【ベルヒテスガーデン】
(ヒットラーの別荘)
2010 07 16(金)
南ドイツ、オーストリアのザルツブルグ近郊に、ベルヒテスガーデン(Berchtesgaden)という小さな村があり、
その村に、ドイツきっての景勝地があるという。
なんと!
そこは、ヒットラーの別荘だったところ。
そんなとこには行きたくないと、一度はダメ出し、したけれど、見れば見るほど良いとこみたいで
行ってみるか、ということに。
調べてみたら、電車を乗り継ぎ、バスに乗り換え、さらにそれからシャトルバス、そしてエレベーター
エレベーター!
何それ???
しかも早朝に出ても、着くのが昼を過ぎ、、帰る時間も制限される
そりゃ大変。
そこでミツが、金曜発の英語ツアーを見つけてきた。
それだ!
英語なら、ガイドさんの話を聞かずに済ませれる、、(笑)
ただし雨天の場合は岩塩抗見学に変更になります、、、はぁ、
成田からミュンヘンの空港に着いたのが夕方で、入国審査に手間取って、ホテル着が深夜。
時差ボケてる場合じゃないわ
あとは寝るだけぇ〜
気分はまだ日本 (^^ゞ |
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成田空港 |
富士山 |
一夜明けたら 快晴だよオッカサン、、
しかし
ツアーバス乗り場は黒山の人だかり、、どーしよう? 私が先や!白人に負けるなー
やっ
黒山の殆どは、ノイシュバンシュタイン城行きに乗ってった、、ホッ。
私らは、2階建てのバスで、8時半出発。
前置きが長くなりました。
以下、車窓からです。
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花畑の向こうに牛さん |
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村の教会の塔の彼方に、山が見えだした。 |
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山が迫ってる! ちょっと降りて撮影タイム、、 |
道端にもこんな花が、、
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キク科 |
キキョウ科・ツリガネソウ? |
コ?キツリフネ みたいな |
バスを降りて、アイス舐め舐め、シャトルバスを待つ。(ここからは別費)
シャトルバスは、綴れ折りの道を、どんどん上っていく。
洞穴の前で降ろされた。
この洞穴をくぐって、ヒットラーのために造られた「金ぴかエレベーター」に乗る。
エレベーターで あの上の小屋↓まで 一気に上がる。
上がりきったところがヒットラーの別荘 ケールシュタインハウス(Kehlsteinhaus)
別名イーグルネスト(鷲の巣)とも呼ばれてて
今はレストハウスになっている。
そこから遊歩道で、十字架の丘まで行ける
その上の岩山まで、行っている人もいる。
それから先は装備が要りそう、、
私らは、時差ボケ?で、重い体を引きずって、あたり一面、咲き乱れてるお花を愛でる、、
しかしどうです!
花だらけぇ〜
まるで、伊吹か白山みたい、、もう高山なんか行かなくてもええ?(笑)
遠くの山を背景に花撮影に忙しい。
岩陰に真っ赤な花を見つけた。
ツツジやん!
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花まみれのケールシュタインハウス 全くの予想外だった。
シャトルバスのところまでは、エレベーターで戻ってもいいし、遊歩道を歩いてもいい。
私らはモチロン、歩く。
だって、ここからもずーっと花道、だから、、(^^ゞ
どこまで続くね〜〜〜ん!
そう! それからのお話。
シャトルバスのパークまで下りてきて軽く食事したら
ガイドさんの言っていた「ドキュメンテーション」という資料館に入ってみた。
(実は、強く勧められていた。)
ドキュメンテーションの中は
第二次世界大戦でナチスドイツが犯した残虐行為の数々、さまざまな戦争被害の数々、
ヒットラーがこの別荘で愛人エバブラウンと、優雅に語らう、お気楽映像、
そして広島原爆の強烈なキノコ雲までが、
物々しく展示されていて、、
今、この平和そのものの花の山の一角に、戦争の汚点と悲劇を残した過去のドイツが今
こうして深く反省していますという決意を垣間見た。
(ドイツ流 反省術?)
オマケ
・・・この日のランチ・・・
ミツは、何を思ったか、この山里で魚料理なんぞを注文し、やっぱりドイツのじゃがいもは美味しいねぇ〜とか言っている。(笑)
私はとにかく暑いので、アイスコーヒーとチーズケーキ
このケーキが、まぁ 豆腐そのもの(!)で
何の味もせん?
(たぶんカッテージチーズ)
冷コーは そんなん頼んでません!の生クリームどひゃぁ〜! ってのが運ばれてきて
コーヒー部分は2口でなくなり、以降は もう飲めん、ゴメン。(笑)
注:ドイツでアイスコーヒーを頼むとこうなるそうです。(笑)