【雨乞岳】
11月13日(土) 晴れ(黄砂)
標高 1238m
しろくまさん ・ チー
マピオン地図・・・・・・・・ |
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地図上の 「↓」 が 雨乞岳 |
甲津畑7:50−桜地蔵8:40−奥の畑谷分岐9:25(10)−炭焼窯跡10:30
清水の頭11:17(昼)11:50−雨乞岳13:20−杉峠14:13−大シデ15:15−駐車場16:40
久しぶりに、しろくまさんと。
当然、鈴鹿(笑)
懸案になっていた奥ノ畑谷から雨乞岳に登るコース。
OKよん!
ちょうどフジキリ谷を歩きたいと、思っていたとこでした。ポリポリ(^^ゞ
滋賀県側だから、あまり早すぎるのもねぇ、
とか言いつつ6時前には高速に乗ってスイスイと、八日市を出てから、あぁ、懐かしの甲津畑
7:45
岩の谷林道出合には、すでに7.8台が停まってて
橋を渡って対岸まで行き、Uターンして停車。
こっち登りたい ご苦労様ぁ〜
今日は黄砂のセイで、せっかくの空もくすんで見えるが
予想以上に黄葉してる、黄砂のセイかも?(笑)
登山口がこのくらいだと、先はどうか気がかりだが、まぁ、先のことはほっといて。(笑)
ここ「ちぐさ街道」は去年2月のイブネ以来だわ、、ボクはもっと前だけど、、フム
と、長い林道(今日は途中まで)を歩き始める。
しかし、どうね、めっちゃ綺麗やん!
そう、もうちょっと晴れればねぇ
というしろくまさんの首には、おニューの「デジイチ」がぶら下がってて、
これでは光が足らん!のだとさ、(笑)
たしか、去年もチーさんと紅葉狩りの時、こんな天気だったわぁ
それって お互いさまちゃうの?(笑)
、、みたいに戦々恐々となりつつ、桜地蔵に着きまして
8:40
このお地蔵さんは、いつもきちんと祀ってある、、車でお参りしはるんだ、、という話。(ほんまか?)
この辺りの黄葉が、これまた素晴らしく、あっちこっちと撮りまくっては
画像だけは増やしてる、(^^ゞ
橋を渡ったところに
↓
何じゃこれ?
いつの間に、付いたんですか?
ほんとにタイジョウに行けるの? ええ、らしいですけど、、へぇ〜
そのすぐ先には真新しい小屋、といっても ホッタテ風
「ご自由にお使いください」
と、「東近江市」のサインがしてある。
そういえば蓮如上人旧跡の小屋も、こんな形だった、もしや、これって東近江スタイル?(笑)
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そして古屋敷跡
ここにも「ツルベ谷出会」の道標がある。(左下)
「この表示は前からあった、でも、この 『出会』 がねぇ、」
「出会系サイトみたい!」
「そう、ツルベ谷で出会うんですね、それは、嬉しいような、ちょっと恐いような、、」
みたいなおバカも言いつつ、長い林道を持てあましてるけど、、(笑)
紅葉の方も、どんどん深く濃くなって、
その先の橋のとこがまた最高!
きょえぇ〜 ヽ(^o^)丿
さすがに 「奥ノ畑谷はここから→」 プレートはない。(笑)
未踏のルートに備え、蓮如上人の小屋の所で小休止。
そして
黄葉を潜るように、奥ノ畑谷に入っていく。
嘗ては農耕に使われていた道だけに、予想以上にしっかりついてる。
ピンクの紅葉に浮かれながら沢に下りて、まずは渡渉。
濡れた岩がよく滑る、、しろくまさんより、少し上流、大岩を掴んで慎重に渡る。
その後は沢から離れ、緩やかな登り。
そして間の抜けたような広場に出た。
ここで昔、畑を?
再び黄葉の林に入り、そこへ気まぐれに陽が射せば、辺りをパッと明るく照らし
いつの間にか沢沿いになり細い谷を詰めていく。
谷はどんどん狭くなり、、もはやヘツレないほど険しくなって、しかたなく渡渉、、
沢とモミジのコラボは最高!
だけど、見惚れている間にまた足場がなくなり、そして渡渉
さて、どこ渡る?
身の丈に合った渡渉ポイントは、自分で探して、
お〜い 待ってぇ〜
沢から離れ過ぎるとルートからも離れるし、、モミジも見たいし、、やだ、どこ渡渉?
のくり返し。(笑)
そして再び広場に出た。
こっちがネットで見ていた景色に近いかな?
今はシダが驕ったただの荒地、
周囲の山に見守られ、農作業に勤しんだ古人が偲ばれる。
雑木林に入ると、象徴的な巨木が一本、未だ葉を茂らせた枝を悠然と伸ばしてる
何でしょう?
ケヤキ? ミズナラ?
一説によると「奥ノ畑谷の主」だとか、
ではここで!
ご指名に預かりまして一発!
ええかいな。(笑)
やがて沢から離れ緩やかに登って炭焼き跡、
↓
そして谷ともお別れか、、
この辺りはさすがにもう、落葉した木が多く
見上げると、はるか上に雨乞岳と思しき稜線、、、さ〜て、あっこまでいかにラクして登るかだ。(笑)
登り口のテープ?がない!
そういえば、この谷にはテープが殆ど見当たらない。
誰かがはずしたんでしょうか
ならば、どこなと登れ、ということで
浮石で歩きづらい谷は早々に引き上げて、ココ!と定めて激登る。
うわぁ〜
容赦なし、、、恐ろしく急登ですけど、、マジで、(^^;
あっこが尾根やね!
と、登ってみたら、さらに上へと激斜面が続いてて、、
馬酔木を潜り、灌木帯を抜け、どんどん広がる展望、、、の筈が 何しかこの黄砂だし、
もうガッカリ(^^;
しかも、お腹が空いてしまって力が出えへん。(^^ゞ
清水頭で、お昼にしましょ。
大賛成! ヽ(^o^)丿
もう、それだけを心の支えに、身を粉にしてワッサカホイサと攀じ登る。
あぁ、しんど、、
いよいよ稜線が近づいて、見上げれば、「奥ノ畑峠」と呼ばれる鞍部よりもかなり右にズレテおる。
けど右には清水頭がポッコリ。
あっこに直登しようぜ!
おぉー!
と、我武者羅に笹っパラをトラバース、
途中でメゲて、10mほど手前の縦走路に飛び出して
清水頭でへたり込む。(笑)
久しぶりの鎌さんや、見下ろす谷も黄砂に覆われ、モノのみごとに真っ黄ッキー!
眺めていると凹むので(笑)、とっとと昼にし、まずは腹の虫を収めよう。
今日は誰にも会わない
と、話していたら、ツルベ谷の方から単独の男性が、後ろを通過して雨乞岳の方に向かわれていった、
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登ってきた谷 |
雨乞岳 |
今日は風がなくて寒くもないのが救い、これで陽が射せば暑いだろうと、イヤミの一つも垂れながら、(笑)
落ち着きもなく雨乞岳に向けミコシを上げる。
レスキューの看板 ここが奥ノ畑峠かな?
奥ノ畑谷を詰めたらここに出るのが正解? だけど見るからに激急
ま、どこも同じって感じもする。(笑)
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清水頭 綿向山 |
フジキリ谷 |
ザレ落ちている右の谷を覗き込み、笹の稜線を緩やかに辿り、
やがてそれが急登になる。
さっきほどではないけど、一般道に出てからのこれは何?
ってくらい藪なのよ。(笑)
足場を確保し小休止
まぁ、見渡したって、鎌さん 御在所、仙ヶ岳など南鈴鹿がぼんやり霞む程度だが、
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国見 御在所 鎌 |
あれ? 恵那山だ。
ほんまや!
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恵那山 |
最初に目に入ったのは恵那山で、北はまだ山の影だが、シルエット的な遥かな稜線を目で追うと
もしか富士山?
というのに、ぶち当たりますけど?
まさかぁ〜
と、ここは一笑に付す、、、やっ、もしかしたら、、なので、とりあえず撮っておく。(笑)
お昼を食べた清水頭が眼下になって、
その向こうには、イメージとは大きく異なる綿向山
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清水頭 綿向山 |
左手彼方で線を引いているのは比良山系、蓬莱に武奈でしょう。
鞍部のは御嶽山だ
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蓬莱山 武奈ヶ岳 |
御嶽山 |
景色に感けてふと気がつけば、行く手にはだかる笹の波。
これがなかなか手強くて、扱げども扱げども被さってきて、わらわの美顔に振りかかる、
オヨ、
意外としろくまさんは、元気いっぱい!
笹藪になると燃えるんだとさ。アハ(^◇^) イテテ、笑てられへん (/_;)
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チーさんもう、下を潜ったらええわ。
やっとホッとの南雨乞に飛び出した。
さすがあちら、東雨乞には、人がどっさり溜まってて、それの向こうに恵那山ポッコリ
その左に、御嶽、乗鞍、穂高、槍、
いやぁ、真っ白やなぁ、、
黄砂にメゲズ、この信じられないサプライズ!(あぁ、一緒か (^^ゞ
ポカンと見惚れてしまってまして、
もしや白山も?
の一声に、俄かソワソワ、(笑)
もう勢いで雨乞岳まで一気に行こう! (^O^)/
こんなに茂っていましたか? の、究極の笹を扱〜ぎ扱〜ぎ、雨乞岳に飛び出す。
あぁ〜着いたぁ
ここでみんなと遭遇したんだ、、と、懐かしさもヒトシオだけど、
今日は寂しいただの空き地。
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凛々しい鎌さん♪ |
野登 宮越 宮指路 仙ヶ岳 |
一方、東雨乞にいる人々は未だ動かず溜まったまま。
あの人たちも、この展望を、楽しんではるのか、
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釈迦 東雨乞 国見 御在所 |
気になる白山を見たい一心で、休憩もそこそこに、再び笹に分け入り北へ(言ってもさほど大した藪ではない)
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比良山系 |
杉峠へ |
まもなく正面に伊吹、御池など、鈴鹿北部の山々がポコポコ浮かんで見えてきて
展望岩からの景色
おっと白山! 薄いけど、、も、何とかゲット! ヽ(^o^)丿
正面に横たわるイブネはもう、すっかり冬の装いで、、
ちょっと淋しい。
杉峠に向かって、元気いっぱい?下山する。
激下ってるけど、道はジグザグ。
そして静寂の杉峠、
ここにもまた、笑ってしまう道標。(笑)
よほど、タイジョウに行かせたいのか?
もしか、タイジョウに立派な小屋ができていて、縁側で婆ちゃんがお茶どうぞ とか?(笑)
葉っぱの疎らなフジキリ谷
小屋のところにさしかかり
前回イブネの時はここも雪に覆われていて、そのまま谷に下りかけて、急きょ、同行いただいてたルネさんに修正してもらい
そこの斜面を這い上がった
雪のない今なら、難なく道が、分かるのに、
やがてミズナラの巨木、モミジの具合も濃くなって、
何度も足を○○ながら、(^^ゞ
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「一反ぼうそう」を過ごし、ボク、お腹すいてきました、私もコーヒー飲みたいねん。
、、は連如上人旧跡まで辛抱して、(笑)
鉱山跡を越え
濃さの戻った紅葉に、あっちこっちで足止めくらい、
大シデ付近の黄葉感動!
惚れますなぁ、(笑)
そのすぐ先に蓮如上人の小屋があり、、
ベンチに座って、モミジに囲まれ、温かいコーヒー
えっ ない! コーヒーが!(。。;
ってな失敗もあったけど、、モミジに心、和ませて、普通のお茶で我慢して、(^^ゞ
ここから車までまだ一時間、
やっぱり長い林道を、あの時はこうだった、そうだった、と、思い出話もついに尽きて
いよいよ始まる政治討論。(笑)
あなたどうするね? 市長選。
市長選ですか?
うーん、、
下山16時半
今日は楽勝のはずが やっぱり長い「ちぐさ街道」 いつも?より30分ほど早かっただけ、、
うーん、昔の人は偉かった。(笑)
後日、しろくまデジイチからのいただきもの、同定のトラの巻き、ヽ(^o^)丿
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