… 年忘れ 一泊山行 ・・・
12/31 (大晦日) 曇りのち晴れ
犬鳴山(高城山・天狗岳) 標高649m 歩行時間(約)5時間40分
ミツ ・ チー
地図・・・・ ← + が 犬鳴山 アバウトな位置です。
家7:10→(コンビニ)→JR塚口駅7:37→大阪(関空快速)→日根野(南海ウイングバス)9:01→犬鳴山バス停9:15(トイレ 水あり)
バス停9:30→(参道)→行者ノ滝10:15→(行場)→高城山11:55→林道出合(昼30)12:45→(コッシキ谷)→不動明王像13:30(10)→燈明ヶ岳14:10→経塚権現山→天狗岳14:30→(ピストン)→不動明王像15:20(20)→バス停16:10
犬鳴山バス停16:17→JR日根野16:38(紀州路快速)16:52→JR和歌山17:15→(買い物)→ホテル18:30
バス代 410×2 = 820円 ×2人分 =1640
年末年始 京阪神 乗り放題きっぷ(1600円) 使用
「今年は 和歌山 なんだけど、、」
ここんとこ 年末じゃにぃジャーニー (?) と称し
「大晦日家事年忘れ 一泊旅行」を 企てているチー家。
セレブなカップル とは 聞いて呆れる
その実 中身、ビジネス泊のコンビニ晩餐 ( ^^)Y☆Y(^^ )
だったりするわけで、、、
そこはまぁ
「ボクって なんて 嫁さん孝行かしらん (^ー^) 」 とか、
本人が思っているのだから しかたがない。
今回 和歌山界隈 ということで 白羽の矢が中ったのが犬鳴山。
まさに 戌年 ギリギリセーフ _(^O^)_
これで我らの 人生設計も 安泰よねぇ (^_-)☆♪
、、、と いったところでしょうか、、、
↑ 犬鳴山とは、、 |
犬鳴山は、大峰山より6年早く開山された「義犬伝説」で名高い修験道の聖地 大蛇に噛みついた猟犬が命を落としながらも主人を救ったその義勇を弔ったことによる。 「犬鳴山」という名の山はなく、行場、霊跡、不動谷の渓流美を抱えた寺の山号。 麓には「犬鳴温泉郷」もあり、多くの人に親しまれている。 |
JR ⇒ 南海バス と トントン拍子に 家を出てから2時間余。
いまだメガネ というイデタチのチーは 洗面所探しに ソワソワ、、
バスを降りた その ど真ん前が 「WC」 ドデッ♪
やっ! 犬鳴山だけに もしや「ワンワンセンター」(=WC?) かも、、
なーんて 案ずるまでもなく推薦水洗トイレ 随所に。
大阪府下最大のスギの巨樹 って どれだろう
と、 石畳の参道を やがて 渓流美の七宝滝寺へと ズンズン。
橋やら滝やらを ぬいながら、道はさらに 「霊場」っぽく。
山門くぐれば 幟(のぼり)はためき 右や左に祠やお堂。
「写真とか、、もぉ いっぱい撮ったよ なぁ、、」
と思う頃 ようよう かの「義犬の墓」 が左手に。
こーれーはー 見逃がす かも、、(^^ゞ
その先にもまだ ハタハタと はためく幟に導かれるように
駐車場をやり過ごし 巨大な不動明王像の広場へ ようやっと到着。
バス停から かれこれ40分。
ミツさま ごいっぷくの間に 正月の飾り付けで慌ただしい広場を突っ切り
午後に予定の燈明ヶ岳 取り付きを 確かめておくという周到さ。
さすが 内助の功 ですな。
(※ 取り付きは 広場の右手奥、鳥居の隅です)
さてっ ザック担いで 行きまっかぁ〜 (^O^)/
今日の「行場コース」 取り付きは 本堂の中を通り抜けた先
行者ノ滝 左手
赤い鳥居をくぐった所から いよいよスタートします。
けど もうすでに ちょっと お疲れモードですね。
なにせ、今までも かなり盛りだくさん だったものですから、、、
やっぱり 霊場は 暮の片付けをバタバタやって
駆け込んでくるような所では なかったような 気もします。 (^^ゞ
とにかく! 行場に向けて 戦闘開始です!
鳥居 くぐって ガンバレ ミツくん (゚-゚)/
いきなりのクサリ場は おぉ 地獄岩!
ちょぉ もうイッペン!
あの、、慣れないもので 何度か撮りなおし しました、、 (@_@)/
その先にも行場シリーズが どんどん続く、、、はず、、、ですが、、
あれれぇ?
続いていくのは ただの落ち葉の急登坂
ゼーゼー ハァハァ、、(;´・`)
おかしいなぁ〜
あっ あった! ありましたわ!
蟻ノ戸渡り 道標。
けど、、、
なんで下るん? と、崖に垂れた ロープ見下ろし、、、
ははぁ〜
どうやら 飢餓岩、蟻ノ戸渡りと 難所をうっかり見落としてしまって、
ただ今 蟻ノ戸渡りの上まで 来てしまってる みたいです。
ま そういうこともあるでしょう
で、し〜かたがないので♪ヤギ蟻ノ戸渡りは
登るカッコウ だけに しておきます。 (^^ゞ
、、と 色々ありまして、、、
行場の趣向(?)に イマイチ ついていけてない二人です。
たぶん 毎日の生活が すでに「修羅場」 しているセイ でしょう。
その後 西の覗きは 女性陣もOK覗 ♪
さすが! 大峰山より6年先輩 です。
遠くに どこぞの海もチララホララしてます。
わーん 危ないよぉ〜 (゚o゚;
役行者、山上大権現が祀ってある祠群を 過ごすと
いつの間にか 行場は 終わってしまってまして、、、(!)
その後は 落ち葉の急登 続きです。
この辺りからが ようよう 「山登り」 って感じですね。 ルン♪
ウバメガシやら リョウブの林
それが植林に変わり
登坂が いよいよ穏やかになったところで
小スペース 「高城山」
わぁっ! つーいーたーよーーーーん ヽ(^o^)丿
展望なし でも、とにかく今日の最高峰です!
で、ミツの到着を待ち ツーショット そう! 久々の ツーショットですわ ハハ。
カシャ♪
うーん もう一枚! カシャ♪
イエーイ♪ ミツくんも ノリノリです。 ヽ(^o^)丿ヽ(^。^)ノ
なだらかな雑木の中を 5分ほどで
「←犬鳴温泉」 「五本松→」 の分岐。
、、、は、四ツ辻になっていて・・・ 「あっち↑高城山」 あり? (゚.゚) なんでや?
だって さっき「高城山」 が 終わったばっかりですよん。
と 謎が謎を呼び 事態は迷宮入りか・・・
首をかしげながらも 表示通り 「↑高城山」へ、、、
「こんにちは(^^)/」
「あぁ どうも〜」
「この山って展望ないんですね。展望の山頂を期待してたんだけど、、」
「はぁ、、、」
いやぁ〜 世間には おられるもんです。
私らみたいに 戌年の大晦日に 辻褄を合わせにきた ってカップルも。
ハッハッハ (^◇^;
ヘッヘッヘ、、、
やれやれ、、
お分かりでしょうか、、、
もうすっかり 冷めちゃいましたが 一応 「ここ山頂」 のツーショットの方も
撮っておきますわ ね、、、 (^_^;
さーて 気を取り直して
私たちは 展望のきいた所まで行き
「お昼」 にすることにしました、、 (^_^)/~
なんしか ただ今 「急性・山頂トラウマ」 なもん ですから、、、(笑)
待望の展望は さっきの四ツ辻から 「←犬鳴温泉」へ 2、3分下った所と
その先の林道出合 の2ヶ所にあります。
チーたちは、日当たりの良い 林道出合の方を 選びました。
、、、でも まだ 曇ってて 薄ら寒い ですけど、、、
まぁ とにかくメシです。
今日の目玉は 何といっても 新品シート。
実は、昨日 大掃除中に 偶然 見つけたのです。
大掃除も たまには やっとくもんです。
今までのシートは 「ビニール風呂敷」でしたんで
これは ちょっとした格上げ です!
そこで 尼オニギリと尼湯の味噌汁。
まぁ 我が家にしては これだってリッチなモン ですわ。
リッチといえば、展望の林道すぐを 左、樹林帯に入ると
沢の水音 心地よ〜い コッツキ谷
いよいよ太陽も輝きだして スギ木立ちを ミラーボールのように照らし、、、
「ねぇ ここって チョー 森林浴やねぇ〜」
と、ルンルン♪ ミツくん。
、、、のように 独り イッテしまってる夫を眺めるのも
我が家的には リッチなジャンルです。
それから、近畿自然歩道に出て 「犬鳴山バス停→」に従うと
やがて 道なりで 不動明王像の広場。
ということで ふりだしに戻って
ここで一旦 小休止と なります。
不動明王広場のベンチで すでに お産直後の顔つき(?)をしているミツを 駆り立て
第二段 行くでぇー!
対岸の燈明ヶ岳へと 広場の右奥から 入っていきます
いきなりの急登。
点在する古風な石仏が 霊場ムードをアラタカに、、、
朝の行場よりも はるかにシンプルでエエ感じ♪ です。
15分ほどで 裏行場の鳥居 「蛇腹→」 ですが
今日は、安全策をとって
左 登山道を選び 坦々と 激登りに堪えていきます。
プゥ〜〜 プゥ〜 プゥ〜
広場で 机を移動する音でしょうか?
いえいえ ほら貝です!
高鳴る ほら貝の音に励まされながら
急登を ジグザグ ジグザグ、、、
でも、直登は避けて 右のマキ道にしましょう。
と、気くばりも忘れず
不動明王さんから40分ほどで 燈明ヶ岳 祠。
おぉぉーーっ 六甲の山並みが 見えとる やったね! \(^o^)/
、、、とやる前に、祠をぐるっと一回り。
まずは 山頂表示の確認 ですね。(笑)
そう! ミツです、、、忘れとったわ。
ダダダダダーーーーッ!
「ねぇ〜〜 こっちだよーん 来てるぅ? 燈明ヶ岳 着いたよーん (^O^)/」
「ぼく そこで 休憩してるよ、、」
「ホ〜イ」
、、、というわけで ザックとミツを残して
左の急登から さらに取り付き やがて それがなだらかな稜線に変わり
まもなく 経塚権現山の祠に。
そのまま 落ち葉踏みしめ サクサク道なりで 「大天上岳→」 の三叉路。
表示のない側(右)へ折れ テープを拾って 5分ほど登ったところが天狗岳。
ホッ♪
やっと ユニークな天狗さまに オメモジ 叶いました。
天狗岳を直進すれば 「バス停→」 という道標も ありましたが
さすがに 山に 夫を捨ててはいけず
天狗さまにお別れを告げ 急ぎ 燈明ヶ岳まで。
おぉ ミツが フードを被って ブルブル青い顔を しておる!
m(_ _)m お待たぁ〜
その傍らには カップルの山伏さんが 新春のご準備中です。
海の安全を願う 燈明ヶ岳は 海側を向いて祀ってあり
「ちょうど 関空の向こうが 神戸ですわぁー」
と、山伏さんから 教えていただいて、、、
あぁ〜 神戸ぇ〜♪
と、ふるさとの山を 思います。
ほら貝のデュエットが 格調高くコダマする中
往路を滑らないように 辿りながら
来年こそ チーも 格調高いホラが 吹けるようになろう!
と、心に堅く誓う ので ありました。
年が明けて元旦・神戸へ ただ今 準備中です。