【三峰山】
5月25日(月) 曇りのち晴れ
標高 1235m
ミツ チー
マピオン地図・・・・・・・・ | 地図上の 「+」 が 三峰山 |
みつえ村駐車場9:20−不動滝−避難小屋−三峰山(昼)−平倉峰
三峰山ー八丁平ー避難小屋ー休憩小屋ー駐車場16:25
4年前のツツジ大当たり年(!)には、「御在所岳のアカヤシオ」を堪能したので
今回はシロヤシオを見に行こう、という話。
じゃぁ三峰山にしよう、あなたでも大丈夫!、、と、久しぶりに明るい(?)会話の弾むチー家ですぅ。
ところが前夜になって予報が変わり気圧も不安定で、晴れるのは夕方からになるのだとか
止めるか?
そんなそんな、、
もう、雨でもええやん、誰のセイだか知らんけど、
とか、捨て台詞してふて寝 zzz
こんな時に限って予報は当たる(!)
これですねん。
↓
二上山辺りでは、まだ曇り空だったけど、その後はずっとワイパー作動し続けて
気がつけば、今までに来たこともない道、走っています。
ここどこやの?
お腹もペコペコだし。
3時間近くかかって ようよう、みつえ村に到着、あーしんど。
あぁ、雨止んでる。(!)
さすがに誰もいない、、(笑)
閑散とした駐車場から橋を渡って、不動滝登山口をめざします。
登山口 | オオバアサガラ | マムシグサ撮影中 |
ミツは見るもの見るもの珍しいのか、あっちこっちにカメラを向けては、、
ねぇ チーちゃん、これ撮らないのぉ?
撮っといてぇ〜
しかし確かに花は多いわ。
ウワバミソウ | コガクウツギ | ムラサキサギゴケ |
渓流の対岸にもコガクウツギやフジの花が、しな垂れていて
フタリシズカは花つきがよく、ノイバラ?は満開で、あっちもこっちも花だらけぇ〜
フタリシズカ | ノイバラ? | ヤマハタザオ |
ついでにウバユリの実も撮ろーっと
と、ウバユリにかかわると。夕立に合う、、ってなジンクスがあるのに、、(笑)
↓
舗装路を1時間ほど歩いて、やっと不動滝の登山口。
トイレを借りて一息入れる。
植林帯の山道に入り、鳥居をくぐった先に不動滝
不動滝へは、初めて霧氷まつりの三峰山に来て以来、、だから5年ぶりかな、、
あの日の滝は半分凍ってて、たしか山上は吹雪いてた。(-.-;
ミツは清涼感いっぱいの不動滝がお気に入りで、さっきから写真をバカスカ撮っている、、望遠ばっかりですけど(笑)
ヒメレンゲなんかも咲いていて
誰かさんも遊んでる♪
いい感じや。
滝の横から、急な丸太階段に取り付く。
この先ずっとこんな感じだからね。
分った。
ミツは意を決したか、それからタンタンと登りはじめ
あっという間にはるか頭上、、それでもスピード緩めるふうなく、そのまま視界から消えてしまった、、
そんなに早く上がったって、上はガスやろ、、
こんな日は気が滅入るから、こっちはますますスローペース、、さらに間隔が開く、、
25分ほど上がった所でやっと追いついた、、ホッ。
タニギキョウが辺り一面!
撮ったん?
撮ったよ。
ふん。
それも気に入らない。(笑)
エンレイソウやハシリドコロの結実株を撮っていると、また発ってしまってる。(笑)
しかたないなぁ、、とバイケイソウの中をヒーコラ登って
あれ、もう着いた。
登尾分岐の避難小屋。11:20
まだ全然、お昼には早い、だから速すぎだって!
そのまま山頂へ向かおうとするので、追っかけたら前はガス、ガスのカーテン。
ほら見たことか。
この先、山頂からまっ白けな曽爾を眺望して、モヤの八丁平を一周するかと思うと、ますます気が滅入る。
ふぅ
それでもミツは、シロヤシオを早く見たいのか、ガスの暖簾を潜ってどんどん先へと行ってしまい、、
やれやれ、、
ちょっと呆れかえってたけど、ここではぐれたら、それはそれで一大事なので、思い直して後を追っかけ、、
あぁ、分岐の所で 待ってましたわ、ホッ。
よ〜し シロヤシオ 撮るぞぉ(^O^)/ ←切り替え 早っ!
あら 地面にいっぱい。
散っている。(−−;
残った花は案の定、灰色の空を仰いでくすんだお尻をこっちに向けてる。
地面のシロヤシオの方が綺麗かも。
と、またまた気を取り直して
落ちてる花を見つけては撮る、上見たら、木にも咲いてる、、ってなことのくり返し、、
こっちの方に咲いてますよ〜
さっき出会ったおばさんも、ただ今、どっぷり撮影モード(笑)
こっちも負けじとあっちふらふら、こっちにふらふら。
結構、いっぱいあります、咲き続いてます。
こんなに落ちているのに、まだどっさり咲き残ってるんだ!
こんなに木があったのかぁ、、と、今さらながら驚いてます。(^^ゞ
露に濡れたシロヤシオって、めちゃ色っぽいのですよね。
やっぱり花は、こうでなくては。(笑)
山頂着12:15
ホッとしたのか、急にお腹が空いてきた。
視界ゼロ、相変わらずのガズだけど、幸いにも風は止み、シートを広げる人の姿もいくつかある。
よし、ここでランチにしよう。
来季まで持ち越すはずのミニラーメン、この気温にはちょうどよい。
まぁ、あなた、お初の三峰山で、曽爾高原を見ようってのが甘いのだよ、わっはっは、、とか諭してたら
あっ 陽が!
急速に晴れてきたぁー
曽爾はまだガスの中だけど、、(笑)
そう、以前、修験業山に縦走した時に見晴らしのよい所があった、、あっこに行こう。
ミツも珍しく行くというので気の変わらんうちに、斜面を下って下って下って、、あれぇ? こんなんだっけ?
ゴメン! まちゃがえた (^_^;
あわててUターンし、ヒーヒー登り返して、えっとぉ、、と、顔を見ないで地図を見る。(^^ゞ
「平倉峰には、行かんのか?」
「へっ?」
見ず知らずのオジサン、誰?
平倉峰、、あぁ、そう、そんなふうな山だったわ。(^_^;
行く?
うん
やったぁ!ヽ(^。^)ノ
さすがにズンズン晴れてきてる、ミツも気分がいいのだろう。
間もなくオジサンに追いついて、やっぱ来たよ。(^^ゞ
と
追い抜いて、、(^.^)/~~~
ミツの気が変わらんうちに、木漏れ日の射してる稜線をすっ飛ばす。
むっちゃ ええ感じ♪
たまにチラッと曽爾が覗くし、右側には台高東部の山並みも連なる。
しかし、まだ着かないなぁ、、振り向くとミツはすでに遅れ気味、
ヤバッ!
ちょっと見てくる、、と言い残して先を行く人にたずねてみた、さぁ、もうちょっと先じゃないですか?
ということだわ、、どうする? 戻る?
うん。
しかたない。
諦めて戻りかけた、、
ところでバッタリ! さっきのオジサンと遭遇。
なんや戻るんか、もうすぐそこやないかい、ここで戻ったらアカン、あっこ行かんと来た意味がない!
≪明日ありとぉ〜思う心の仇桜ぁ、、≫
な、、なんて? (?_?)
よぉ分らんけど、この機を逃したらめっちゃ損する、みたいな格言?
ハッハッハ
ミツも笑ってる。
ほな行こ!
僅かに登った先に展望、、あぁ、かの稜線、、こ、ここやわぁ〜〜 \(^o^)/
見事に晴れた曽爾の山、たぶんあれが倶留尊山、、と、しどろもどろの説明、加えて
すっかり晴れた景色を見回す。
さぁ 戻ろ。
戻るんか? と、またオジサン
この先にシロヤシオの巨木があるねんけどなぁ、、
だってぇ〜〜
≪明日ありとぉ〜思う心の仇桜ぁ、、≫
分った分った、行く、行きます、行っくってばぁ、、
ねっ!
うん、
樹林帯に入るとすぐにシロヤシオ街道になり、どっちを向いてもシロヤシオ
けど、巨木がない。
オジサンは、かの2005年にここに来て、枝もたわわな花つきの大木に、腰、抜かさんばかりに驚いて、
今日は仲間と一緒に来たのだと。
奥さん 満足してるかぁ〜?
いやぁ〜それほどでも、(^^ゞ
ほな、もうちょっと、もうちょっと先や、、と、ずんずん進む、ミツもオジサンと、ええ調子で付いてくる。
大成功!ヽ(^o^)丿
奥さ〜ん その辺でストップや!
どーや 満足したやろ〜 感動したやろ〜
うんうん したした!
と言わねば今日は帰してもらえそうに、、、ない、(笑)
しかしあっちもこっちも、みごとに咲いている。
この先にまだ、「夫婦シロヤシオ」、、ってのがあるんやが、、
へぇ、
でも、もうこのへんで今日は勘弁してもらって、、オジサンも笑ってるし、、(笑)
記念の写真を撮ってもらって
丁重にお礼申し上げてお別れです、、(^.^)/~~~
さぁ 大急ぎで山頂まで戻って、八丁平に行かなくちゃぁ!(ハイ まだでした)
三峰山14:20
※ |
朝のガズがウソのように晴れ渡ってる。
ヤマツツジを愛でながら、八丁平へと入場でーす。
こんな時間になったので(?) 八丁平には、もう誰もいません〜♪
貸し切りだわ。
あっちこっちと気ままに咲いてるシロヤシオ、
見とめては近づいて、覗きこんでは接写する。
あっちにも、こっちにも、向こうにも、そっちにも、、いっぱいいっぱいシロヤシオ。
しかもどの木もこの木も個性的。
そんな樹形に付き合って こっちも体を曲げたり、クニャクニャしたり、(笑)
めっちゃオモロイ。
右折すれば、高見山展望所。
おおぉ!
ミツ大喜び。ヽ(^o^)丿 (←尖ってるのがタイプなんか、、笑)
※ |
新道分岐に14:45
あっち回ってると遅くなる、私、帰ったら仕事だし、、と、もうすんなり登尾コースを下ることにします。
植林帯をどんどん下って、休憩小屋15:40
アンパンで一息入れて、
やがて、コガクウツギやコアジサイの世界に戻って、駐車場着16:20
ちょうどいい時間になったね、、ほんまか?(笑)。
さまざまなシロヤシオ、
思いがけない出会いもあって、文字通り、一期一会の三峰山になりました。
コガクウツギ | ノアザミ | アヤメ |
≪明日ありと思う心の仇桜、夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは≫
(今日できるなら明日に延ばすな)
親鸞上人の歌だそうです。
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