【甲山〜四国山〜高森山】
1月23日(土) 快晴
標高 212m 241m 284m
しろくまさん ・ チー
マピオン地図・・・・・・・・ |
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地図上の 「↓」 が 四国山 |
阪急塚口6:37−梅田ーなんば(南海区間急行)ー孝子8:30
孝子駅8:35−藤原峠9:30−甲山10:15(20)−四国山11:50(昼)12:30−
高森山13:15(10)−登山口14:53−深山14:30−砲台跡14:50(20)ー加太駅
加太16:23−和歌山市ー(人身事故30)−なんば19:00ー梅田ー塚口19:15
四国山と高森山は、「和歌山市森林公園」の中にあるせいか、セットで歩かれることが多い
それをわざわざ孝子からのロングコースにしているのは、孝子越えの「古道」を辿る、、というフレコミらしい。(他人事?笑)
その「古道」は今や、ほとんどが住宅地と化しており、いささか趣に欠けるけど、
縦走するのは、やっぱり興味津々!
実は、四国山&高森山だけなら、前にも一度行っているので、話に乗らなかった、かもしれない。(笑)
今回は甲山にも登りまっせー
甲山だって!(笑)
私鉄のローカル駅そのまんまな孝子駅に降り立って、中孝子の集落を適当に南進すると
やがて「孝子の森⇒」 「孝子越え⇒」の看板に出合うようになり
そういえば、前にしろくまさんと泉州に来たのは、山中渓からのコースで
駅近くの豪邸の庭にデカイ犬がいっぱい放し飼いしていた。
ああいうのはない?
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何でも言うてみるもんで、(笑)
この分では、池にネッシーくらい出んのか?と、ぼやいたら出るかも、
出ません!
この寒空にゴキゲンよろしく 「孝子の森」への道を辿ると
途中で道標が「左へ曲がれ」と指している、そっちは藪ちゃうの?
なのでそのまま無視して林道直進
すぐのところに「孝子の森」
そういえば、さっきあなた、「孝子の森」には行かないの? とか淋しそうだったよね、(笑)
「孝子の森」は、「みさき里山クラブ」の管轄のようで、、
壁には手旗信号の精巧なクラフト?
へぇ、活動日が月に3日もですか!
しろくまさんは、「みさき里山クラブ」の活動に見入ってる。
参加したいんか?(笑)
広場にある大ざっぱな絵地図
↓
なるほど、月3日も活動すると、こうなるのねと思うほど
シダのよく刈られた整備地を、ヘロヘロと上がって右に折れれば展望台
標高152mからの眺めもそれなり、、
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紀泉アルプス |
飯盛山 |
「孝子の森」を出て
ウラジロやコシダの尾根道を「葛城二十八経塚⇒」に従うと
経塚ではなくて風車が現れ、
その後も展望やら林道やらに出合いながら、藤原峠、そして八王子峠
由緒正しい峠のようだが、ただ「看板」がかけてあるだけ、
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二つの峠が、なんでこんなに接近してるのか?
歴史に疎いと、そういうところが分からない。(^^ゞ
モチツツジ咲く尾根を下っていくと
殺伐とした野原の向こうに、風車だけがリアルに突っ立ってる風景に出合う
そして
いつの間にやら順路(?)は車道の登りになっている。
そう、どこかに「三輪明神」があるはずだけど
でも、もうとっくに東畑の集落からは、外れています。
見過ごしたな。(^^ゞ
道ばたに、疎らに咲くキクの花
外来種か?
最近、あっちこっちで咲いてますやん、知りません?
知りません。(^^ゞ
車道をチンタラ登っていくと、甲山登山口⇒
さらに進むと 再び甲山登山口⇒
ここからやっと山道で、わずかに登ると三角点のある甲山山頂に着いた。
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標高212mからは、紀ノ川と和歌山市街が一望で、申し分のない360度
雲山峰や淡路島も、低位置からスーッと望める。
山頂表示の下に 「私の好きな山・日本ベスト100 第4位」 と書いてあり
へ〜第4位ですか!
しろくまさんは感心しきり。(笑)
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紀泉アルプス 風車 |
和歌山市 和歌浦湾 |
淡路島 友が島 |
甲山周辺はテレビ塔の林立するエリアで、その脇から府県境界尾根を辿るわけだが、、
探せど歩けど、そういう道はない!
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テレビ塔 |
結局、最初の甲山登山口まで戻って、車道を池の傍まで下っていくことにする。
といういきさつで、「孝子越え古道」の「猿坂峠」を、今回はカットしたことになった。(^^ゞ
車道をさらに西畑へと辿ると佐瀬川の橋に出て、手摺に掛けた看板が 「二の宿こっち⇒」
こっちってよ! と行きかけたところで、どこ行くんや〜
背後からお爺ちゃん。
四国山やったら、『その斜面』 を上がったら林道に飛び出すで、、
そっちの道は遠回りやろ
確かにそうね。(^_^;
じゃぁ、そうさせていただくか、、と、またまた古道の「二の宿跡」もカットし、(^^ゞ
ご指示どおり 『そこの斜面』 に通じる竹やぶに分け入ると
作業中のおじさんが上から 「こっちちゃう! 左や!」
、、に従うと斜面はみるみる激登になって、
それが伐採地なんぞに出っちゃたら、もうあなた!何を掴めばよいやら、取り付くシマもないってふう
ふう〜
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あとちょっとです、あと30m! に励まされズルズル滑りを耐え忍び、がむしゃらに這い上がると
ポンと林道に飛び出した、
あ〜これかい
確かにヘアピンカーブをショートカットしたワケだけど、果たして時間短縮に、なったのかしらん。(笑;
そのまま林道を進み、ピークを越えれば 見たことのある(気のする)ポール
そしてだだっ広い駐車場
あぁ、ここ!
以前、来た四国山の取り付きだ、やっとつながった。(笑)
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四国山登山口 |
前はこの道を上がってきた。 |
この登山口から四国山山頂まではわずか10分ほど、ただこれがとんでもない急登で、
それがまた、空きっ腹にグーグー堪える。
ピーク越えて、、(ほんとはここが最高点)
あぁ あれだ!
と、見覚えある展望台
私もなかなか よく覚えてますわ、(^◇^)v
(というのは真っ赤なウソで、展望台は最近、新しく付け替えられた、ものでした。(笑)
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以前は円形 |
それはさておき、さっそくその展望台に上ってみる。
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まず、何をおいても正面に広がる採石場跡
かつての採石作業は終了したのか、広大な空地の一角には大規模なビニールハウス、みたいなんがポツン。
その向こうに広がっているのは正真正銘、和歌浦湾の青い海
今日は風もあってキーンと冷え込む寒さ、
友が島や淡路島までが、くっきりと浮かんで見える。
四国山というのだから、四国も見えるだろうけど、
長く横たわる淡路のどこに、四国が覗くか、あるいはすでに覗いているのか?
いや、淡路って結構デカイですから、、
なるほど。
左手には和歌山市街、その突先には島影も。
関空はちょうど陰になってて、見えているのは橋脚のみ、
その隣には雲山峰など、紀泉アルプス、かの六甲は霞んでおります。(^O^)/
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関空 紀泉アルプス |
そろそろ展望台から降りて昼にする。
女性が一人、上がってこられ、また颯爽と正面の採石場へと下りていかれた。
以降、誰も来ない。
甲山では数名に出会ったけど。(笑)
その甲山のテレビ塔やら風車も見えてる。
あっこから歩いて来たんやねぇ、ちょっとジーンとなってます。(笑)
じっとしてても寒いので、早々に発つ。
わずかに下ると広場に飛び出て、東屋やベンチが並んでる。
何か場違いに広い。(笑)
表示に従い展望台への急坂を登れば、また見覚えのある三角屋根の展望台。
こっちは以前のままのヤツ (^^ゞ
だけどもうガタガタで、一部崩壊、、ロープが張られているまま放置状態、ですな。
恐る恐る上がってみると、淡路の方だけがひょいと覗く。
写真だけ撮って、また恐る恐る降りてきて、高森山へ移動。
その途中がまたエゲツナイ登り坂。
森林公園ハイキングコースの割に、ハイカーに不親切。(笑)
やがて関空方面が開け、振り向けば、四国山の展望台がポチョン。
ここからだと和歌山の工場地帯が四国山の陰になってる、なかなかよろしい。
下りてくると三叉路に出て、左に進むと下山する
まずは右、高森山へ。
大川分岐を見送って、すぐのところが高森山山頂。
せまい山上の中央にケルン
それの脇に、ベンチとテーブルがしつらえてある。
見えているのは麓の大川集落と、彼方の淡路島だけ、、
静かやなぁ
静かです。
しろくまさんも気にいったのか、さっきからボーっと明石海峡大橋の方を睨んでる。
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先ほどの三叉路まで戻って下山開始、
案内板のところで「秋の丘 深山方面」に従う。
友が島方面のビューポイントに出た
眼下には採石場跡、、もしか、あっこに下るんですか?
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ガンガン下っていくと10分余りで林道に出て、かつて軍用路だったらしい道?、え〜この道が?
って思うほど狭いのを進んでいくと車道に飛びだし、、
ここが大川辻だろう。
阿振川沿いに歩いていくと、やがて深山の園地になって
交通量の多い県道65をガマンすると 「加太国民宿舎、砲台跡⇒」 にやっと出た。
砲台跡に行くんでしょ?
でも登りだよ、
だって、朝からずーっと砲台跡、砲台跡、言うてますやん。
へへ (^^ゞ
疲れた足を引きずって、車道の坂をチンタラ 登る
さすがに今日は歩いたなあ、、
振り向くと、ムッとした顔、に会いそうでそら恐ろしい、ひたすら登る車道の坂、、
やっと車道と分かれて遊歩道に入る
それがなんと鬱蒼としたレンガ道
これで展望なかったら、しばり首やな (^^ゞ
果たして砲台跡は、昔の光、今いずこ♪ ってふうの樹木の中、でんがな!
↓
どうしよお〜 (´Д`;
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深山にはバス停があるけど、もうとっくに最終バス(?)は終わっています。 (^_^;
磯の香りの漂う加太海岸沿いをそぞろ歩いて、加太駅までは40分ほど。
今日は、かなり歩きましたよねぇ、20キロはゆうに超えてるでしょ。
へえ ハーフマラソンって、こんなんか。
違うと思うけど。(笑)
画像提供ありがとう!
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