【六甲 * 西山谷】

11/25 (日) 快晴  

歩行時間(約)7時間15分

チー単独

地図・・・・  西山谷

家7:45→阪急塚口駅7:54→岡本駅8:10(市バス)8:29→渦森台四丁目8:42

バス停→(西山谷)→天狗岩12:00(45)→保塁岩→14:55(石切道)→五助堰堤16:20→阪急御影駅17:05

阪急御影駅17:12→塚口駅17:35→(買物)→家18:00

交通費  220円 + 200円(バス) + 260円 = 680円   


六甲の紅葉 今年こそは、西山谷で見よう!
そう
かねてから決めていました。

カッコいい〜♪

それがそもそも、マチガイ、、でした。 (>。<)ゞ

このくらいは、紅くないと…
仙丈谷第2堰堤


西山谷は、今まで2度ほど来ています、、けど、いずれも師走の落葉後、、
今度こそ当てたる!
と、狙っていたのですけれど、、

早すぎたかなぁ、この程度なんかなぁ、、、

気がつけば落差7mほどの F3

それに続いて 少し小ぶりの F4

F3 シラネセンキュウ F4 ムラサキシキブ


僅かに残る実や花が、秋の終わりを告げていて、、

苔に染み出る水滴を見るにつけても、わびさびのココチして、、、

とどのつまりが「ふるさとの滝」


これのどこが「ふるさと」なのか、、、
まぁ、そっち系の講釈は、エエでしょう。
(笑;

そのすぐ先に、悪名高き仙杖谷第5堰堤。

越えるには、横のザレ場を よじ登らねばなりません、、けど
ご褒美は
ほのかに色づく紅葉、、があるか、、

ぼちぼちでんな(^_^)v



ささやかな快感に浸った後は、即、堰堤の向こう側に、滑り降り、、、ズリズリ、、、

これが六甲のオキテというかサダメというか、、 ったく(ー。ー;

沢を伝ってすぐの所に
この谷最大の「西山大滝」が現われます。

落差15mほど、それなりの迫力もありまして、
しばらく見惚れているものの

えっと、、どっちを登るんだっけ?

左の忌々しい岩壁を、ぐわぁ〜んと、見上げ
やっぱりここかぁ、、(−−;

この場所は昨年 無念の転落事故があった所。
お供えだった花とかは、もう流されておりまして、、
合掌。

しかしこの滝
カメラを向けても 明暗あり過ぎで、なかなか上手いようには撮れませんのよ、、


諦めて
登攀している最中に
こっちからの方がエエかしらん

滝つぼ 覗き込みつつ撮りました。

(^_^;

向こうが滝つぼ
西山大滝


西山谷が、昔から知名度も高く 皆さんに愛されているのは、
滝のいくつかに、その形にちなんだニックネームが、付けられているから、、、でしょうか。

そして
お次の見どころは「そうめん滝」です。

けど、
そこに行き着くまでには
まだ何度も小滝やら堰堤を、越さねばならず
さらに
分岐や支尾根にも、ずいぶんと悩まされたりして、、

おかげで
ばく然とした焦燥感やら孤独感
行く先々の不安などをモロに受け、、、

(−。−#)

そういう時こそ
ちょっと性根を入れなおそう! とか、思うのですけど、、

、、そのわりには
おちおち休憩する気にもなれない、、
といった
哀しい所でもありまして、

さりとて
油コブシにエスケープするのも、、シャクだ(−−;


上を見上げりゃ あ〜んなに青空
それに
今は運休になってしまっているロープウェイ、、そのワイヤーだけが虚しく張り残してあったりで、、、

そう! 前、来た時には、
まだこのロープウェイが動いてて、ちょうど2台の交差中をゲット! だったのでした、、よね。

トホホ(^_^;


黄色いステップの堰堤を越え、やっと「そうめん滝」に到着。
「西山大滝」から1時間もかかってしまいましたけど、、

ふぅ〜

さて
ここまでこぎつけると、いかに六甲といえども、
それなりに、谷の趣を誇示したちょっとエエムードになりまして、

ステキやなぁ
とか、思っている間に「愛情ノ滝」
これが、西山谷のハイライト!


何といっても 「あなた一筋に」と、注釈されているにもかかわらず、
何度見ても「二筋に…」なっておる。
(笑)

まぁ
これが六甲の六甲たるゆえん。
愛しの六甲…なればこそ

デッヘッヘヽ(^o^)丿

かくして、有頂天のまま、流れに逆行することしばし、、

ついに、F14 今回お初で最後の滝にこぎつけて、、

その右手を決死の覚悟で攀じ登り、、

さぁ
出ました
最後の最後の堰堤。

これさえ越せばゴールだぁ!

左手から取り付けば、あれよあれよと、いとも簡単にクリアー

ヤッター\(^o^)/

、、までは完ぺき(?)だったのですが、、、

どういうわけかその直後に、踏み跡を見失い、、
ふと気がつけばヤブの中

(@@)?


最後はやっぱし恒例のヤブコギ大会
出てきた所が工事現場。

(>。<)


ま、
      これが、チーのチーたるゆえん イテッ!\(−_−#

と、
放心状態のまま、その場を取り繕うように、右往左往した末

ほとんど妥協って感じに
天狗岩にてランチ。

山上車道 最高峰方面 六甲スカイビラ方面

食後は、
まぁ
せっかく来たのだから、、

今が真っ盛りの紅葉を愛でつつ、ぶらぶらすることになりました。

ノコンギク ドウダンツツジ 保塁岩 


ふと気がつけば、あら、もう3時 (。。;

慌てて選んだ石切道。

このルート
石切の名の如く、昔、六甲の御影石を切り出して運んだという歴史道
重い石を運ぶため、傾斜もゆるく、歩きやすく、、


一般道でありながら
なかなかの紅葉ではござらぬか、、と、見入りながら、、


(正直申して、西山谷より、こちらの方が見応えあり、、でござるよ)
(ござるか、、)

気を取り直して、ちょっとお茶とか飲んでおったら
あーっという間に日が暮れる、、、

(´〜`;)

夕映えの六甲アイランド、真っ赤に燃える黒五山、、

いうてる場合か、とっとと下りねば!

(^^ゞ


【出会った花など】

きく科 ノコンギク、ノジギク、ヨシノアザミ
くまつづら科 ムラサキシキブ(実)
しそ科 アキノタムラソウ、ナギナタコウジュ
せり科 シラネセンキュウ
つつじ科 モチツツジ


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