12/16 (土) 晴れのち曇り  

旗尾岳・府庁山  標高640m 歩行時間(約)4時間30分  
Mちゃん チー

地図・・・・ ←  が 旗尾岳のアバウトな位置です。   
  
家7:15→(コンビニ)→阪急塚口駅7:34→梅田→なんば(南海高野線 急)8:12→天見駅8:47(トイレ 水)

天見駅9:00→旗尾岳9:50(5)→府庁山三叉路11:20(10)→鉄塔下12:00(昼60)→田山13:20→クヌギ峠13:55→千早口駅14:40


千早口駅14:59→なんば→梅田(買い物)→阪急塚口駅16:43→(買い物)→家17:00

電車賃 220+230+580 = 1030円 ×2 =2060

 今回は  スルット関西 3dayチケット 使用


行くことは 決まってるんだし、ちょっとくらいは 準備してたら?
と、いっつも思う 全然や 前々夜。

結局 まぎわのバタバタで Mちゃんに決めてもらってしまった
旗尾岳&府庁山

どこそれ? って感じで 引っぱり出したのが 例の「250の山」

ご存知でしょうか?
前回 三郎ヶ岳で 私らをキリキリ舞させてくれた かのガイド本です。
実のところ これしか 持ち合わせがなかったのです。
で、念のため 『金剛 葛城の地図』 も 入れておきます。

府庁山は、東と南側を 金剛山の南尾根が 囲っていて
地図上では <巡視路 ・ 展望 ・ 点線道>と、、  なかなかヨサゲ (^_^)v

そしてチーは、不調「フチョー」という響きに 特別の感慨を持っています。
お舅さんの仕事関係先が 「大阪府庁」 だったのです。
それがどうした、、 なのですが、、、(^^ゞ

さて ここでクエスチョン 「府の管理する山でもないのに 『府庁山』 とは 何で?」

正解は、府が70年間 ここの山林を借用して スギ、ヒノキの育生、管理をしてたからです。 
伐採後の2003年には、民間に戻されています。 

要するに 植林の山 ってこと?、、、 さーて どんなんかなぁ〜?  ふるぅー


 
すっかり「恒例」となった 電車の中の下調べ。
ガイド本「250の山」では千早口駅だけど、天見駅下車の方が エエんちゃうかな?
(↑ つまり 信用してない。)

とか、思っていたら
河内長野駅で Mちゃん 横の扉から 

「おはよう!」
「あれまぁ!」 (^^)/

いつも待ちあわせても こう上手くいくもんじゃぁ ござんせん!(笑)

「あのね 降りる駅だけど、、、」

あらっ お互い 同じ事 考えてたのね。  ( ^^)Y☆Y(^^ )
と、すんなり 天見駅 下車。

「あぁ〜 帽子ない! 駅のベンチだわ (。。;)」

ってな プチハプも 河内長野駅直通のインターホン で ことなきを得 (^^)v

踏切を 渡って、、
あれっ こっちかな? 

「すみませーん 天見富士 いや旗尾岳は、、?」
「、、、んなもん すぐ そこじゃ!」
と 庭先のご夫婦。

ははぁ〜〜 m(_ _)m m(_~_)m

プラットホームの裏手 カエルの置物(?)の所で右折し 道なりに植林帯へ。

<橋 を渡る> と書いてあるけど、、
橋 橋 橋、、あった!

やっぱ 「250の山」コピーも ポケット 入れとこーっと! (笑)
めっちゃ ローカル♪ めっちゃ ハデ (^_^; カエル? いや!行くよ 渡橋 分岐

舗装路が 落ち葉の急坂に
それが、だんだん狭く、、 急登、、 激登に、、、 

ぐわーん♪  なんじゃ こりゃ  (´〜`;) 

置物カエルの所から 30分くらいで
鉄塔#6に、ひょっこり 飛び出しました。

わぁ 山 見えとる、、、テッペン 禿とる、、、
ってことは 岩湧山?  

右側から上がって来てる道には 「平成20年まで通行中止」 と ガイドどおり。

山座同定 楽しんで、
その先 5分ほどのところが 旗尾岳

ははっ すんなり登頂ですわ。 (^_^)v
、、、は、展望とは無縁の 鬱蒼とした木立ちの中。

さて 次 行きましょか。
あら 下るんかいな、、、
急登、、 激登、、、 #6 鉄塔

旗尾岳 

道は、下った と思えば また登り また下り また登り、、、
木々の間に間に これから周る 午後の紅茶尾根。 

鬱蒼とした樹林帯 
すき間を埋めるミヤマシキミの赤い実、、中には蕾のも。
こりゃぁ リースに もってこい♪ 
、、、とか 季節がらだし 思うけど、、、何しか 『シキミ』 ですからねぇ。(笑)

旗尾岳から 1時間弱で ひょこ。
またまた出ました 鉄塔の原っぱ。

おぉ!
今度は 街が見えている。

電線が あちらの尾根まで ビロローーーーーン
それが途中で ペケポンして、、、
尾根には鉄塔が ポツン ポツン。 

「絵になるよねぇ。 あっちの街は 狭山市 かなぁ?」

「・・・・・」
「ねぇ Mちゃん! Mちゃん? Mちゃーん (^_^)」

下ったり 登ったり、、 午後の尾根 ミヤマシキミ ガイド本 熟読中、、、


陽だまりの、この原っぱで お昼?
とか 思いましたが、、、 何しか まだ10時台、、、

と、鉄塔の右側を、、 下り(!)ます。 そう またまた下るのです。
鞍部に着いたら また登り、、、やれやれ、、、

さっきから/\/\/
こんなんばっかり やってますねん、、

おーっと 展望や!
いきなり 右側が スパッと開けて それが谷へと落ちている。
冬枯れの草原に 揺れてるススキは 黄金色♪
えぇじゃ〜ん♪

正面の山 あれ 一体 どこだろう? (゚.゚)(゚゚)
背後の岩湧山だけは 分かるけど、、

たしか 金剛山とか 見えてくるはずなんよね、、、
と、金剛山を本拠地にしてるMちゃんに。

が!

えっ 金剛山が見えるの?
えっ 金剛山が見えるから 来たんじゃ ないの? 
 
(゚.゚)(゚_゚)

ハハハ (^◇^))^o^(

ま、ええでしょう。 と、ここはやっぱし 
磁石だ 地図だ あれ見て! これ持って! と やりました。(笑) 
ススキも コウヤボウキも 

あれかなぁ?

クリックしてね (^^)/

ビューポイントだよ〜


この辺まで来ますと この山の感じも 大体 わかってきました。

つまりここは、ほとんどが鬱蒼としたスギやヒノキのアップダウン 
それに、時たま 「展望」 のご褒美。

ガイド本には「迷いやすい」とか ありますが、 
どちらかと言えば 「迷いやすい」のは その文面の方(!)でして
道自体は、踏み跡、道標とも、全くノープロブレム。

言い換えるならば、本を見なけりゃ 「迷わない」 (^^ゞ

さてっ 
展望のきいた ススキの斜面をワシワシ登った先が 府庁山三叉路
休憩には、格好の小スペースです。

右へ行けば 「十字峠からダイヤモンドトレールに」
左へ行けば「府庁山に」

えっ じゃぁ ここは 府庁山じゃ ないんだ。
そうですね。山頂は、もうちょっと先のようです。

今 11時半。 では ここでお昼? とか、また かすめますが、
さっきから 雲がだんだん厚くなってきてますし

それに 見て!見て! 
<稲村ヶ岳が見える> って 書いてあるんだわ ここ。

(゚゚)(゚.゚) マジ?

あはっ そんなワケ ねえじゃーん! (^^)(^O^)

いや、ひょっとしたら 見えるかも、、 

と、まーた ガイド本に 胸ふくらませちゃって、、、、  あぁ〜ぁ 
だって 稲村はMちゃんと 最初に登った山 なんですもん。

よっしゃぁー 行くで!
あいよーーー 

、、と、尾根道、、

で やっぱり予想どおり 「府庁山山頂」 最高点 というのは ほんまの道端。
木の枝に 「府庁山」 っていう板が 結わえ付けてあるだけ。

なーんだ! と、ガックリしているMちゃんを 叱咤激励(笑)し

またまた下っては登り、、 下っては登り、、、

稲村ぁ〜 稲村ぁ〜 まるで呪文のよう、、、
稲村ぁ〜稲村ぁ〜 いなむわぁ〜 いなまうわぁ〜 (←イナバウアとちゃうんか?)

あぁ お腹 空いたぁ〜
こりゃぁ やっぱ ダメかも、、

だって、さっきからずーっと 見晴らしのない、若いヒノキの山林だし、
道は だんだん北に 回りこんでるみたいだし、
お腹はグーグー だし、、、

もぉ 稲村は きっぱり諦めて
次の鉄塔に着いたら お昼にしようぜ!

で、それからは
鉄塔ぉ〜 鉄塔ぉ〜 と またまた呪文を、、、(笑)

こうして哀れなチーは、枯れ木という枯れ木が ぜーんぶ鉄塔に 見えるてくるほど
ヨレヨレ〜 の フラフラ〜  (´〜`;)
府庁山三叉路にて 道端の最高点 ツルリンも!  鉄塔ぉ〜 鉄塔ぉ〜

ウゥーーーーーーーー♪ 

正午のサイレンと共に 幻覚ではない ホンモノの鉄塔広場。 着いたぁー(^O^)/
バタッ♪

と、倒れ込むように 敷いてもらったシートにへたり込み もう貪(むさぼ)るよう、、、
あっ 味噌汁やわ! そうでした。  ちょぉ待ってね。

そして食後には 当然! お菓子大会 みたいな、、

「ねぇ あれ 金剛山じゃない?」
「そぉ?」

今日はどうも 押しが利かない ようですので(笑) 次 行きます!

と、ヒノキの美林を10分ほどで 次なる鉄塔。
おぉー!
こんどは 前方に 富田林市街がバッチリ♪です。

あっ あそこに PLの塔が!
ほんまやぁ〜!   (^_^) ホッ♪


鉄塔レストラン なんで あれが金剛山? その次の鉄塔 PLの塔

この鉄塔のすぐ先が、田山山頂です。
田山?  山田のマチガイ?
 
ま、 次 行きます。(笑)

そのすぐ先が、またまたビューポイントで 眼下一望 \(~o~)/
右手には、ダイヤモンドトレイルの最北端。

、、ってことは 二上山かなぁ? 
でも 残念ながら、今日は ちょっと無理ですね。

だって 低気圧がガンガン迫ってて もう かなり靄ってますし
頼みのMちゃんは 今 冬イチゴに ハマってはりますし、、(笑)

と、思い思いの原っぱを満喫した後
いよいよ ヒノキの美林の結構な激下りを ズンズン ズンズン♪ 

、、、と 下りきったところが クヌギ峠

ここも道標完備なので 安心して「千早口」へと 向かいます。


「股覗きしたら山田?」 「いーや!」 クリックしてね (^^)/ ノリノリ♪ Mちゃん 左折して 千早口へ

クヌギ峠の先を15分ほど下ったら ひょっこり車道に 飛び出ました。

本日 天見駅からにしたのは ここの分岐がややこしそうだったからで

千早口から来られる場合は 南河内グリーンロードを20分ほどで
正面に倉掛トンネルが見えたら、
右手 木立ちの中に ここ、府庁山の登山口があります。
目印に 「延命寺」表示も ありました。

駅へと向かう道すがら 2、3本の分岐(関電道)にも 出合いつつ
安産 縁結びにご利益があるという 猿田彦の塞ノ神にも参って、、

「すいませーん。 この道からでも 駅に行けますかぁ?」

と、今日 出会った二組目の方に声をかけ 
明るいうちに千早口駅へと向かいます。



「延命寺」の表示 木立ちの中にある 塞ノ神 千早口駅 帰着!


※ 蛇足ですが この山のガイド本には 「大阪府の山」(山渓)が オススメです。


画像提供 ありがとう! 来年もよろしくね(^o^)/ 

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