【鍋倉山・藤倉山】
4月8日 (水) 晴れ
標高 643m
チー単独
マピオン地図・・・・・・・・ | 地図上の 「↓」 が 藤倉山 |
今庄駅9:10−弘法(こうぼう)寺−鍋倉山ー藤倉山12:40(昼30)−燧(ひうち)ヶ城跡ー今庄駅15:20
桜が咲いて一挙に春♪
という時期までちょっとタイムスリップしていただきまして、、(^^ゞ
青春きっぷのフィナーレは迷うことなく(←?)福井のカタクリで飾ろうか、ということに。
藤倉山のふもとへは、昨年の春に越前ヘ行った帰りにも、寄ってみたのだけれど
夕暮れの曇り空だったので(?)
まだこんな感じ。
↓
「カタクリの里」の幟ばかりが仰々しかった気もしている。(‐‐;
今日は、そんなカタクリは後廻しにして(笑) 鍋倉〜藤倉と廻って最後にカタクリ園へと入る予定。(^_^)v
家を出てから3時間半、越前の玄関口、今庄駅にようよう降りたち
表に出ていたおばあちゃんに、挨拶がてら登山口をたずねる。
「このまま、まっすぐ行って左よぉ〜 気ぃつけてぇ〜」
「ありがとう」
めっちゃ 分かりやすい、けど、、
道端やら空き地には、春の花がここぞとばかりに咲き競い、
なかなか「まっすぐ」 というわけにはいきまへん。(^^ゞ
15分ほどで、赤い幟(のぼり)のはためく 八十八ヵ所参道の登り口。
傍らにはハイキングコースの案内板
頭上には、ポツリポツリと垂れる花、夢見心地で参道の石段を上がっていく。(^^ゞ
石仏もまた、ぽつりぽつり
仏さんを彩るように、スミレやトキワイカリソウの明るい紫
★
早くもカタクリとご対面してビックリ! もう帰ってもええ、、って感じ♪ (^^ゞ
花の壁を縫うようにつづれ織りに登っていくと、眼下には今庄の町。
道沿いには白いタムシバも、点々と咲いている。
展望のよい所に、恰好のベンチがあって 「第一休み場」と書いてあり、
ヤッケを脱いでひと休み。
北陸線が緩やかにカーブして、遠くには雪山も見えている!ヽ(^o^)丿
すっかり 「いい日旅立ち♪」 気分です。
木々の間に日野山も垣間見え
いたる所にタムシバが咲き、足もとはイカリソウに代わり、いつの間にかショウジョウバカマのワールドです。
二人ほど、単独の男性にお目にかかるけど、花目的ではないような、、(‐‐;
お不動さんへの分岐を分けて、さらに登ると湯尾峠からの道と合流してて、
岩屋不動明王の祠にたどり着く。
テレビアンテナ広場、「ごくらく橋」 は、しっかり渡って(笑)、その先に「弘法寺」
閑散とした境内の向こうには、鍋倉山、藤倉山の稜線が重なり合っていて、
ここからは展望のよい尾根道になり
とりわけ鉄塔広場からの展望が抜群で、日野山やホノケ山が凛々しくて、もう最高!、
ワーイ! *^〜^*
日野山 | ホノケ山 |
ダンコウバイや、タムシバも華やかで、越前の錦糸卵ことマンサクも、まだいっぱい残ってる、
足元の花にも目が離せないし、もう忙し忙し、、 (^^ゞ
もう日も高くて11時 ギラギラ太陽が照りつけ暑ぃ。(@_@)
このあたりは鉄塔が交差している。
迷うようではないけれど、どんどん道が下っていってて不安〜不安〜
まさか鍋倉山をもう通り過ぎたの?
たまたま後から来られたグループに尋ねてみた、、うーん、、まだじゃないですか?
鞍部の日陰で小休止 ふぅ
ふと斜面には、一面のイワウチワ、斜面の向こうにもこぼれてる
覗き込んで見てた。
可愛い。
タムシバが尾根に向かって点々と、青空に映え美しい。
中にコブシもあるのかなぁ、、
急登にへばりつく、ショウジョウバカマは逞しく、
雑木の急登を登りきって鍋倉西谷への分岐。
もしやここが鍋倉山なの (゜.゜?
山頂表示が見当たらないけど、、(汗;
※ |
まだ藤倉山頂へは1.9キロって書いてある。
もうかなり歩いてきた気もしてるけど、まだ弘法寺からの倍もあるなんて、、意外とキツイんだ (^^; 、、みたい
鞍部に下って鳥山跡、藤倉権現への分岐を過ごせば、道はジグザグ登りだし
さっきのグループが、斜面に座って休憩してはる。
若いブナ林になると、いよいよ容赦なしの激登り。
振り向けばさっきの鍋倉山?がこんもりしてて、
しかしながら、この激登が緩むハズもなく
あぁ 正面に霞むあの稜線まで 一気に行くのかぁ、、、(^_^;やっぱし
20分ほど喘ぎに喘いでやっと尾根、
ついに尾根 (^〜^*ヤレヤレ
左に行くとホノケ山に通じている? けどそっちは半ば通せんぼうになっているので、ここは
迷わず左折して、藤倉山へと。
青空バックにブナの若木が美し〜い、ひっそりと咲くイワウチワ、
ギフ蝶が、全速力で私の前を横ぎって、、
気をつけて! 捕まるんじゃないよぉ〜 (^。^)/~~~
12:40
反射板広場、やっと藤倉山に着きました。
うわぁ〜 すご〜い
眼前に広がる大展望!
さっきの雪山も、その左手にも雪山も連なってます。
手前にも山がずらっと並んでて、どこだろ? 日野山くらいしか分からへん (^^ゞ
眼下には今庄の町
そして、山頂の辺り一面には、いったいどこから? ってな人、人、人、、、(笑)
その辺のおっちゃんに遠くの山を訪ねてみる。
あれが白山、こっちが荒島、、
ほんまかなぁ(笑)
ついに自分の地図も引っぱり出して、、あの山影から覗いてる真白なラインは能郷白山だろう、、と、どうにかそれだけは、、
山頂は炎天下の原っぱで
暑くてバテテもう、何を食べたい気もしないけれど、まだ下山の大事業が残ってるので オニギリ一個を何とか水でゴックン
ふと見渡すと、いつの間にかもう人影まばらで、さっきの喧噪どこへやら。(笑)
最初から宴会に興じてはったグループも、やっと腰を上げ
私を見とめ 「どこから? どう回った? 青春キップならこの前、姫路〜大阪〜京都と廻ったよ」と、矢継ぎ早、、(^_^;
映え渡る青空の下、再びブナ林を抜けていく。
※ |
ヤブツバキが枝もたわわに垂れ下がり、マメザクラが揺れている。
タムシバが、これでもかぁ〜と咲き競い、
見下ろす谷も、タムシロだらけ。(笑)
激斜面をガンガン下っていくと、やがてツルシキミのエリアになって、カタクリもポツリポツリ
燧ヶ城趾(愛宕山)の広場を越えると、カタクリピンクがさらに増し
もうこのくらいの数で十分だと思うのは、私だけ?(^_^;
ふと気がつくと、辺り一面カタクリだらけ
おびただしい数のカタクリに包囲されておりまする。(笑;
もうみんなとっくに帰っていかれてて、残るは一週間前にも来たという一眼レフのおばさんだけ
見上げる斜面、その一面にカタクリの花
あっけにとられて見ています。
次の列車は一時間後かぁ、、とか思いながら神社まで下って来ましたら
まぁ お茶でも飲んでって、写真もあるから、
と、勧められるままに、厚かましくも上がりこみ、また長々と話し込む。(^^ゞ
新羅神社 | 今庄の街並み |
・・・その他 出会った花(抜粋)・・・
ヤブツバキ | キンキマメザクラ | ツルシキミ | タムシバ |
サンインタチツボスミレ? | スミレサイシン | キクザキイチゲ | シュンラン |
・・・共存・・・ |
・・・残念・・・ |
〜〜〜ご拝読深謝〜〜〜