【御在所岳】
1月24日 (土) 曇り時々雪時々晴れ
標高 1211m
歩行時間 約5時間
単独行さん、Leoさん、しろくまさん、チー
マピオン地図・・・・・・・・ | 地図上の 「↓」 が 御在所岳(三角点) |
鈴鹿スカイラインゲート前ー日向小屋ー藤内小屋ー国見峠ースキー場ー御在所岳三角点(50)一ロープウエイ乗り場ー鈴鹿スカイラインゲート前
風邪で一週間トンでしまってる山歩き
ムリは禁物、、しかし、このまま雪山を知らずして春を迎える侘しさよ、、あぁ、、
雪山いきてぇ〜
はぁ雪山ですかぁ、、
と しろくまさんが選んでくれた3段階のランキングゥ〜 (←?
真ん中のなら行けるかも?
と この冬初めての本格的?な雪山は、御在所岳になったのでした。
それならば、、と
雪山フェチのレオさんや単独行さんもご賛同下さることとなり、これはもう
クマがジャイアントパンダになったも同然!ヽ(^o^)丿
・・・・・・・・・・
しかし毎度のことながら、週末が近づくと寒波も一緒にやってきて、予報は最悪、山は吹雪よ、誰やっ?(笑)
うーん
単車に4人乗り(!)で鈴鹿スカイラインまでこぎつけますと、まさに雲の中に首、突っ込んだよう、、(注:単車=単独行さん車)
隠れんうちに撮っとったらどうです?
↓
コンビニから御在所岳 |
しかしまぁ
今からあっこに登るんでっか? ってな空ですな。(^_^;
鈴鹿スカイラインから鎌ヶ岳 |
8:15
スカイラインのゲート前で、すでに数台が停まっている先頭に縦列駐車してもらい
外へ出てサブっ!
また ピュッ♪ っと車内に引っ込む カタツムリかいっ(^^ゞ
もぉ、着込めるだけ着込みますよっ! パッチはさすがに持ってないけど(笑)
それでもまだまだ不安なんで これでもかっ!と、俵型のインナーをレオさんザックに突っ込んで
よし!
ワカンぶらぶら
小雪の舞う中、やれやれのスタートです。
20分ほどでトンネルが見えてきたので、その手前を右折し「裏道」へと入ります。
うっそうとした遊歩道からやがて沢に下り立つと
広い河原に大きな岩がゴロゴロしていて、それに被さる土石や瓦礫、
そのあまりの様に思わず固唾を呑みました。
惨たらしく捻じ曲げられた鉄パイプは、遊歩道の手すりだったものでしょうか?
土石流にえげつなくえぐられた土手の奥には ネットで見たとおりの日向小屋がかろうじて建っていて
かの9月の豪雨の凄まじさをまざまざ見るよう、、
岩に点々と付けられた赤ペンキに従って、渡渉しながら藤内小屋まで
その渡渉が、どうしようもなく 私には辛かった。(^^;
※ | |
階段を上がった手前の小屋は傾いていましたが、
藤内小屋は、たくさんのボランティアさんの支援のおかげで、すでに営業を再開されてるようす。
(残念ながら今日は休業)
※ |
再び舞い始めた雪の中 殺伐とした景色の向こうに、憤然と構えた「藤内壁」を見上げます。
立岩 | 藤内壁 |
と、その時!
パーっと陽が射し 雪の原をカラカラと光(てか)らせ、、
キャッ!眩しいぃ〜〜
雪ってこんなに眩(まばゆ)いのね、、、思い出しよる(^^ゞ
今だけですよねこれ? ってレオさんの言葉に苦笑しながら
ほんまに気まぐれでいいから、また来てね〜太陽〜〜 ($・・)/~~~
って祈る気持ち。
右岸に移り、沢から離れて藤内壁出合へと、、
振り向けば、意外にも下界がくっきりしていてビックリ (^^)/
藤内壁に向かうパーティがおられます。(^^;
樹林帯の登りになると、登山道もあちこち凍っておって
転ばぬ先の杖なので、忠告に従い、いち早くアイゼンを付けさしてもらう。
足跡は、谷に向かってるけどテープは上よね、、ここはやっぱり斜面をへつるか、、
危なっかしい雪の急登、時々 ブスッと踏み抜きながら、、
やがて、頼りにしていたトレイスも消え
テープに沿おうにも しょっちゅうゴボるし 一歩一歩がままならない。
傾斜はさらにきつくなり サラサラの雪の下はカチンコチンに凍っています
左手、スパッと切れ落ちていて、滑るとどこまで行ってまうやら、、もうアイゼンなしでは進めません。
壮絶な氷壁を見上げ、よろけながら(!)振り返る下界の景色に励まされ
難所をいくつか越えました。
五合目、六合目、七合目、、確実に高度は上がっていくけれど その分、風も容赦なく
こりゃ大変ですぜぇ、、兄さん!
こんなとこでしたかぁ?、、って 「裏道」に来たことのある単独行さんとしろくまさん。
豪雨で道が変わったか、、やっぱり谷を行くべきだったか、、と
お願いだから 今、そういうの言わんでぇ シクシク(/__;)
小さな渡渉を過ごすとスパッと開け、やっと尾根だ、という感じ、、もうちょっとや!
腹もへりましたなぁ
パワー不足だからよね、またまた世界が白濁色に戻っています。(笑;
10:45
やっと、国見峠に着きました。
青空っ と思った瞬間、光がチッと射しこんで、灰色斜面が一瞬 キラキラ
わっ!
どっち撮ろっ? と迷ってる間にまた陰ってもた。 どんくさっ(‐_‐#
※ |
記念撮影は、せえへんのか?
あぁ そやそや、、
と
4人ぶっきらぼうに打ち揃って仁王棒立ち、、カメラに向かってニッと笑って見せました。
単独行さん提供 |
ツツジの小枝に小さな霧氷
雪をかぶったササの道をつらつらと登っていく、、フフッ と寒風にからかわれながら
カメラがこっちに向いている、、とりあえず上げます(!)が、何?って振り向く、
おぉ 真っ白やん!
木も山も空も ぜぇ〜〜〜んぶ。ヽ(^。^)ノ
※ |
あの平べったいとこ、イブネね
あぁ、、そういうの あったあった、、ってなレベルですが(^^ゞ、めちゃ綺麗ぇ〜〜
山上の雨量レーダーが見えてきた
あれは登って来た裏道だろうか、藤内壁か、、?
乳白色の山容を、しこしこカメラに収めていると
いきなりスキー場に飛び出して、大勢の人が雪と戯れ、はしゃいではる
この寒空の下 皆ほんまに元気やなぁ。
人工物だが氷壁もある。
六甲に慣れてる私には、この賑わいも抵抗なしです。(笑)
鎌ヶ岳を確認してから遊歩道に戻り、三角点へと向かいます。
陽が射すとポッカポカと暖かい、もう遊歩道でご飯食べた〜い。
とか思いながら、ほら、またまた鎌さんだべ!
カッコイイ〜〜 (^◇^)/~~~
※ | |
冠峰歌の碑(鎌ヶ岳を詠んだ歌) | しろくまさん提供 |
雲母峰の向こうには伊勢湾も見えている
今日は、何の期待もしなかった、から、この展望は夢のよう。(笑)
ようよう遊歩道とお別れし、階段をゼェゼェ上がっていくと、ついに三角点の原っぱに出た。
ホッ
ぶわぁ〜〜〜〜
わぁ〜〜さぶぅ〜〜〜〜〜〜〜
あっ 比良っ!
比良って?比良か?、、琵琶湖の向こうの湖西が見えるん?
ほんまやぁ \(^o^)/
もぉ 大騒ぎ! \(^◇^)/
誰かさんは、とっくに「東屋」を陣取って、お湯沸かしてられますが、(笑)
北側に真白な山も見える、
望湖台も名古屋の方も、ちゃんと確認できてます、、
めっちゃ展望ええですやん!
おぉおぉ。
ホッとするとお腹もグ〜グ〜
我慢がキレて、オニギリやらお団子やらを口にパカパカ放り込みながら、ラーメンを作ります。
アケスケの「東屋」は、ビュゥビュゥ風の通り道
器やらお箸やらが、あっちこっちに飛ぶ飛ぶ、、鍋は煮えへん ひもじいわ(笑)
もう自分のことで精いっぱい(☆_☆)
とにもかくにも「サッポロvs長崎」 二種ラーメンの競演?を 足ガタガタさせて呑み込んで(笑;
寒いっ!
チャチャッと仕舞って はいサイナラァ
あっ 写真やっ!
すんません
下山しかけてはった方に無理やりカメラを押しつけて、撮っていただきましたぁ。
はよ並んで並んで!(笑)
※ |
50分も吹きっさらしにおったので
もう寒いのも麻痺してますが(笑; これでも以前、しろくまさんと武平峠から登った時よりマシです
う〜ん (゜.゜)(゜_゜)
その武平峠に下ってみよう、、という話。
だって「裏道」はゼッタイ嫌だし(笑;
途中まで行きかけて、遊歩道でもボコボコ ゴボる。私は平気でも
こりゃワカンないと無理ですなぁ、、皆さんどうぞ付けて〜
レオさんのお言葉に甘え 遠慮なく(^^ゞ
お待たぁ
チラッと下りかける、けど、、トレイスないなぁ、、迷うかなぁ、遭難したり、、、、
もぉ ロープウェイにするか?
するぅ〜〜!
満場一致でありましたぁ。 ヽ(^o^)丿
といっても戻るまでもまた一苦労
下りはスタスタ楽だったのだけど、ちょっと登ると息が切れて、
雪の道、予想以上に疲れてますワシ(^^ゞ
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スキー場まで戻ってきまして、ここからは、未踏(!)のロープウェイ乗り場です。
中は暖かいねぇ アイス食べた〜い
えっ 600円ちゃうの?!
それ子供料金っ!
「1分間100円やで!」 って単独行さんの一発がバカ受けし、大爆笑のままゴンドラに、、、(^◇^)
※ | |
あれは負ばれ岩か?地蔵岩ちゃうか? あっこの谷、歩けるん? おぉ〜コワっ なんか気持ち悪ぅ〜なってきた(´Д`)
あんた高所○怖症か?岩やってんのに、、、単独行さん生きてるん?
で
結局、何も撮ってなかったりする?(爆)
運転・画像提供 ありがとう!
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