【多飯ガ辻(おおいがつじ)山】

10月10日(日) 晴れ

標高 1040m

ミツ ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が 多飯ガ辻山 


登山口11:20−大仙さん−山頂12:48(昼)13:20−天王社−登山口14:40


尼を6時半に出て、中国道を西走するも、
ガスったり、照ったり、ポツポツ降ったりと、目まぐるしく変わる天気に一喜一憂させられながら、
広島県に入ってすぐの東城インターを出たのが10時20分

コンビニより先に大型スーパーが目に入り、
まずはトイレに駆け込んで、コンタクトをつけ出てきたら、こんなんあるわ、、と、
見れば
今日のお昼はコレ!と決めてた「卵かけ風おにぎり」より、数段ウマそうな、お弁当。

おぉ! 
この時ほど、亭主を頼もしく思ったことはない。(笑)


では、ここからのチーナビにお任せ〜 (^O^)/

東城駅を見送り、R12を僅かに北上、踏切を渡ってすぐの竹森林道に入る、
どや、完ぺき!

しかし、ここからが予想以上に長くて、くねくね〜くねくね〜

もうかなり来てるよねぇ、通り過ぎたかなぁ

と、不安満面、トマト詰め作業の人の手を止めて、すいませ〜ん。

あぁ、それでしたら、この先の「家」の前ですわ。

その「この先の家」というのが、かなり先(!)で、やっぱり都会と田舎とは、距離感が違うのねぇ、(>_<)

登山口の先の路肩に駐車して、登山口まで戻ってきたら、
広島ナンバーが一台。

他に登る人があるんだ、とホッとしたけど、
今日、山で出会ったのは、このカップルのみでした。(笑)


登山口表示横に、お地蔵さん
牛供養、牛を大事にした地方ならではのもので、各所に牛馬神が祀られているのだと、、



笹の刈られた草ぼうぼうの道(笑)へ、むかごを齧りながら入っていくと、
やがて桧林の谷道になって
薄暗い沢を、何度も渡渉しながら進む。


この暗さでは、さすがに花も貧素だが、菊がチラホラ 他、
サンインヒキオコシの紫が目に優しい。

さしずめ六甲ならアキノタムラソウだけど、、こっちではサンインヒキオコシが主流。
それが嬉しくて、会う度に、しゃがみ込んでいる。
これは今に始まったことじゃないけど、(笑)
シロヨメナ サンインヒキオコシ

やがて沢から離れ、植林の急登になって、背丈ほどもある笹を扱ぎ扱ぎ、


その笹藪を抜けたと思ったら、今度は桧林の急登になって
これがなかなか鬱陶しい。


登山口から1時間ちょっとで天王社の分岐に出て、道標が左折せよと云っている。


ここからは、水平道。

ホッとするも、狭い山腹道
足元に気を取られながら進んでいくと、右手頭上に祠が見えてきた。



「大仙さん」が祀られている。

「大仙さん」は、牛馬の安全神で、この地域に盛んだった大山信仰の御免を配る所として
嘗ては威厳を保っていたようだ。
今は、つっかえ棒に支えられた痛ましいお姿で
ま、それはそれで威厳があるけど。


祠の横の朽ちた階段を上っていくと、こじんまりとした山頂に飛び出て、


右折すると木の板が敷いてある、
これベンチ?
ってのに座って待望のお昼!

そうですよもう、お弁当を食べに登ってきたようなものだから、(笑)



しかし、表示の展望とは名ばかりの藪山。


まぁ、見えたって、どれが道後山か分からへん、、けど、表示の「大山→」が見えてないのだけは分かる。(笑)

猫山? 道後山?

後から登ってこられたお二人に失敬して下山、、

あらら?
反対側にも踏み跡が、、、たどってみたら、樹木がスパッと切り開かれた恰好の展望台


なんやぁ〜!
ここでお昼にすればよかった。
さっきのお二人も、やって来て、顔を見合わせ苦笑い。

東南の展望

下山は登りで鬱陶しかった桧林を回避しようと鳥居の先に伸びている踏み跡を、ホイホイと下っていって
何気にコンパス、、( ..)φ

げげげ! ゼーンゼン、見当違いやん!
慌てて20mほど引き返す、その登りのし〜んどいこと!

申し訳ござりませぬ、m(_ _)m

鳥居まで戻るのはキツイので、適当に笹薮を扱いで、ルートを修復
かの鬱陶しい桧と笹の下に飛び出した。

ま、そういうこっちゃ!


果たしてこれで、鬱陶しい笹を回避したと言えるのか、、(笑)

美味しそうな?キノコ いっぱい!

ま、そういうことはさて置いて、そこから先は往路を辿って忠実に登山口まで


登山口付近では、笹を刈る機械の音がけたたましい、、あぁ、ご苦労さまでございます。

下山14時40分


順調だった(?)ので、まだ15時前
「鯉ヶ窪湿原」にも、寄っていこうということになる。

「鯉ヶ窪湿原」 大昔に一度だけ、雨の中をグループ行動したことがある

どんなとこだったかすーっかり忘れておりまして
こ〜んなに広かったんかぁ、、ってな鯉ヶ窪池周辺を、たらたらと周って、もう誰もいなくなってしまうまで
秋の風情を楽しみました。






・・・出逢った花など(抜粋)・・・

きく科
イナカギク ベニバナボロギク ヤクシソウ

ノコンギク


ツリフネソウ(つりふねそう) ウシハコベ(なでしこ)

しそ科
ナギナタコウジュ アキノタムラソウ アキチョウジ

サンインヒキオコシ

キバナノアキギリ

ヤマゼリ(せり) オオバショウマ(きんぽうげ)

アケボノソウ(リンドウ) ツルニンジン(ききょう)



・・・鯉ヶ窪湿原で出会った花など(抜粋)・・・

アケボノソウ(りんどう) ヤマラッキョウ(ゆり) シラヒゲソウ(ゆきのした)

スイラン(きく) キセルアザミ(きく)

タムラソウ(きく) ミヤコアザミ(きく)


可愛いキノコたち




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