【舟伏山】

月15日(日) 晴れ

標高 1040m

ミツ ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上(左上)の  が 舟伏山 
[アクセス]
名神・美濃関JCT〜東海北陸道〜東海環状・関広見IC〜R418〜谷合R200〜夏坂林道〜あいの森P



あいの森P8:30−桜峠9:15−舟伏山11:45(昼50)−小舟伏ー展望台ー阿弥陀如来14:00−あいの森14:45

4時半に尼を出て、名神をひた走っていただき「東海北陸道」に入ったら、ホッとしたのか、お腹が空いて、
アミューズメントパーク?のようなSA、、の開店前、
森閑とした駐車場にて朝のパン♪

それから、
国道418のコンビニでお昼を調達、谷合で右折、県道200号線に入ったら後は、「舟伏山⇒」の道標に従い
スイスイ〜っと 「あいの森」 駐車場。

あんまりすんなり着いてしまって、狐につままれたよう、しかも駐車場はガラガラで誰もおらん、
ホンマにここが登山口?
合点がいくまで20分ほど、かかったか。(^^ゞ

シャクの花が咲き乱れてる駐車場のどん詰まりから、表示に従い山道に入る。


沢沿いの植林帯をジグザグに登っていく、
『出る』 としたら、『ここ』 だよねぇ、

先行されてたグループが、小滝を眺めて休憩中
エエ根性してはるやんか、、と、、彼らを尻目にヒイヒイ上まで駆け上がる。(笑)



間もなく枝尾根に乗って、右からの道と合流し
植林と雑木のボーダーになる
あぁ、これでひと安心。

初夏やなぁ、
芽吹きの色に、目が洗われる。



そのすぐ先が桜峠
傍らには石仏
登山口の絵地図には「十方施玉仏」と記してあったか、

桜の木を確かめることもなく、満開のアキグミに虻がブンブン集っているのが気がかりで、
休憩もままならない。



『桜峠』の道標の形が、「山頂あっち」 と指している、(笑)
ハイ、そうですかと、ザックを担ぐ。

再び植林の急登に喘ぐが、それも間もなく雑木に変わり
ジグザグに切られた登山道の斜面をくまなく見まわしては、花はどこに?と落ち着かない。



かろうじて咲き残ってたヒトリシズカは良いとして
その後は、
キランソウ、ニガイチゴ、クサイチゴ、タチツボスミレ、それにヤマブキと、さほど珍しくない花ばかり、、

「いっぱい咲いてるねぇ」

ミツは上機嫌で、見つける度に撮ってるが、
なんで六甲で見てる花を、わざわざ岐阜の山奥くんだりに見に来てるんか、
私はちょっと、イラつき気味。(笑)



いつの間にやら先行していたミツが、こっちこっちと手招きしてる。

あったよぉ〜〜
何がぁ〜

おぉ ニリンソウ!

よく見たら結実の一歩、手前ですけど、(笑)

見回すと、
辺りにもポロポロと咲いてますなぁ、、ま、これならまずまず、ってとこか、、、なんちゃって。(^^ゞ


ヘビイチゴやタチツボスミレ、スミレサイシン?もそれに混じり

ニリンソウはどんどん数が増えてくる、
中にはしっかり2輪のものや、
3輪のもの
さすがに3輪中の1輪は、もう、実を結んではるけど、、(笑)

かなり前から咲いてたんやね、

三輪のニリンソウ


「みのわ平」は さっきの広場か? と思ってる間に、
「水たまり場」への分岐に着いて、

ちょっと私、見てくるわ。

デッカイ石灰岩に水が染み出て、その隙間から葉っぱがビラ〜リ
残念ながらサクラソウの葉ではない
ユキノシタ科か? 咲いてくれなきゃ分からない。(^^ゞ
そばのニリンソウを撮って戻る。



それからも、ニリンソウ以外はないのかと、あっちこっちキョロキョロするけど
全く「一人」じゃない「ヒトリシズカ」ぐらいしか、、

だがしかし! ここが正念場。
メゲズに根気よく探してたら、おぉ、岩の間にピンクが揺れてる

イワザクラや!
ひん死ですけど (笑)

しかしデカい! 思っていたサイズと全然、違う、クリンソウくらいはあるかな、
イワザクラって、こんなにデカい花やったんや。(^◇^)
分かっただけでもメッケもの。

見回すと、もう1輪、、さらにもう1輪。

ま、今日は、このくらいにしとこか!、、って感じ?(笑)



イワザクラを皮切りに、いろんな花が現れるようになり、ミツも足が止まっております。

そっちがそれなら、こっちも本気。

撮らないのぉ〜
と、呼び戻したりも、、(^^ゞ


色とりどりの花に交じって、コ?バイケイソウやキツネノカミソリの葉も茂り
これが満開の頃のレポを見てみたいもんである。(笑)


人に追い立てられることもなく、ゆるりゆるりと花観察
それが何より嬉しいかもね。(笑)


傾斜がゆるみ山頂が近づくと、木々の芽吹きも淡くなり

ヤブレガサの小群落やセントウソウ、フデリンドウがこぼれるように咲いていて、タチツボスミレの紫も鮮明。

カタクリないの?

う〜ん、さっきから葉っぱばかり、花は、、まぁ、一輪くらいは残ってるやろ、

ミツが今年はカタクリ、高山植物園でしか見てないというので
そりゃぁ、しっかり探さなあかん。(笑)


あったよ!
え〜 シシャモじゃん。


おっ 今度こそ!




ちょっと寝ぐせがついているけど、ま、こんなもんちゃう?、、ヨカッタね
などと、やってる間に、山頂に着きました。

舟伏山の山頂は、あっけらかんとした広場で、、これがいわゆる『舟底』?
その『舟底』、をイノシシが、ボコボコに耕している。(笑)



展望は南側が開けてて、何だかよく分からんが、まぁ、別にいいか、、って気もする。(^^ゞ


南の展望 美濃加茂市方面


そうだ! 能郷白山!

北側は、かなり木が茂ってて、かろうじて、巨大な雪山が覗いてる程度。

能郷白山って、あんなにデカイんや。
だってここの、すぐ傍だもの。

能郷白山 大白木山


ミツが木の幹ベンチを陣取ってるので、それに止まって?お昼にする。

数組のグループが山上をウロチョロしてて、何か花でも?
と目で追うが、握ってはるのはワラビかな、

食べ終えて、私もちょっと散策したけど、見つかったのはムラサキサギゴケ (>_<)
下山しますかぁ、(笑

小舟伏までは、ちょっと急な下りだが、
あちこちで、フデリンドウ、ハクサン?ハタザオ、タネツケバナ、ヒトリシズカ、、

こっち側の方が涼しいので、花もまずまず残ってる。

とりわけニリンソウは道の両側にパラパラで、、これには流石に嬉々とする。(笑)



ミツは未だにカタクリを探し、、他のピンクと見紛っては、ガッカリ〜
ホント、あればいいけど、、


あ、あった! けど、藪の中やなぁ、
藪に入れば撮れるやん、(笑)



前半よりも、こっちのコースの方が愉しいかな、、
相変わらず気が抜けんけど。

ニリンソウも、結構、下の方まで元気に咲いてる、、けど、かなり見て見ぬふりをしてしまった、(^^ゞ



展望台とは名ばかりの展望台で一息ついて、

阿弥陀如来さんの分岐でもう一息、、あら、もう誰もいないのね。(^^ゞ



やがて道は植林帯から谷筋に、

あ・の・ね
私、ここから止まらんよ、ふり返らんし、だからアナタ、自分のペースで下りてきて。 (^_^)/~

と言うや否や、そこから一気! (^O^)/


渡渉も何も、お構いなしに、バシャバシャ踏み越えて、一心不乱に駆け下りて、、

、、にしては、あっちゃこっちゃで、こまごまと撮ってません? (笑)




あんまり載せてませんが、、(^^ゞ

花のアルバム


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