【平山】

標高 1771m

月20日(金) 晴れ

ミツ  チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が 平山山頂

平山登山口8:45−冷涼の滝9:40ー(100)一の雪渓10:46(10)ー稜線分岐12:05(20)
平山12:30(昼)13:20−冷涼15:08−登山口15:50


昨日あれだけ歩いたから、もう今日は一歩も歩けないだろうと思いつつ、歩いている体験を
今まで何度もしてきた、

この、奇跡みたいな二日続きの好天を、無にするなんて、バチーが当たる!
しかしミツが何と言うだろうか、

ボク、平山でいいよ。
ほら、ね。
えーっ ほんまかいな、そーかいな、、ほな、気の変わらんうち、とっとと行こ。(笑)

自動車道からのニセイカウシュッペ&平山 よく整備され安心して走れる
と書いてある林道(笑)

宿の奥さんに遠いですねぇ、と言われつつ、ほんまに遠いなぁと思いつつ(笑)
北海道の林道には、とことん難儀させられながら
気持ちだけはいそいそ♪

登山口手前100mのところに駐車 (しなさいと書いてあるので) して
仮設トイレのある登山口まで歩いていくと 「熊が出た」との看板。

 さっきの車は、これを見て引き返したのか、
と、ミツはいよいよ肝を据えたが、私は、その看板にすら気づかなかった。(^^ゞ

支湧別川に沿った登山道を進む。
ここの橋がなかった時は、枝にぶら下がって懸垂歩行?したという難所↓

幸いなことに3人組が現れて、慣れた足取りで私らを、さらりと追い抜いて行かれた。
私らは幾分ホッとして、川音を聞きながら、例によって、たら〜りたらり

だってこんなに花があるんだも〜ん
、、とは言えません今日の道。(^^ゞ

それでも花の残骸や咲き終わった花(←あぁ同じか)に迎えられつつ、30分ほどで渡渉ポイント
といっても大したことはない、

上流に目をやると滝!


あれが、「行雲ノ滝」 だろうと、確かめに行こうとして、、止めとく。(^^ゞ

その先に、ちょっと前までは通行止めだったような、ガレ場
行雲ノ滝(ズームで) ガレて登りにくい

15分ほどで次の滝
ここにはちゃんと看板も。

涼をもらいに滝壺まで下りようとして、やっぱ、ここも止めとく。(^^ゞ
冷涼の滝

登山道にはずっとコガネギクが咲き続き、
嬉しんだけど、それだけ?って気もチョットして
ツルリンドウのツルをビューンと引っ張ったり、緑色のイワベンケイまで撮ったりしてる。(笑)


はるか向こうの滝も見えるが、あの距離では涼は取れん。

気がついたら、いつの間にか炎天下になっていて、確か道は北向きで 標高もすでに1300mほどあるはずなのに
なんですか、この激熱! (゜-゜;

いや、もうちょっとで雪渓があるのよ

、、ってなものが、この酷暑の一体、どこに残っているかと。(笑)
ついに川の源頭部辺りで堪えきれずにちょい休憩、


どうやらここが「第一雪渓」だろう、というのは、かろうじて生き長らえてる花を見て思い至る。(笑)

シナノキンバイ エゾノリュウキンカ ハイオトギリ

炎天下の元雪渓、というロケなので、紛れもなく展望良好!
(と言っても一方向のみ)
いやぁ、これはこれで素晴らしいやんか、なぁ

いや、もしも、この急斜面が雪渓だったら危なかった、、と、今回も出番のなかったアイゼンの重さを痛感し、(笑)

支湧別岳連山

ここを推奨した手前、もう後には引けず、もうちょっとしたら尾根に乗るよ、と、
乗ったその尾根、そのまた上にさらに尾根、
尾根がおねおねと、上へ上へと積み重なって、一体どこで「尾根」なのよ?
と、ミツは、きっと思ってる。(爆!)

背後は 有明山 天狗岳 まだまだ登る!

やっと尾根?の向こうに山が覗いて、
ふぅ〜と 涼しい風も来たような、、幻覚か?

とうとう「第二雪渓」というのが、どこかわからぬままハイマツ帯に出てしまい、、(^◇^)

ほ〜らご覧!
さっきの有明山 天狗岳が めっちゃええ雰囲気やん、なぁ、、と
一体、誰に、聞かせてる?(笑)

下界は白滝方面


ハイマツ帯を登り詰めたら岩礫地に出て、ミツがケルンのところで固まっていた。(笑)


ここが、標高1737mの稜線分岐

そう! 稜線ですもの、、今まで見えなかった表大雪が正面にドーン

そっちからの風も、ぶわぁ〜〜
わぁ〜涼しいぃ〜

山ガール、天にも昇る心地して、\(^o^)/


トムラウシも、見えてまんがな、すごい!

ちょぼっ!

ボク、もう、ここでいいわ。

何おぉ?

さぁ始まった、だってここはただの分岐だよ、めざす平山はあっちの平たい山 (そのまんま)
あっこまで行かんと意味がない!

いやぁ、もうここで十分だ、というのを涙目で、そうなのね、私を熊に食わせてもいいのだ、ああ何と残酷、、可哀想なチーちゃん、、
分かったよ、行くよ、

アハハ、そうかい爽快、日本カイ? ヽ(^o^)丿

とか言うている間に、もう、ミツはとぼとぼと向かってる。

平山 ニセイカウシュッペ 振り返れば比麻良山

いったん緩く下って僅かに登り返せば平山山頂。
楽勝やったじゃん!

ほなここで! と、ピースサインの夫、の期限 機嫌も取りまして

山頂 上川方面   ニセイカウシュッペ(小槍 大槍)

お昼やな。

座り込もうとするのを、やっ、あっち! いや こっち! と、この期に及んで右往左往、(^^ゞ

納得の展望地でへたり込む。(笑)

ぼぉ〜



風爽やかで快適で、暑くもなく寒くもなく、



この、もったいないほどの展望を、2人占めしてる、あぁなんと贅沢な、、

二日間の集大成やなぁ、、そんなお婆 オーバーな!
とも思うが、チョットは思ってる。(^^ゞ


結局、1時間ほどゆっくりして、おもむろに、13時20分下山開始

ニセイカウシュッペ


朝の3人組も平山ピストンだったようで、今、分岐のところから下ってはる。
、、ってことは、残っているのは私らのみ?
と、クマ。

ひえぇ〜〜
おーい 待ってくれぇ〜〜〜
そうそう、こんなとこで、上げてる場合じゃないです、(笑)

ハイマツ帯を泳ぐように下っていくミツ

真昼間の炎天下
陽が背後に回っただけ朝よりマシ?

いーや さっきから首がジリジリ焼ける音(?)
こんな日に限って、昨日被ってた野良帽(だっけ?)、持ってないんやなぁ、

アイゼン使おか?
何ですと(゜.゜?

おーい 私を置いていかんとってくでぇー (^O^)/



[出逢った花たち 抜粋

(花の名前は不確かです。m(_~_)m)
キオン キツリフネ オオバミゾホオズキ
ハクサンボウフウ アマニュウ ミヤマセンキュウ
サラシナショウマ モミジカラマツ ウメバチソウ
カニコウモリ ヤマハハコ イナカギク?
ミヤマ(エゾ?)アカバナ トカチフウロ ウスユキトウヒレン(タカネキタアザミ)
タカネシオガマ ミヤマリンドウ ミソガワソウ
ミヤマホツツジ エゾスズラン
エゾ?クロクモソウ フキユキノシタ? フキユキノシタ
オオバタケシマラン コケモモ


ご拝読 深謝♪


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