【比叡山】
11月27日(土) 曇りのち晴れ
標高 710m
ミツ ・ チー
マピオン地図・・・・・・・・ |
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地図上の 「↓」 が 玉体杉 |
日吉大社9:05(300円)−三宮・牛尾9:50(10)ー八王子山山頂ー伐採地ー三石岳11:30−途中昼(15)
恵心院+秘宝館12:32(20)ー横川中堂ー駐車場から東海自然歩道13:15−玉体杉13:47(10)−西塔ー釈迦堂14:40
松尾坂取りつき林道15:00−峠15:23−ケーブル八瀬16:30−八瀬比叡山口16:40
京都の紅葉が見たいというミツの懇願と、
スルッと関西3dayチケット使い納めを訴える私の誉ある責任感(!)をかけ合わせたら
11月の「夫婦で山」は「比叡山」になりました。
実は比叡山には 一度ちゃんと? 行きたいと思っていたのでした。(^^ゞ
ところでスルッとを使うと 阪急、地下鉄、京阪京津線、京阪石山坂本線とたくさんの電車を乗り継ぐことになるけど、
一体どこで、朝ごはん?
と、案じるまでもなく、御陵(みささぎ)からの京津線が意外とガラガラ!(^^)v
比叡山麓の坂本駅まで尼を出てから2時間ちょっとで、やっと着きまして、はぁ
まずは日吉大社、
のっけから むちゃ派手!
すんません。(^^ゞ
ま、たまには? めったにあることやないわな、(^^ゞ
行きつ戻りつ、、やっと鳥居までこぎつけて、振り向けば、モミジの隙間に
「三上さま わぉ〜」 ヽ(^o^)丿
ちょい電線、絡んでません?(笑)
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ここ日吉大社には、昨年、初詣にも来てまして
境内に入るには要・拝観料、へぇ〜マジ? みたいな、(^^ゞ
けど今日の登山口は境内なので、是が非でも境内に入らんと、、、では二人分。
と、拝観料300円(しつこい?笑)を払ってからも
どっちを向いてもモミジ尽くしで、もう大変、、、十分満足やわぁ、と誰かさんは思っているかもしれんけど、
強引に境内を抜け、東宮横の三宮、牛尾宮への石段を上がっていく。
あ〜しんど
さすれば俄か静寂の山道に変わり、名残の紅葉を見終えたら、あとは植林帯をジグザグ、、
めっちゃ地味!(笑)
そうこうするうち鮮やかなモミジの塊が、目に飛び込んできて
おぉ! ぉお!
ここが三宮、牛尾宮。
社とモミジのコントラスト
その間に琵琶湖もチラっと覗いてて、モチロンここでも三上さま、(^^)v
素ん晴らし〜い 拍手!!
ひとしきりモミジを堪能して、30人ほどの団体さんが来られたのと入れ替わりに、
「金大厳」の巨岩脇から藪の急登に取りつく。
(えっ、もう行くの? 誰か、後ろでシラケてても、、笑)
そのすぐ上が、八王子山の三角点
ひっそりしてます。
ヤッケを脱いで身軽になったミツ 「ねぇ、もう半分くらいは来てるかなぁ」
「なにをぉー!」
頂きました! 本日のダメだし「その1」
慌てて地図を取り出して
坂本がここ! 今ここね、 ゴールはここ、、つまり今まだ、「10分の1」くらいなの、分かる?
ひえぇ〜〜マジぃ〜〜〜\(-o-)/
もぉ〜 無視!(笑)
たかが比叡山、、しかし、かりそめにも山!
寺廻りと一緒にされては困る。
オマケに今日はぐるっと周回、、京都側に下りるんよ、、
とにかく行くで!
もしか布ギレ、、いや逆ギレ?
送電線の鉄塔を過ごし、道は緩やかに登っていく。
山道といっても植林で、色づいてるのはコアジサイかクロモジの低木ぐらい、、
紛らわしい作業道に入りかけては引き返し
林道に飛び出て、はて? と資料と向き合って、試しに左折してみたら、あらま、行き止まり!(>_<)!
急(せ)いてはことを仕損じ、てます?(^^ゞ
フーム
見上げれば、中途半端な伐採地
植えられて間もない幼木が、斜面にびっしりで、
けどほら、その向こう高貴な琵琶湖が、まるでいぶし銀のよう、、あの括(くび)れたところが琵琶湖大橋?
スゴイ!
まさに、怪我の功名ガ辻(?)、、まいったか!
三上さまが見えないのがちょい悔しいけど、、左手には比叡の山も連なっている
展望を楽しみながらそのままピークまで登ってみる。
もしか向こうに抜けれたり?
あぁダメ? やっぱし、、(^^ゞ
執拗に「行止り」まで行ってみて、観念して引き返す、、またまたここでもチョンボですぅ。(笑)
リーダーしっかり! わかっとるって!(>_<)
ま、早めに返せば傷も浅い、と、甚く反省、、その後は林道を忠実に
これが退屈なんやけど、(笑)
そういえば、伐採地の展望ってどこ?
しかし行けども行けども、すくすく育った杉のセイで展望なんぞ、どこへやら
たぶん、ここが展望地だった?
三上さまもチラッと見えると休憩がてら立ち止まる。
よぉ、三上山まで見つけるねぇ、
そら根性! (゜〜゜)v
あっちこっちと余分な行程が増えたので、ついに後続の団体さんの声がしてきた、、
三石岳も踏んでいく?
あぁ、
踏み跡に用心するが、何のことはない、三石岳分岐にはちゃんと道標
それを左折、しばらく林道を上がって、3個目くらいの左のコブが、三石岳でありました。
ほら、やっぱり藪山だ。(^◇^;v
後続の団体さんも上がってこられたので、交代して下山、
次は横川中堂、いよいよ比叡山に入山します、、
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途中でチラッと見えた比叡山 |
なんか、疲れたねぇ、、お腹もすいた
と、暖かそうな陽だまりの道端で、琵琶湖を向いて、お昼にしました。
マジ道端!(笑)
もう比叡山はすぐそこよ。
後は縦走路を辿って下山ポイント見つけて松尾坂に取りつけばいいわけ、
分かった?
うん。
ミツもようやく開き直ったようで、、ヨカッタっす。(笑)
横川エリアに入ると、慰霊塔や墓地、歴史的な建造物の表示は増えるが
その分、ハイカーのことは放ったらかしかと思うほど
分岐は増えるわ、迷いも増えるわ、、、やっぱ修行が足りんかのぉ?
そのうち、お墓がポコポコしてきて、それを抜ければ
あぁ、モミジ!
山上はもう終わってると思っていたのに、どうしたん? って言うほど
今、ピーク。
ここは恵心院
藤原兼家が建立された恵心僧都の旧跡で、、庵を囲むように生える紅葉が艶やかで、それに引き込まれるよう、
しばし呆然、
さっきの団体さんも来られたようで、入れ替わりに出ようとしたら、急ぎ足で来られたオジサンと目があって、軽く会釈
えっ、知り合い?
オジサンは、御堂に進み出て錠を外し、
えっ、もしやお堂を?
と思ってる間に、扉が開かれ、、眩いばかりに輝く金色の仏様が、お堂の中に忽然と現れた。
その荘厳さに息をのむ
いかに宗教心とか、無かろうと、(^^ゞ
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団体さんが去られても、我らの興奮冷めやらず、それから20分近くも御堂の傍に佇んで、(^^ゞ
横川中堂から沿道のモミジも楽しみながら駐車場に出て、その左手の東海自然歩道に入る。
ここから山上の遊歩道を辿り、ドライブウェイ沿いに釈迦堂をめざす。
奥比叡ドライブウェイにも名残の紅葉があるかもよ? と、多少の期待はしてたけど、
モミジや展望があるにはあるが
それって、ことごとくドライブウェイ側で、
私らハイカーは、ただ単調な植林のアップダウンに耐えるのみ
ここも車優先か、、(/_;)
仕方なので、車道に首突っこんで、チラッとモミジも撮っておく。(^^ゞ
ドライブウェイを潜って、せりあい地蔵の分岐は左にとって、やっと雑木になって、丸太階段をヒイヒイ登ると
玉体杉
ここは嘗て、横高山に登った時にも寄っている。
あっ 思い出したよ、ボク。
そりゃヨカッタ。(笑)
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せりあい地蔵 |
玉体杉 |
ここが峠道の中間辺りで、回峰行者たちはこの位置から「御所」を眺め、天皇のご安泰を祈ったという。
私らもここで休憩♪
明るい遊歩道にはハイカーも多い
挨拶を交わしながら、お地蔵さんに微笑みかけて
いよいよ比叡山の核心部に近づくと、人工物が増えてきて、再びドライブウェイを潜れば西塔。
はて、どれが西塔?
作業されてるお坊様に尋ねてみる。
「あの、西塔という塔はなく、この一帯を西塔と呼びますが、松尾坂に行かれる? ふーむ」
そっちはあまりお勧めできない、と、お坊様、、でもどうしても、と言われるなら、この先の駐車場を突っきって山道に入って左折し、、
もう、ご案内しますわ、
と、お坊様はご親切にも釈迦堂までご同行下さり、迷ったら引き返すようと、ご丁寧なアドバイス、、
おありがとうございましたぁ、m(_ _)m
比叡山の好感度 アップアップ!
でござりまする。
檀家になりたい。
それでも山道の取りつきに、少々手こずって、釈迦堂の方に戻りかけたら、ゲートのおばちゃんに入山料を求められ
すごすご駐車場まで引き返し
私がトイレに行っている間に ミツがあったよぉ〜
おぉ、お手柄!
お坊様の言われたとおりに下っていくと、やがて真新しい林道に出て、
眼前に京都市街や、横高山など周辺の山が広がっている。
ええ道やん! と、気をよくしてどんどん下る、、
金色のコアジサイが風にそよいで、、
でも念のため、方向も見ながら、、
あらぁ?
右に大きくカーブした左手に、山への踏み跡
もしかして?
と、踏み跡辿って登ってみると、峠の所にお地蔵様
ここだ!
と、松尾坂に無事、出れました。(^^)v
松尾坂は、黄葉に明るく照らされた道と聞いたが、その黄葉が照葉樹林越しなので、
正直、ちょっと拍子抜け。(笑)
浮石に注意しながら、うず高く積もった落ち葉をけ散らし、
ずんずん下ると精華女子校のグランド横に出て
そこから先は麓のモミジが 今、秋真っ盛り〜 を告げている。ヽ(^o^)丿
ふいに目の前にケーブルカーがにゅーっと現れ、、ビックリ! (゜。゜;
あぁ、八瀬駅に着いたんだ。
ココの紅葉がまた素晴らしい!
あっちもええ、、こっちもや!
ミツもすっかりゴキゲンで、あぁ、ヨカッタわ、、最後にまた、ライトアップしたようなモミジに会えて。(笑)
リーダーも嬉しい。(笑)
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