【城ガ峰、三峰山】

月17日(日) 晴れ

標高 555m 576m

ミツ ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が 城ガ峰 
 地図上の 「」 が 小富士

水呑地蔵9:00−前衛峰(15)−小富士9:45(5)−稲倉谷分岐10:45−ササ峠11:28
ボンデン分岐12:25ー城ガ峰12:50(25)−三峰山13:35−城ガ峰ー生草林道出合14:05ー犬鳴山バス停15:03


あわよくば、大晦日のどさくさで、行ってやろうと思っていた山に、
ミツことアッシーを引っぱって行くことにする。(^^ゞ

我が本籍地界隈ならば、いずれあばら骨の一本も埋まる所、ふみあとの一つも残しておいてもええんじゃないかと。(笑)

通いなれた阪神高速湾岸線は、道さえ混んでいなければ、1時間ほどで目的地周辺。
泉佐野南を下りて日根野に向かう辺りも、実は先刻、すでにチェック済みだったり、(笑)

今日の登山口 水呑地蔵は、犬鳴山へのバス道、途上にある。

水呑地蔵

「おはようございます」
今朝は氷点下まで冷え込む寒さ、にもかかわらず大勢の方が地蔵さんの整備に来ておられ
それだけでも地元民に愛された地蔵さんだと分かる。
ちょっと、羨ましかったりする。(笑)


だだっ広い駐車場につけて、コンタクトもつけ、
祠の裏手に迫る山にいざっ!と取り付く。

のっけから石仏の点々と並ぶ急階段、



鳥居をくぐってどんどん上へ、喘ぎながら高度を上げると
下界の田地がみるみる眼下、、


ついに最上部の祠まで上がりきったが、山はまだ上のよう、
祠の裏手から山道に、、


これがまたとんでもない急登で
ウバメガシの斜面を見上げ、落ち葉や根っこに足すくわれながら、
10分強で尾根にポッと飛び出し、ホッ。

眼下には阪和道ビューン、その隣には雨山か。


尾根を西に辿っていくと大阪湾が広がって、関空タワーが際立っている。


ここが小富士?
しかし表示がないのよ、しかもお隣りには、どう見てもここより高いピークがデーン
あぁ、あっちか!
そう、あっちです。(^^ゞ


いったん下って、登り返し
シダの藪を漕ぎながら、5分足らずで隣りのピーク

三角点と山頂表示、小富士 259m
スタートしてから1時間足らずで、富士さんに着いちゃった。(^_^)v


おぉ! 東に連なる山なみが、逆光ながらも前途ようように広がっておる。
和泉葛城山 犬鳴山 城ガ峰 三峰山 稲倉池 お菊山   泉佐野カントリー

予想以上に、素晴らしい!
これも神のお導きか。

一息入れたら
稲倉池に向かって、南向きのザレた斜面をザーッと一気!

振り向きざまに見る小富士さま、なんと凛々しい!

小富士

池の隣りは泉佐野カントリー
池の奥には、これから廻る城ガ峰のデカイ稜線
はて、あの尾根の、どこが城ガ峰?


ま、そういうことはさて置いて(笑)

モチツツジ咲く展望の斜面はポカポカと快適だし
こりゃもう、信じられん楽園じゃ、と、さすがのチーもみるみるゴキゲン♪ ヽ(^o^)丿


しかし、良かったのはここまでで、(^◇^;

やがて草っぱらに下り立ち車道に出たら左折、すぐに水呑地蔵からの道と合流するので右折
ドラム缶式炭窯 原っぱ

池畔の周回林道を車に気をつけながら進んでいく、、
俄か、現実に引き戻されたってふう。(笑)


白い橋を渡った所で、青少年野外活動センターとの分岐点
ここを左折するだ!(←何弁?)


ねぇねぇ これ見て!
ミツが携帯をひけらかす。

現在地はここってよ。


それがどうした、、って感じですけど、(゜_゜>)

また山頂に着いたらチェックするからね、と豪語してたが、その後、チェックしてる場を、ついぞ見なかったから
それ以降は携帯さんの管轄外だったのだろう。(笑)


道ばたにクサイチゴの実がたわわ、
口に含むとまだちょっと青臭い。

細いユルユルの林道の、枝道に構わず、とにかく右へ右へと進む。

左が沢、右がマッタケ山
ご覧のようなロケーション。


おぉ マッタケ山!
そういえば、『田舎』でスキヤキといえば、マッタケだったわとミツ、、
憎ったらしいったら!
チーの実家でスキヤキといえば、絶対に椎茸で、親はこれをマッタケだよと言っていた。(^^;
ボクとこはおじいちゃんが、マッタケ山を買うと言ってた。
へッ!
なら、この山は我が家のモノ、やったんけ?(笑)

突然、犬に吠えられて、ギョッとして顔を上げると
飼い主のオジサンたちが寄ってきて

今日は、大勢、来るなあ、あんたらも、お菊山か?
いえ、城ガ峰、だっけ、
いやぁ、そっちはしんどいぞー 登りばっかしや、、
はは、そーなの、、ほなもう止めよか? (笑)

ユルユル林道はめっちゃ退屈で、早く抜けたい一心で、どんどん歩みが早くなるが
ダート 水呑林道 アオキ

未舗装になってダートになると、水たまりも凍っているし融けたところはヌタヌタだし、、

分岐から40分ほどで、やっとササ峠分岐


沢を渡って急登に取り付けばすぐにコルに出て、ここぞと言わんばかりに道標がベタベタ付いておる。(笑)

『ササ峠』
別名 ラッキーリングとも呼ぶらしいい、、何でか分からんけど、
ま、とにかく、やっとく。(笑)

ラッキーリング


左折して明るい尾根に出ると、まもなくカマ尾根
カマというよりガマの背に乗ってる気分(笑)

真向かいに、ボンデン山のデカイ山容、、斜面の電波塔でそれだと判明。

ボンデン山の電波塔

そしてです、皆さん!ここからの樹林帯
両側にマッタケ山 立入禁止のテープが途切れることなくズ――っと続き、
松やヒサカキの鬱蒼とした道が延々と伸びていく、

せめてマッタケの一本でも落ちとれば。(笑)


ピーク一つを越えると城ガ峰に着くらしいけど、さっきから、一体いくつ、ピークを越えてる?(笑)

たまに、申し訳なさそうに、「ササ峠⇔城ガ峰⇔三峰山⇔茶口、神通畑」 の表示に出くわす、
そんなん、分かってまんがな。(笑)


城ガ峰はボンデン山分岐よりも先なので、正面のボンデン尾根を越えないと、まだまだゴールは遠いのだ。
しかし歩けど登れど いっこうにその尾根がこっちに来ん。

トランポリンみたいに、上下運動してるだけ?(苦笑)

ボンデン山分岐 確かに松は生えている

ササ峠を出てから一時間ほどで、ようようボンデン分岐を過ごし、
まだまだ続くうっとおしいマッタケ山を、
次か次かと何度も期待し、そして何度も裏切られ、お昼を1時間ほど過ぎて、ようよう城ガ峰の山頂にへばり、いや、たどり着いた。

あ〜〜〜〜〜しんど。

麗しの小富士&稲倉池 ヤブコウジ 城ガ峰 山頂広場

ところでミツは来るだろか?(笑)

たとえ来たとしても、三峰山はパスするに決まってる、
ならば、そそくさと昼を済ませ、とっとと三峰山を踏んでこよう。

、ひっそりとした山頂広場でシートを広げ、おもむろにカップ麺に湯を注ぐ。
念のため、携帯のスイッチも入れてみたら即メール

「道に迷った 先に食べてて、ぼくは三峰山には行きません」
ほらね!(^_-)☆
何度か同行しておると、ヨメの気持ちがヨメるんや、しかしどこで迷えるねん?(笑)


ぶつぶつ思いながら食べようとしたらミツが来た。
あら、早い!


三峰山への道はそれまでの冷酷非道な凹凸道(笑) よりはるかに楽で、お腹にモノが詰まったセイか
20分ほどで難なく登頂。

一応、今日の最高点


踵を返して城ガ峰へと舞い戻る。
途中で、寒くなったから先に発つ、、とメールが来る。

下山は、生草谷林道を犬鳴山バス停へと下る話だった。
途中でビシャコ谷へのショートカットも見つかった

しかし、この暗く薄気味悪い谷筋に、下っていく気がマッタケ、いや、マッタクしない。(笑)
私も明るい林道がええわい。

14:00 ひと気のない城ガ峰から一人淋しく下山開始。(笑)

激斜面を下ると、あっという間に林道出合

以降、タンタンと明るい林道。
生草(きぐさ)谷林道 犬鳴山の尾根

途中、火打越谷林道から水呑地蔵に抜ける道にも出くわすが、約束通り、犬鳴山に向かわんと、やっぱヤバイか

日だまりの林道は、快適だけに退屈で(笑) 話し相手なく、ただひたひたと歩いていると
今度、会で歌う歌がまるで拷問のように、ふいと口をついて出る。
一回、通したくらいでは、まだまだ全然、着かへんでえ〜(笑)


それでも1時間ほどで通行量の多い車道と出合って
はて、メールない?
と、携帯、片手に車道を犬鳴山バス停まで来てみたら、、発車寸前のバスのドアから手を振る影

おーい こっちこっち!
あか〜ん、車、多いし渡られ〜ん、先、行ってぇ〜 (^O^)/

犬鳴山の尾根

犬鳴山は、数年前にも来まして
ミツのバスを見送って、おもむろにバス停のトイレを借りて懐かしむ
まもなく現るアッシー車。
この道あかん、歩けん、危ない、、3キロ/240円 バス代もそれなりやったよ。

はぁ、ご苦労さ〜ん

結局、一日、快晴だった、、みたいです。

かなた関空大橋 かなた関空タワー


ご拝読 深謝♪


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