【霊仙山】

月14日(日) 快晴

標高 1094m

しろくまさん チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が霊仙山最高点

アケン原8:00−笹峠10:00(10)−近江展望台11:00−霊仙山最高点12:35(昼40)
林道14:37−今畑16:46ーアケン原17:26

そろそろ黄色い花のシーズンなので、三寒四温が不安だけれど
お天気もヨサゲ、
と、定番の霊仙山に行くことにした。

尼を5:40に乗ったら、彦根まで1時間余り、、、まだ6時台だよ、、早っ!
なので、コンビニ前で30分ほど時間調整。


今日の登山口は、鍋尻山の裏側?
なので、いつもよりも、まだ下になる、コースも長め、、だったら、さっさと来れば良かったのに、(笑)


いつものように(?)植林のただの崖、
ってのに適当に取り付いて「僕の後はアテにしないで」と言われてるのを見上げながら、とにもかくにも攀じ登って
10分ほどで尾根に乗り、
なんだ楽勝やん!

と、思ったのも束の間で、、尾根とは名ばかり、結構な傾斜は続くよどこまでも♪

右手背後に鍋尻山の肩が見え出し、否応なしにあの日の記憶がよみがえる、(笑)


ミスミソウが、やっと起きたばかりで眠そう。

それ以外はオニシバリ、ダンコウバイの黄色が疎ら、、目当ての黄色い花は? とキョロキョロ
ない!(笑)


結構登ったと思うのに、覗きこむと 登山口がまだ眼下。 (^〜^;

ふいに目の前を、鹿の群れがどどっと横切っていく、、

石灰岩のゴツゴツ地帯が、やがて感じのいい二次林に変わり、鍋尻山の例の(!)白斜面がこっちに迫って見えてきた。

チェンジ! ヽ(^o^)丿 あれや〜 (゜〜゜; 


その左手に御池岳がようよう顔を出し、
その手前には、谷を隔てたコザト、リョウシ、、、え、どれがリョウシ?
ちょい分かり難い。(^^;

コザト               リョウシ 鍋尻山の左

やがて正面に今から取りつく近江展望台がぼ〜っと浮かんで見えてきて、
倒木地帯、そして間の抜けたようなだだっ広い原っぱになり
人の声がしたと思ったら、ポンと一般道に飛び出した。


2時間かかって、ようようの笹峠。
笹峠ってこんなに遠かったんやなあ、、ザック下ろして苦笑い。
しかしこれから、私らを待ち受けているのは紛れもない あの近江展望台への激登り、
ゲエ〜〜

やってることは 本文と異なる (笑)

しろくまさんから美味しいフルーツを頂き、めちゃゴキゲン、なれど食べたら登るんやなぁ〜
と思うと
めちゃめちゃ気が滅入ってくる。 (>_<)

そうこうしてる間にも、人がどんどん溜まってきてて
この人たち、みんな霊仙に行くんだぁ、、と思ったら、さらに凹むんやわ、、自分だって行くクセに。(^^ゞ


案の定、西南尾根への激登りは雪融けしたてのヌタヌタで、足場が悪くて踏んばれない
休憩がてら振り向いて、眼下になった鍋尻山、その向こうの景色に見入る

そして、麓からは人間が数珠つなぎ
ひえぇ〜


気を取り直して一歩、 ちょっと振り向き、また次の一歩。
途中のわずかな窪地で、もぉ〜〜アカン!
ドサッと座り込む

この斜面、めっちゃキツイ!
ですよねぇ。

休憩休憩、景色でも見て見て、、(もうずっと見てるけど 笑)

近江八幡 マキノ

休憩のおかげで、どうにか息を吹き返し
何とか近江展望台まで上がってきました、、あ〜やれやれだ、、もう今日は登らんぞ!(笑)

それにしても、なんと素晴らしい展望
どうです!
養老の彼方には中央アルプス、そしてポッコリと恵那山、その背後のは南アルプスまでがリアルに連なり、、富士山はないけど
右を向けば琵琶湖、、マキノは白いが比良にはもうほとんど雪がない。
西南尾根 ソノド 笙ヶ岳 恵那山 比良山系

もったいないほどの展望に囲まれながら、西南尾根を辿っていく。
あぁ なんて贅沢。

所々、雪が解けて石灰岩がむき出しになっているのに足掬われぬよう、ストックでバランスを取りながら
目線はそわそわ。(笑)

思いのほか雪が多い、この分だと花なんて、みんな雪の下とちゃう?
早すぎたか、、

一輪くらいは見つけんと、、
おったぁ!

よく見るとあっちもこっちも咲いている。

もうやめようと思いながらも、見つけるたびにしゃがみこみ、、他はないかとキョロキョロし
人を見たらそっちに走り
咲いてますかぁ? 尋ねられては 知らない人まで引っぱりこんで、(笑)


何度も風雪にさらされて、深手を負った花びらや、
早く咲き過ぎてもうニンジン葉のやら。

花の生涯 悲喜こもごも!(笑)

こんなペースで歩いてるもんで、まぁ、西南尾根の長いこと!
まだ半分くらいか?

誰かさんは、お腹が空いたんだろう、先を急ぎだし
向かう霊仙 振り向くと西南尾根

しかし花も良いけど景色も凄い
ふと、しろくまさんが誰かと親しげに話してるのに驚いて振り返る、、


え〜〜〜〜〜 コトさんやん! ツッチョさんも! なんでぇ〜〜〜〜〜〜
\(-o-)/

ずーっと 見てましたよ、お二人を
えーーーーっ このタラタラ歩きを、ですか?

(゜_゜;

もう恥ずかしいやら可笑しいやら

\(^◇^)/


なんか、今までとは全く違うモードになってもた!
けど、またこのあたりから俄然、花も増えてきて、斜面が黄色く色づいている、

代りに上げるわっ!

五人五様、花と展望とお喋りに、てんやわんやになりながら、やっとのことで霊仙山、最高点に着きました。


正面には伊吹

そして期待どおり、まっ白な白山!

お隣の能郷白山は山肌のヒダまで見えるほどで、奥美濃の山々が連なっているのも確認できる、、
   今日が今までの最高、、やな。

と、来るたび思うオメデタイお方(笑)


コトさんは、今日が霊仙山お初とか
初対面でこの展望をゲットされるとはスゴイ! スゴスギ!(笑)

変わり番こに写真を撮り合い、しかしマジで腹減った、んやけど、、ハイハイ。

お虎ヶ池に周回される、お3人を見送って、(^.^)/~~~
私らはおもむろにお昼。

バラバラ! (>_<)


食べている間にも、どんどん人が上がって来られ、あっという間に溜まってくる。

私らもまだ先が長いので、この又とない眺めを見納めたら笹かき分けて下山開始。


カレンフェルトの藪を進んでいよいよ始まる激下り、、

あったはずの踏み跡が消え、テープもないし 斜面はヌタヌタ、乗ってるだけの石灰岩、あてにするとポロリと落ちるし
つかんだ枝は枯れていて、握ってはポキッ つかんではポキッ、(>_<)


今日は足場が悪いかも?というのを強引に来ただけに
「こんなとこは、来とぉはなかった!」
なーんて、口が裂けても申せません。(えっ 言った?苦笑)

斜面はやがて藪になり、見通しが利かなくなってしまった、大丈夫か
不安〜不安〜

左へ〜左へ〜と言われるけど、そっちは藪だし、岩屑帯だし、、

オロオロしながら伝ってる間に
いつしかポッと明瞭な尾根芯に飛び出た、、あれま、


振り向くと無我夢中で激下った斜面が、樹木の間に見え隠れしてる。
とにかく難関突破やね。

少し長めの休憩を取って、残雪の尾根を辿っていくが、今になってどっと疲れが出てきて、足元ヨタヨタ。(笑)

アセビのトンネル、それが二次林、30分ほどで林道が眼下に現れた
助かった,ぁ〜 とまい進すれば藪に捉まりイテテテテ、(^^;


結局、最後までてこずった。

何事もなかったかのように林道は、所々雪が解け、ヌタヌタではあるものの
西南尾根を頭上に従えクネクネと縫っている、

ふいにジープ数台が、けたたましい音で連なってきて
おっとビックリ 人と熊や!
ってな感じに、横すり抜けるが、ビックリしたんは、こっちやんか、なぁ、、(笑)


やがて左手にコザト、御池、、そして リョウシ、、えっ、どれがリョウシて?
朝から全く進歩がないのね。(笑)

 コザト          御池岳    リョウシ

1時間ほどで林道終点になり、その先は斜面をトラバースしながら強引に進んで登山道と合流した。

まだ日が長いのに救われながら、大勢の人に踏まれて泥んこになった道を、どんどん下って、今畑登山口16:45

ミスミソウ フクジュソウ セツブンソウ

もう誰も、残ってなんかいません〜♪
コトさんたちがいてはったら、乗っけてもらおうと思ってた、、かどうか?


ま、ここを歩くこともそうそうないし、これはこれで愉しい、、やないの、なあ、
ちょっと長いけど、

まだ着かんかぁ、(笑)

カテンソウ ヤマネコノメソウ


運転 画像提供 ありがとう!


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