12/23 (土) 曇りのち晴れ 

ベンケイ & 御所平    標高850m    徘徊時間(約)6時間 

しろくまさん ・ チー 

地図・・・・ ←  印 ベンケイの大まかな位置

家5:40(車)→しろくまさん宅→(コンビニ)→豊中IC6:07→栗東IC6:50→R1→(コンビニ)→(猪鼻左折)→惣王神社 8:10(トイレあり)

惣王神社8:25→ベンケイ9:30→舟石(10)→御所平・最高点11:00→原っぱ11:30(昼50)→舟石(5)<迷>→ベンケイ→惣王神社15:35


惣王神社16:05→(コンビニ)→栗東IC17:10→豊中IC18:00→しろくまさん宅→家18:50

高速代  2150円 × 2 = 4300円 


ガソリン代  約1890円


翌日はクリスマスだし、近場の軽め
と、しろくまさんに お願いしてたら 候補の中に 『ベンケイ』 

「それ! それですよ!」 
と、やっぱりいつもの ウケネライ に走ってしまったチー。

「じゃぁ チーさんも 下調べ しとってくださいね」
ガーン♪

でも、そこはオトナだし、、さっそく 『ベンケイ』 の検索エンジン。
けど 引っかかってくるのは 「ベンケイソウ 冬越しの、、」

「うーん もしや 迷路迷路の、メロメロコース(?) では、、
とか、妄想もぉそぉとう(も、相当?)なもの、、

「大丈夫ですよ! ピストンすれば」 

「アハッ そうかいそうかい (^_^)v 、、んじゃぁ ラーメンでも作ろうかい」


始発2本目で 出没したしろくまさん。
さっそく買い込んだ朝の三種のフルコースパン ペロリ♪ 
多忙とはいえ 今日も 絶好調のご様子、、 
栗東インターは 三上山の手前で あっという間、、
そして 国道一号線へ。

さすがの東海道
コンビニだって よりどりみどり (^_^)v 

「私 目入れたいし、貴方も 何か 買うでしょ?」
「それは 何か買え ってこと ですね?」 ← (!)
一__一一  今日の三上さま

左折分岐をうっかり見落し Uターンとかして(^^ゞ たら
目的地の惣王神社(黒滝村)には、8時過ぎ着。
それソウオウ(=相応)の時間に。

準備してると デッカイ車が横付けしてきて オジサンたち どやどや、、、

(゚゚)(゚_゚) ペコン♪

そこへ 犬を連れた爺さまなども こつ然と現れて
「登山口やったら、境内の脇にあるから、、」

ははぁ〜 <<_ _>>

なんか「ベンケイ」って えらいメジャーなとこ なんですねぇ。 
(゚.゚) うーん

鳥居をくぐって 石段上がって、、 

「あらま こんなところに!」 
と、教えてもらってても 想定外の「登山口」に ちょっとドギマギ♪

その感激も覚めやらぬ間に
灯篭の裏手の斜面を ガシガシ やり始める、、、

のっけから急勾配
植林 越せば 見通しのきいた 鹿避けフェンス。
それから植林、、 またフェンス。

この辺りは いわゆる鹿の居住地域なので、かのフンチャンとか
食べず嫌いのトゲトゲ草とか 食べ残した枝の残がいとか、、、
、、、そういうもん しか! 残っていない。 

ちと 異次元空間です・・・
神社前の道標

(注)ネズミではありません
取り付き だす。 シカ避けフェンス 能登ヶ峰の稜線

フェンスぎりぎりをへつったり 
崩壊してるヤセ尾根を、しどろもどろに 伝ったり しながら 
やっと やっとの雑木林。 
落ち葉踏み踏み テープ拾って 右往左往。

大して迷うよう でもないですが、 時おり ヒラヒラ はためくテープ
そんなものに 時めいてしまってる自分 って、、
もしかしたら テープフェチー (●^o^●)

雑木と植林のハザマを縫って、急登は続くよ どこまでも♪ 
フーフー へーへー

あぁ〜 ベンケイ どこに  ある。
ベンケイと云うからにゃ きっと 牛若も おるんだろ、
やっ ベンケーシー だったりして、、

、、、とか 貧困な発想が フツフツする中、 
ついに ベンケイ山頂 ヽ(^。^)ノ  けど、、

フーン (゚.゚)
いわゆる 何のヘンテツもない ただの木立ちの中ですな。

ムロン 牛若とか 「石」(←ベンケいし と云いたい) さえも 見つからず(^_^;
そこへ 朝のオジサンたちも追いつかれ
やっぱり この「ベンケイ」に いささか落胆のご様子、、、

ここはすんなり お譲りして 先、行きます。

一旦下って はたまた急登。 
途中、安楽越ルートと合流しつつ まもなく舟石。 

下界では扱いだったのが ここでは「舟石」と  に格下げ(?) しているのは
「ベンケイ」への ささやかな 気くばりでしょうか、、


土山町方面 牛若とベンケイ? こんなとこ 分岐 すぐ。


さっそく 船の形をした石に乗船(?)し 
好展望を楽しみます。
正面に 伊勢湾側。 左手には 鈴鹿の大御所の山々が、つらつらと。

南に目を転じれば 油日〜高畑ラインも 脈々、、
でも こっち方面は 何が何だか?  
で ここは ちょっと 見て見ぬフリ です。 (^^ゞ
だんだん 雲っても きてますし、、 

ーーーー ーー ーー


ふと気づけば さっきのオジサンたちも到着され 
狭い船室は 目下、満パイ状態。 
で、再び ここも譲って、先へ、、

しかし、こういう 追いつけ追い越せ みたいなことを くり返していたら 
刑事と凶悪犯 ってか トムとジェリー になったようで 何やら落ち着きません。

で、
途中 衣服調節と称し オジサンたちに 先へ行っていただきます (^_^)/~

しかし!  しかしです!
オジサンたちは またすぐ先で チーたちを待ってはる ではないですか。

あのぉ それって いくらチーが美しいからといって、、 
ねぇ ねぇ ねぇ、、
で、思わず ムッ♪ っと なっちゃいました。

オトナ気ないですが チーは そういうのが またすぐ顔に出るタイプ。

で、その ムッ♪ 
という「顔」のまんま オジサンたちの中を、ズカズカ、、 
これが かの有名な 安宅ノ関 ですな。(?)

幸いなことに オジサンたちは、美女の気持ちのワカル というか
空気のヨメル お優しいお方 ばかりで

それからは 急きょ ナリをひそめられ きっぱりと 別行動、、、
すいませんね  オジサンたち。

えっ! もしかして あの時 チーのオメメからは 
いつも ミツをカッチンコッチン♪ に している <スペシューム光線> が 
瞬間的に 発せられていたのでしょうか、、、

もしそうだとしたら、、、
オジサンたち。  ほんとに ほんとに ごめんなさい。 m(_ _)m




さて、話を先に進めましょう。

その後 森林を抜け 「←御所平」 に従えば10分ほどで
右手 スパット切れ落ちた絶壁。 おぉ! ええじゃん♪   です。

で、さっそく しろくまさんと二手に分かれ
アクションドラマ 「ここと思えば またあちら♪」 を演じます。

そして その先 左手には ミゴトな笹原 奥にベンケイ

ヤッタネ! ってな景色が、、、

と、ようようここらで 御所平 っぽく なってまいりました。

鹿の餌食になってしまった 哀れな 真ん丸ツゲの オブジェの生えた
短いササ原を登りきると

おぉーーっ
そこは ドドーー♪ っと広がる 稜線の笹原。 

道標こそ 見当たりませんが 832のミズナシ
、、かもしれません。

ドテっ♪ 「縦走路」も 噛んでいる… ツゲの オブジェ 短いササ原、、、

短い笹の稜線に付けられた細道が 奥の 方へと続き、、
ムリヤリですが、この辺り ちょっと「松尾芭蕉」(?) ってか、、、 
三十三間山にも 似ています。    

さすがは 鈴鹿の奥座敷
正面には 鈴鹿のお歴々が ドカーン!
残念なことに やっぱりガスで 鎌、御在所岳までが 限度 → 

うっすら イブネもか? 
ま それは 見えない方が幸せ という人もいます。(笑)

左には 能登ヶ峰の稜線も連なり、 「構えーーっ!  ズドン♪」
とか 鹿 撃てそう。  イテッ♪\ー。ー)

御所平850m(最高点) までたどり着いて、 
さらに続いている稜線の向こうにはヨコネ
その奥には 仙ヶ岳の双耳峰も、、

そういえば 7時に安楽越を出て
仙ヶ岳まで ピストンしてきましたという めっちゃ健脚なカップルにも
先ほど お会いしました。

西からの寒風が 時おり襲ってきて ブルっ♪

あっ 話し声、、、
さっきのオジサンたちが 木立ちの中で 風を凌いで お食事中のようです、、

で、私たちも ここを 今日の〆とし
少し戻って 東向きの暖かい斜面にて お昼にすることにしました。




今日のラーメンは ラー油が決め手の カロリー高め
、、で、オニギリとかは なし です。
その代わり、しろくまさんの デザート とかは アリ♪ でーす。

ザックをかき回して しろくまさん、、、

「あぁ〜〜っ! ない オニギリ忘れたぁーーー」
「まぁ でも 今日はラーメンだけでも 結構 ボリュームあるし フフフ、、、」

「それが ないんですっ! みたらしも、、」
「なぬっ!」 ジロッ♪

「おまんじゅうも、、、、」
「なにおーーっ!」 ギロッ♪ 

「あぁー ティーパックだけ 持ってましたわ、、」
サウジアラビア イラン!」

あぁ なんと、恐ろしい会話 でしょう、、

「あっ チ チョコパン ありましたぁ はぁ、、、 \(~o~;/

と、なんとか 間一髪 セーフ ヽ(^。^)ノ
、、、みたいなお昼が 展開する中 
その後ろを オジサンたちが スタスタ 帰って行かれました (^_^)/~


鹿の楽園 飽きない景色 アセビ畑 食前 & 食後

、、、と、そのちょっと後の 出来事です。
さっきまで どんよりしていた空に みるみる 青空が広がりだし
山々の景観を遮っていた 雲やらガスやらも どんどん どんどん 消え去り、、

いやぁ 実のところ 予報では晴れ でしたから
今日の雲りは 誰のセイ? みたいな不穏な食う気 空気が流れていたのです。

今、分かった! かも、、、 もしや 雨男は オジサンの中の どなたか?
いやいや
オジサンたちも もう少し ここに居らしたら 
このスバラシイ景色が 楽しめたかも しれなかったのに、、、

と、思うと チーは 申し訳なくて 申し訳なくて、、
未だに 思い出しては 涙ぐんだりしています。 
もっとも こう見えて かなり忘れっぽいタイプ なのですが(^^ゞ

それで、 ここからは オジサンたちの分まで 
しっかりと 展望を楽しんで帰ることに しました。

オジサンたち!
もし 「チーの山行」 を ご覧になっていらしたら 
ここの画像で 少しだけでも楽しんでって 下さいませ ねぇ。  m(_ _)m

カイテキ 稜線♪ クリックしてね! 御所平 だよーん♪ バック 綿向山

日のあたった冬枯れの「山の色」は これまた格別で
スタート地点の神社に戻る道すがら あっち立ち寄り こっちみちくさ、、、

次来る時の 下調べ ってか 高所恐怖症ガマン大会
、、、みたいなことを 手当たり次第に やりながら

すっかり気分は アミューズメント*カップル♪ 

あっ そうそう!
舟石からすぐの 右折分岐を見落とし
そのまま10分ほど 安楽峠方面に 直進しちゃいました。
程なく GPSに 助けていただき 事なきを得たのですけれど、
あっちも ケッコウな急登コース でしたよねぇ。 

さて 待望の(!)車に戻れば 
みたらしダンゴやら お饅頭やらが 私たちを待ちわびてくれて、、、ルン♪ 
そんなささやかなプレゼント♪を 置いていてくれてたしろくまさん 

ほんとにどうもありがとう! (それだけかい! みたいな、、、(^^ゞ

かくして 我ら尼コンビ 一年の〆にふさわしい山行も、
ようよう ハッピーエンドを迎えることとなりました。

これも ひとえに 応援くださった皆さまと、お優しいオジサンたちのおかげです。

ただひとつ 心残りといえば、、、

一夜明けた クリスマスのキャロル 本番で
ちょーっと 遊びすぎちゃったよなぁ。

、、、ってことに 「後の祭り」チックに 気づいてしまった(!) ことでした  (^^ゞ


奥に ベンケイ
鬼ヶ牙 キック♪
ザレ場の岩場
ベンケイ と くま若(!)
舟石
クモの怪談! 階段♪

運転 画像提供 ありがとう! 
 来年も よろしくね!  (^_^)/



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