【釣瓶岳】
10月23日(土) 曇り時々晴れ
標高 1098m
チー
マピオン地図・・・・・・・・ |
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地図上の 「↓」 が 釣瓶岳 |
朽木栃生9:10−イクワタ峠10:53(10)−釣瓶岳11:40(昼)12:05−ナガオ
広谷13:05−八雲ヶ原13:40(15)−北比良峠14:20−大山口15:40−比良駅16:30
・・・使用期限の迫ったキップで、紅葉一寸前の比良へ・・・
坊村で大勢を降ろしたバスは、後続していた臨時バスのお客も引き受け、
さらに奥へ、山間を抜けていく。
結局、私と同じ朽木栃尾で降りたのは、7人ほどのグループのみで
ボトルの水でコンタクトをつけたり道端の花を撮ったりしてる間に、7人の御一行(以下・御一行)は、どんどん先へ行かれてしまった。
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ミゾソバ |
ノコンギク ミズヒキソウ |
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ヨシノアザミ |
ハナタデ |
春にはシャガで埋め尽くされていた川沿いの法面(のりめん)も、
今はベニバナボロギクが、美味しそうな花をぶらぶらさせているのみ、
ちょい淋しい。
表示に従い右折して、
植林に入ってしまえば、もう後は、急なジグザグを、坦々と登るのみ。
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ベニバナボロギク |
ゲンノショウコ |
念のため、ミツから拝借してきた上等の熊鈴をぶら下げる。
先ほどの御一行が、早くも坂の途中で休憩しておられ、
すいません、というまでもなく、どうぞ先へ、と道、譲られて、しぶしぶ先へ行かせていただく。
ここ、コメカイ道は2度目
前回は、この表示↑を見て逆の左に行きかけて アホ呼ばわりされたとか
腰つきが色っぽい巨木(アカマツ?)があったとか、
結構、記憶にあるもんで、
とりわけ地蔵峠分岐では、たくさん敷かれた小枝が 「こっちダメ!」を誇示してたけど、
今日は、それほど誇示を感じない
行ったろかしら、、と、かすめたり、(^^ゞ
ここまでで45分
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地蔵峠分岐 |
ササ峠分岐 |
次の笹峠分岐までで25分
結構順調♪
それに反して、紅葉といっても、まだショボイもんで、撮るもんもあまりなく、、どんどん足が早まるばかり、
しかし、さすがに急登になってきた。
御一行はもう声もしなくなっていて、私もどこかで休憩しようと思いながらも、いつの間にやら尾根に出てしまい、
左後方を振り返ると、凛々しい蛇谷ヶ峰がドーン!
おぉ!
今日は雲が多くて、遠くは霞んで、蛇谷くらいまでが関の山だけど、
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二ノ谷・武奈・三重? 蛇谷ヶ峰 |
笹枯れの尾根道は殺伐としていて、それに加え紅葉の方も、一歩手前なのが悔しいが
シロモジ、つつじ科、かえで科などは、もうかなり色づいていて、それに陽が射し
パッと映えてグー(!)
気をよくして、あちこちと撮り周り
尾根に出てからというもの、ぱったりペースが落ちたので、先ほどの疲れもどこへやら。
御一行もどこへやら。
早い話が今、尾根は私の独り占め。 (^^)v
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シバグリ |
釣瓶岳前山 マツカゼソウ |
ウリハダカエデ |
イクワタ峠までようようこぎ着け、せっかくなので、ここで休憩。
リトル比良の露わな山肌、その麓に広がる「畑の棚田」
どれもこれも印象的、
というわけで、ま、来てよかったか、、と、気をよくしてる。(笑)
ところがどっこい、正面が釣瓶岳の前衛?
が見えた頃から、あれよあれよとガスが伸してきて、どんどん展望、かき消され、、、
おいおい
最悪、ザーッとくるんじゃないか、、ってな不穏な雲も立ちこめて、
こうしちゃおれん、、と、撮影もそこそこに、尾根道をワシワシ進むが、
こうなるとしんどいんやね、この急坂!
コノヤロウ、(笑)
この辺りの紅葉は、まぁそれなりになってきていて、けど、何しか光が足りん!
やっぱり背に腹は代えられない。(笑)
まぁ、雰囲気だけでも楽しいから
と、ひらき直ってみては
何度か偽ピークに騙されて、山頂はまだかい、(そういう肝心な事は忘れてる (^^ゞ
それでも、だんだん調子づいてきて、ほいほい登って
ふと目を上げると山頂。
あら、着いてる。(笑)
そういえば前回も、そうだった、気がする、、それが釣瓶岳の魅力、、やなぁ、、ホンマか。(笑)
かすかに御一行の声がした、気がして、山頂にいたらお邪魔だろうと、少し場所移動し、武奈が見えるところまで下りて
静かにランチ。
今日は電車やバス内でボロボロと、つまみ食いしてたせいか、まだ、お腹、空いてない。
別に無理に食べんでもええと思いながら、食べ出したらまんざらでもなく、
ついに、ゆで卵にも手を出している。(^^ゞ
ハッと気づけば正面の斜面に、いつの間にやら陽が射して、鮮やかな錦が浮き彫りに、、
わぉ〜! あれを撮らんの?
と思いながらも、ゆで卵を剥く手が止まらへん、
そんな自分に笑いつつ、ゆで卵にかぶりつく、、あぁ、なんと、贅沢な、、(笑)
どうやら例の御一行も山頂に到着したようで、俄か賑やかになったので、
そのまま戻らず尾根を行く。
アシュウスギ帯を抜けると、尾根道は雑木になって、ほのかに色づく木々の向こうに構えているのは武奈ヶ岳、
左手彼方は蛇谷ヶ峰、
覗きこんだら畑の棚田で、、それの奥はリトル比良
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蛇谷ヶ峰 |
畑の棚田 リトル比良 |
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蛇谷ヶ峰 |
武奈ヶ岳 |
こ、れ、は、おもしろい。(^◇^)v
ピークから何気に振り向いて、
おぉ 釣瓶岳が綺麗!
釣瓶岳に感動したのは、後にも先にも、これが初めて、かもしれない。(笑)
思いがけない紅葉に嬉々としつつも、どこかで谷に下りねばならん、、と、
よかったわぁ、それに気がついて。(笑)
軽いアップダウンを過ごしながら、鞍部から適当に下ってみるけど、ちょっと地形が複雑になってきたもんで
そのまま斜面をへつって、よし!と定めて激下る。
間もなく下で、人の行き来するのが見えて
広谷にポンと下り立った。
さてっ、、と、何事もなかったように(笑) 登山者に交じってイブルキノコバへ。
谷の紅葉もカエデは早い。
それが周囲のモスグリーンと相まって、なかなかオツです。
八雲ヶ原が近づくと、ススキの原が広がって
それにタイミングよく、陽が射せば、銀色に煌めく穂が、絵にも描けない美しさ〜♪
キャンプ場跡でちょっとゆっくりする。
テントがいくつか張ってあり、ここには場違いの、山伏さん組も寛いでいる。(笑)
せっかくなので、ロッジ跡の方に周り、山上駅跡を経て、北比良峠へ向かうことにする。
嘗ては人工物のあったところばかり
今はただの空き地
そう、展望がウリのただの広場、だけど、それはそれで面白い、
欲をいえば、もうちょっと晴れてくれたら。
北比良峠14時半
正面谷を下りたかったが、あっちも人が多いだろうし、もう十分、歩いたし、、と
大勢の人に交じって、そのままダケ道を下る、、
こちらの紅葉はさすがにまだ。
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釈迦岳 |
堂満岳 |
山伏組がほら貝を吹き鳴らし、けたたましいことこの上ないけど、同じ坦々としたジグザグ道なら
賑やかな方が気が紛れる、(笑)
その山伏組をカモシカ台で見送って
他の登山者に合わせて大山口まで、順調に下りてきた。
渡渉ポイントの橋はガタガタに傾いてるけど、さすがにここは人のたまり場。
その間を縫ってイン谷口がほぼ16時
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大山口 渡渉 |
イン谷口 |
比良駅まで1時間くらいかかるかなぁ、と思いながら橋を渡って、桜のコバを経て、さらに直進、、
湖西道路の高架をくぐり、まだまだ直進、
「比良駅⇒」表示どおりに行くと、イン谷口からなんと、30分で駅に着いた。
あらら
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駅への遊歩道 |
右に取れば15分 |
振り向いて(^_^)/~ |
私って、歩くの早いのかなぁ、、(^^ゞ
・・・出会った花など・・・
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