【七面山】
5月29日(土) 快晴
標高 1624m
しろくまさん ・ チー
マピオン地図・・・・・・・・ |
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地図上の 「↓」 が 七面山 東峰 |
車止めゲート8:40−登山口9:55(10)ー七面尾分岐10:43(10)−西峰12:10−アケボノ平(昼)
槍ノ尾ノ頭−東峰−西峰14:53−登山口−ゲート17:30
久しぶりの二上山を拝みながら?奈良県南部の大塔村へと、ひた走る。
その大塔村まででも気が滅入るほど遠いのに、さらに細い林道をクネクネ クネクネ、、
その作業をこなさぬ限り、七面谷の車止めゲートへは、たどり着けない。
〜ほんとに ほんとに ご苦労さま〜
前回来た時は
この4キロほど手前で土砂崩れ通行止め! だったので、そこに停めて4キロオマケの林道歩きを強いられて
東峰を踏め(踏ま?)ずじまい。
今日はそのリベンジが やっと叶いそう。
傍らのウツギやら、オオバアサガラなどの白い花を撮りながら、
もうすっかり初夏だと思い知る。
路肩に車が6台ほど停まっているのを
釣りだろうか山だろうかと 橋を渡り、「登山口まで3.8キロ」の道標、、ああ これや、懐かしいね、、と、
登山口へと延びる林道をたらたら歩き始めた。
20分ほどで滝に出合う。
二段になって豪快に水しぶきをあげて、なかなか迫力がある、、地図には「小滝」とあるけれど(笑)
たかが林道、
されど林道?
落石や散らばっている枝の多さに閉口する、しかもジグザグなわりには急だし、血が薄いから息、切れてきた。(^^;
途中、2か所ほどの展望ポイントを経て、
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滝山 天和山 |
明星ヶ岳 |
小滝から50分ほどかかって、ようようの登山口にたどり着いた。
こんなにしんどかったかなぁ、もしか年を取ったのか
ばら撒いたように咲くジシバリを撮り、たっぷりめに休憩を取ったら
植林の急登に取り付く。
ここが正念場だと分かっていても、さっきの林道を越えた後に、この暗い植林激登は疲れる!
あの明るいところがゴールかと、何度も見上げて裏切られ、、
それでも40分ほどで七面尾の鞍部にようよう乗った。
ふ〜やれやれだ。
あそこ、ほら、チーさん、アケボノツツジ
おぉ! 早くもゲット。
アカヤシオはよく見てきたけど、アケボノツツジは初めてや。
だからちょっと、やっ、かなりエキサイト。(^^ゞ
けど、撮りにくいぃ〜〜
でも、大峰のはおおむねそう、だそうです。
まぁ、まだ先にもあるだろう、
眩いばかりの若葉の雑木
根っこの絡む尾根道を、アケボノ色を探して登る。
たまにハンサムな明星ヶ岳がチラリと覗き
それを撮ろうと近づいて
手前の崖にピンクの点々、、あ、アケボノ!
慌てて崖を駈け下りて、、足元フカフカ、ボヨボヨで、うっかり乗ったらボソッと 踏み抜く
危ねえなぁ、
あれ、こっちにも咲いてるやん
よく見ると、さっきのよりもデッカイピンクの塊。
あら シャクナゲやん!
、、でした。(^^ゞ
そう、前回来たのは秋だったので、このシャクナゲが咲いたら、どうなるんだろうと話してた。
シャクナゲのピンクの塊が、かなりの密度で競っている
根っこに乗っかり腕を伸ばしてヨイショコラショと撮ってたら
上に行ったらもっとすごいぞ〜
早くも下りて来たオジサンが、笑いながら通過する、、あっそぉ(^^ゞ
それに混じってアケボノツツジのピンクの点々
比べてみれば、まぁなんと、シャクナゲと同じピンクだ。
また今日は、何を思ったか私までがピンクのシャツにピンクのベストで
こうなると知ってりゃ 別のドレス(!)を着たものを、、花さんゴメンな、私の方が麗しい、 イテッ!\(-、-#
アケボノツツジに混じって、緑の中に白い点、
シロヤシオ!
大峰は、赤と白が同時に咲くのか、
こりゃ紅白 オメデタイ
けどやっぱし今年は「シロが不作」
断然!赤が優位だす。
大晦日だったら、拍手喝采、なんだけど、、話題にムリがある?(笑)
そんなこんなでさっきまでの疲れもボヤキもぶっ飛んで、花、追っかけまわしてはしゃいでる、誰?
お疲れが出ませぬように、(笑)
いつの間にやら、もう12時を回っていて、お腹もグーグー、なぁ、山頂にはいつ着くの?(知らんのかい!)
ですから、このジャングルを抜けて、ブナ林にならないと、、
はぁ
ジャングルが、だんだん明るくなって
やがてササだけ地帯になって、ヌタ場を越せば、正面にブナの巨木
斜面、見上げれば ドーッ とブナ林。
おぉ! これかい。
ジグザグに短い笹を扱ぎながら、山頂目指してひた登る。
左手には明星ヶ岳、右には遠い山々が連なって、どんどん視界も開けてきたぞ。
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明星ヶ岳 |
天和山 かなた金剛山 |
なぜ、このパノラマが記憶にないのか、自分でも不思議だけど。(゜_゜;
考えるとお腹が空く(!)ので、一心不乱に駆け上がり、
上がって上がって、、上がり切ったら西峰、、あぁ、着きましたぁ。
真っ正面に釈迦ヶ岳、みたいな山が覗いてます。
ですから あれ、釈迦ね。(笑)
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西峰 1610m |
釈迦ヶ岳 |
展望の続きはアケボノ平で見る、ことにして、とにかく「アケボノ*ランチ会場」へ急ぐ。
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鞍部がアケボノ平 |
こんなに下りましたかなぁ、
今度は、しろくまさんも言っている。(笑)
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笹っぱらを下る |
果無山脈方面 |
アケボノ平 槍ノ尾の頭 |
何度も振り返ったり、寄り道しながら鞍部、アケボノ平のササっ原に降り立った。
アケボノと名乗る割にはアケボノツツジが見当たらん。(笑)
まぁ、とにかく、昼にしよう。
と、どこでも座り放題の笹っ原の一角で、、
正面には釈迦ヶ岳、それに連なる孔雀、仏生、その隣りには、前回、ガスって見えなかった東峰の異様なピークが聳え
手を伸ばせば届きそうと呟きながらサンドイッチを頬張って、、
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西峰 東峰 仏生岳 |
仏生岳 孔雀岳 釈迦ヶ岳 |
食べている間にもますます空は晴れ渡り、
雲ひとつなく申し分なく、それを、私らで独占している
もったいないとは、このことか。(笑)
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さっき出会った人も、槍ノ尾のシャクナゲを褒めてはったので、
ほな偵察に行ってみようと、ザックをデポし
笹扱ぎ上がって、確かめに行く
どうです?
うーん
確かにシャクナゲトンネル
でも、シャクナゲをくぐっていては、花にはお目にかかれません。(笑)
崩壊した小屋の裏手に三角点
周辺に咲くシャクナゲが 今ピーク、
その向こうには点々とアケボノツツジ、、も咲いていて
ええなぁ、
めっちゃ撮りにくいけど。
ま、こんなもんか。(笑)
アケボノ平まで戻ってきて、さっき激下ったばかりの笹のスロープを、
西峰めざしてヒイヒイ登る。
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見上げれば青空 |
振り返れば槍ノ尾 |
めくるめく快晴の青空に、新緑のブナが映え、立ち枯れのシラビソだって 負けないくらいの美しさ、
しかし、こうまで晴れるとは
誰彼かまわず拝みたおしたい気分 ←?(笑)
さぁ、残るは東峰のみ!
樹林帯の根っこ道を辿る。
この辺りの雰囲気は、どことなく釈迦から孔雀の稜線に似てる
途中、大岩を巻き、ロープや鎖の難所も越えて
右手にさっきの槍の尾やアケボノ平が見えてくると、西峰から20分ほどで東峰。
念願かなって初登頂!
西峰よりも、こっちの方が14m 高いから
ついに七面山踏破やね。
狭いただのヤブ山を、あっちこっちとウロチョロして、ビューポイントとか探したりして、
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槍ノ尾 アケボノ平 |
明星ヶ岳 八径ヶ岳 |
今14時15分
これなら余裕で下山できそう。
といってもまだ最後の林道歩き1時間があるし
車に戻ってからも長旅だし、
まだまだ時間がかかりそう。
とか言いつつ、シャクナゲ綺麗ねぇ、、ちょっと撮らへん?(笑)
・・・出会った花・・・
マルバウツギ、ヤブデマリ、オオバアサガラ、コガクウツギ、ヒメレンゲ、ジシバリ、ウツギ、ウワバミソウ
ヤブウツギ、カマツカ、ミズキ、ギンリョウソウ、ホンシャクナゲ、アケボノツツジ、シロヤシオ
ツルシキミ、コミヤマカタバミ、フモトスミレ、ツクバネソウ、ミゾホウズキ
クリンソウ、ユキノシタ(帰り道)
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ヤブデマリ |
マルバウツギ |
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コミヤマカタバミ |
フモトスミレ |
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ギンリョウソウ |
ツクバネソウ |
(帰り道にて)
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クリンソウ |
ユキノシタ |
運転・画像提供 ありがとう!
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