【白倉山】

11月28日(土) 曇り

標高 1236m

Mちゃん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が 白倉山

駐車スペース9:15−林道出合9:35−三角点9:43ー大熊谷の頭10:23ーP1188 11:25−白倉山11:58(3)
途中で昼(15)−大熊谷の頭13:45−林道出合14:18−駐車スペース14:43





冬が来る前に〜♪ 行っておきたいところはどっさり。

中でも台高南部の山
と言っても かなり広いので、今回は手堅く?白倉山にしぼる?

前にもお世話になったホテルスメールへの途上、、あれに聳えているのは飯盛山
もぉ、どんだけ飯、盛ってんねん!
ってな尖がりようですけど、、(^.^)/~~~  (笑)




あの青空がこっちに来ないかな、と手招きしながら
蓮(はちす)ダムを渡って、奥香肌(ダム)湖の対岸へとうつる。

こちらには名瀑?がいくつか。


それを丁寧に観賞してたら 「崩落 立入禁止」にぶち当たったぁ。
あれま(>_<)ゞ

しかたなく、また橋を渡ってダム湖の対岸に移り
結局、蓮峡線(R569)でダム湖の奥へと回り込んで、そっちの橋を渡り直して、ようよう目的地周辺。(笑)

あっ! これ。
と思しき「庵ノ谷林道」入口には赤いアーチ型のゲート (画像 ありましぇ〜ん、(^^ゞ
ゲートは閉まったままで、車高の高い車はムリ

して私らは?
不肖わたくしが降車させていただき、誘導を仰せつかりまして、

オーライオーライ あ〜よかった どうにかセーフ。  実は余裕、(^_^;

舗装した林道を上がっていくと、途中から未舗装になり、
もうこのあたりに停まろうと
小心者は何度もご助言?申し上げるも、いーやまだまだ、、

と、どこまでも強気なドライバー
ま、これは今に始まった事じゃない、、(笑)


途中で作業してはるオジサンたちに会い 「ここに停めてもいいですかぁ?」
「その車なら、まだ上まで行けまっせ」

なんてもう、いらんことを(笑)、 (゜.゜;(゜-゜)v

というわけで、まだまだ上まで上がっていただき、もうええ 降参ぁ〜ん (^O^)/
この最後の15分が死闘だったり、(ちょっとオーバー)
という感じの林道途上でやっと駐車した。

9:15

そう、ここからが 「登山」 でございます。(笑;

植林帯のガタボコ林道を15分ほど登っていくと、正面にゲート。
これを自力でこじ開ける?
、、ではなくて、ゲート右に踏み跡、、これをたどるらしい。

シカ除けのネット沿い
なので、時たまネットに靴、引っ掛けて、つんのめりそうになる。
眼下にはさっきの林道がピタッと沿ってる、、あっちを歩きた〜いとか思ってるんだけど、イテッ!

間もなく尾根に乗ると三角点。
「1011.3 庵の谷高」とある。


その先には展望プレイス、いうても、今日はこの程度。(笑)

ナメラ山の尾根(手前)  

植林と雑木のボーダーを過ごすと、雑木の二次林になり
中にブナやミズナラの巨木もある。


ヒメシャラは倒れても生命力旺盛で、そこから枝を伸ばすから、すごい格好で延命してる。
でかいブナも好き放題に枝を伸ばしてはります、




え〜、以下省略。(笑)

(>_<)ゞ

ヌタ場を過ごし
ヒメシャラの幼木がブッシュ状になっている所を扱いでいくと
その先のピーク 「大熊谷ノ頭」にたどり着いた。


意外とすんなり、
しかも、予想以上に広々としてる。
ガスガスなので、ちょっと異様な雰囲気もある、、晴れててもそうかもしれん、(笑)

ここは迷岳と白倉山の分岐点
なので
たとえば「迷岳」に行く手もあるけど、ガスの切れ間があるのは白倉山の方だから
やっぱり初志貫徹で白倉にする。

10:35 大熊谷ノ頭を出る。


えぇ〜〜〜 これを下るのぉ〜〜〜

あまりの激下りに 固まってる人もいる。(笑)
手持ちの資料にも、「往路は覚悟の急斜面、、」 とあるようです、、
それを早く言ってよね、(^^;

こんなことなら迷わず「迷」にするんだった、とか。(笑)


滑りやすい根っこや落ち葉に警戒しながらガンガン下って、やっと鞍部、いや、まだ、
着いたか、まだか、

と、3回くらいやってるうちに、やっと傾斜も緩んで
左手に、大熊谷の深い谷、

ぽつりと残ったミツバツツジが哀れですぅ、

予報では、南から晴れてくると聞いてたが、
さっきからの容赦ない寒風が、ずーっと右から脅かし、右手が氷のように冷たい。

正面のピークが1188かな?
そこまでは確認できるけど、その先はすっぽりとガスの中、、
あっこに入って行くワケですわ。(^^;


もういつ UターンしてもOKよぉ、、ってな気分ですけど、、あぁ、行くのね、はいはい、みたいな、(笑)

ちょっと ストレッチー

ヒメシャラの林を抜けると、再び登りにさしかかる、
右手後方に、先ほど越えた「大熊谷ノ頭」が毅然と現れて、
ガスっても熊!
ここから見ると迫力満点。

「熊のカシラ」とは、よく言った ってなふう。(笑)


左手正面に古ヶ丸の派生尾根を見ながら、ヤセ尾根を恐る恐る通過して、


シャクナゲ林になってもまだまだ登り、コブを一つ越えたらブナのピーク。

表示はないけど、どうやらここが「P1188」か
やれやれ来たかって感じ。(^^;


しかし寒い!

もうひと踏ん張りやね、、とか互いに励まし合って、ガスの中へと突入していく
もう決死の覚悟やな、(笑)



このあたりの雰囲気は、原始の森の風情がいっぱい、ちょっと素敵♪
なんだけれども (/_;)

足元にビッシリはびこるツルシキミ
岩尾根を越え、ヒメシャラのオブジェを超えて、
一歩一歩山頂へと近づいて、、

もう山頂ピークを踏む以外は、何も考えつかん、て、震えてます。(笑)

さっきもあったヒメシャラの幼木ブッシュを扱ぎあがると、ポカンと開けた広場に出た。

白倉山山頂で〜す。
へぇ、そうなんだ。 (゜.゜;

郵便受けが掛けてあって、山頂表示はどこ?
回れど探せど確認したのはこれ一つ ↓(笑)

マジックペン持ってないよね? (笑)

視界の方もみごとにゼロ
360度の展望をうたった山頂は吹きっさらしで、骨まで凍てつく寒さ!

もう、長居は無用
なのでとっとと下る、どこか風の凌げるような所でお昼にしよう。

12:02 たった3分いただけで、そそくさと下山です。(笑)


わずかな窪地で風を凌いで昼を済ませ
来た尾根を忠実にたどれば良いのだが、わずかに岩場を外したら、ちょっと右に逸れたのか、
何か違う! と慌ててUターン

それからはていねいにテープを拾って、 尾根筋を辿ることに、、(^^ゞ


途中で単独行の男性に会った。
今日、出会った、たったひとりの登山者で 「古ヶ丸はまだですか?」 と。

えっ 古ヶ丸まで? それはちょっと、この天気だし 日の暮も早い時期だし、、
とだけ言い残し、そそくさと去る。

「大熊谷ノ頭」への覚悟の登り!
気合を入れてぇ、(^O^)/ 、、いたセイか(笑)、さほどきつくは感じなかった。(^^ゞ


ちょっと一服していたら、さっきの単独の人も戻ってこられて、ホッ。

朝のヌタ場、シカ除けネット、三角点、ガスの展望プレイス
スタコラサッサと下山です。

何だか朝よりも、天気が悪くなった気がする、
もうほとんど冬一色、って感じ。


林道出合 14:20

ま、それなりの時間に下りてこれて良かった。

ここまで来れば風も和らぎ
それでもまだブルブル震えてるので、Mちゃんからカイロを貰って、しっかりと握りしめ
林道てくてく、、

朝は楽しむ余裕もなかった秋の風情を感じながら、車のところ、
そしてかのゲートも無事通過。(笑)

蓮ダムまで下ってきても15時台
やっぱり 林道を上がってもらって助かった、

なので、前回は閉まってた洞窟美術館(ではなく!) その前の硬水を汲みにいくことに、、(笑)

飯盛山 硬水の湧水


麓の紅葉を愛でながら、ほっこりと帰路につく。



運転 画像提供 ありがとう!


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