【屋久島 その4】

月6日(土) うす曇り

・・・白谷雲水峡・・・

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が 白谷雲水峡
民宿8:15→買い物→白谷雲水峡8:55

駐車場9:00ーくぐり杉10:10−もののけ姫の森10:20−辻峠10:45−太鼓岩10:54(15)
白谷小屋分岐(昼20)ー駐車場12:57

白谷雲水峡13:05→島内ドライブ→屋久島空港15:00(JAL)16:00

今日も3時半起き、、じゃなくてもいいのに勝手に目が覚めてしまった。(笑)

外は雨のよう。

ま、最終日はどうせ島内ドライブだし、雨でもいいやん、、と
明るくなってから、干させてもらってた雨具を階下に取りに行ったところで
「今日は、どちらへ?」
バッタリ、恐怖のおばさんに、つかまった。(笑)

「ですから、滝とか、マングローブとか、半日ドライブかなぁ、、って」

「あら、白谷雲水峡は?」

「もののけ姫の森」で有名な白谷雲水峡は、初日に行くはずだったが大雨で断念。
渡渉があるから賢明でしたよと、オジサンに慰められていた。

でも、今日の雨は朝だけだし、雨後の苔は、いっそう浮き立って綺麗
太鼓岩から宮之浦岳まで見えますよ。
はぁ、、

というわけなんだわ、どうするね?
ミツと談判、相談、、

そんなら行こか、その代わり、「ドライブなし」 になるけど。

無理言って朝食までご用意いただき、8時過ぎ、民宿に暇乞いして宮之浦集落へと走る。
途中、コンビニ風ショップ?で、お昼のパン調達

晴れるはずなのに、雲が多い、もう梅雨の走りなのだろう。

表示に従い県道を上がると、ずんずん下界が開けてくる
さすが観光地、片側一車線でも、待機場所が随所にあって安心。

白谷雲水峡9:00

協力金300円を払い、今日は時間に限りがある身、とにかく最奥の太鼓岩をめざすことにする。

太鼓岩往復のみなら4時間、まぁ、私らの足だと5時間?
ハハ 飛行機 ギリギリやね!

白たえの滝、「憩いの大岩」を経て、苔むす原始の森(といってもよく整備されてる)に、入っていく。

憩いの大岩

渓流沿いに咲くツツジ
モスグリーンの苔には、淡い光が射し込んで
苔上に可憐なスミレが咲いていて、高木にはツルアジサイが絡みつく。

サツキ吊橋を渡って
さらに楠川歩道を奥へと進む、岩上、倒木のいたるところに、びっしり苔。


森はいよいよ深くなり、光と影の織りなす絵模様、どっちを向いても名シーン。

目の前に雄鹿が現れ、角振りかざしてサービスしたり?(笑)

緑の中に吸い込まれていく、、スポットライトが当たったようで、まるでもののけ スターヽ(^o^)丿



屋久島 そのど真ん中を満喫している。


くぐり杉を越え、白谷小屋分岐、、、お昼にはまだ早いから、、と、
奥へ奥へと進む。



巨木を見上げ

名もない老木に馴れ馴れしく、やぁ!

宮崎駿監督が、何度も足を運んだという 「もののけ姫の森」って、どこ?

きっと
『スタジオ・ジブリ ロケ地』 とか、書いてあるんだって
と、左手、わずかに開けた所で

ハッとなる。
ここ、ガイド本で見たことある。

そういえば柵が施してあり、特に看板とかないけど
岩の苔が光ってて、、

それだけだけど、、ちょっとだけ時間を止めてみたいオーラがここには漂っている。


そこから太鼓岩分岐の 「辻峠」までは意外と長く、道も険しくなったけど

まるで森に吸い込まれていくように、ずんずん進んで30分
木のベンチのところが「辻峠」


休む間もなく荷物をデポし、太鼓岩までイッキ!

ゆうても、突然の激登りで心臓パクパク。(笑)

太鼓岩、
標高1050mの一枚岩
晴れれば、大展望

なんじゃこりゃ?
アカンでぇ〜(^◇^)

おぉぉ 見えたぁ〜 ヽ(^o^)丿


太忠岳かな?


ホントはこの右にも山が連なっていて、宮之浦岳もその中にあったんだと思う。(笑)

ま、ここまで見れたら上出来か。

下りてお昼にしよう、と、ふと左手、、
海だぁ〜!


えっと、そろそろ下でお昼にしません? (笑)


車に戻って13時
まだ1時間くらいは残ってる、、から、海を見にいこう、、そう、ここは島だもの。(笑)


宮之浦集落から空港近くのレンタカー屋までドライブしながら、わずかな路肩に駐車して
チラッと浜に出てみました。



海辺にひっそりと、咲いているのは、見たこともない花の数々

海の色は空を映していよいよ透明感を増し
彼方には種子島が、すーっと糸を引いたよう、、

ハマボッス(さくらそう科) アオノクマタケラン(しょうが科)
ソナレムグラ(あかね科)


4日間、歩き通した屋久島
でもまだこの島には予想もつかないことがいっぱいあることに、、この時、ようやく気づいたりして。(^^;


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