【二の谷山】

標高608m  歩行時間 (約)4時間

8/18 (月) うす曇り 

SIVAさん チー

地図・・・・ ←  が 二の谷山


家5:20→阪急塚口駅5:30→十三→東向日(徒歩10)→JR向日町
→京都→近江今津8:03(SIVA車)→水坂峠登山口8:40

水坂峠8:45→二の谷山山頂10:35→最高点(昼)11:30→桜峠13:10→水坂峠14:20

登山口14:40→近江今津駅15:27→京都→向日町
→東向日→長岡天神→十三→塚口17:43→家18:00


電車賃 390円 +1110円 1500円×2 =3000円


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8月の定期は 是非 『湖北のクリオネ』 を! と、オーダーしてたら
では、二の谷山はどうだろう、、と、SIVAさん。

はて? どこかで聞いた、、と思ったら
そう、京都のいきっこご夫妻が春に行かれてた、、モチロン春にクリオネ狙いは、なかったろうけど(笑)

で、レポを拝見して興味があったし、
何といってもここんとこ、七七頭、米(八十八)原つまりが伊吹、三ノ峰、五色ヶ原、、と、
数字好いてるだけに、「二の谷」も、きっと天のおぼし召し?

、、ということを立証するかのように、週間予報の「雨」マークが、あれよあれよと晴れマーク ヽ(^o^)丿

・・・最近 SIVAさん めちゃツイとる ちょいキショい・・・

ほんで、トントン拍子にハッピーエンド いただきだぜ!
かと思いきや、いざ当日、目覚ましに叩き起こされてみたら、吐き気や頭痛で、体調がムチャムチャ。

あらら

まさかのドタキャン、、なんかしたらどうなるか、、、とりあえず近江今津まで行ってみて(汗;

せっかくの願ってもないチャンス♪ だから、、って (^^ゞ  年寄りの冷や水?

三上山唐崎にて)


お盆明けの通勤列車
京都から湖西線になり、クリパンと麦茶でゆっくりしてたら、少しずつ体調も、モリ返してきて、、
遅れるはずのSIVAさんも、ばっちし近江今津駅前につけてくれてて

「おはよぉ〜 まいどぉ〜」

途中、コンビニでお昼を調達してもらい、、

R303からR367に入ってすぐの保坂で右折、、水坂(みさか)峠の路肩 小スペースに駐車する。

高々標高608m 高低差300mばかりの低山、、不調でも何とかなりそう、、後はクリオネ、、
ほな、花は任せる! よっしゃぁ〜 (ホンマかいな)

道標のところから、溝を跨ぐ感じに山道に入っていく。



植林の急坂を登りきると、鉄塔の小広場に出て、、右手には、立派な湖北:武奈ガ嶽が
ドテーン♪


少し左に折れるように、それからさらなる激登に耐えてガシガシ♪

まぁ それが色気のカケラもない、いわゆる「直登」なんで、無理やりかい!、、ってな感も否めぬのだが、
地面が乾いてるので滑ることもなく、木立の中で日差しも和らぎ、、
時折風が すぅ〜〜〜 ぅぅずしい〜〜〜

そう! クリオネです、、ハイ しっかり探してますよぉ、、キョロキョロ、、ゼェゼェ、、キョロキョロ

あったぁ〜
おぉ あったか!

ちゃう ツルリンだった、、、ゴメ〜ン (^^ゞ

ツルリンドウ ハナヒリノキ(花後)


根っこ絡まる斜面には、アセビの低木やハナヒリノキ(初夏 開花)の残骸

ハナヒリ(くしゃみの意)が咲く頃は、この激登が、くしゃみの嵐になるのかも、、ヘークションヘークション!ヘークション!


と、おバカなことを考えてたら、、あ〜〜 ありました。

こんどこそクリオネ、葉っぱがそうだ、、(^^)v
けど、こんなんなん?

しゃがみ込んで不安げに花をのぞき込み、、、あかんでチーさん それ花 終わりかけや、他あたろ!
、、だそうである。

でも、ひょっとしたら、この一輪で 「もう終わり〜♪」 かもしれんので、
ちょっと踏んばって前から上から斜めから、接写の束を浴びせとく、、

へっへっ
(^◇^;v


まぁ 時間はなんぼでもあるんで、お好きなだけどーぞ♪ と、SIVAさんはいつになく悠然と構え (^。^)y-.。o○
、、てるが、まぁ、そのうち キレはるで ヒッヒッ(^v^)

それからもまた、忘れた頃に一本、また一本と、クリオネは現れる
けど
いずれもイマイチ、年増株(!)
そう、、我が心に抱きしクリオネ、、とは、だいぶ形相が 異なってるような、、(-。-; 


ドーーーン!

うわぁ〜〜〜〜

なんや いったい! 何の騒ぎや、 大砲でコッパ微塵かぁーっ!
と思いきや
どうやら近くに自衛隊の駐屯地があるらしくて、その演習音?

それが耳をつんざく、、というでなく、何ていうか 五臓六腑に沁みわたる?
例えて申せば、大太鼓と銅鑼(どら)をグチャ混ぜしたような 要するに ドグワァ〜〜ン (では分からん?)
とにかく、その表現にも窮するような重苦しい鈍響が 周囲一帯に轟き渡って、、
それが、単発的に、忘れた頃に発砲される

不意打ちなのだ、、、あぁ この えもいえぬ緊張感、、(゜.゜;

ドーーーーン!(?)

いや そないに頻繁にはない。

ありゃ?


           騒ぎのおかげで お互い 気分はすっかり二等兵、 (‐。−ゞ (ー.ーゞ  ちょいパクった描写

とまぁ、いろいろあったけど、200mほどを、一気に駆け上がらされた感じで やっと尾根に乗りまして、

心地よい風を身に受けて、穏やかに伸びていってる稜線歩きを楽しんで
けど 
やっぱしそこは木立の中で、、たまに覗く景色に見入って、、

安曇川・・・琵琶湖・・・対岸に安土?




で、肝心のクリオネさん、
尾根に上がってからの方が多い?、、ってか標高が上がった分、株もお若く瑞々しくなられ、、ちょうど私くらい。


よお見ると、かわいらしいお顔(?)、、されてます、、

あっ またあった
けど、葉っぱのみ、、こっちのは もう、ご臨終寸前、、
とまぁ
いつのまにやらクリオネ目線、、しっかり馴染んでおりまして、、ってか、クリオネ以外ほとんど花無し、、

ただ強いシダのはびこるのみ。

ダンドボロギク 空蝉


尾根に上がって南向きになってから20分ほどで 「高島トレイル」表示と出合った。

右折すると「板戸の鎧岩」が、あるらしい、、
せっかくなので覗きにいって、、あれ登るんか? いや、見るだけや。 ほーか。

鎧岩…らしい


そう、大変、申し遅れとりましたが(^^ゞ 私らは今、「高島トレイル」 
中央分水嶺の尾根上にいて日本海と太平洋を、バッサリと分けとり、、つまり、その稜線上を歩いてます。

スパッと割れて桃太郎 \(~o~)/  (←イミ不明)

その尾根から、一旦下ってヌタ場を見ながら 再び植林の斜面に取りつく。
さっき聞いた これが 「山頂直前の激登り」 かぁ
と 見上げるが
今までずっと、あてにしていたテープが何でか忽然と無くなって、ちょい不安、、ま、どこなと登れ、ということなんか?


「お〜い こっちやぁ〜〜」

上から叫んります、「あいよぉ〜」 と、右へ修正しながら、、 
おぉぉ こんなところにも!



登りきるとなだらかな尾根に出て、相変わらず木漏れ日の道、帰りに使う桜峠への分岐を分け右折すれば
すぐ先が、二の谷山山頂

二等三角点にタッチ、、そう、他に何もない、、、


ドーーーーーーン!

うわぁ〜〜〜〜

これや、これでんがな
忘れとりましたんや、、、なぁ (^_^;

最高点は、ここ山頂からさらに150mほど行った先、ということなので、とりあえず踏みに行く。

ヌタ場を過ごした向こうに、やはり何の変哲もない小スペース。

あぁ 向こうの山が、、ちらっと見えてますねぇ


まだ11時前だけど、ちょうどここなら、風もさやさやと渡ってて、集ってくるハエも、け散らせそう
と、倒木に腰をおろしてお昼にする。

本日のメニューは、冷麺にはじまり おいなり、温泉卵、お蕎麦などなど
豪華絢爛 コース料理でございましたが

虫歯(いや)虫払いに忙しくて、うっかり撮り忘れたわ、(^^ゞ



おぉぉ この目に沁みる朱は何だぁ〜〜 (しらじらしぃ)

私なんぞが何度も何度も頂戴してよいものかぁ、、三ノ峰では出なかった


杉と雑木のボーダー尾根を二の谷山山頂まで戻り、そのまま
桜峠の方へ下ります。

例によってまたまた


ドーーーーーン!

ひえぇ〜〜〜〜

チー 大丈夫か!

そっちかい!


しょっぱなあれだけ激斜面だったもんで、下りもいかほど、、かと案じてたけど
何のことはない、大したことはない。

それよか、未だにクリオネぴょこぴょこ♪ みぴょこぴょこ♪

こんなんもある


「もうさっき ちゃんとしたん撮ったやろ〜」

と言いたさ満面の人影も、偶然、撮れてしまい(笑)

おかげでめっちゃ楽しんでます。


SIVAさんは、さすがにちょっと飽きてきたのか、キショイきのこ、名づけてキショコなんかを撮影してます。



左手にチラッと竹生島とか 見とめながら
道は総じて境界線の赤い杭とか、黄色テープが手掛かりで、多少、不安なところもあるけれど、

これ以上は目印、増やしてほしくない、、って感じ。

竹生島 快適尾根


とか、思って ぼけーっと歩いておりますと、

おーっ!
鹿が目の前を、全速力で横切りったぁー (^O^)/

なるほどね
山上にアセビかシダ くらいしかないのも頷けます。

正面に京北の山がのぞいたと思ったら、
左折してすぐが激下り
眼下には、R367の車道が見えてる、、、5分ほどの下りです。


ここが桜峠なのかな?


山上で南下した分 今度はアスファルトを北上します。

車の往来は、聞きしに勝る量でして、
並んで歩こうとしたら 「危ないわっ!」 って、叱られる。

路肩にはいろんな花も咲いていて、、退屈しのぎに寄り道しよーっと

「あ〜あ やっぱし撮っとる」
と、汗だくの黒首が 云ってはります(笑)

保坂集落までだらだら下り
左に折れてわずかに登ると、ほどなく出発点にたどり着く。

保坂


ここ保坂集落は
室町時代から「今津と小浜を結ぶ道」と「小浜から京への鯖街道」 その合流点として栄えたらしい。

って看板を、興味しんしん読んではる、ので

お互い、この山で良かったんかな、、ということに。(笑)


いろいろと ドギマギするエッセンスもあったりで

体調の方も、みるみる回復したし、めでたしめでたし。



・・・エピローグ・・・

電車に乗ったら再び頭痛、、やっぱしちょっと疲れたわ、明日は寝込むか、、と
撮った画像をニタニタ眺めてスヤスヤ♪

帰宅したら あっぱれ ちゃんと元気 吹き返してる。(^^)v
やっぱ若い!

と その時は思ってた。
けど
どうやらSIVAさん、私のために お百度参りをしてたみたい
といっても敦賀と保坂は、ちょい遠いので、ケチ(!)って 「お百度」ならぬ 「お二度」? 

これは ここだけの話だけど ( ^)o(^ )\ー。ーメ



【その他 出会った花など】
(ほとんど車道)

ミヤマウヅラ キンミズヒキ イヌトウバナ ノブドウ ヨシノアザミ


ベニバナボロギク ゲンノショウコ シラネセンキュウ? ハグロソウ


ヤマノイモ ムシカリ マツカゼソウ ヒオウギ(植栽?) ノリウツギ


運転 画像提供 アレンジ お参り(?) ありがとう。


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