【釣瓶岳】
5月21日 (木) 曇り
標高 1098m
SIVAさん チー
マピオン地図・・・・・・・・ | 地図上の 「+」 が 釣瓶岳 |
栃生登山口8:20−コメカイ道分岐9:00−笹峠分岐9:30−イクワタ峠10:15−釣瓶岳11:10
(昼)12:35−イクワタ峠13:00−笹峠13:25−地蔵山ー地蔵峠13:48(休)
14:05−車道出合14:55−村井15:20−栃生登山口15:55
「禿山」ならぬ、仕事でいっぱいいっぱい「の一夜」を過ごし、私は今 湖西線の安曇川駅へと向かっている。
新型インフルエンザのセイで大阪、京都、大津、どの駅のホームに立つ人の顔も暗く険しい。
そして、多少の晴れ間ありとの予報をまんまと裏切って、外はベッタリ曇り空
どこや 三上山? |
安曇川駅着7:27
遅くなってすんまへ〜ん これでも一番電車だわ、、←ヒラキナオってる?(笑)
なんか久しぶりやなぁ、、
改札口にはSIVAさんが、関西の憂鬱? 「そんなの関係ねぇ〜」 ってなコジマな顔?で立っている。
日本の裏側は、別世界なんだろう。
小浜朽木高島線から鯖街道に入っていただき、ひたすら南下
今日の登山口は「栃生」バス停前なので、バス停が現れるたびに、目を凝らして見てるけど、
なかなか「栃生」が出て来ない、もう過ぎたか?(汗;
「トチオ〜、トチオ〜」と呟く度に、横から「トチュウ!」「トチュウ!」と直される。
目的地だから「途中」は変や、、、あぁ ここや。
[ 注:栃生は「とちゅう」と読むそうです。ヽ(^〜^;ノ ]
バス停の南側に道標、、、そのすぐ上の民家の脇に停車いただき
準備して、そのままアスファルト道を上がっていく。
(※ 下山後、このお宅からここに停めないように申し渡されました、駐車スペースはこの道を上がった所にもあります)
傍らにはシャガが満開
でもこの界隈いつ来ても? 見渡す限りシャガ畑なので、別に撮ることもない、、あっ 撮るんだ。(笑;
5分ほどで分岐を右折。
その後も、すべての分岐に、きちんと道標が立っていて、迷う心配など全くない、、
右折ポイント | 白倉岳 |
おい! どこ行くねん!
おーっと こういう分岐は、めちゃ危ない。(^_^; と思っているのは私だけ?
↓
※ |
えぐれた道は昔から歩かれてきた証拠で、「コメカイ道」とは「米買い道」と書くのだとか、、
松の巨木エリアになったが、花はおろか下草すらない。
おそらく鹿が食っちまったんだと思うと、またまたウツがよみがえる。(−−;
地蔵峠への道には、入ったらアカンの木が並べてあり
SIVAさんの話だと、ヒジキ滝周辺が崩落しているのだとか、、
※ |
その30分ほど先には、笹峠への分岐もあるが、こちらも難路と書いてある。
なので、私らは「ツルベ岳⇒」表示どおりに一般道。
しかしこの一般道、なかなか手ごわく、辛抱と根気のいる道で
時々、倒木に遊ばれる程度で、取り立てて話題もない。
(画像では楽しんでる?)
黙々と登っていくと、やがて白い花を付けた木が目立ちだし
ナナカマド?
こっちはアオダモ?
あれはバラ科やアズキナシかも、、とか適当なことを、(^^ゞ
頭上の花を追っかけてたら自然と稜線に飛び出した。
ナナカマド | アズキナシ | 釣瓶岳前峰 ヤマボウシ |
高曇りなので、展望はないようでも一応ある。
左手には蛇谷ヶ峰、その奥には赤坂・三国も霞んでる?
うっすら三国 赤坂 蛇谷ヶ峰 |
ワシにしたら上出来や、とSIVAさんは満足げ、だけどせっかく来たんや、もう一発晴らさんかい! イテッ\(-。-メ
吹く風もさわやかで、正面には釣瓶岳。
尾根伝いにわずかに登ればイクワタ峠、下山路に使う笹峠への分岐です。
リトル比良 | ヤケオ岳 釈迦岳 カラ岳 |
一面の笹原のはずが、すっかり枯れ果て、まるでイブネみたいな笹枯れ現象。
ストロー踏んでる感触で、釣瓶岳への登りに入る。
倒木の間にひっそりと咲くタニギキョウ。
フモト(ヒメミヤマ?)スミレも残ってる。
頭上にはアズキナシの白い花、比良ってこんなに花、多かったのね、、と
今さら気づいて驚いてます。(^^ゞ
でも、あれはまだやね?
とか、思っていたら、あったぁ〜 (^O^)/
ベニドウダン |
花、デカイなぁ〜
まるでサクランボ♪
釣瓶岳へは結構な登りになると覚悟してたが、それほどでもなく、ここも花撮ってる間に着いちゃった、、
武奈は見えるか?
ど〜だろ?
とか言って、偵察しにいくフリで、今回、是非、見たかったサラサドウダンを探しに行く。
あったか?
なかった。(^^;
少し先から見えた武奈ヶ岳 |
ここでお昼にする。
適度な風がハエを追っ払ってくれる。
イチョウ切りのニンジンがいっぱい入ったこだわりの?ヤキソバ、ソースの匂いが辺りに漂い プ〜ン♪
私 ニンジンいっぱい入れといて。
誰も来ない静かな山上は、暑くもなくて快適だけど
まだ花探しの仕事も残っているし、雨も心配、早々に下りることに。
眼下に棚田 | ハンサムですね |
下り斜面での花探は難しいだろうと観念してたが、登りで見過ごしてた一本が、あったぁー!ヽ(^o^)丿
サラサドウダン |
ちょいショボイが、ま、いいか。
の割には撮影に 「リキ」入ってますけど、、(笑)
これで大手を振って帰れます(笑) 後は晴れるを待つのみだ。イテッ\(-。-メ
蛇谷ヶ峰 | リトル比良 | 釈迦岳 |
イクワタ峠を右折して笹峠に向かうと
リトル比良〜釈迦岳方向が正面になり、その向こうには琵琶湖とか、伊吹なんぞもあるんだろうよ。(笑)
笹枯れの気持ちよい?ストロー尾根をたどっていくと
おぉ ここにもあったで
と、文句なしのサラサドウダン、ゲットですぅ!
やった!
※ |
樹林帯に入れば間もなく笹峠。
ここから正規のコメカイ道を下ってみたい気もするけど、、と顔を見合わせ揉み手など、、(^^ゞ
いや、やっぱり安全策の林道を下ろ、、と口説かれる。(笑)
笹峠 | 林道沿いになる |
笹峠から先は、未舗装の林道が横を通ってる
いっそ、そっちの林道を下ったら?
とも思うけど、
地蔵山ピークは登山道の方を辿らねば通りません。(笑)
※ |
すぐ先が地蔵峠
名のごとく傍らにはお地蔵さんが祀ってあって、歴史を感じる峠です。
※ |
ちょっとだけ下ったところで、最後の展望の見おさめをして
さぁ 気になってるヒジキ滝への分岐だけど、このへんか?、いやこっちや ほらなっ!
と、そこまで言うなら行けばいいのに、、やっぱやめとこ。
沢で雨になったら困る。
と、言い終わらないうち、ほんまに雨がパラパラしてきた。
こんな時に限って、SIVAさんに加担する、天気に合点がいかんけど、、(笑)
さすがに林道は長い。
退屈凌ぎに遠くに咲いたホオノキにズームを向けたり、釣瓶岳の稜線を同定したりしてますが、、
こんな、こう配のきつい凸凹の林道なんて、作る値打ちがあるんかどうか、
(って、林道にアタッテ何とする、、笑)
釣瓶岳の稜線 |
45分ほど下って行くと、アスファルト道に合流し(横谷林道)
タニウツギやらカマツカやらが、俄か賑やかになってきた車道を、まだまだ下って、、
カマツカ | タニウツギ |
でっかいミズキの木のとこで、やっと鯖街道と合流。
※ |
さすがに交通量の多い国道
SIVAさんの後ろを歩くと全く前が見えんので、ついつい横に並んでしまうと
危ない、ひっこめっ!
まるで娘あつかいする。(笑)
仕方なしに前を歩けばコトあるごとに呼び止めて、なんチャラかんチャラ。
しょうもない話、、何やったかもう忘れた。(笑)
車道わきにも可憐な花が咲いている、、思わず足が停まります。
けど、そんなもんには目もくれず、鯖やらへシコやらの看板を、ヘヘラヘヘラと撮っている
やっぱりこの人は変!、、と思います。(笑)
・・・その他、出会った花など・・・
キリ | ヤブデマリ | アセビに包囲されたコバノガマズミ | まだ蕾んでたタニウツギ |
チゴユリ | ヤマゴボウ | キランソウ | ギンリョウソウ |
ミズタビラコ | ジキタリス? | エビネ |