケに、コースのまだ1/5 くらいしか来てないし、、 (−_−メ)
えらいこっちゃぁ 大変やぁ〜
私、もう止まらへんよ、 待たないよ。
と 言い放ったら わき目もふらず 一心不乱 ダーーーーーーーッ!
イタッ! (>_<)/
踝(くるぶし)に チクッ と 刺す痛み
が、どんどん辛くなり、ふあん満面 蜂かしらん、、、(−_−#)
たまたまの水場で靴脱いで 足首ゴシゴシ、、 (ココが 霧ヶ迫の水場でした)
、、、自分だけ先に下っても ゼンゼン意味ないんちゃうん?
とか、かすめても もう足 止まらへんし、、、(^_^;
面河山は まだか まだか! (実際には もう山頂を左に巻いてる)
おっ! 瓶ヶ森だ! こんくらいは撮っておこう。 と、遠望 カシャ♪
夫の気配とかは、、? うーん カイモク、、、(-.-;)
と、ついに登山口まで 下りに下って
(まるで 六甲山 日の暮れペース、、笑)
で、最後の鳥居をくぐり抜け ようよう登山口着 13:25! 快挙!\^o^/
と、喜ぶまもなく 急いで 地図を広げてみて、、、
(゚-゚)
バス停まで ココから 1時間弱かぁ
何とかなりそぉ、、 ホッ♪
後はミツだな。
と、アンパン食ったり 面河渓プチ散策♪ とか ついでにストレッチも やっとこ。 オイチニー オイチニー
「うーん ミツ まだかなぁ〜」
「あれっ 昨夜 たしか土小屋に 泊まってはりましたよねぇ 今日は?」
「いやぁ あのぉ それがねぇ ダダダダダ、、、、、」
という ひとコマなども ありまして。
【面河渓を・・・】
14時キッカリに現われた ミツ君と、感激の熱い抱擁
「途中で ズルーッと滑ってさぁ、 杖でガッ! 支えたたら ペキン♪ もののみごと!」
「ハイハイ 拾った枝のコトね、、、」
って武勇伝も 軽く聞き流しながら(笑)
かの有名な面河渓を、ゆるゆると。
ポツ、ポツ やっぱし夕立も 時間どおりに降り出して、、
「乗っていきませんか?」
と、脇に スーっと 停まる さっきのオジサン。
「どうぞ 冷たいお水 飲んでってぇ 無料だし。 ちょっと待てば、バス停まで送りますよ」
との 親切な人々の送迎も 丁重にお断り申し上げて、、
遊歩道 経由。
ガスにまみれる幽玄の渓谷美 水入らずで 撮り撮られここで熱い抱
ギョー! ギンバイソウが アスファルトの道端に (。。;)!
バス待ちの 水 飲み干されて 雨宿り ザーーーーーーッ♪
【いよいよ瓶ヶ森】
宿舎の窓から 朝な夕なに バーンと見えてた瓶ヶ森。
生つばゴックン♪
本日 四国遠征 ついに最終日、念願の瓶ヶ森山頂を 極める時が、、 (^O^)/
しかし、申し分ない快晴♪ で
瓶ヶ森林道 区間通行止め情報も バッチシで (単に聞きまくった わけ)
早朝なら まだ工事前 だし (^_^)v
で、9合目の瓶ヶ森登山口まで 車移動。
「昨日 あーんなに歩いたのに ボク 結構 元気なんだわぁ」
(あーんなに って 全く大したコト ナイナイ!) とは口が裂けても、、、、 あっ 聞こえてる?
ガードレールの向こうに 凄まじく尖がった子持権現。
対向車の問題とかも 無事(何とか)クリアーしたし、、、
で、ボコボコ、ガタガタの駐車場 8:20着。
あれまぁ 下にデッカイ駐車場が あったやん!
を、見下ろしながらの炎天下、、、(;´・`)
朝露に 濡れた笹ヤブ 漕いで行く。
あぁ 膝までが もうすでに ビチョビチョ
どっちを向いても笹原で ふと ふり返れば 目映いばかりの石鎚が、、、
子持権現の 彼方に見えるは 今回 行けなかった筒上山か、、
と、今回の山が集大成。
最後のザレ場を攀じ登り みるみる広がる氷見二千石原
みごとなまでの 眼下 ドカーーーン の ササ原だ。
果てには 枯れた木 ショボショボ白骨林。
わぁ〜 ミツ ちーさい!
盛りの過ぎたノリウツギの中 どんどん高度を上げていき
ついに男山山頂 \^o^/
権現さん こんにちは!
おぉ! 林道が 向こうの山(寒風山方面)まで、つながってるでぇ〜
で ありました。
【気ままに瓶ヶ森】
尖った男山を後にして 前方 なだらかな稜線のテッペンにチョボ♪(祠)の女山を 目指します。
相変わらずの 笹 かき分けて 裾 ビッチャ♪
振り返れば何とも痩せた男山 それに比べて ドデーンと豊満 女山。
ま、夫婦のカタチも 色々ねぇ。
と、気ままに舞う蝶々を ドタドタ 追っかけはったり
自分が蝶に なってしまったり、、、(笑)
赤い屋根(白石小屋?)めざし 大道を道なりに
下る途中 恰好の岩場で ちょっとまた休憩。
「結局 誰にも 会わなかったよね」
と、下るに連れて ダイナミックな笹原の壁 高層になり、、、
キャンプ場の分岐は 見送って
「瓶つぼ⇒」 あぁ ココ ココ!
を、しばらく下って行きますと、
西之川への道すがら デカイ瓶型の穴に チョロチョロ流れ込む水が。
(゚-゚) な〜るほど これが「瓶」のイワレ かぁ〜
「おーい まだ先 かなぁ〜」
「ココだよーん 美味しいよ〜ん 水 飲み放題だよ〜ん」
駐車場へと戻る道すがら どんどん出会う人の群れ。
みんな そろいもそろって デッカイ水タンクやら ボトルやら、、
なーる! 区間通行止め 解除タイムだな。
あの関門をすり抜けて 地元の人は 「瓶つぼ」の 水だけをお目あてに。
駐車場にて ささやかな ティータイム。
何か やり残したコト ないかな?
うーんここで熱い
夕立 来ても イヤだしねぇ
コンビニでサンドイッチ とか?
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長らくのご拝読 ありがとうございましたぁ
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