【鹿島槍ヶ岳 その3】

11日(土曜)

冷池山荘6:00→爺ヶ岳・南峰7:30(10)→種池山荘8:15(休65)→ケルン11:30(昼30)
→扇沢出合12:40(15)→扇沢ターミナル駅13:10


扇沢15:05(バス)→長野駅前16:45(休45)→(ぐるりんバス)→ホテル18:00

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12日(日曜)

ホテル(ぐるりんバス)8:45→長野駅前(松代行きバス)9:15→川中島古戦場9:35

古戦場散策 昼食

川中島古戦場(バス・アルペン長野号)13:46 → 大阪(梅田)20:20(食事)
→阪急梅田駅21:05→塚口21:15→家21:25


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アルプス最後の朝

山荘前に出て、ご来光を拝する。
ここは、今春、痛ましい事故があったばかりのヘリポート広場

でも今朝は
大勢のご来光ファンや、ラジオ体操組で、賑わっている。

リニューアルされたばかりの小屋は快適だった。
大部屋の隅っこに追いやられたセイか、バク睡できて、すこぶる機嫌もよい。

ずーっとオアズケになっていた下山コース

ミツの要望どおり、ピストンにしてもよいかなぁ、、と
思い始めているから、、
 
とにかく
こーんなに良いお天気♪
だから
大谷原へすんなり下ってしまうなんて、もったいないでしょう、、ねぇ。

※注 もっともその「大谷原コース」は 急斜面に岩場とハシゴの連続
しかも、下山後はタクシー移動(要予約)と
全然、楽なコースでは ございません。


ご来光 冷池山荘


6時 小屋を出て 爺ヶ岳へ向かう。

シラビソ林を過ぎると いきなり立山連峰
その輝きに しばし見入る。

そう 昨日からずっと 見つづけていた景色だけれど、、、

立山連峰


稜線に出て 振り向けば 小屋 そして鹿島槍。

今朝は
ガスにも逆光にも阻まれず、堂々とした双耳峰が
一段と凛々しく見える。

鹿島槍だーい!
鹿島槍ヶ岳


爺ヶ岳
中央峰は巻いて コマクサ群落から南峰だけに、立ち寄ろう。

南側が、もやいでしまって、富士山とかは ダメだけど、
槍ヶ岳なら くっきり 見えてる
まるで当然のごとくに、、

槍 蓮華岳
爺ヶ岳 南峰にて



あんなに小さかった種池山荘が、グングン近くなってきた。



まだ 電池も持ってるし、
そうだ!
見納めに、あのチングルマの大群落を 目いっぱい撮っていこう!

種池山荘 近づく、、


種池山荘 8:15

水を買って
お湯を沸かして 最後のコーヒーを入れる。
もう お菓子なんて
残ってなんかいません〜♪
けど、きっと途中で お昼になるでしょうし、、

9:20 いよいよ下山。

下からどんどん 人が上がって来ている。
そのつど、声をかけ 道を譲る。
お盆を山で!を狙っていますね、、けど、そんなに多勢、、、小屋 大丈夫?(笑)

崩落現場や 『石畳』 を 通り過ぎ
ちょっとそわそわしてきた。
だって
あのウメガサソウが、きっと咲いてるはずだ、と 期待でパンパン。

たしか、、このあたり、、、
や、もうちょっと先か? や、行き過ぎたかな、、、

あった!

正式には オオジンヨウイチヤクソウ?
イチヤクソウだった!


『一枚岩』で お昼を済ませ
下山したら まず顔、洗って うがいとか して、、
水をがぶ飲み、、

今まっで経験してきた山小屋とは異なり、今回は、雨水を消毒しただけの水利用で
蛇口をひねっても チョロチョロ ピタッ!

(゚.゚;
たしかに
戸惑うことも いっぱいあったけど
2日間、よくがんばったよね
ミツ君!

さっそくかい! (^^ゞ
アフターハイク


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長野市内
一夜明けて 今朝も快晴♪

暑いぃ〜

大阪行きのバスは、13時半。
時間はまだある、、、ほな 行きますよぉ。

すぐそばの善光寺さんは見送って、そのまま駅へ
松代行きバスで かの川中島古戦場まで。

八幡原史跡公園

まず、『信玄vs謙信の一騎打ち像』など 史跡をひと廻り
博物館に荷物を預け、、信州の食べ納めに、美味しい蕎麦でも 食べに行こう、、、

車道沿いを20分ほど歩いて やっと店。

横には、「胴合橋」

川中島の合戦で、壮絶な死を遂げた かの山本勘助の首と胴を つないたという
バッチシ 大河ワールドの「橋」 ですわ。

ありま(゚.゚)

堤防沿いに行けば 勘助の墓まで たどり着けそう。
えっ どのくらい 歩くん?
3000m かなぁ

えっ! 3000mって、、、
(^_^;

この日の長野はこの夏一番の猛暑日で、その真昼の炎天下
しかもアスファルト道を
何でまた
てくてく、、てくてく、、、3`も!

\(@。@;/

イエイエ!
さらにお帰りは バス停まで 2`

ひえぇ〜 〜(~▽~;〜

川中島 信州そば サメザメ (T_T)
信玄vs謙信 胴合橋 墓参り


ごっつぁんでした。

m(_ _)m




【出会った花たち】

標高1350m〜2889m に咲く、盛夏のお花は
実に 多種多様でございました。

一応、リストアップしています。

画像は本文中に 載せたものもあり、重複してるのもありますが (^^ゞ
主だったもの、珍しかったものを、ランダムに載せています。

ミズタマソウ ヤマブキショウマ ネバリノギラン キソチドリ アラシグサ ハナヒョウタンボク


モミジカラマツ アカショウマ ヨツバシオガマ オオバミゾホウズキ クロクモソウ


オオバタケシマラン ベニバナイチゴ ミツバオウレン ムラサキマユミ エゾシオガマ


シラタマノキ コバノコケモモ ハクサンシャクナゲ ミヤマダイコンソウ コマクサ


チシマギキョウ イワツメクサ ヒメクワガタ オンタデ トウヤクリンドウ ヤマホタルブクロ


タカネツメクサ タカネヨモギ イワオウギ イワベンケイ(花後) カンチコウゾリナ


ハクサンイチゲ ミネウスユキソウ タカネウスユキソウ シコタンソウ キヌガサソウ イブキジャコウソウ


チングルマ
コイワカガミ
タカネバラ サンカヨウ テガタチドリ タカネシュロソウ アマニュウ


【科別 リストアップ】

〔あかばな科・・・ミズタマソウ、ミヤマアカバナ、アシボソアカバナ、キバナカワラマツバ〕 

〔あかね科・・・ツルアリドオシ、アカネ〕 

〔いちやくそう科 オオジンヨウイチヤクソウ〕 

〔いわうめ科・・・コイワカガミ〕

〔おとぎりそう科・・・イワオトギリ、シナノオトギリ〕

〔おみなえし科・・・コキンレイカ〕

〔ききょう科・・・ソバナ、チシマギキョウ、ヤマホタルブクロ〕

〔きく科・・・ヒヨドリバナ、ヨツバヒヨドリ、キオン、ミヤマアキノキリンソウ、シロバナハナニガナ、ヤマハハコ、
 タテヤマアザミ、オオヨモギ、カニコウモリ、ミヤマコウゾリナ、ウサギギク、クロトウヒレン、タカネヨモギ、
 カンチコウゾリナ、タカネウスユキソウ、ミネウスユキソウ〕

〔きんぽうげ科・・・カラマツソウ、モミジカラマツ、ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ、ミツバオウレン
 トリカブト、ハクサンイチゲ〕

〔けし科・・・コマクサ、サンカヨウ〕

〔ごまのはぐさ科・・・エゾシオガマ、ヨツバシオガマ、オオバミゾホオズキ、ミヤマコゴメグサ
 ヒメクワガタ、ミヤマクワガタ〕

〔さくらそう科・・・ツマトリソウ〕

〔しそ科・・・テンニンソウ、タテヤマウツボグサ、イブキジャコウソウ〕

〔すいかずら科・・・ハナヒョウタンボク〕

〔すみれ科・・・キバナノコマノツメ〕

〔せり科・・・アマニュウ、シシウド、ハクサンボウフウ〕

〔たで科・・・イブキトラノオ、オンタデ、ウラジロタデ〕

〔つつじ科・・・ミヤマホツツジ、アカモノ、シラタマノキ、コバノコケモモ、ハクサンシャクナゲ〕

〔なでしこ科・・・イワツメクサ、タカネツメクサ〕

〔にしきぎ科・・・ムラサキマユミ〕

〔ばら科・・・カライトソウ、ヤマブキショウマ、シモツケソウ、オニシモツケ、ベニバナイチゴ、ナナカマド、
 チングルマ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマキンバイ、タカネバラ〕

〔ふうろそう科・・・ハクサンフウロ〕

〔べんけいそう科・・・イワベンケイ〕

〔まめ科・・・イワオウギ〕

〔みずき科・・・ゴゼンタチバナ〕

〔ゆきのした科・・・ノリウツギ、アラシグサ、アカショウマ、トリアシショウマ、クロクモソウ、シコタンソウ〕

〔ゆり科・・・コバギボウシ、ノギラン、ツクバネソウ、ニッコウキスゲ、ネバリノギラン、キヌガサソウ、
 バイケイソウ、コバイケイソウ マイヅルソウ、クルマユリ、タカネシュロソウ〕
 
〔らん科・・・キソチドリ、オオバタケシマラン、テガタチドリ〕

〔りんどう科・・・ツルリンドウ、トウヤクリンドウ〕


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