【高見山 北尾根】
9月23日 (秋分の日) 曇りのち晴れ
標高1248m 歩行時間 約8時間
Mちゃん ・ チー
地図・・・ | 地図上の 「↓」 高見山 |
家5:10→JR塚口駅5:33→鶴橋→橿原神宮前7:00(Mちゃん車)→R166→たかすみ温泉8:00
駐車場8:05→高見山10:30(30)→天狗山12:00→大天狗岩基部(昼20)→黒石山13:55
→差杉峠→林道出合→県道出合15:35→駐車場17:00
たかすみ温泉17:05→大和八木駅18:18→鶴橋→大阪→JR塚口19:22→家19:50
電車賃 往路 320円+610円 = 930円 復路 320円+540円 = 860円 計 =1790円 ガソリン代
山は「木曜」と予定してたが、お天気の都合で急きょ、「明日」 になったんが、なんと前夜の17時半だ
最近、何でかこんなん多い。(笑)
当然、なんの準備もしていないし、山の候補とかもまだ、、
で、詳細は21時からツメるとか、、
もう「あっこ」で、いいやん。
昨今のゲリラ豪雨や台風の爪痕で 頼りない道だと不安がイッパイ
その点、高見山なら安全パイ?
で
一回行ってみたいと話してた 「高見山から北尾根コース」にエイヤ! と決めた、のでした。
さぁ〜て
今から、朝パン、昼ごはんの算段 しなくては、、、、あっ ミツのゼリー 切らしてんなぁ(>、<)
・・・・・・・・・・・・
おはよう!
いつもの時間、いつもの駅前、、でも
Mちゃんとは6月以来!
前は、シャクナゲとか、シロヤシオとかが咲いてる時期でしたっけ?
橿原界隈は、ただ今、彼岸花が真っ盛り〜
撮ってませんけど (^^ゞ
3ヶ月半ほどの、積もる話をしていたら、、あぁぁ!
県道を少し戻って左折、赤い橋を渡ると登山道になる。
杉植林のなだらかな丸太階段、、傍らにはホトトギスやマツカゼソウのショボいのが、ちらら。
1時間ほどで避難小屋 立派な高見杉を見上げて、、樹齢700年かぁ、
※ |
あぁ 思い出したっ!
高見山は今日で(まだ)二度目なんす(^^ゞ
前回は3年ほど前、しろくまさんと 霧氷号が出る前の静かな晩秋に杉谷から登ってこれを下った。
懐かしいなぁ。
そうそう
コアジサイ群落、作業小屋、杉谷分岐、、、
登って行くと、いろんな光景、芋づる式に思い出す。
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ようやく植林帯から抜け出して
アセビトンネル、国見岩、ブナ林、石を投げて命中したら男の子が授かるという息子岩(←できても困る(笑;
揺岩は「多武峯、、、」と唱えると揺るぐんだそうで、、
マジか?
いずれも神武天皇の頃のお話ですわ、、ちょっとまだ生まれてなかったもんで。(^^ゞ
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1時間半ほどで、やっと稜線に出てきて、木々の間に曽爾が霞んで見えている
3年前、ここは霧氷のトンネルで、辺りは銀世界、眼下には紅葉
そのあまりの美しさにびっくり仰天し、それ以降、高見山、再来意欲を無くしてた。(^^ゞ
今日は後半が未踏のルートなので、やっと来る気になりました。
これは3年前〜♪ |
10:30 高見山山頂
山頂周辺は、数名のハイカーが360度の展望を楽しんでおられ、
やっぱりここでは皆一様にニコニコしてはる♪
今どき「高見」に来るなんて、あなたも好きねぇ と、言いたげに。(笑)
今日は風があって、陰るとちょっと寒いくらい
なので
今回も(!)貸切の避難小屋で風を凌いで、、アンパンで休憩。
してたら
また今回も(!)食べている間に晴れてきましたぁ (^O^)/
大急ぎでもう一度、展望台に駆けあがり、山の同定をやり直し、たのも不思議なことに前回と同じ。(^^ゞ
明神平方面 | 大峰方面 | 曽爾方面 |
今からの北尾根 | 隣りの三峰山 |
では、未踏のエリアに、突入しますぅ。
祠の裏から、少し大峠方面に下って左折
そこからが激下り
掴みどころのない笹原をガンガン下って
これを霧氷の時期に下れますかぁ ってなとこですぅ(汗;
正面には三峰山、、へと続く優しい?稜線がたなびいていて
振り返ると、高見山、たかすみ神社の祠が見える、、誰かが怪訝そうにこっちを見てはる。(^.^)/~~
10分弱で傾斜も和らぎ、あっちこっちで三峰山が見える
崩落している崖っぷちには、ノコンギクが咲き乱れ、、あかん!行ったら危ない! と、Mちゃんに引っぱられたり(^^ゞ
北東には
特徴的な曽爾の山が、ポコポコ浮かんで飽きない景色
もう
どこでお昼してもいいなぁ、、って感じだけど、、さっき、パン食ったばっかしだし。(^^ゞ
ブナの美林、木漏れ日の中、息をひそめて咲くママコナ、オトギリソウの可憐な花々。
請取峠(三峰山方面)への分岐を過ごし、縦走路はついに樹林帯になりましたぁ。
桃俣分岐を右に分け、激登ったところが藪のピーク
どなたが持ちあげたか、コンクリートブロックが転がしてあり、それに「天狗山」と書いてある。 (^_^;
※ |
ちょうど正午だけど、ここでお昼? うーん ここではちょっと、、って感じ
まぁ
展望のいいところ、どっかにあるやろ、
と
一旦下って、展望のない尾根道を続ける。
たまに、でっかいブナに出会う。
彼ら、皆一様に
ユニークなお姿してはります、それにいちいち絡んでたら退屈せんけど
お腹も、へりましたなぁ(笑)
跨ぎブナ | 踏んばりブナ | 呼ブナ |
ついに
巨大な岩稜(おそらく大天狗岩)の鞍部のところで、メゲまして、
私ら以外、だれも来そうにない「小スペース」でお昼。
夏はさっぱりなかった食欲ですが、ふと気づけばいつの間にやら全部、食っちまってるだぁ (^^ゞ
まだ峠まで、半分くらいよねぇ、、と、地図を覗きこみ、、、このままずっと展望ないのか、、
と ちょっと不安で、重くなりはじめた足を引きずり
大天狗岩の基部とおぼしき斜面をへつります
ここも真冬だと怖いっす。
↓
難所 |
次のピークはただのコブ(これが船峯山?)
やっぱし、展望のカケラもない。
※ |
雑木、植林と続き、
その向こうが、なんだか明るい?
あっ 伐採地だっ! と、俄か元気で駆け上がる。(^O^)/
う〜ん
西側がよく見えている、、逆光だけど朝よりもマシよね?
高見山 | ※ | 金剛 葛城 |
けど高見山全景が見えへん。
と
ビューポイントを探しまわって伐採斜面を登ったり下ったり(^^ゞ
うーん
木の間からではイマイチか
諦めて先を行く、、黒石山もまだ踏んでないし、、
あっ、植林の向こうが またまた明るい。
おぉ 伐採地パートUだ!
\(^o^)/
すごーい! 今度はすごい!
振り向くと高見山がどで〜ん!
やっ ちょっと待って!
ここが良いよ!
いや、こっちが一番!
もうフンパツして、あっこまで行ってしまおうぜ (^O^)/
と
秋風に、帽子を飛ばされ、足、掬われながら、斜面を上がったり下ったり
今日一番、盛り上がってた、かも (^^ゞ
高見山 |
興奮したまま黒石山まで登りつめ、、さぁもうこれで、 下る一方ですかぁ
かぁ?
※ |
実は
その先に、もう一回 軽い登りがありまして(高山かな?) そのあたりの地形がちょっと複雑。
テープに従い、右に折れ
鹿よけフェンスに引っかからぬよう、用心しながら
そして、いよいよ最後の登り!
、、だよねぇ(笑;
トチュウの栗を拾う(笑) | テープ右折 | フェンス沿い | 曽爾 |
ずいぶんと、身近になった曽爾を一瞥、、鞍部の差杉峠に向け、急降下していく。
その鞍部が差杉峠
石碑が一本 立っている。
背丈の伸びた笹ヤブは、頭がすっぽり隠れるほどで
役ノ行者像? 石仏とかも、よくわからぬまま、、必死のパッチでササを漕いでMちゃんに追従、
バアサンバアサン バサバサバサバサ♪
※ |
やっとやっと植林帯
まるで、何事もなかったかのような杉の美林、、それがやがて沢沿いになり、、
所々 崩落している縁をへつって、
若杉の美林 | サイスギ谷 | 北谷林道出合 | 差杉? 西杉峠? |
北谷林道へと飛び出せば、思い出したように咲きあふれてる秋の花
ノコンギク、イヌコウジュ、キツネノマゴ
あぁ〜 あっちにも咲いてる!
珍しく今日はMちゃんが撮影モードにすっぽりはまって、それをチーが「待ち」の姿勢 (^。^)y-
ノコンギク | テバコモミジガサ | フシグロセンノウ |
やっと県道(R28)に出てきたら左折。
ここにチャリンコとか置いてると、一気だろうねぇ
たかすみ温泉まで 「4km/1時間」 だそうです。
すぐですよね。
とか話しながらも、、撮影モードMは、まだまだ続いておりますぅ〜 (^◇^)v
もう どんどん撮って撮って! って感じ♪
【その他 花 抜粋】
台高でもずいぶんと、鹿の食害が増えているようでございます。
シコクママコナ? | イワオトギリ | マツカゼソウ | シュウブンソウ |
アケボノソウ | シラネセンキュウ | ヒキオコシ | アキギリ |