【伏見から八坂さん】
1月2日(土) 晴れ
標高 243m
ミツ ・ チー
マピオン地図・・・・・・・・ |
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地図上の 「↓」 が 清水山 |
伏見稲荷9:35−四つ辻10:12−泉涌寺10:38−国道1号線11:40−清水山12:08(昼25)
東山山頂広場12:52(15)−知恩院13:32−八坂神社14:00
前に、とある宴会場で、エライ先生から問われたことがある。
「伏見稲荷から東山まで歩けるらしいですね」
私の山シュミを知ってのことである。
調べてみると、確かに「京都一周トレイル・東山コース」という
標高100〜200m辺りの、ほとんど地べたをチマチマ徘徊するルートがあるようだ。
折も折、正月寒波で街中でも小雪が舞ってるし、幾分、気分もすさんでいる、
とても山気分には、なれない。(^^ゞ
なので、ここならばよもやの撤退はないだろう、というのを選んだ。(笑)
8時前に家を出て、それでも梅田から淀屋橋まで歩き(かされ?)ました、始発に乗りたいばっかりに。
でも正月の地下街はあきまへんわ!
あっちこっちでシャッター閉まって足止め喰らって階段上ったり下ったり、結局、20分以上もかかってしまいまして、
ご褒美は?
京阪の特急電車、リクライニングシート、
これはマジ、快適だった♪
丹波橋で普通に乗り換え、伏見稲荷駅に9時半着。
思ったよりも人が少ない、
、、んなわけがありません!(笑)
ザック担いだ私らに 「上までですか? どのくらいかかります?」と、オジサン。
「3時間半ほどですかね」
ちゃうって! それは東山までの話で、稲荷山ならせいぜい20分くらいでしょ。(汗;
(しかし後で見たら、稲荷山巡拝 約2時間とありました。(笑)
土産物屋が居並ぶ参道に大勢の参拝客、
正月だとさすがに警備員も立っていて順路でないと進めない。
今日ばかりはミツも苛ついて(?)一人二人とゴボウ抜き
本殿で初詣を済ませたら、さぁ、ここからが鳥居さん、
伏見稲荷の鳥居群、、おびただしい数の鳥居の数珠つなぎ、くぐってもくぐってもまだ鳥居。
神社の境内から、だんだん山っぽくなってきたけど、まだまだ鳥居は納まらず、
以前、初詣に来たのは7年も昔(!)
その時に比べたら体力ついたわぁ、スイスイ上がれてる、
と、立ち止まっては嬉々としてはる、(笑)
ま、ザックと靴の関係もあるだろうし、(笑)
ここが三ツ辻?
と、思った10分先に、ホンマもんの三ツ辻
(やっぱりバテとる?)
右折してさらに登っていくと、ようよう市街も望めてきて、パーンと開けたところが四ツ辻
正面には京都市街が一望。
売店もあるし、みんなジャケット脱いで寛いでる。
愛宕山には雲がかかって、幾分白いような?
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京都西山 ポンポン山 |
牛松山 愛宕山 |
さて、私らは稲荷山の鳥居を離れ、少し上がって左折する。
しかし未だに鳥居の残像が、、
お墓の中にも鳥居さん!
まさに鳥居ワールド 鳥居文化の骨頂ですな。(笑)
やっと一般道になり、舗装路をどんどん下る。
先ほどまでの雅な世界から一変し、急に俗世間に放り出されたって感じ。
おまけに結構な傾斜だ、、そこを小荷物抱えた宅配業者の兄さんが、スタスタと登ってきはる。
スゲエ。
ザック姿で住宅街をノソノソ歩く。
これが予想以上に大変で
所々にある、京都一周トレイル表示、石塀の小さな標板、電信柱にぶらさがってる表示など、
どれ一つ見落としたらルートを外す。
ガイド本と首っ引き、何度も覗き込んでは、一言一句読み逃せず、どれほど歩みを止めて読み返したことか。
これぞ緊張の連続!(笑)
泉涌寺へと向かう途上で、宮内庁の敷地内に立ち入った、なんか、穏やかな所やねぇ、、
とか、気楽なご亭主(!)
だからここ「お墓」ですけど、、(苦笑)
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御陵 |
右手に立派な門が見えてきた、あぁ、ようやく泉涌寺に着いたようだ、皇室ゆかりの寺だそうな、、
寺の脇を北進し今熊野観音の方へと右折、
今熊野観音寺には行かず、赤い橋を右からくぐれと、ガイド本が云ってます。
橋をくぐって直進すると、
剣神社前に出て、鋭角に右折したら、なだらかな坂を上る、、フムフム (..)φ
あぁ、やれやれだ。(笑)
おっ! 愛宕山。
こっちには京都タワー
もう、そんなとこまで来たんやねぇ、、土地勘あれば感慨もヒトシオ、なんだろうけれど。(笑)
再び住宅街
早く抜けたい一心で急ぎ足で邁進すれば
三叉路に突きあたって、「清水山は、200m戻って左折」 と石壁に落書きっぽく書いてあった。
ほんまだろうか?
左を意識しダラダラ戻れば、
あぁぁ!
↑
これは見落とす、、よね?(^^ゞ
その先の階段上がれば、ようようの山道になった。
鬱蒼とした六条山山道、、それでも街中より数段、歩きやすい。
峠を越えて下っていくと眼下に車道が見え、国道一号線に飛び出した。
車がびゅんびゅん走ってる、その対面に、京都トレイルの道標がチラッと窺えるが
はて、どこを渡るん?
横断歩道とかないし、中央分離帯も壁になってて、、
困った時はガイド本(笑)
「左に折れ、すぐに渋谷街道、、」というのがある?
あっ あった!
道標を凝視して、
この先をぐるっと回り込んで渋谷街道を横断したら右折、そこで国道をくぐり抜け、られるそうですわぁ はぁ、
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京都トレイルの道標 |
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知っていたら何でもないのだろうけど、ここはマジで疲れましたなぁ、(笑)
国道を越えた先の急階段が、めっちゃきつくて
それを上がると左に折れ、またすぐ先を左折する。
六条天皇陵への分岐を見送り、正面に道標。
ここでめでたく、高台寺国有林へと入ることに ヽ(^o^)丿 いよいよコースも終盤なのだ、 拍手!!
丸太階段、広い山道、鬱蒼とした森の中、ジグザグに登っていく。
何だか、初めて登山してるって感じや。
ようよう傾斜がゆるんだと思った頃、「清水山三角点は右折」とあって
とりあえずそれを踏みに行き、さっきのベンチでお昼です。
伏見稲荷で見かけたカップルが、私らの前を一礼して過ぎて行かれる、普通、ここでお昼はしないよね。(笑)
下っていくと東屋があり
表示に従い、奥の階段を上がれば、石仏の点在する道になった。
間もなく右手に給水タンク、その先がパッと開けて東山山頂広場
右手にはヘリポート、その向こうには比叡山。
その手前は大文字山?
樹木の間に清水寺も見えている。
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で、展望台・市街一望ってのを探しに行く。
駐車場奥を左折したところ ここか?
一望ねぇ、って気もするけど、
ま、よろしやん。(笑)
広場の向こうに将軍塚、その奥が大日堂
将軍塚は
平安京を作られた桓武天皇が世の鎮静を願われ、2.5mの巨大な像に甲冑を着せ弓矢を持たせて埋めたのだそうな
以来、天下に異変がある時には、この塚が鳴動すると。
あぁーそおですか。
大日堂の観賞は次回にして(笑)
再び石仏道を下っていくと、間もなく知恩院に下り着いた。
知恩院の大鐘楼、日本三大名鐘の一つ。
鐘があまりにデカイので
走り込んで体当たりザマに撞くのだと、、観光タクシーの運転手さんが実演してはる。
へぇ〜
そういえば除夜の鐘も聞かなかった、これを見て聞いたつもりになっておくかね。(笑)
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人だらけの河原町に耐えぬいて、贔屓の店でお茶にする。
いみじくも充実したお年始で ございました。
m(_ _)m
円山公園にて
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龍馬と中岡慎太郎 |
ご拝読深謝!
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