【武奈ヶ岳】
11月4日(木) 晴れ
標高 1214m
チー
マピオン地図・・・・・・・・ |
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地図上の 「↓」 が 武奈ヶ岳 |
坊村8:45−御殿山(10)−山頂11:53(昼)12:30−コヤマノ岳−中峠−シャクシコバノ頭13:30
大橋出合14:43−荒川峠15:33−林道出合16:40−志賀駅17:20
田舎のバスはオン○ロ車〜♪
小型バスに揺られ揺られて坊村に降り立つと、見上げるお空が、あ〜んなに青い!
なのに人影まばら、、平日だから?
こんな日に暗い谷を、キミは〜行くのか〜そんなにしてまでぇ〜♪
(歌が古すぎ!と、家族からダメ出し…笑)
気がつけば、踵を返し武奈ヶ岳への植林を、ヒイヒイ登っております私。(笑)
めっちゃしんどいやんけ。
その気さらさらなかったもんねぇ、連チャンだし、、自業自得だけど、(^^ゞ
見上げる尾根が、完ぺきマミドリ、
あぁ、紅葉はまだなのかぁ
なので、ますますしんどくなるばかり、、(笑)
そんなこんなで心の準備ゼロのまま、いつも休憩している所までの30分が、めったクソ、キツかった! (笑)
道標の辺りまで高度を上げると、葉っぱもだんだん色づいてきて
冬道分岐を過ごす頃には、緑に交じって黄色や赤
そしていよいよ「紅葉のたまり場」 ←と、私が勝手に呼んでるところ着いた。
前回ここで、見ず知らずのオッチャンと、紅葉を肴に酌み交わした懐かし〜い、、、お茶だけど、(^^ゞ
今日は一寸早いので、いろんな色が混ざってる。
これはこれで、素晴らしい。
右手にシャクシコバの頭を見ながら登っていくと
山腹道から尾根に出て、展望、広がり景色は一転!
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シャクシコバノ頭 |
白倉岳 百里ヶ岳 |
遠くの山々、愛宕山までくっきりしてる。
ここでも前に見ず知らずの3人で、あーだこーだ、山座同定したんだわ、、
今日は私一人。(笑)
燦々と降り注ぐ光を受けて、煌めく黄葉
真っ赤に燃えるドウダンツツジ
ここまで来れば、もう何の未練もぶっ飛んで、あっちこっちとよろめいては黄葉や景色に見惚れてて、
御殿山に登りつくと、正面には、凛々しい武奈がいよいよデーンと出現し
そんなこと分かってるのに おぉ!
と、思わず声が出る。(^^ゞ
山肌が、予想以上に赤いなぁ、と、満足の小休止。
二組ほどを見送って、おもむろに武奈ヶ岳へ向かう。
いったん下ればワサビ峠
なんだけれども、そこまで下りるのに、何度、、立ち止まったことか、、(笑)
溝道になり
真っ赤に燃えるドウダンやイタヤカエデのトンネルを抜け、開ける展望。
点在する杉と紅葉のコラボが、これまたステキ!
西南陵は天下一品!
今更ながら、感動している。(笑)
武奈が近づくにつれ、展望が再び開けてきて
紅葉にどっぷり浸っていたら、撮ってあげよう、と声がかかる
俯いてたら何か咲いてます?と尋ねられ、
我に返れば急登になってて
喘ぎ喘ぎ登っていたら、、、早いなぁ、余裕やなぁ、と傍の人、、
なんでぇ、と、振り向いて、ニィ〜(^〜^;
今日、出会う人は、皆一様に朗らかで、
そりゃ 当然でしょうが、、
こっちを選んでよかったか、と、今、密かに思ってる。(笑)
大きく蛇行した西南陵は、中峠分岐を過ごし、左手のコヤマノ岳が背後になって、
いよいよ最終段階の笹原を登り詰めると、
11:53 武奈ヶ岳登頂。
\(^o^)/
少し雲が出てきたようで
左の釈迦岳にうす雲がかかり、正面の蛇谷ヶ峰もガスの中、
北の天気は良くないのかな。
南斜面は暑いくらいで、思い思いに寛いでいる人をくぐり抜け
先日歩いた釣瓶岳の尾根を見ながらお昼にしよう。
ふと見上げると、ガスが切れ、ヤケオ山の向こうに琵琶湖が見える。
紅葉のピークは、コヤマノ岳の山肌か?
こっち方面、いつ見ても美しい。
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琵琶湖 ヤケオ山 |
シャクシコバノ頭 御殿山 |
コヤマノ岳 打見山 蓬莱山 |
風もなく暖かいのに便乗し、40分ほど、のんびりして12時半、おもむろに腰を上げ
コヤマノ岳へと向かう。
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西の展望 |
登りで一緒だったオジサンが、下りも一緒になったなぁ、と、私を追い抜き
広谷の方にスタスタ行かれた、
私は途中を右折して、鈴かな尾根を行こうかな、、(^^ゞ
見上げるブナが、かろうじて葉を残してる。
振り向くと武奈ヶ岳、
20分ほどでコヤマノ岳、
左側には釈迦岳、いつの間にやらガスが上がり、沖島も見えだした。
あぁ、ブナが高いなぁ、、
その先を「くの字」に曲がると下りになって、正面には蓬莱山
左手には象徴的な堂満岳
この辺りの紅葉、今ピーク!
中峠まで下りてきて、シャクシコバノ頭へ、そのまま直進していく。
こっちは初めてなので、ちょいドキドキ。
黄色く光るコアジサイにまで時めきながら
振り向きざまに、また武奈を見る。(笑)
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コアジサイの黄葉 |
武奈ヶ岳 |
登りきったピークに表示はないけれど、おそらくここがシャクシコバの頭だろう。
休憩してはったカップルが、慣れた足取りで、私を見るや、南西方向に下りて行かれた。
牛コバへ?
私は独り、小川新道を下りることにする。
この辺りのブナの黄葉も、今、真っ盛りで、どっちを向いても素晴らしい!
黄葉に見惚れながら
だんだん傾斜が増してきて、こっちで合ってるのか?
と思ったらオニギリ岩。
表示はないが、たぶんこれが、それだろう。(笑)
黄葉に感けていると杉の幼木帯に入って、俄かに見通しが利かなくなった。
落ち葉に埋もれトレイスも消えている
不安〜
何度か別の斜面に下りかけ、不審に思って引き返す。
一般道でも踏まれてないと侮れない。
そうそう、月見岩はどこだろう、、と、思っていたら
木の枝に「P931」
まだここなんやぁ、、と、地図で確認。 φ(..;
結構下っているし、沢の音も聞こえているし、
どっち向きでも、等高線が混んでいて、適当に、どこなと下れば着くだろう、
ふと、石碑に出合って
「←シャクシコバ 大橋→」
そんなことは、分かってます! って、(笑)
おっと、その奥にデカい岩、伝っていくと、おぉ、これやん!
月見岩でありました。
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月見岩 |
せっかくなので、よじ登る。
誰も、撮ってくれんのが、ちょいと淋し、秋の午後、(^^ゞ
この先も、踏み跡だらけで迷いそう
さっきの石碑に引き返して右に取ると長ーいロープが垂れていて、それを伝うと涸沢に出た。
がむしゃらに下ってみると平地になって、象徴的なアシュウスギ
そしてやっと、大橋出合に出れました。
ホッ♪
もう14時45分、予想外に手間取った、
しかも谷は薄暗い。
左折すると大橋に出て、大橋小屋のある渡渉ポイント、
ここから先は知った道!
さて、金糞峠か、南比良峠に上がるか、一寸迷ったが、時間も時間。
安全策なら荒川峠かぁ、
まぁ、どっちもどっちや、とも思う、、、どっちでもええから早よ行きなはれ! (笑)
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水晶小屋 |
谷を南比良へ |
谷筋に、もう陽は入らない
せっかくの紅葉もくすんで見える、残念!
けど、スポットライトが当たったような擂鉢山だけは異様なほど艶やかで、
分岐を右折し、ガレ道は右に回避して、尾根に出たら右折、、荒川峠に15時半。
眼下に、穏やかな琵琶湖が広がっている。
うっとり〜
お気に入りの展望ポイントで小休止。
気がついたら、シャクシコバからずっと独り、誰にも会っていなかった、(笑)
さすがに琵琶湖側へ下る道は長い、でもって、やっぱり誰もいない。
人が多いのも引くけれど、
この長い道を、ずーっと一人、、ってのもなぁ、、自然と足が早まって、大岩谷分岐16:20
その先の林道出合が16:40
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大岩 |
三上山 |
いよいよ薄暗くなりかけた長い長い林道も、やっぱり一人歩き、、、なので歌でも歌って過ごさんと、、
オペラアリアしか歌えない?(笑)
ま、17時半には着くだろう。(笑)
志賀駅着 17:20
夕闇の迫るプラットで、部活帰りの生徒らに交じって、携帯片手に電車を待つ。
ここだけが、賑やかだった。(笑)
・・・出会った花など・・・
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トリカブト |
リンドウ |
ヤクシソウ |
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アケボノソウ |
コウヤボウキ |
ノコンギク |
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