【国見山(伊勢辻山〜明神平)】

10月28日 (火) 曇り時々晴れ

標高1418m 歩行時間 約6時間  

Mちゃん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の 「↓」 が明神平 

軌跡(byMちゃん)・・・・

断面図(byMちゃん)・・

家5:10ーJR塚口5:33−大阪ー鶴橋ー大和八木ー橿原神宮前6:58(M車)−大又8:15

大又8:30〜倒壊小屋10:05(10)〜伊勢辻山11:00〜赤ゾレ山〜馬駆け場12:00(20)
〜国見山12:35〜水無山〜明神平13:25(25)〜舗装路14:50〜(車)〜大又15:30


大又16:00ー大和八木17:42ー鶴橋ー大阪ー塚口19:00ー買い物ー車で家19:30

電車賃 往路 320円+610円 = 930円
復路 320円+540円 = 860円
駐車料(大又) = 500円
ガソリン代


Mちゃんとの定期
10月ももう後半、さすがに日も短くなり、急に秋っぽくなり、ちょっとアタフタしています。

今回はロングコースなので、落日が心配、、予報とにらめっこして今日!って日に強行するぞ。(^O^)/

前回、伊勢辻の時は、近鉄電車トラブルで、ぐるっと廻ってようよう大和八木駅、、だったんだけど
今日は順調!
しいて云うなら、二上山を撮ろうとしたら 「バッテリーがありません」 と液晶に出たくらい (>_<)

はぁ
「山にお湯」 「カメラにカイロ(?)」 が、要る季節になりましたのね。(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・

いつものように橿原で拾ってもらってR166から東吉野、麦谷分岐と過ぎ、明神平起点の大又まで、ほぼ1時間15分

大又の駐車場(?)は要注意(!)と聞くので
橋を渡った路肩にわざわざ停めて、どんよりした空を見上げ、たしか「晴れ」だった、、よねぇ?

溜め息まじりのスタートとなる。

和佐羅滝に入る小道の横の舗装路を上がる。


この看板には滝の横にも道が描いてあるけど、ネットでは滝まで行くと「崖登り」になるとあり
そういうのは後まわし(笑)

それにしても息の上がる急坂を、道ばたの花に癒されながら、ヒーヒー言いながら、上がっていく。
ちょっとテープに従って車道から逸れたりするが、大差ないか?(笑;

ノコンギク ヤクシソウ チャ ギンモクセイ


20分ほどで舗装路の終点に着き、民家の裏手から山道に入る。


よく踏まれているが、なるほどこれか(!)、の植林道
しばらく行くと「和佐羅滝分岐」があるけど無視して(笑)、やがて左に小滝を見下ろすようになり
それが又迫谷の沢沿いになれば
しっとりとエエ感じやなぁ♪


ガイド本の「木橋」は見当たらないが、代わりの?「鉄の橋」が連続してきて、最後だけが木橋
あったで!
けど、朽ちとる、、

と、思いきや、横にピッカピカの新橋が付けられていて、ホッとした、、(笑)

ここが演習林小屋跡かなぁ?


15分ほどで倒壊小屋(現存)に着き、ここでいつものパンタイム♪

今日は長丁場になるので、気合いのアミノ酸を、一緒に服用してもらった。
ただし、こういうものは水でしっかり流し込まないと、途中でアミノゲップが、、出たりしまぁす。(笑)

げっぷぅ〜


ここで休憩を取ったのは正解で、その先からちょっと道が荒れてきて、傾斜も増してきて やっと登山気分にはなったけど
要するに、しんどくもなった。(笑)

雑木林に変わっても、傾斜は一向に緩まず
なんか展望みたいなん(?)ある、、、と思ってたら「伊勢辻」

ここまでの道中で、初めて見た道標ですわ。
高見山縦走路との分岐、今日は高見ではなく、国見山の方へ向かう。


この先しばらくは、以前にも歩いたことのある若いブナ林の尾根道で
色づき始めた黄葉の中を、10分ほどで伊勢辻山。


正面には赤ゾレ山、その左手には木梶山が山肌をほんのり染めていて
相変わらず曇ってますが
前回のガスガス(!)に比べたら、まだ展望 いい方よねぇ、(笑;
欲を申せば、光がほしい。

木梶山(バックは局?) 赤ゾレ山 山腹


南(右手)からの風が冷たくて、ガスがしきりに伸(の)してくる
ここが踏んばりどころだと、、天気にもカツ!を入れ(笑)

渋い色の雑木林をぬけると赤ゾレ山鞍部、
「そのまんま東」にトラバースしてもよいけど、やっぱり赤ゾレピークを踏みに行っとく。(^^ゞ

背後に伊勢辻山 落葉松〜♪



赤ゾレ山の落葉松
ちょっと異空間、っぽくてステキでしょ?
でも、その先に伸びるトレイスは、派生尾根へのもので要注意。

右手の薄いトレイスたどって、ザレ場からザザッと、無理やり下りたら鞍部の原っぱ

ここにヌタ場のような小池があり、四季折々に表情を変える。
秋はちょっとファンタジック♪

木梶池?


落ち葉をカサコソいわせながら、ブナ林を登っていくと馬駆け場辻
ここは直進、、


「馬駆け場に向かう?」
「いや、向かわんよ?」

向かう! 向かわん!と 馬かけ 水かけ論!?

実は二人のガイド本が別だったので
Mちゃんのでは、この先が「馬駆け場」だが、私のでは左折したピークが「馬駆け場」と書いてあった。

実際は
この辺り一帯を「馬駆け場」と云うのだそうで、、紛らわしいね。

なだらかなブナ林、紅葉している林の向こうも淡い色に染まっていますし
なんか大人のモミジって感じや (^_^)v

振り向けば伊勢辻 赤ゾレ


と、その先に あぁこれかぁ ってな
馬駆け・・・れるほどデッカイ原っぱ、、納得!拍手!!


ホッとするような草競馬場(?)は、風もなく穏やかで、、ここでお昼にいたします。

右ピーク 国見山
馬駆け場 うっすら三峰山?


ここまで4時間で来れて、後は国見山、水無山、そしてゴールの明神平と残すのみ、、
ちょっとハイペースだったが、もうすぐだね、、って思うとルン♪

国見山への登りは急だが、ご飯のおかげで馬力(←!)も出たし
輪っかブナ(?)にも遊んでもらって、国見山までホイホイ、、だぜ。 イェーイヽ(^。^)ノ

こっち向いて〜 へ〜い! 初登頂でーす!



ではお次、水無山へ、、と
軽く下って登り返し、ふと左手に 凄まじく切れ落ちている断崖絶壁、、

おぉぉ スゲー!  と、覗きこみ (。。;
下見とったら、ビビるで
けどこれは凄いわ! めっちゃ綺麗や、、Mちゃんも ここ来て、みぃーっ!

無理やりMちゃんを絶壁に押しやる。(^^ゞ

水無山 すぐそこ うっすら大普賢
覗き込む 谷を隔て


あぁ ここが ウシローかぁ! \(^o^)/ 、、って何を今さら、(笑)

あっ こんにちはー
ここで今日、初めての方に会いました。

軽く下って水無山へ最後の登り、

とうとう来たか〜と思うと、さすがに熱いものがこみ上げてくる。

景色もだんだんフィナーレ っぽくなってる?(笑)


と、その時!
今まで眠っていた木々が、突如 メラメラと燃え?だした!
えっ 何?

あっ、太陽!

突然、目覚めた?太陽が、暖かい光を辺りいっぱいにまき散らし、目に映るすべてのものを照らし、、


うぅっ
でも、気まぐれだから、出たり引っ込んだり、赤なったり暗なったり、、(^_^;

そのつど一喜一憂してます私、、

Mちゃんはついに思い余ったか 「◇▽※△・・・」 と、呪文を唱え出し(笑)

それがほんまに天に届いたぁ!

やったぁ〜〜〜晴れたぁ〜〜〜!

\(^o^)/

「あっ あしび山荘!」

尾根


明神平は光っていました。

金剛山も見えてるっ!

あしび山荘のベランダにスタスタ駆け上がる私を追ってMちゃんが
「ハチの巣 ないよね!」 って、、 うん大丈夫(^^ゞ

うっすら金剛山系も


Mちゃんと一緒に晴れた明神平、、は初めてで(笑)
もう嬉しくなった私は、ザックをデポし、全速力で明神岩まで、駆けあがったりしております、、

わーい 晴れた〜晴れた〜 (ほっとこ。)

\(^◇^)/
辿ってきた稜線


いつの間にやらもう14時前
今日は最後に大又への長い林道歩きが待っているので、名残りは尽きねどそろそろお暇、、(^.^)/~~~

太陽に見放されぬよう、しっかり呪文も唱えてもらって(笑) 明神谷を下ります。

薊岳って凛々しいよなぁ〜 と
しみじみ話しながら、、

薊岳


谷は申し分ないほど輝いていて、それをゆっくりと愛でながら、
やがて渡渉のエリアへと、、


明神滝にも もちろん寄るよね?

明神滝 渡渉エリア


山荘跡を過ごし、舗装路に出たのが14:50

・・・結構順調・・・

二人だと何でかよく林道歩きが入るよねぇ、、ほんまほんま、、と、笑いながら
時々、花にも足止めながら、、

ハガクレツリフネ ツルニンジン ホソバヤマハハコ(明神平)


と、そこにツーーと一台、車が停まって、窓が開いて
「チーさんでしょ? ページ見てます どこまで歩かれる? どうぞ乗って!」

え〜〜〜〜〜〜!

キョトンとしちまって、アワワアワワしてるワシ (^^ゞ

だって感激です、、ほんま! なんで後姿でチーと分かられたのか?

「そりゃ分りますよ! 足上げポーズ 強烈ですもん!」

ウグッ、、恐れ入りますぅ m(_ _)m

林道歩き、45分の短縮でした、、ありがとうございました!


七滝八壺


運転 画像提供ありがとう!


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