3/4 (日) 晴れ 

霊仙山    標高1094m   歩行時間(約)6時間 
しろくまさん  Floraさん  チー 

地図・・・・ ←  アバウトな広域図

        ← 霊仙山周辺   辺りが近江展望台  

家(お迎え*しろくまさん)5:20→しろくまさん家→(コンビニ)→豊中IC5:50→多賀SA→彦根IC7:00→(コンビニ)→今畑7:40

今畑7:50→汗ふき峠8:30→五合目(10)→お猿岩→お虎ヶ池→経塚山10:15(15)→霊仙山三角点10:50(10)→最高点11:15(昼60)12:15→近江展望台13:40(10)→今畑15:20


今畑15:50→(コンビニ)→彦根IC16:25→多賀SA→大津SA→豊中IC18:05→しろくまさん家→家18:40

高速代  3200円 × 2 = 6400円 

ガソリン代 = 1732円


先週の 『極寒・明神平』 以来、すっかり花モード♪ の しろくまさん。
ま、二人だけなら 山も日にちも どーとでも、、

けど、
せっかくだ、と リクエストの多かった「霊仙山」メンバーを 募ったら
「日曜ならOK」 と、Floraさんから 嬉しいレス。

では! 
と、決定したとたん 日曜日のお天気が 俄かに好転 ヽ(^。^)ノ

<まじめに仕事してたら 晴れる!> 

、、とは しろくまさん的格言(?) ですが
それを実証したのは やっぱ Floraさんでしょう。 
何しか 2ヵ月半も 山に行かず、働いてたって話です。

「あーっ ボクだって!」 なの? ハイハイ。 


ボクだって! (−。−#


「あらっ Floraさんから 電話かかってた みたい、、」
「寝坊だろうか、、ドタキャンではないよ、、」

、、、と、高速。コンビニを経て、車はやがて圏外地帯へと、、

「あっ 居た!」
「早く 着いちゃったの〜 おひさ〜」

と、予定より30分以上も早く 全員集合(!)し
雪もなく 寒くもない廃村を さらに奥の落合集落へと、、 

Floraさんとは 昨年 『藤原岳のフクジュソウ』 以来なんですわ。
はは オドロキやね!
ま、三人寄れば毎回 バッチシ、花モード♪ なんですけど、、

・・・・

「もうちょっとで 汗拭き峠ですから、、」
「あぁ やっと 汗が拭けるのぉ〜」 

、、とか、新鮮なコメントをもらすのは 今回、霊仙山、お初のFloraさん。

たらたらしてても 急登になると やっぱ キツイ。
そう 霊仙はキツイ山なんです。
最初からそんなに飛ばしては、、
ぼちぼち 行きましょ。

「チーさん 鍋尻ですぅー!」
「ヘーイ」
その 汗拭き峠に やっと。

けど 休憩は もうちょっと上でね。
「えぇ〜〜〜っ!」


汗フキ峠 奮闘中! どんどん 行っちゃう・・・


その先しばらくは、雑木の中をサクサク ヘロヘロ
五合目にて やれやれの小休止。

けど、暑いよなぁ〜
北西斜面の雪とかも、 もうほとんど落ちていて
何で フリースなんか 着て来たんだか、、
「ズボンは ウールですやんか!」
 
うっすら霞む琵琶湖を見やり、、伊吹くらいは、、、
見えるのは、まだ、もうちょっと先 ですよね。 お団子 食べます?

ううん・・・

去年はここで 花見大福2個 ペロリ だったのです。 (^^ゞ
今日は 喉の方が 渇きそう。

テーブルランドの縁って感じのお猿岩まで 炎天下の急登は まだまだ続き、、

花とかは?
たぶん もうすぐね、、、去年も、、、 そして、今年もきっと! いや、もっと、、、

お猿岩は、やっぱり「お猿の集団」にしか 見えませんでしたが
その先、、

あったー!
待望のフクジュソウ ヽ(^。^)ノ
葉っぱがないぞー!     (新鮮なコメント パート2)

去年は、まだ一帯が、結構な雪 でした。


続く・・・雑木林 ガンガン登る お猿岩 お虎ヶ池

お虎ヶ池は水たまり、、、いや 水たまり状態のお虎ヶ池は 初めて見ましたわ。

良いですか? もう先 行っても、、

笹原を一旦下ったら 経塚山まで また、わしわしと登り返し、、、
 
カルスト台地をアップダウン、、
、、してご褒美は、、、

伊吹やぁ〜
おぉ! 

、、、なら、白山は? 御嶽 乗鞍、、、 イテッ!\(-_-)

と つい欲どしく 探してしまいます。
毎回 そんな満塁ホーマーの わけないのに、、、(笑)
そう 霊仙は 3年連続 3回目。 毎回 快晴なんですわ。 何でか、、、

おーなーかー空いた!
Floraさんが イキセキ切って ザックからイチゴやら ゼリーやら どんどんどんどん。

あぁ もうフルーツの季節よ〜♪ おいしいわぁ〜
さすがや! ありがとー

「お団子は?」
と、しろくまさんにも 矛先向けて、、、
あっという間に 花より、景色よりも 団子。

、、、んじゃぁ 私は、、、 

広大な笹原を抜け ゼブラ色した斜面をガシガシ (^O^)/

振り返れば さっきの経塚山、、、 その向こうに伊吹。
分岐を右に まずは三角点へと、、

紺碧の空に映えるレモンイエロー そこかしこ。 

 
経塚山へ 桃の節句だ


<しろくまさん提供>
三角点へ

三角点にて

お昼ごはんは こっちかあっちかと やっぱり迷ったけれど
食後について考えると、 ちょっとくらい混雑してても、、
と、最高点まで 向かいます。

「あら 珍しい〜」
「あらぁ〜 ほんま 誰もいてへん」

と、カレンフェルトの北斜面にて おもむろに、カニ雑炊作る しろくまさん。
横で、 騒ぐ! 喚く! 邪魔をする! 

「明太子ソーセージも 入れてみよみよ」
「ありゃぁ〜 皮 むかれへーん」
「アチチチチ・・・」
「わぁ ごめーん!」

ヽ(^。^)ノヽ(^o^)丿

やーかーまーしーいーでぇ〜 お嬢さん!
伊吹に 笑われてんで! (●^o^●)

みたらしも桜餅も バンバン食べて。
も〜 お腹 いっぱいやぁー
周りに人も いっぱいやぁー (゚-゚)(゚_゚)(゚゚)

いよいよ、西南尾根へと 繰り出します。
そう 本日のクライマックス。

「な、なにこれ! 恐いぃぃぃーーー」

・・・えっ Floraさんって 高所恐怖症だったんか? (゚.゚)・・・
最高点から伊吹 <Floraさん提供> 崖っぷち 


<Floraさん 提供>


石灰岩のガタガタに 足をとられて伝う尾根。
瞳に飛び込む光った黄色が、岩のすき間で自己主張

こっちで座って、あっちで屈み
痩せた尾根 黄色を見つけて 蛇行して
上がったり下ったり また上がったり、、、下ったり、、
寄ったり 離れたり 撮ったり 撮られたり、、、
ダークイエロー ライトイエロー レモンイエロー 黄身の色 早春の色
足の踏み場に困りつつ、、

これは 別種のフクジュソウかな?
すでに、葉っぱの出てるのも。

ね〜ぇ そっちって 道かぁー? 

時を忘れる炎天下、
近江展望台 はるか向こう。
振り向けば カルスト地形がうねってる。

疲れましたねぇ〜
さっきの人、25℃とか、言ってはったよ、、

ガンガン照りつける太陽は まるで初夏の陽射し、、
お水ばかりを 飲んでいる。

花も 人も てんやわんや。


<しろくまさん 提供>

近江展望台から 笹峠への激下り。
正面には鍋尻が、彼方には御池に藤原岳が 静観している急斜面

膝をかばって そろそろと
花を探して ゆるゆると

「あっ ミスミソウ!」
慰めるように ポツリと咲くが 歩行の方が おぼつかない。

30分もかかって ようよう峠に下り立てば
朦朧としながら あらためて振り返る。

よぉー こんなとこ 下ったね。
一昨年は 登ったんよね。 ハハ、、

「あのぉ、、フクジュソウ 咲いてるのはもっと先? 主人だけ行っちゃったんですけど、、」
「これから登られるんですか? うーん、、、」


 
歩いてきた尾根 正面 鍋尻山 近江展望台を 振り返る

やっと平坦になった雑木の道を ゆらゆらと

「花は、もうこれで 終わり?」
「まだ ありますよ。 ねぇ。」
「うん これからだ、、、 と思うけど、、」

花の霊仙 早春 告げるエフェメラル。

山上も 麓も うるわしく
花びらいっぱいいに 日の光を受け止めて
たたえ、煌めき 萌え 彩り、 

高らかに歌う 春のおとずれ。
早春の大合唱。

「あっ さっきのご夫婦 戻って来はったわ」
「ほんまや 良かったね」


運転 画像提供 ありがとう! また 遊んでね!


【出会った花たち】
キンポウゲ科 フクジュソウ ミスミソウ セツブンソウ
カタバミ科 ミヤマカタバミ

アブラナ科 スズシロソウ

ジンチョウゲ科 オニシバリ

クスノキ科 ダンコウバイ?


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