【筆捨山(花の木)】
112月13日 (土) 晴れ
標高289m(339m) 歩行時間 約7時間
Mちゃん ・ チー
マピオン地図・・・・・・・・ | 地図上の 「↓」 が 筆捨山 |
駐車場ー関ロッジー観音山ー筆捨山(10)ー花の木ー展望岩(昼35)ー羽黒山ー羽黒神社ー駐車場
Mちゃんとの定期 2008年、締めくくり。
最近暗いニュースが多いので どっか明るいとこで、温いとこ
と探してたら、南鈴鹿の低山、、というのに行きあたったんでございます。
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草津から草津線に乗り換えて車窓から望む秀逸な三上さま、、やぁ! ええやんかこの路線。
今回お初の草津線は柘植(つげ)駅までなので、Mちゃんに柘植まで来てもらって、R25
途中 少々未舗装だったが、これが一番早いらしい、(笑;
うぎゃぁ〜! ((ガタガタ))
歴史の香り漂う関宿を抜け、、関役場の横の駐車場に駐車します。
さすが「東海道五十三次」を代表する宿場町だけあって観光マップがデーン!
ガイドさんやお客さんが、朝早くからいそいそしてはります。
私らも時間があれば、、と まずは、登山口の関ロッジへと向かいます。
しかしミゴトな快晴ですわ。 (^^)/
ちょうどロッジの左手が 「観音山登山口」で、「石仏巡りコース」とも書いてあり、
丸太階段を上がれば さっそく石室に安置された観音様、、、が、あっちこっちにいっぱいいらして、、
ルンo(^-^)o
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わずかに登ると早くも視界が開けてきまして、右手には関富士
富士いうても ここからだと甲山(西宮のん)
関富士 | 新池 関 伊勢湾方面 |
展望を楽しみながら、15分ほどで観音山
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未だ健在のモミジを愛でて下っていくと舗装路、、、そのすぐ右手が筆捨山への取り付きです。
観音山をパスするのなら、ここからスタートしてもよい。
道は、「観音山歩道」とも呼ばれ、とてもよく整備されている
いうても丸太階段、ずっと階段、まだまだ階段、続く、続〜く、、、(笑;
展望台への10分で、もう汗だくだくになりました。 (´〜`;)
展望台に勢いで駆け上がり、、景色はどう?
いやぁ〜 下とあまり変わらんような(笑;
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関富士 | 展望台 | 明星ヶ岳 羽黒山 |
そのまま遊歩道が続いて
ふと、左手に三子山! 三山だものこれは分かる!
と
背伸びして飛び上がって大騒ぎして撮っとりますが、この先から、そんなんせんでもちゃんと見えます。(笑)
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展望台から30分弱で羽黒山との分岐です。、
筆捨山vs羽黒山、どっちへ行っても「1.2km」と書いてある
私らは筆捨山へ。
自然林が植林に変わり、いっそう広くなった遊歩道を、「筆捨山まで0.4km」の道標に出合い
やぁ、もうすぐ山頂やんか! (^^)v
と、思ったんだけど、、
うわぁ〜〜〜 ひやぁ〜〜〜
なんじゃこりゃ〜〜〜
あ〜し〜あ〜げ〜てぇ〜
あ〜が〜らぁ〜〜〜〜〜ん (T_T)/~~~
上げろと言われりゃ上げますが、これがまことに試練の業でありました。(笑)
というわけで筆捨山到着です。
展望はございません(^_^;
※ 「筆捨山」は室町時代の絵師狩野元信が描こうとして諦め筆を投げた、、というイワレだとか
それはちょっと解りかねました。(笑)
さて、「ここから戻って羽黒山」 というのが一般的ですが、今日はちょっとオプションで
お隣の「花の木」にも寄ってみようという話。
「花の木」なんて、いかにも、、女心をコチョコチョってネーミングですが
一旦、沢に下りて登り返しがキツいらしい。
しっかり付けられた丸太階段を、、これを登り返すのは嫌よね、、とタンタン下って
左手には三子山 右には「花の木」も確かめられます、、ええ感じです♪
三子山 四方岩山 | 花の木 |
手すりのついた遊歩道をどんどん進む、
そろそろの分岐、うーんなかなか現れません、、どうやら「ない」のかも、と、ここは強引に、、
振り向けば筆捨山 |
ずずずずっ、、と
斜面を谷底まで滑って下りて、大丈夫か?
テープあるってMちゃんが言ってます、、何とかなりそう、、
で、テープどこ?
あるんだけどね、、いっぱいあるの。
へぇ (゜.゜?
どれを選べばよいか迷うほどのテープは当てにならず、とにかく渡渉し、踏み跡たよって適当に(^^ゞ
そしたらこういうんが、
↓
その先では林道みたいなんに出くわし、また沢に出たんよ、
はてどっち?
地図を見るけど、特に複雑な谷でもない? その尾根に乗ればええんちゃうの?
と、薄いトレイスを辿ればやがてきれいな道になって
おろらくこれがルートだろう、、とそのままずんずん進んで行きます。
そろそろかなぁ、、と思ってたら、突然! 行く手を阻まれヤブやぁ!
ゲッ! 間違ったかも。 ごめーん(゜.゜;
「花の木」からちょっと逸れてるようだと、Mちゃんが云うので ではっ と思い切ってヤブに突入!
斜面をへつって左にトラバース、イタッ! サルトリイバラが痛いよぉ(^_^; 半泣き、
でも、Mちゃんはどんどん進んでいきます。
あっ! でっかい岩だ
登れる?巻くの?
行ってみるわ、、と、岩角つかんで よっこらしょ
難所はかくしてどうにか越えたが、さらなる岩場がその先に待ち受けていて、さすがにこれは無理だわさっ
と左側に廻り込み、といっても急斜面なので、、そろ〜りそろそろ、、
※ |
やっと傾斜が緩んだか、、と思ったところで あっ!
正面からオジサンが、、
あらっ
あのぉ、、「花の木」って どこでしょう?
すぐそこや。
キャー 助かったぁ! ヽ(^o^)丿
とにもかくにも「花の木」まで直行
谷に下りてから1時間半ちかくも、奮闘してたのでありました。(^^;
↑
「花の木」の山頂は、どこが「花の木」って感じですが(笑)
その南には別名「展望岩」とも呼ばれる大岩があるので、往路を辿って岩の間を縫いながら、とにかくそちらをめざします
わっせわっせ♪
これだぁ!
と、登ったのは、一個手前の岩だったり、(^^ゞ
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その向こうには、たしかにデカイ岩!
そしてさっきのオジサンも。
大岩からの展望は今までの疲れもぶっ飛ぶくらい、ミゴトな眺めでありまして、
オジサンのそばまで 四つん這いになって上がっていって、
わぁヽ(^。^)ノヽ(^o^)丿すごーい
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もう、嬉しくって ギャァギャァ喚いて、オジサンを追い出したかも? ゴメンなさい(^^ゞ
とにかく \(^o^)/ ヽ(^o^)丿
霞む錫杖ヶ岳 |
思いっきり展望を楽しんで、去りがたい大岩を後にして、羽黒山へと向かいます。
案の定、下山するのも一苦労で、
テープがまたまたあり過ぎで、全く信用できません。
たまたま辿った青テープなんて とんでもない激斜面に続いていて
これを誰かが辿るってこと考えたんだろうか?、ともう腹が立つほど。
ようよう谷へ、、林道に飛び出し
沢を渡って対岸の薄いトレイスを登っていけば 朝も通った覚えのある分岐。
これだけは想定内でした。(苦笑)
さあ羽黒山へと急ぎます。
分岐を過ごすと 岩尾根になり、、けど、なんか方向がちがうような?
ほんまだ(゜.゜;
と、慌てて引き返し、巨岩の手前を下っていけば
あっ ロープ!
大きな岩に垂れ下がっているロープを引きよせ、、、あれぇ 切れてるやん!
垂れてるロープにぶら下がり、なりふり構わず這いあがります しかし岩の上には松の枝がびっしり
これは潜れません、、しかも絶壁!
、、、あぁぁ でも行くのね?(笑) ハイハイ と、しゃにむに潜り込んで、、
次の「胎内くぐり」にはなかなか出合えず、不安な面持ち (゜.゜;
馬の背の岩場をヨタヨタ渡って
ゲゲゲ、、行き止まっとるぅ、、そろ〜り戻るぅ、、ってな一幕も。(笑;
胎内くぐりは こんなんでした。
↓
すんません、フル出場いただきまして、m(_ _)m |
シダを分け、まだまだ続く岩尾根にオウジョウしながら、、
羽黒山は もう過ぎたかな?
と、たまたまザレ地で資料を開いて、、、あぁ ここ?、、、そこでした。(笑)
向こうに明星ヶ岳 | 錫杖ヶ岳 |
もう16時前で、
そろそろ日も傾きかけてて、、ちょっと焦っておりますが、最後の展望岩にも登らねば
と、アタフタしてたら、、あっ あった!
亀山の工場群 | 関富士 |
やっと眼下に林道が、羽黒権現神社の鳥居をくぐって めでたくゴールイン♪
( ^^)Y☆Y(^^ )
いやぁ 実に盛りだくさんな一日でした、、関富士には行かなかったけど、、
「富士山は見る山」 っていうので
ゆっくりと眺めながら、駐車場へと戻ることにいたします。
鷲町からの関富士 |
運転・画像提供 ありがとう!