【竜ヶ岳】
2月7日 (土) 快晴
標高 竜ヶ岳1099m 砂山497m
歩行時間 約7時間40分
しろくまさん ・ チー
マピオン地図・・・・・・・・ | 地図上の 「↓」 が 砂山 |
宇賀渓駐車場7:35ー大日向9:10ーホタガ谷コース合流10:45ー竜ヶ岳11:25(45)ー石榑峠13:30ー砂山15:00(10)−駐車場16:15
お天気もよさげなので「竜」にしません?
それはええけど、どこ登るん?
遠足尾根
わぁヽ(^o^)丿
ロングコースだと定評の遠足尾根、以前、不覚にも中途リタイアしてしまってる無念のエリアでもありまして、、
はて、いったい誰が遠足に行ってたのか。
何はともあれ、遠足の前夜は眠れない、というのが世の常でして、、(笑)
・・・・・・・・・・・・
5:45、豊中から名神入って新名神をガンガン走って、四日市着が6:55 早っ!
鎌、御在所、釈迦、竜、藤原
今日はピーカンやね
しかし雪がない、、ゆ〜き〜が〜ない♪ 歌とる時でもないっ!
宇賀渓キャンプ場までこぎつけて
駐車場のメインポール(←上にガスタンク?が乗ったヤツ↓)のとこから、しげしげと見上げる今日のお山。
はぁ
ボク、スノーシュー、置いときますわ。(笑;
そやね。
と、アイゼンだけは突っ込んで、尼守り 「お守り」に、私のワカンを担いでいただき(^^ゞ
宇賀渓谷の遊歩道の橋を渡って、
ここ、取り付き分かりづらいんですよねぇ。
てきとーでしょ?
と、ほんまに適当なところからエイヤ!と植林に分け入って、いきなり始まる激登り!
なんともはや、(v_v)
うわぁっ!
チーさーん 登りやすいとこ登ってぇ〜とか喚いてはるけど、踏み跡ないし、どっこもめちゃ急ぅ!
雪がないのせめてもの救い、、アーメン。
と、全くただの斜面と格闘すること40分、ようよう傾斜がなだらかに、、
(^_^;
いやぁ、しょっぱな大ブレイクでしたなぁ
はぁ
ま、ザ・鈴鹿 ってやつですね。
うーん
※ |
支尾根に乗るとトレイスもそれなりで、下界もちらちら見えている。
なかなかよく手入れされた杉林を、30分ほどで大日向のピークです。
↓
ダイニチコウではなく、「おおひなた」と読むんだそうです、のわりには全く「ひなた」じゃないけど。(笑)
その先から
右側が雑木に変わって、養老山地の向こうには、白いお山もチラホラ。
あれ、白山や
、、ってな白い凸凹を、何度か止まってズームでトライ。 うーむ(^_^;
白山 | 乗鞍岳 御嶽山 |
まもなく二次林になり道に雪もまじりだし、
快晴の空にゼブラの竜ヶ岳が、ひょこひょこ顔を覗かせる。
※ |
ヤセ尾根になると御在所側の展望も広がってきて、
右手には、デンと構えた能郷白山、真黒な恵那山なども、うっすらと。
能郷白山 | 恵那山 |
凍ってる崩壊地を慎重に通過して、鈴鹿の山の広がりに、ちょっとソワソワしてます。
大日向から1時間弱、いよいよ笹原に飛び出した。
見渡す限りの大展望
鈴鹿南部はもちろんのこと、藤原岳の奥には白山、それに続く北アルプス、乗鞍、御嶽、中央、恵那山、南アルプス、、
雨乞 イブネ | ※ | 四日市方面 |
今日はほんまに凄いですぅ。
富士山は見えへんかぁ、、と、睨んでいると
ほんまに見える気がしてきたり(笑)
笹をバッサリと分けて、帯のような雪道がまっすぐに延びている。
モーゼの十戒みたいなふうに ←そりゃオーバー。(笑)
バージンスノーの感触を楽しんで、サクサクと響かせて♪
笹原に出てから30分ほどで、小さな池があった。
表面は凍ってるし、空を映すほどでもないけど、碧く映してほしいけど、、
雪浅いところでは笹がせり出し藪っぽい。
雪が消えれば、藪こぎを強いられるようになるらしい。
「やっぱ、遠足尾根は冬、、やねぇ。」 しろくまさんも嬉しそう。
御池岳 藤原岳 |
御池岳も見えだして、
西に緩やかにカーブして竜ヶ岳が正面になり、それが、どんどんリアルになっていく。
ホタガ谷からの道と合流し、ここからは以前、春にも歩いたはずだが
こんな斜面だったっけ?(゜.゜;
治田峠分岐を過ごして、いよいよ最後の登り坂。
かなりの傾斜にゼェゼェハァハァ、空きっぱらには応えますぅ〜
11:25
やっと山頂に到着。
いやぁ、雪がありませ〜ん!
けど
※ |
見渡す限り、大展望ぉ〜〜 \(^o^)/
見下ろす下界の景観や、辿った尾根の稜線が、下界に向かって延びていて、
よぉまぁ、あの斜面を登ったな と、取り付き辺を示しながら、たまには自分を褒めましょう。 (^^)\(^‐^
ラーメンを啜っていると、人がゆるゆる上がってくるのが見える。
貸し切りだった山頂も、ポツポツと人が集まりはじめ
こちらもまだ先のある身だし
12:10
早々に腰を上げました。
鈴鹿の山を見まわして、雪の混じったなだらかな笹道を、下ります。
振り向きざまの竜が凛々しい!
間もなく急勾配になって、笹つかんで激下る
竜がどんどん高くなり、眼下には、八風街道の綴れ織りが見えてきた、、そしてこれですわ!
執念の?重ね岩。
今日こそ登るぞぉー!
果たして、、?
石榑峠へ | ※ |
これでも格段の進歩(!)なんだわ! (ー。ーメ
悔しいからしろくまさん v(^^)v とか貼りませんけど、、シクシク(/_;)
えっとぉ、、、
では、先を急ぎます(笑;
雪の吹き溜まってるところやら、ザレ場を過ごして、どんどん下っていきますと
なんと、激しく崩落している。
※ | |
こんなになってた?
だってあれは4年も前のことだから。
そのすぐ下が石榑峠。
車泣かせの「ブロックゲート」の向こうには、土石流でズタズタにされた国道が、無残な姿で取り残されてて
下のトンネル工事も進んでいるし、こりゃ、復旧の見通し立たないかもです。
小峠から宇賀渓谷に左折して、
こちらもちょっと荒れてる沢を何度か渡渉し、、渓流美には癒されながら
堰堤の所で小休止。
砂山分岐は、そのすぐ先。
そう、まだ今から「砂山」に行きまんねん。(;_;)
※ |
朝の悪夢(!)を彷彿させる激登り、なんで再び現れる。(^^;
ゲー しんどい〜
どっと疲れて、突っ伏しそうだ、、
短期決戦、ガンバレー!
間もなく何事もなかったかの如く「良い尾根道」に乗りまして、
87 88、と、不規則に番号札が掛けられている。
めざす「砂山」は95番、、
次何番?と、心待ちにしながらも、岩場に上がって竜に手を振る (^^)/~ めちゃ馴れ馴れし!
※ |
いよいよ下界も見えだして、前方に岩塊が、、あれが「砂山」?
ゼンゼン「砂」じゃないけれど(笑)
↓
その「砂山」の岩場に立って眺めます。
竜ヶ岳から遠足尾根の稜線が、すーっと延びてる、今日一日の出来事が、パカパカパカと蘇る。
※ |
遊歩道を右に見送り、そのまま尾根をたどっていくと
こっちの方が砂山らしい風化したザレ場があるが、「砂山」はあくまでもあっちです。(笑;
もうかなり疲労困憊しておって、笑っているのは「膝」ばかり。(笑)
早く下界に降りたくて
次の番号札を待ち焦がれてるのに
なかなか下ろしてもらえない、これがハイキングコースの醍醐味なのかな。
へぇ〜(;´・`) (´〜`;)
16時過ぎ 北谷に、やっと下山できまして、これにて本日のメニュー全て終了!
あ〜しんど。
鎌に沈む夕日 |
お疲れさまでしたぁ
ほんまに疲れたね、、感動って疲れるんやね。(笑)