【カクレグラ〜イブネ・クラシ】
12/2 (日) 晴れ時々曇り
標高990m・1160m・1154m? 歩行(約)8時間45分
しろくまさん ・ Mちゃん ・ チー
地図・・・・ ← 地図中央下 「↓」 がイブネ
家(お迎え*しろくまさん)5:20→しろくまさん家→豊中IC5:50→八日市IC6:40
→R421→コンビニ6:50(Mちゃん合流→甲津畑→渋川沿い路肩7:20
駐車場7:30→カクレグラ9:45→タイジョウ11:45(昼)12:20→アゲンギョ13:10
→佐目峠→イブネ13:38(12)→クラシ14:07→イブネ→アゲンギョ→杉峠15:08
→大峠分岐→桜地蔵16:27→駐車場17:10((お茶)
駐車場17:40→コンビニ→八日市IC18:15→豊中19:07→しろくまさん家→家19:45
高速代 1400円 + 2150円 = 3550円 ガソリン代 143円/liter = 2028円
「そろそろ行きますか? カタカナ」
「ヤッタァー!」←カタカナ?
いつもは間際のしろくまさんから、週明け早々お電話が、、
気合、入っているのかも?
(笑)
<イブネのクラシが見てみたい>
名古屋近郊、某老師ページにカキコしてから、すでに2年の月日が流れていまして
その間、鈴鹿の明峰から イブネクラシを眺めるにつけ
はぁ〜と深いため息を、、
「日曜が山日なら、ご一緒してもよい?」
と
火曜日、橿原のMちゃんから連絡。
「うーん今回は鈴鹿なのよ、、でも、南だし(ウソ!)、雨乞の西だし(大ウソ!)近場かも?」
「じゃぁ 4時起きで、西名阪で駆けつけます。」
まさに、ウソも放方便?
(゚-゚)v
Mちゃんが来てくれるなら心強い!
と
「せっかくだし、、カクレグラから廻ろうよ。」
「無理ですよ! そんな、、この時期に、、」
ふーむ…
しかし
まだ日もあるじゃん、、何とかするぞ!f^_^;
と
前日に
「ねぇ〜 なら逆コースとか、縦走とかでもいいからさぁ〜 オニイサン」
と、流し目ぇ〜(^_-)←(!)
「分かりましたよ、ほんなら、カクレグラから、、に! でも18`弱 ずーっと歩きヅメですよ!」
「うん。よっしゃ!」
\^o^/
やっとの思いで叶う『イブネ』、、<花も嵐も踏み越えて辿り着けてこそ喜(たのし)けれ>
、、ってな ノリでした。
(^^ゞ
さて、当日… |
最近稀なる快晴で、、あっという間に八日市
約束の7時半より40分も早く着きそう、、
待ち合わせ場所のコンビニで 朝ごはん食べようか?
あーっ! Mちゃん もう来てる!
ゴメーン 目も腹も、まだなのよぉー (^^ゞ
・・・・・・・
2年前の雨乞の時の記憶をたどって永源寺手前から甲津畑、、、
グリーンランドを越えたらその先 すぐの路肩に駐車です。
※ |
登山道は鉄塔巡視路、、しょっぱな下りのスタートで
涸れてる川なら渡渉も楽勝
傾いたぁ(!)鉄橋渡って、、、 巡視路をたどれば 葉っぱ踏み踏み
急斜面をトラバース
歩きにくいわ 足、疲れるわ、、、向かいのお山は焼けてるわ、、
あーっ カモシカ!、、、かも?、、ぶれぶれやし〜(^^;
※ | ※ |
40分程かかってやっと、最初の鉄塔(160)
「チーさん あっこ 三上山!」
「おぉ ほんに!」
と
俄か元気になっていく、、イェーイ(゚-゚)/
次の鉄塔(161)まで10分弱。
しかし中部電力とかに就職したら、すごーい体力いりますよねぇ。
うーん、、無理かも、、(笑;
※ | ※ | ※ |
おびただしい落ち葉の絨毯 踏みしめて、ぐんぐん高度を上げていき、
景色を愛でたり
たまに、、
「Mちゃん ここで!」 と、しろくまさんの目を盗み、、(^^ゞ
「もう <あれ>も、やりはったらどーですん?」
「さよか? ほな 一発!」
まだやるかぁー(^◇^)/
イワカガミを避け、ヤセ尾根伝って、あっ 人?、、、を、確かめるヒマもなく
登りつめれば隠ー(カクレグラ)
スタートしてから2時間強
まずはコースタイムです。
ホッ(゚-゚:v
※ | ※ | ※ |
急ぐしろくまさん | 永源寺ダム湖 | 登頂! |
東を見れば、かのイブネ、おいでおいでと、呼んでいる。
嗚呼!
今すぐに会いたいキモチは山々なれど
これから越える山坂思えば、、不安ばかりがつのります。(−。−;
おい!
観賞?感傷にひたっとるバアイか! とっとと行きまっせ!
ヘーイ
ところで分岐なんか、、あったっけ?
えっとぉ〜
しょっぱな「分岐」でひと苦労、、、こりゃ前途多難です、、(−−#
佐目子谷を左手に、ヤセてる尾根を必死のパッチ。
とにかく主尾根、、と忠実に、伝っていけば崖っぷち、、、(@@)/
テープ激少
ビューポイントは? 一回ポッキリ
見えてるんは、銚子ヶ口ばっかりやし!と言葉調子が愚痴っぽくなるのも分かります。
↑
苦しい〜(笑;
アセビを掻き分け 苦し紛れに右に折れれば
渋川へと落ちる急斜面、、、はたまた支尾根に迷い込みそう、、
三者三様 ルート求めて、、、
時おり停まり、、うーんと見渡し、パワフルな谷、、覗き込む。
(−_−#)
向平西を越え、ヌタ場を過ごし
相変わらずのアップ&ダウン
そして今、我らの前には確実に
要塞みたく不気味なタイジョウ、、、その黒影が、ヒタヒタと迫っているのです。
タイジョウ夫かしらん、、
ドックンドックン(−。−;
※ | ※ | ※ | ※ |
962ピーク | 深い谷 | タイジョウの影 |
ついに、タイジョウ直下に到達!
なんじゃこりゃ
これって単に
、、、岩、積み重ねてある『壁』ですやん。
潅木や苔むた大岩が、、行く手を阻んで、、冷酷非道にあざ笑ってる、、、
くっそぉ〜
しかし、何としてでも登らねば!
左から捲けるはずですから、、と、しろくまさんは言い捨てて、左の方へと向かってく、、
Mちゃん付いてく?、、、私、直登してみるわ!
と
チー無謀にも 壁を見上げて、、真正面からかぶりつく
だが、、、
こーれーは何だぁ! ソォコォヌケェーに困ったぁ!
;´Д`)/
チー如きが息巻いたって、到底 直登できるようなモンでは、、ない! やっぱし、、(;_;)
で
我に返って右へ右へとトラバース、、(^^ゞ
シマッタ!
もっと早く 右に行っとけば、、よかったぁ
と、幾度もズルズルやりながら、、、、掴める物は虫でも土でも、、とにかく斜面 激々斜面
無我夢中で這い上がる
あぁ ど〜にか尾根になったぁ、、あぁしんど。
あっ Mちゃん! しろくまさんは?
チーさんを探しに行ってます。
あらら、、、あっ あそこ! おーいこっち! 生きとるぞー! 眼下覗いて拝むでな〜〜い!
(^◇^;/~
※ | ※ | ※ |
えっと、今、12時前、、時間 ちょっと押してますね。
そそくさと昼にして、、、せめて味噌汁くらい作らしてぇ〜 (他に用意もしてなかった (^^ゞ
上見りゃ青空、輝くイブネ、、もうすぐそこだ。
いざ発とう!
一服したら心も軽く 身は重く(笑)
テープも増えだし道もメジャー、、、かぁ?
しかし、、
アセビは深く、はびこるシャクナゲ シャクナダケ(!)
根っ子は滑るし 落ち葉は踏み抜く 地盤ユルユル
あわわわわ\(-o-)/
想定外の長丁場、、
もしも、イブネがなかったら、、、(苦笑;
gambarunoda!
※ | ※ | ※ |
1084のピークを過ごし 15分ほど進んでいけば杉峠との分岐
ぽわーんと広いところに出てきて
その名もアゲンギョ。
なぬ? 上げんギョ?
イヒヒヒヒ(^v^)
ほなもぉ 好きなようにやんなはれ(笑;
ほーか?(^^ゞ
※ |
表示に従い左に折れて、坂を下れば雑木もまばら、、、
突然!
パッと開けて 右手に御在所
それに続いて鎌さまも
わぁヽ(^o^)丿
そして草原、、だだっ広い草原が一面に広がって、、、
仰げば尊しイブネが眼前!
これが割れ石ですわ、、、佐目峠の名物ですね。
へぇ
聞いとんのかい(ー。ーメ
へぇへぇ
返事はしたけど、、気はそぞろ。
うわーん
イブネ、、、イブネ、、、イブネ、、、イブネだぁ〜
\(~o~)/
そのままピークへ突進!
頭の中はイブネ一色
着いたか? まだか、、まだ あの先か、、、
心臓パコペコ ただひたすらに、、
イブネ〜 イブネ〜 イブネ 待っててーー! ←?
※ | ※ | ※ |
御在所 | 佐目峠 | 最後の登り |
「着いた。」
山頂表示を見たトタン じわぁ〜と涙が湧いてきて、、、
イカンイカン (;_;ゞ
思わず顔を背けたら、鎌さまが睨んでた。(笑)
みんなも到着
ついにたどり着いたんよねぇ。
うーん
ふと人が、、
「やぁ〜」って感じに、、、現われて
「えっ 知り合いか?」
、、じゃないのに?
とっても親しく、、、会話を弾ませて、、
10年ほど前 この一帯は強(こわ)い笹薮だったんです、、今は枯れてこんなになって、、
ふーん 物知りやぁ。
(やっぱあの人? やぁ〜まさか、、)
しばらく話して雨乞の方に向き直り、、
「そしたら」
「じゃぁ」
って、、
「、、、ホームページとかやられてます?」
「ええ、、、あなたは?」
「mayoneko」
えぇーーーっ うっそぉーーー!
高く振り上げた手が、みるみる小さく、、、あっという間に消えました。
へぇ〜ほんとぉ! そうなのかぁ〜 アハハハハ
mayonekoさんと雨乞岳 |
こうしちゃおれん! もう2時です。
クラシまで30分位って言われてましたね。
うん
西側には、ふらふら入って行きそうな、、景色が広がり、、、
その向こうには今朝、越えてきたカクレグラ、その右には銚子ヶ口、、、
「わっ ネコだぁ〜」(←仙ヶ岳)
しろくまさんはネコ耳がお好き(笑)
野登、高円、釈迦、、、向こうに霞むは桑名市か、、、
彼方に御池、藤原、、、ぼんやり見えます、、そっちを向いてズンズン下り、、
ついにイブネの北端まで、、
クラシはどこ?
たしかシャクナゲの林の中、、って。
※ | ※ | ※ | ※ |
イブネの北西 | クラシへ | 釈迦ヶ岳 | 奥は藤原岳 |
この辺 暖かいよ〜 お茶にしよ!
<クラシの暮らし>、、が夢でした。
ダメです、、、途中で真っ暗になってしまいますよ(笑;
じゃぁ どこかキリのいいとこで (^^)/
と
イブネに戻って、下山に入る、、、
佐目峠を過ぎ、アゲンギョで左折
ガンガン下って、下り立ったのが杉峠。
今、3時過ぎ
ここから先は知ってる道だね。
どうにかなりそう、、、、お茶? ダメ! シュン(-。-;
※ | ※ | ※ |
フジキリ谷に沿いながら、シデの林を愛でながら
鉱山跡や人の住んでだ空気を残す谷筋を どんどんどんどん下ります。
懐かしの大シデのところでプチ休憩
お茶? (−_−#)!
そのすぐ先には
連如上人お隠れの庵、、、こんなんありましたっけ? (^^ゞ
※ | ※ | ※ | ※ |
林道近く、道 歩きやすくなり、古里の薫りするモミジの赤に染められて、、、
桜地蔵を越え、何とか明るい雑木を撮って
林道に飛び出したのが17時。
※ | ※ |
俄かに暮れて真っ暗に。
(@@)/
どうもお疲れさまでしたぁ
じゃぁ!
ねぇ お茶は?
えっ ここでですか? 真っ暗ですよ、ヘッデンとか要るし、、、
だってぇ〜
いっぺんこういうの やってみたかったんだもん (^^ゞ
分かりましたよ。
ヤーン 眩しい〜 こっち見んとってやぁ〜
ヤーン 暗い〜 こっち向いとってやぁ〜
もぉ どぉせぇーちゅうねん!
オバハン(ー。ー#
※ |
運転・画像提供 ありがとう! それから、、ごちそうさまぁ〜!