【青葉山】
3月29日 (日) 晴れ
標高 693m
歩行時間 約6時間
ミツ ・ チー
マピオン地図・・・・・・・・ | 地図上の 「↓」 が 青葉山 |
松尾寺駅10:51(コンビニ)11:05−松尾寺12:05(20)−西峰13:55(30)14:25
−東峰14:58−展望台(10)ー登山口16:20−中山寺16:30−青郷駅17:15
・・・春の青春18きっぷ旅 パート2・・・
もう4月だというのに、まだ青春きっぷ4回分も(!)残っているので、
アタフタと家族総出(!)で、京都、福井の県境にある青葉山に行くことにする。
青葉山は若狭富士とも呼ばれる名山だが
我が家からは比較的便利な福知山線経由、、というロケ。(^_^)v
だがそこは地方路線
一番電車で出かけても、着くのが11時前(!)という、、あぁ 悔しい、、(/_;)シクシク
さらにミツは、あろうことか登山前にコンビニで今日発売のコンサートチケットを買いたいとほざく のたまう。
ジョーダン顔だけ!ってんだわ。(−。−# 、、ったく!
えっ? チーちゃんも行くよね、、コンサート♪
あぁ はぁ (^^ゞ
ということで、ガイド本では 青郷駅からの発着になってるが
私らはコンビニに寄るため 一個手前の松尾寺駅で下車することにした。
この駅は、いつか来た駅〜♪
と、思ったら、大昔にもやっぱり青春きっぷで来てて、この駅まで送ってもらってる。
そう、青葉山は二度目なのね。
、、にしては、辺りの景色に全く覚えがない!、、と思ったら
そうそう、あの時は松尾寺まで車で上がって、ラクしたんでありました。(^^ゞ
今日は歩いて上がるのだわ、、(-。-;ヤレヤレ
ま、ご覧のとおり、ローカル色一色(笑)なので、飽きないっちゃ飽きないけど、(笑)
梅なんかがまだちらほら咲いていて
やがて車道に合流すると りっぱな「松尾寺参道」ってのがコンクリの塀に彫り込んであって、、
ほぉ〜 (^。^;
まさか、このまま車道歩き?
と思いきや、途中で近道があったり (^^)v それがグジュグジュ道だったり、(T_T)
しかし、さっきから松尾寺へ上がっていく車が、ひっきりなしだけど
みんな青葉山に登るんじゃないよね?
とか思いながら、ようよう寺まで上がってきて、、あ〜疲れた 今何時や?
もぉ12時過ぎてるんやん!
お昼は山上にするでっ! (-_-)バシッ!
松尾(まつのお)寺
・・・西国二十九番札所・・・
石段を上がると山門、そして本堂へと続き、、広大で荘厳な境内には参詣者がいっぱい。
何かあるんだろか?
えっと登山口は、、
渡り廊下の向こうに標識が見えてるアレだわ。
表示に従い竹林を行けば、車道を横切りいよいよ山道に入る。
傍らに「山頂まで60歳なら1時間」とか、目立つように書いてあって、だからなんなのさ、って感じ、、 (..)φ えっとぉ〜
ちょっと、、計算とかしないでって!(笑;
杉林を過ぎると、巨木地帯になって、たまに傾斜も急になるけど
さすがに道はしっかりしていて、急な所にはロープもある
昔に比べてかなりよく、踏まれてるって感じ。
何の心配もない?
しいて言うなら、こんなとこあったかなぁ? って未だに記憶喪失になってるのが 甚だ、、
(^_^;情けなぁ〜い
そうか、
前は真夏だったんで、樹木の葉っぱが生い茂ってて見晴らしよくなかったんだ、、(←そういう問題か? (^^ゞ
遠くに連なる白い山、、それはさっぱり同定できないけど、、まぁ 細かいことには拘らず(笑)
予報では昼ごろから「晴れ」だったが、時おり陽が射したり、また陰ったり。
青葉山では、これを「晴れ」というらしい。(笑)
たまに、小さな花を見つけては
日差しはまだこんなにやわらかなのに、春なんですよ、と、教えられたり、、
ふと目の前に長い梯子
あ〜 これっ!
昔、この横にタラ〜ってロープが下がってて、、
このロープ伝って こっち向いて足上げぇ〜 とか言われて 必死のパッチでやったのに、ヤツはしゃぁしゃぁと普通に階段あがりよって、、
とか、思い出さんでもええ事まで思い出したり、、(笑;
※ |
まもなく祠
今回は、朽ちた石段にも上がってみた。
※ |
別にどぉーってこと なかった。(笑)
だんだん岩っぽくなってきて、ちらほら雪が残ってる。
眼下に海も望めはじめて
「今寺」集落への分岐を過ごせば
ようよう西峰山頂。
傍らには祠と小屋があり、麓の松尾寺の奥の院でもあるらしい。
西峰があれば東峰もある、青葉山は双耳峰なので、まだ尾根伝いが続くんだけど、、
まずは景色を見に行って、おもむろにお昼、という段取り。
麓の集落や南に連なる山々は、祠の前からでもよく見える
けど、青葉山名物、内浦湾のリアス式海岸の風景は、背後の岩壁を、よじ登らないと見えません。
と、壁に垂れたロープ伝って、途中から左に回り込んで、、岩上! ヽ(^o^)丿
ちょうどその時、ミツも山上に参上(!)したので、
この上まで来てねぇ (^.^)/~~~ と言い放ち、クルっと向き直って景色に見入る。
やぁ〜 ゴキゲン!
なんて素敵なんでしょう〜 もうウットリ♪
数枚、激写して、ミツはまだかと振り返る アワワワ、、(。。;
岩壁にとりついたミツは、途中で左に廻り込まず、そのまま直登、ロッククライミング中っ!
\(-o-)/ウギャー
あか〜ん 危ない〜〜! 下や! 廻りこむねん!
ったく、、もぉ。
びっくりしたぁ (^_^;
貸し切り状態の崖上、にポニョ♪ っと佇んでるミツに場所を譲って
ここがクライマックスだから、なんぼでも撮って、と、、気配りのかたまり、、(^_^)v
もうええかぁ〜
・・・・・・・
えっと、せっかく上がってきた記念なので、ミツが撮った写真も載せますが、、
まぁ
たったの2枚(!)しか撮ってないんで、選びようもないけど、
↓
左右の違いはどこかなぁ? みたいな、、
しかも何で真ん中、プツンと切れとるねん 修正のしようがない、、、まぁ、そういう亭主だわ。 (-。-; ケッ
さて!
見るもん見たので、もう14時だし、とっとと食事。
ぶっちゃけた話、「60歳で山頂まで1時間」の 1.5倍はかかってて、、、、後どのくらいだろ?
と、資料を覗きこみ、、
コースタイムで 3時間20分。
帰りの電車は17時半、、、えーっ ギリギリやん!
\(-o-)/
しかも 東峰までは 『集塊岩の吊尾根』云々、スリル満点と書いてあり、事実そうでした、しかも今日はモロ雪道!
とにかく急がなあかん!(笑;
雪道は予想以上に難行で、所々トラバースもあり、さすがに午後ともなれば凍結は融けてるけど
ミツは雪に慣れてないので大丈夫かと、何度も何度も振り返り
おえぇ〜 ほんま 40分で行けるんかぁ?
※ |
冷たい梯子やロープを握る。
さすが、泰澄大師が修行されただけのことある難所、、どっこいしょ、、
前方には東峰が、、背後には西峰が、、
雪 踏みかためて、急げぇ〜
東峰に着きましたぁ。
西峰出てから30分
早っ!
やればデキたっ! ヽ(^o^)丿
今、15時、、ギリギリやね (^_^;
ここからは私も未踏だし、目測 立たないんだけど、とにかく展望台で待ってるからね、と言い放ち
ガンガン下る丸太階段、、
えっ 丸太? 階段なん?
なーん 楽勝じゃん!
ブナ林 |
とか、ここで気を許すとサボりよる、、と、頑(かたく)なに、踵を返してひたすら下る (^〜^)/
ジ―ジ―♪
メールだ、こんな時に誰?
「チーちゃん、展望台、まだかなぁ、、、ミツ」
って、下りてりゃわかるだろ! ったくもぉ〜
とか呆れながらも、展望台に15:35
おぉぉ
・・・急いてても、ここの景色は 見逃せぬ・・・
やがてミツも辿りつき、
あそこの高浜の海岸から、ボート出してもらって 昔 泳いだことあんねんボク。
えっ、ほんと? どこどこどこ???
※ |
嫁取る前には、ブルジョアメイツも おったのね。
えっと
いいですかぁ まだ駅は、だいぶ下なので、、
まもなく植林帯に入り、なおも下るか丸太階段
こんな階段なら、こっちから登らず正解だったんかなぁ、、(^_-)-☆
高野集落に下山しようとしたら、通行禁止の表示があった。
ゲッ!
クマの罠をしかけているらしい、、捕獲されたら皮剥ぎされるとこだったんだね、、ハハハ
えっ クマいるん?(゜.゜;
「・・・・・」
「・・・・・・・・」
クマ避け |
あっ 野ザルだ! (゜-゜)v
野ザル 分かります? |
と、遠回りだけど中山寺に向けさらに下って行きまして
竹林から車道に飛び出せば登山口。
そのままさらに下って中山寺
境内を抜けます。
下界に下り立ち高浜町の街中に出て、てくてくてくてく。
どっちや? こっちや!
と、ここはアスファルトに強いミツのリードでバッチリ、、、でも、念のためちょっと人にも道、尋ねながら、(^^ゞ
ちゃうちゃう! アンタじゃなくて、青葉山撮ってるんだって!(笑)
↓
※ |
もぉ 大丈夫かいな。(笑)
駅前で、缶コーヒーまで買う余裕
青郷駅、17:16 無事に到着です。
街中をシャカシャカ歩いてたら、リヤカー曳いてるオジサンに声を掛けられた。
「青葉山行ってこられた? えかったっしょ? 山頂からあない海が見える山も珍しい、、」
「うんうんほんと、ありがとね。」
地元の人と幸せを分かち合えた一コマでした。
花画像は別途記載により省略します。m(_ _)m
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