【ブンゲン】
10/4 (土) 晴れ時々曇り
標高1259m 歩行時間(約)5時間40分
しろくまさん ・ チー
地図・・・・ ← 「↓」 が ブンゲン山頂
家5:30→裏道(しろくまさん車)→尼崎IC5:40→竜王→米原IC6:50→コンビニ→姉川沿い→奥伊吹スキー場(アルカンデ前)8:00
駐車場8:05→若竹荘→大長谷→ブンゲン山頂10:10(40)→ゲレンデトップ11:40(昼40)→品又峠13:35(15)→駐車場14:35
駐車場14:40→長浜IC15:50→竜王→多賀SA→尼崎IC18:00→裏道→家18:15
高速代 1950円 + 2900円 = 4850円 ガソリン代 円/リットル = 円
しろくまさんとはなんと、5月の金草岳以来です。
明日ですけど、北陸方面とかいかがでしょう?
という突然のお誘いがあり、そりゃ寝耳に水、、で、「ちょっと?考えますメール」をしてたのだが
ほな、もうちょっと南?
と、どんどん候補が南下していき、ついに南限? いやブンゲン!
ブンゲンかい!
そーれーはー行かざるを得ません、、なんせ、ずっと旗立てとったんですもん(^^ゞ
というハコビになったのでした。
しかし今日の明日だ、、もう後は寝るだけ、、って時間ですぅぅぅ
・・・・・・・・・・・・・・・
「おはよう!」
秋分も過ぎれば、夜明けも日増しに遅くなり、
まだ薄暗〜い5時半、
懐かしき?裏道で、しろくまさんに拾ってもらって尼から名神に乗ります。
久しぶりに見る三上山、竜王で一旦下りて、よーく勝手ご存知の(笑)米原まで トントン拍子♪
奥伊吹スキー場をめざして、姉川沿いを北上し
えぇ〜 右に見えますのが伊吹山、、あら、すっぽりガスの中! まぁ そのうち晴れるでしょう、、
と
甲津原集落、、その奥のスキー場、ゲートをくぐって奥の奥まで、どんどん上がって行きまして、、
さて、取り付きはどこでしょう?
メインゲート |
ガイド本の「若竹荘」と、おぼしき青い屋根?は、谷を隔てた向こう岸
ふーむ
「すいませーん!」
スキー場を整備してはるおばちゃんを、呼び止めてしまいました。
アルカンデの脇から入れるらしいよ、、アルカンデって (゜.゜)?
↓
そう
「アルカンデ」とは、スキー用の斜行エスカレータ(みたいなん?) で、要するにコレに乗ったら「歩かんでぇ〜」
マジかっ!
降参〜〜〜ん (^^)/~
しかし、決してブンゲンまで「歩かんで ええ」 ワケではなく
モチロン本日、クローズだし、、
なんだがブンゲン 手強そうです。(笑;
そのアルカンデ脇を上がっていきますと たしかに「若竹荘」が!
その奥には「四季の花」?
へぇ〜 すごい!
いやまさか、そんなんはございません。
今は「秋の花」だけ(^^ゞ
終わりかけ、咲きはじめ、まだ寝とる、、など、花たちのさまざまを、
ガァガァ 観賞しておりますと
宿の中から おばちゃん(女将さん?)が出てこられ
いろいろと説明、下さいました。
m(_ _)m
ノコンギク ツリフネソウ | サワギキョウ | サラシナショウマ | アケボノソウ |
え〜 そろそろ登りませんか?(笑)
と、小高い丘まで上がりまして、即、下ります、、、水道管の黒いパイプは踏まないように、
沢まで下りていきまして、、
なかなかええ感じ♪
と
アルカンデショックも和らぎます。←もおエエ ってか(^^ゞ
沢を渡って、さぁ いよいよここからが登りです。
しょっぱなからの激登り
やれショウマだ ホツツジだと、嬉々としてたのは最初だけ、
ね〜え
なんでホツツジばっかですのん? と、ぼやく声も聞こえはじめ、どこかで休む?
とも思うけど、
ず〜と 直登、細道で、、休めるスペースが まずない、、
聞くところによると
しろくまさんは最近、ちゃんとした登山道しか(!)歩いてないらしく
こういう「道なき道 寸前?」ってのは どーも
かたやチーはココンとこクモの巣地獄の連続で、もう何か(いや誰か)が、前を歩いてくれてるだけで
感謝感激!
あっ そうです! 大事なこと!
ここはクマ、(いや、ほんまもんの方) が、よく出没するという もっぱらのウワサ
ぞぉ〜〜 ← いや 象じゃなくって!
ということでさっそく 「くまにクマ鈴」を付けていただき、、もうこれで 「鬼に金棒」 みたいな!(笑)
※ |
「これを上がれば尾根に乗る?」 「正面ピークがブンゲンか?」
ってな妄想を、何度か抱きながら
ようやくガイド本にも載っている『自然豊かなブナ林』になりまして、
『中には大木もある』、、ふむふむ、、『そしてクマザサが茂り』、、、はぁ 茂ってるか? これで、、
※ | ※ |
とか、釈然としないまま激登りと戯れておりますと、あぁ これだっ
ってなもう
どうしようもなく背の高い、ササヤブ(竜ヶ岳くらいか?)が、どどーっと現れ
あああ
納得! (゜.゜;V
ゆうてる場合か、うひゃぁ〜だずげでぇぇ〜〜
※ |
と、息詰まるような攻防、、、終いにはもう潜水艦作戦やぁ〜〜!
必死コイテ バッサバッサ♪
ひょっと飛び出したっ!
おぉ!
ブンゲン山頂でした。
※ |
やれやれ
ただ今の時間10:10
若竹荘を出てから、2時間弱?
ガイド本には2時間50分とあり、途中で「あと2時間半」という表示もあった
ちょっと言わせていただくと
中身が濃かったわりには 「あら もう着いたん?」
って感じ(笑)
まぁ 熊(←ほんまもん)と闘ってたら、もうちょっとかかったと思うし、、遭うたら来てへん!(笑;
さて、360度という期待の展望です!
が
え〜 正面が貝月山で、、伊吹は? ちょっと今 山頂ガス
奥美濃分からん、、琵琶湖、霞んどる
なら、金糞岳は?
あれかしら?
せ〜のっ! で、飛び上がったら、何とか見える、カシャ♪
金糞岳 | 貝月山 | 北尾根 伊吹山 |
あーだこーだ、しておりますと
ひょいと反対側からオジサン現れ、「こんにちはぁ」 (^_^)/
名古屋からというオジサンは鈴鹿ツーであられまして、情報にも長けておられ
しばらく山談義、しておりました。
まだお昼には少し早いので、お菓子をいただき、
ガイド本には『下山は往路を下る』とあるけど、それではあまりに味気ない?(笑;
ので
オジサンの来られたスキーゲレンデの方に向かいます。
そのうち伊吹も見えるでしょう。
えっ チーさん 伊吹、お好きだったんですか? \(-。-メ
少し下ると、やっぱり深いササヤブになり(笑;
次のピークは、ドウダンツツジの群生地。
早いですねぇ、ここだけ、紅葉しています。
振り向くとブンゲン |
ピークから少し下ると、また例によって深いササ藪
こんなに笹が茂っていると、ササダニとかも、わくと思う。(−。−;
正面が、めざすゲレンデですけど、結構下って、その分当然、登り返し(汗;
モミジがとってつけたように色づいていて、ほのかな秋モード しています。
※ | |
ゲレンデへは少し裏から回り込むようにして上がる
このへんが、ブンゲンっぽい?(笑)
ささやかなススキの原
ちょうど昼だし、ここでランチといたします。
眼下 甲津原 | 第10リフト トップ | ブンゲン方面 |
ちょいガスってますが、北西の展望、なかなかよろし。(^^)v
金糞岳 | 奥美濃方面 |
この先が下山ポイント、、のようだけど
もうちょっと尾根 行きますか?
と
珍しく今日は意見が一致(?)し、品又峠に向かって、その先へと尾根伝い。
おっ! この選択は、正解だった!
↓
と、思ったのは最初だけ
次のピークでは左に下るか右の藪かが紛らわしい、、うーん右にする?
と、先に見えてるゲレンデトップまで、再びバサバサやりまして
またまた分岐に出くわして、、うーん まだ先かなぁ。
木の幹に付けられた黄色いペンキを辿っていくと、沢に出たっ
正面 ゲレンデトップ | 伊吹だ! | 黄色ペンキ | 沢 |
ありゃ? ゲレンデはどこ?
このまま、ジャブジャブ下ってしまおか? ってな気もする(笑;
ねぇねぇ
この上がどうやらゲレンデみたいですよ、、通り過ぎたかな?
分岐あった?
ってなことで
また尾根までワッセワッセと登り返し、、 あっ ビニール紐っ!
と分け入れば
ススキの原からスキー場に飛び出した。
\(^o^)/
あぁ でも、あきません、ほら、このコース死んでます、、と指されたリフト乗り場から下は
樹木が茂って道など皆無。
※ |
うーむ
どうするね?
無難な分岐まで引き返すか、あるいは沢ジャブ♪
↓
※ |
観念してUターンしかけたら、ありゃ? ススキの中に、下っていってる薄いトレイス
おぉ! これや!
それが旧スキー場跡から、品又峠への正規の(?)下山路だったようでございます。
ヽ(^o^)丿ヽ(^。^)ノ
やっぱしブンゲン 手強いですな!
下っていくと、崩落寸前?ザレた道になりまして、
所々、土が流されボコボコですわ(笑;
正面 金糞岳 |
左手には「途中からとっとと下ったら、あれだったんだルート」が、見えてます。(笑)
品又峠(単なるスキー場跡です)で、プチ休憩。
品又峠 | 下ったザレ場 (右) |
正面に金糞岳
まさに 金糞見るなら、ココ! って感じ。(笑)
↓
そのまま旧ゲレンデ跡を30分ほど下っていくと、アルカンデ駐車場に無事到着。
広い駐車場では、クロスカントリーか? レーサーさん達がまだお稽古中
ブルン キー ブルン キーキー
傍に停めてたしろくま車も、何度か障害物扱い、されてた? かも。(笑)
【出会った花など 一部】
キツリフネ | リンドウ | クルマバハグマ | ヤマハッカ |
トリカブト | ツルリンドウ | アキノキリンソウ | ホソバノヤマハハコ |
アカバナ | ゴマナ | スズカアザミ? | サラサドウダン(結実) |
※ ブンゲンという名の由来は不明、
別名「射能(しゃのう)山」というのは、山中にウランなどの元素が含まれているためとか。
運転・画像提供 ありがとう!
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