【ホノケ山】
標高736m
10月22日 (水) うす曇り
歩行時間 (約)3時間半
SIVAさん つかさん チー
地図・・・・ ← 「↓」 が ホノケ山
家5:20→阪急塚口駅5:30→十三→東向日(徒歩10)→JR向日町
→京都→近江今津→新疋田駅8:41(SIVA車)→王子保駅(つかさん)→瓜生野登山口9:50
登山口10:00→日野見台→奥野々分岐→ホノケ山12:20(昼)13:50→登山口15:05
登山口15:15→新疋田駅16:33→京都→向日町→東向日→長岡天神
→十三→塚口19:00→(買い物)→家19:30
電車賃 | 390円 | +1620円 | = | 2010円×2 | =4020円 |
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SIVAさんとの定期
例によって直前になり、天気に裏切られて、なら明日にするか?
明日って!
そりゃ 気が進みません、あちらさん、夜勤明けだもの、、(−-;
で、急遽、こんな日のための(失礼!)ホノケ山に、連れてってもらうことにする。
今日だけはどうぞ天気モッテ下さい、どんよりした曇り空
いつもの三上山さえ、姿を見せない写せない
不安〜ん
と思っていたら案の定 携帯が鳴ったぁー!
え、何だ何だ? 、、、あら つかさんも 来るってさっ!
越前のプリンスつかさんにとってホノケ山はお庭。 ヽ(^o^)丿
今日はSIVAさんでも未踏(!)のルートを辿るので、そらめっちゃ心強いですわ!
おかげで喧嘩せずに済みそうだし、(笑)
ほんでもって北進する間に、どんどん青空、見えてきてるし、、もしやもしや\(^o^)/
待ち合わせの駅前 | 正面 ホノケ山 |
北陸線の王子保(おうしお)駅で落ち合って、
田舎道を瓜生野集落まで。
「塩の道」の看板を見て左折、小スペースに2台連ねて停まってもらう。
この奥に15台ほどの広場があるらしいけど、草ボウボウだし、誰も来んだろうし(笑;
ミゾソバ、イヌタデ、ヨメナ、シロヨメナ?
辺り一面 ちょっとしたお花畑♪
ルンルンで挨拶してたら、いつの間にやら お二人が遠い人になっておる、、待ってぇ〜($・。・)/~~
右手に おっ! って感じの立派な道標。
↓
今日のコースは昔、敦賀湾から武生盆地まで塩を運んでいたルート、山越えでもこれが最短だったという。
しかし時代の波に押され
北陸道の開通で、今はもう廃れてしまって、「まぼろしの塩の道」になっているとか、、
歴史の重みを感じますなぁ、、ずっしり♪
頑丈そうな登山届ボックスには、カラー刷りのガイドマップが入ってまして
「塩の道を守る会」様 のお計らいです。m(_ _)m
右折すると熊野古道も真っ青ってな石柱道標
そこから
長い間 人に歩かれ、U字型にえぐれてしまった山道のスタートです。
※ |
U字型は、ちょうど両側 「土手」ってふうで、目の高さに花や実モノがいろいろ並び
見つけてしまうとついつい手が出て、グングン先行くお二人と、どんどん距離が開いてしまう。
まぁ、ええか (^^ゞ
カンアオイ | ツクバネ | ヤブコウジ | チゴユリ | クルマバハグマ |
40分ほどで日野見台
文字通り日野山が望める所、、白山も見えるらしい? (笑;
つかさんが冷たいみかんを出してくださりちょい休憩。
まだ 標高300m、、
瓜生野集落 日野山 |
すぐ先の樹木の間には、反射板のある足谷山が見えている。
※ |
傾斜が緩んで、明るい雑木林になり奥野々ルートと合流する。
つかさんが「ホノケ山は、ここからですからね。」 って
ほんまにしばらく行くと 「ここからが見どころ」 と、書いてあった!(笑)
※ |
そこからは、
よく歩かれていて、道幅も広くなり、正面にはホノケ山がちらちら望めて
ブナの木も増えてきた、、
大木 曲木、マッチョ木、猿面木、、
紅葉にはさすがに早いけど、それぞれユニークな お姿してはるぅ〜
旅人の往来を見てきたであろうブナたちと戯れながら、佐々生光林坊の墓跡広場。
朝倉氏に仕えた武将だったが、一向一揆に倒れ、この地で果てたという。
右手前方にうっすらと敦賀湾が見えてきて
ゆるやかに下れば林道出合、もう山頂までわずかだけれど、その前に急登があるらしい、、(−−:
と、突然 ダンプがもの凄い噴煙を上げて通過してった。
あららぁ
車道ができたら、どうなるんでしょうか、、(^^;
ホノケ山 | ★ | 丸太階段 |
工事中の林道を横切って、丸太階段を上がっていくと、再びブナの中。
林は一段と深く凛々しく見上げるようになり
足元のあちこちで、ツルリンドウが真っ赤な実をもたげている。
※ |
頂上まであと300m もうちょっとや!
※ |
シャリバテの体に鞭打って、悠々と続くブナの美林の間を縫えば、、
『ホノケ山頂』
登頂!12:20
山頂表示は分厚い木板に掘り込まれ
それを立てかけてある木台には、周囲の山や村が彫られたしっかりした金属板がはめ込んである。
やぁ すごい!
登山口といい、ここ山頂といい、地元の人に大事にされてる山なんですね。
※ |
ホノケという奇妙な名は「火の気」
昔、ここからノロシを挙げて異変を知らせたという、幕末には異国船の見張り番にもなっていたとか、、
たしかに見晴らしが良い、、みたいだが、、(笑;
★ |
お昼は急なコトが重なって、大した持ち合わせもなかったが
温かいおうどんやら、お饅頭やらお菓子やら
いっぱいいただき お腹いっぱい♪
誰かのアホ話につきあってたら、笑い転げて あっという間の1時間半
でも誰も来ないし、寒くもないし、晴れてもこない、(笑)
まぁ 最強のガスコンビと云われて久しいお二人だから(笑)
降らなかったのが不思議なくらい、、
と、往路を辿って登山口へとガンガン下って行きますと、おぉ、やっぱ来ました、パラパラと。(笑)
まぁ それくらいで良かったと思います。
故郷の尼では昼前から降っていたという話だし
雨さんも我慢しすぎてストレス溜めたら 次の時に どひゃー って なっても困るもの。(笑)
「チーさんはブンゲンに続いて今回もカタカナ山でしたね。」
ほんまやねぇ
思いがけなく越前まで押しかけたけど、しみじみと静かな(?)山が味わえました。
ありがとう。
またご一緒くださいね。
運転 ご案内 画像提供ありがとう!