【高室山】
3月15日 (日) 晴れ
標高 818m
歩行時間 約6時間
Mちゃん ・ チー
マピオン地図・・・・・・・・ | 地図上の 「↓」 が 高室山 |
佐目集落P8:10−林道出合9:35−高室山10:05(30)−高室林道始点11:25−保月12:20(50)−佐目分岐14:15−陣屋14:30−つかって舎15:10(10)−駐車場15:45
「青春キップで行く鈴鹿」は、南よりも北の方が交通の便が良い(!)ということなので、
奈良のMちゃんに、南彦根駅まで来てもらうことになった。
案じられたお天気も、がっちりピーカン!
彼方には比良の山も、雪をいただき輝いてるわ、綺麗やなぁ (^O^)/
えっ 雪山?
まさか、鈴鹿は違うよね?
と、つい自分の都合の良い方に考えてしまうチーですが
R306の基部、佐目集落までこぎ着けて、、いやぁーあの山も真っ白やね。
と、見上げていたのが 本日の高室山の尾根でした。(!)
さぁ〜 エライことになりました。(笑)
ま、着く頃には雪も融けてるだろ、、と、この期に及んで依然と チー(いや)ノー天気。
もう、開き直らなしゃぁない、とも申します(笑)
バス停横が登山口。
民家の裏の植林帯に取り付いて、10分ほどで最初の鉄塔、さらに20分ほどで鉄塔その2
いずれも古い(もう使われてない?)鉄塔のようです。
ところどころ斜面をへつったり、倒木越えたり、、、と、なかなかの難行苦行です。
ふと、眼下には集落が覗いています。
あっこに戻りた〜い \(‐。‐メ アホ!
やっと尾根に乗りまして、プチ霧氷もできてます。
見上げれば頭上は青空!
綺麗やねぇ〜
でも水滴ぽたぽた、頭や肩にぽたぽた ぼたぼた
冷てぇ〜
徐々に高度は稼いでますが
ところどころは激登で、それを巻いたら 斜面をへつることになり、直登は大変そうやし、、
道 どこかな?
おそらく道は、雪の下なのでしょう、、トレイスもないんですもん。
えっ それってもしや 私らだけ、ってこと?
やっぱり戻りた〜い \(‐。‐メ ポカッ
とりあえず尾根に乗ったので、コワゴワ進む、、と、次第に展望も開けてくる
周囲の山も見えてくる。
茶野方面 | セメント採石場 |
尾根が広くなったので、
Mちゃんと、あっちとこっちで二手に分かれ
こっちがいいよ、いや、こっちだよ! と 勝手気ままに登っております。
だんだん雪深くも なっているけど、、(-。-;
やがて植林帯に入って、それを登りつめると、見覚えのある林道に出ました。
あそこが高室山の取り付きだ!
助かったぁ ヽ(^o^)丿
ゴボりながら林道に這い上がり、そのすぐ先の斜面に取りつき匍匐(ほふく)前進・・・(古っ!)
おぉ なんと!
霧氷のカーテンが、陽の光を浴びて 煌めいて
感動やなぁ
でも、気がつくと、自分がいるのはその霧氷の「檻」の中 だったりする。
ウギヤー!
※ |
あっちが道っぽい!
と、言われるままに、何とか脱出
左から廻り込むように、やがてカヤトの雪原に出て、こんなとこだったかしらぁ?
もうちょっと もうちょっと
ガンバレ ガンバレ
山頂が見えた! と、バク進しようとした瞬間、、ボソッ!
あれぇ〜〜(@。@)
とまぁ いろいろありましたけど(笑)
とにかく!
パーンと開けた山頂に、やっと辿りつきました。
いやぁ、大変でしたぁ、感激ですがぁ、、
雪原の山頂広場。
霊仙、御池と名だたる山は、まだ半分ほど雲に隠れておりますが、ウソみたい?に晴れていて
風もなく暖か〜い。
それに、まだ10時やんけ。(^^)v
そう、ぎゃーぎゃー騒いだ割には、コースタイム以内 だよー!
、、だし、誰も いない し、、(笑)
余裕で景色を楽むことに♪
さて、これからどうする?
山上散策?
でも、この分じゃ、どこへ行っても雪だらけぇ ゴボリまくり〜濡れまくり〜
うーん。
もう雪はいいわ、花はない?
は、花ですかぁ? この雪の下とかにある、、とか、、ここ掘れワンワン♪ \(‐。‐メ マジメに
というわけで、とにかく地面の見えてるところを求めてつらつら、旅することになりました。
ちょうどその時、佐目の方から男性がお一人登って来られて
こんにちはぁ〜
同じく陣屋の方に周回されるそうです。
きっと、私らのむちゃむちゃな トレイス辿りながら、笑ってはったと思います。(笑)
※ |
では、お先に!
と、まずは下山ですが
事態が事態なので安全パイで、林道まで戻って、林道歩きする、、ということにしました。
取り付きの林道から、さらに進んで三叉路を右折、室ノ谷林道に出て、
その道を、ひたすら下っていくと、上石津多賀線の林道に出合います。
そこを右折。
三叉路 | 上石津線分岐 |
さらに、冬季閉鎖中の林道を、延々と東進します。
こんなアスファルトの登り坂に耐えてくれるのは、世界広しといえど Mちゃんだけ、、(と もう一人 うちのMもおるか。)
(笑)
途中でお腹が空いたので、ちょっとお菓子も戴きながら、、
そうだ! ここを登りつめると、スゴイもんがあるんだよ!
と、Mちゃんを励まして
ほらっ これで〜す ジャーン!
地蔵峠 |
(゜-゜?
↑
・・・無反応・・・
すんませーん おもいっきりハズシたぁ ≪(_ _)≫
え〜 気を取り直して(笑)
ここがピークだと思ってた峠を、まだ登るのか、、と気落ちしながら(!)上がっていくと
やがて正面に、かの有名な鍋尻山!
今度こそ、と、下ったところに、保月集落がポツン。
に到着しました。
しかしです!
ここも 一面の雪の原、、な、な、何と、、
(゜。゜;ポカーン
ここは、夏場には村の人も入ってる、という集落なので、いわゆるパーフェクト廃村ではないようで
どことなく人の温か味を感じるってか、、
雰囲気も明るい。
たまたま用事で来てはった村の方に声を掛けて、
ちょっと散策しました。
いつの間にやらもう13時前。
まだこれから下山、という大仕事も残ってますし お昼を食べたら早々に戻らなくては、、
とか言いつつも後3分、後5分、、と、ホッとしたのか寛ぎモード。
まさかこの時、家来との異名を持つ「近所の山友しろくまさん」が、このすぐ裏山に居てはろうとは(!)
全くもって知る由もなく。(笑)
いくら名残り惜しくてこの村に住みたいくらいでも、、もういい加減に戻らなくては、
帰りは下りがメインだから、まだ楽かなぁ〜と、話してたんだけど、やっぱりごっつい長い道。
地蔵峠の雪も、もうだいぶ融けている。
この状態から今朝に戻って、スタートしたい気分です。(笑)
室ノ谷林道まで引き返してきて フキノトウを見つけながら 植林帯に入って間もなくの佐目分岐を右折。
テープが方々でヒラヒラしてますが、辿るのは鉄塔道。
もうほとんど雪も消えていて、道なき所はグジュグジュだけど、、
間もなく
鉄塔がバーン、と2本立ってる所に出くわして、その中間に「陣屋」の祠。
山頂で会ったオジサンは、もうとっくに下山してはるでしょう。(笑)
2本目の鉄塔の下には麓の集落が見えていて
彼方には、霞んだ琵琶湖や、三上山も見える、分かる?(笑)
道は左側から回り込むように、つづら折れに下っていって
雑木、そして植林帯になりまして、
堰堤に落ちる水音が聞こえだすと、間もなく集落、
「つかって舎」 という東屋があります。
遠慮なく、使わせてもらって あぁ、よく歩いたと、ちょい長休憩。
※ |
南後谷村に設置されてるさまざまな趣向を楽しみながら、駐車場までたらたらと。
思いもかけない雪のため、思いがけないルートになったけど、いろいろ見れて楽しかったね。
あのぉ、十二相神社にも寄っていい? (^^ゞ
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運転 画像提供 ありがとう!