【錫杖ヶ岳】

月12日 (土) 晴れ(春霞)

標高676m 歩行時間5時間20分  

Mちゃん ・ チー

地図・・・   地図の 「↓」 が錫杖ヶ岳 

家5:35→JR塚口駅6:10→鶴橋(30分待ち)→大和八木7:47(Mちゃん車)→R165→R369
→針IC(名阪国道)→向井IC→加太登山口9:30


加太登山口9:35→柚之木(ゆのき)峠(5)→錫杖ヶ岳山頂11:00(15)→小雀ノ頭12:10(昼45)
→下之垣内東登山口14:20→加太登山口16:05


登山口→大和八木駅18:39→鶴橋→大阪→JR塚口19:55→家20:20

電車賃 往路 320円+540円 = 860円
復路 320円+540円 = 860円
=1720円
ガソリン代




なんか最近 ついてない。
昨日も
昼ごはん ぼぉーって食べてたら、ガリッ! 舌 噛んじゃった。

痛っ!

舌の先が真っ赤に充血
痛いぃぃ〜〜

今日の幕開けもサイテー! だった。

Mちゃんのお心遣いで 30分、寝坊できた、までは良かったが
時刻表を見違え塚口駅で10分のロス、大阪環状線では電車 出たとこ、、、(T_T)/~
鶴橋で、近鉄への乗り継ぎにしくじって
30分以上も、
ホームのベンチでパン齧りながら ため息混じりの「なごり雪」(←汽車を待つキミの横で時計を気にしてる♪)

見ず知らずのオバハンに 「荷物どけい!」 とか、なじられちゃって
もう半泣きだぜ(^_^;


大和八木駅でにこやかに お出迎えのMちゃん
「おはよう (^_^)/」

、、に癒され、助手席にチョコんと納まり
先日、スタートしたばかりのドラマ…つまりが「よ○○ま話」にうつつを抜かす。 ウツツ(^v^)

名阪国道
M予告通りに 1時間半余りで錫杖ヶ岳登山口に到着。

さてさて コース どうするね?

布引山地の錫杖ヶ岳、地元ファンも多く 登山道もいろいろ、、
今回はMちゃん未踏の「柚ノ木峠」や「小雀の頭」も加えたい。

で 取りつきは?

Mちゃんが、決めてぇ〜な。

このところの不運続き、、、私が決める、、なんて、 モウトウ(−-;

やぁーん チーさん決めてぇ〜
やぁーん Mちゃんがぁ〜

そこまでっ! 
もう何やってんだか、、、新婚カップルじゃあるめぇ〜し

じゃぁ もうここにすっか! 時間も時間だし、、、、ってな、加太登山口(一番手前)に
やっとこさで 駐車。

ふぅ


あっ スミレ、キケマン、ミヤマハコベ、、、サバ様や!

案の定
のっけから花に捉まってるし
いつに間にか、機嫌も直ってるし、、(^^ゞ

よく整備された沢沿いの植林帯を、花拾い集めてずんずん、ずんずん♪

沢は倒木だらけで荒れているけど、木の橋も完備され、渡渉の不安もなく快調♪


ニッコウネコノメ ミヤマハコベ トウゴクサバノオ


40分ほどで柚之木峠。
ちょっと休憩
Mちゃんがパンブレイクしてる間に、目覚めたばかりのスミレとおしゃべり

こんにちはぁ(^_^)/

柚之木峠


向こうに見えるは経ヶ峰かな?

植林を抜けると明るい雑木。

根っこ露出の尾根道を、時折 右手スパッと切れ落ちてるのを、、、
経ヶ峰のデカーイ山容 眺めながら
えっちらおっちら♪

スミレ、クロモジ、ナガバモミジがぽつぽつ咲く中、傾斜はどんどん険しくなって

うぉー ロープだっ!

体重かけて引いてみると ビヨ〜ン
みんなが引っ張りまくってるから? かなり弛んでますよねぇ、、、ハハ

ナガバモミジイチゴ



おっと! 正面に忽然と 錫杖ヶ岳
鋭角にそびえてる。

古くは雨乞いの霊山としても崇められたピラミダルな岩峰。

さぁ 今から さらなる修羅場を越え、あの山頂を目指します!

直登続きの尾根を伝えば、再びロープ、登りきって、またロープ
一枚岩にぶら下がって、、

ギャハハ ええぞぉ〜 ヽ(^。^)ノ こっちから 登ってきて正解だったね (^_^)V

(勝手に言うとき!)


これを下るのは イヤやもんねぇ〜とか、下の方でボソっと 聞こえてますが、、(笑;

経ヶ峰の稜線の向こうには、いよいよ青山高原も見え始め、、
聞き及んでた鎖場で、錆びかけクサリに ひっ捕まって、、、 おっとっとっと。

着いたぁ!
錫杖ヶ岳 初登頂

思っていたよりすんなりと (←ほんまか) 

山上ではお二人の男性がポツン、、意外と空いてる、、、みたいやね。


さて 展望は、、
春霞のせいで鈴鹿は朧げ、、、
南鈴鹿なら どうにか、、、えっと 霊山、、ってのはどれだっけ?
こっちの奥です、、霞んでますけどね。

さっきの男性から教えていただき、、
錫杖へはよく来てはる感じ
もしや彼が 「ひゃくじゅう しゃくじょうの王なのかっ!」 \(?o?)/ (違うと思うけど、)


経ヶ峰 アセビ 彼方に鈴鹿 今から行く 小雀ノ頭
錫杖湖       津市 伊勢湾方面 


360度の展望を楽しみながら
Mちゃん あれだよ、、小雀さん、、行ってみる?
うん 行こう!(^O^)/

わずかに下って東屋から そのままんま東へ (←古語か?)

途中 ふと、左手頭上を見上げれば
いつぞやの地震で 転げ落ちた大岩、、その痛々しい爪痕か?

ぞぉ〜〜

左が雑木、右が植林帯になってる 尾根道を伝っていって、、、それが次第に下り坂になり、、
ガンガン下って まだまだ下って ふと振り返る

ぐわ〜ん
錫杖が、もう あんなに高ーい!

錫杖ヶ岳


これ引き返すの嫌だよねぇ(笑)

ベンチのところで休憩中のお二人、、お若い方が ふぅふぅ 言うてはります(笑)

もうちょっとですからね!
って、人には言える励ましも、、登りになったら自分に向けねば!(笑;

錫杖湖側へ下る分岐を、ひとつ、ふたつ、みっつ、、

そして鞍部
下垣内への最終分岐だ。

さて これからは登りになるけど、、ピーク4つでゴールイン♪ かなぁ?
と 地図で確認

よし!



激激登り、、始まる。

起伏はさほど大きくなくて、登ったと思えばまた下る、、下ったと思えばまた登る。

えっと 今、ピーク いくつめだっけ、、3つ?
やぁ〜 まだ2つめだと思うけど(笑;

振り向くと、ちらちらと錫杖、、ちょろっと錫杖、、、どどーっと錫杖!

うわぁ!

見えたぁ〜 ここ! ここだ!
この岩が最高だ!

代わり番こに上がっては、、オタケビをあげ、、ヽ(^o^)丿

さっきの東屋も見えてるよっ!

東屋


そして、次のピークが小雀ノ頭

樹林帯の小広場に ポツン♪ 三角点。


Mちゃんが 落ちてたプレートを見つけ、木の幹に結わえつけてくれました。

小雀ノ頭は、錫杖ヶ岳を「雀頭(じゃくとう)」と、呼ぶのに対し つけられた名前かも?
このまま進むと「関」に着きます。


そして私らは、南向きの小スペースでお昼にしましょう♪
経ヶ峰を眺めながら、、

爽やかに フルーツデザートが 似合う季節になりましたよね。

霞む 経ヶ峰


小雀ノ頭山頂でも ツーショットを決めまして (^^ゞ

正面になった錫杖を楽しみながら、さっきの「鞍部」まで戻ってきまして
下垣内への東コースを下ります。

おっと 下から よちよち歩きの子供さんが 両親に連れられ、上がって来はった。
わーい がんばれー
なんか清しい〜♪ 気分です。

アブラチャン


コースはすぐに植林帯になり、、そのままぐんぐん下ってって
ネコノメソウのワールドに。

沢と出会って小さな渡渉 (^_^;v

ハデに やりよる、(笑;
ヤマネコノメソウ(結実)



やがて掘割のグジュグジュ道

花も ぽつぽつ増え始め、、眼下には林道が
もう少しだね。

そして、明るい林道
あっ あそこに滝がある、、休憩していきましょう。


道が崩れてて滝までへは上がって行けない、、、と、ここは素直に諦めて、、そのまますんなり林道下って、
橋のたもとの登山口まで。

山桜、咲き残ったソメイヨシノなども愛でながら、錫杖湖の方にも 寄ってみたいけど、、

今日は、ぐるっと一周する予定なので、
車のとこまで戻らなくてはなりません。

さてさて どこかに分岐があるはず、、ですが、、



川沿いを、河川公園まで、タラタラ歩いて、、

娘とツーショット♪
ムラサキケマン


もしもし、、遊んでる場合かい!(笑)

えっと、、分岐はどこかな?  どこでしょう?  と、庭先のご亭主に、、

それは まだ向こうの北畑の集落の中や、、ややこしいんであっち行ってからまた聞いてみて、、
と、言われるままにさらに川沿い、、

この集落かな? 人とか、いないよね、、呼び出そうか?
とか話しつつ、、村はずれまで来て 「鉄塔巡視路→」
もしや これが分岐か?

、、は 間違いなく北畑川を指していて、、向こう岸にも踏み跡が、、あぁ、、あるある!

しかし
あったはずの丸木橋、、片割れが向こう岸に残ってて、、こっち側のは
流されてしまって 残ってなんかぁ〜いません〜♪

も、もしかして これ 渡渉なん?

いやぁ〜 この川はちょっと、、やっぱし、、、なぁ、、(−−;

経験上(!)
靴脱ぐことも、できたけど
昨日の雨で、なんだか結構な水量で、、、その先も 藪こぎルートみたいだし、、このまま林道 てくてく戻って
駐車場に向かうのが妥当かと、、

OK! じゃぁ このまま林道を歩きましょう (^O^)/

と、歩き出せば、、、意外と疲れているのに気づき、、

やっぱし 私は アンラッキー なんや(−-;
アン? あん、、餡!

そう!

ここで 食べよう 錯乱パン(ちゃう!) 桜アンパン
休憩ーい (^O^)/

あれれ? このパン意外と美味しいよね
     この前、家で食ったら、めちゃ不味かってん、、、ハッハッハ!  (それを人に出すか!っちゅう話だ(^^ゞ

なんかちょっと元気になって。

ヤマザクラ
ミヤマキケマン



左手に林道を二つばかり見送って、峠ひとつを越えまして、、
やれやれ

北畑集落から1時間ばかり

あっ 車だ 着いたよ。
時間はかかったけれど、間違いなく、戻ってこれて、、

!( ^^)Y☆Y(^^ )!


いろいろあったけど、、さまよってる間に チャルメルソウ開花株やら、ネコノメソウ、カタバミの群落やら
奇妙な花(?)にも 遇えたしさ。

Mちゃんは 未踏のピークも踏めたし

こっちコースで正解だった、、、と 思います。
って
何事も結果オーライ、、、なん、だけれども (^^ゞ

私は 待望のサバ様に会えたしねぇ

じゃぁ、もう一ぺん、撮ってけば?、、、エヘヘ 良いかなぁ(^^ゞ


【出会った花など】

トウゴクサバノオ ミドリ アオハコベ コメツツジ(蕾) イワカガミ(蕾)




結構な大群落、、、(^◇^)v 下から咲き始める
ニッコウネコノメ? ヒメスミレ ヤマルリソウ オオチャルメルソウ


ニシノオオタネツケバナ? バイモ(アミガサユリ)




運転・画像提供 ありがとう!

 トップページへ