【扇ノ山】
10月10日(体育の日) 晴れ
ミツ ・ チー
マピオン地図・・・・・・・・ |
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地図上の 「↓」 が 扇ノ山 |
八東ふる里の森900−登山口1000(5)−ブナの展望地1055(10)−山頂1135−展望台
山頂(昼)1240−露岩−林道出合1350−風の広場展望台(15)−駐車場1600
花見にも紅葉にも、中途半端な時期なので、
この際! とばかり早出して、未踏だった憧れの?扇ノ山まで行くことにした。
扇を広げたような優雅な山容を持つ「扇ノ山」は、氷ノ山のまだ北西にあり
鳥取と兵庫の県境
9時までには着きたいと、勇んで家を出た甲斐あってか
宝塚インターから山崎インターまで、わずか1時間!(普通かな?笑)
中国道は間もなく集中工事に入るとか(平日のみ)で、偶然とはいえ好機かも。(^^ゞ
登山口へは
インターを降りて、国道29号線を延々と北上する。
道中、コンビニや道の駅に寄り、長い新戸倉トンネルを越えても、まだ、
氷ノ山の登山口「氷太くん⇒」を越えても、まだで、
そのうち若桜鉄道に沿うようになって、八頭町の富枝交差点の先を右折し県道37号線に入り
それが町道に変わって、
あ〜しんど、、と
たまに道草もしながら (^^ゞ
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「ふる里の森」まで行ってようやく
ゴールイン! \(^o^)/
8時40分
駐車場に停める。
宝塚から3時間で着きました、拍手!!
ご苦労さん、 さ、歩こか (笑)
川向こうの「ふる里の森」キャンプ場のトイレをお借りし
林道に戻ってスタートする。
すでに標高700m
じっとしてると寒いくらい。
ここから登山口まで、1時間ほど林道を歩く。
ガタボコの未舗装で、「車両・進入禁止」とは書いてないけど
時折、作業車も通るので、やっぱり、キャンプ場に停めるのが正しいだろう。
それにしても静か。
クマ出没注意! の看板が、随所に立ててあり
こりゃ、絶対、出る!
と、ぞれぞれに熊鈴を、ジャランジャラン響かせて、、
たかが林道
されど、石ころゴロゴロ、歩きづらい。
久しぶりに早起きしたので、体にもしっかり堪えてる(、だろう)。(笑)
沿道には、秋の花があちこちで、
ミゾソバ、ヤマハッカ、ノコンギク、ゴマナなどが、紙芝居のように順ぐりに現れる。
スズメウリの実も、いたるところでぶらぶらしてて
ヤマボウシの紅い実や、白いエゴノキの実、黄色いアキノキリンソウ、紫色のアキチョウジ、、
やぁ、はぁ、の連続で
おかげで全く退屈しない、、のは私だけ?(笑)
ススキの穂が揺れ
だんだん見通しもよくなって、正面のは扇ノ山かと思っていたら林道分岐
左は復路に利用する道なので、右に取って、少し登れば登山口
ダラダラ歩いたわりに、コースタイムどおり、1時間で着きました。
立派な案内板がある。
ここから山頂まで標高差500m
沢筋を急登するようで、、お菓子を食べたら、一気に行くで! (^O^)/
と、身構えたわりに、ずーっと丸太階段で、、
これはええ!
と思ったミツは、やっつけ仕事のようにワシワシと登っていく。
私は、何がイヤって、こんな段差のある、ちゃんとした階段、しかも撮るもん無し(でもないけど)
ほど辛いもんない!
文句たらたら、遅れをとりつつ、、
植林が雑木林になって、
そのまま急登に耐えると、やがてブナが目立つようになり、1時間ほどかけて、ようよう展望地まで登りきった。
あぁ、やれやれ。
おぉ、これは!
背高ブナが天を指し、抜けるように青い空を、いっそう高く引っぱり上げてて
左手(南西)の笹が刈ってあるため見通しも利くから
開放感たっぷり
ふぅ〜っと疲れが飛ぶ〜って感じ♪
ヽ(^o^)丿
誰かさんは、早々とベンチに座って、お茶はまだか、と言いたげ?
だけど、
こっちは、それどころではない!(笑)
刈られた笹の縁まで行って、ブナの大木に仰け反って
あーだこーだと山の同定。
大山やでぇ〜〜〜!
くらい喚いたら、さすがのミツも、ノコノコと下りてきた。(笑)
けど、あんなに大山がデカいワケない、、、と間もなく気づくワケだけど、(^◇^)ゞ
同定は諦めて、そのまま山頂を目指す。
あ、お茶すんの忘れた!(>_<)
ここから先は、正面のピークと、カッコいいブナのオブジェの数々を見上げる快適な尾根歩きになる。
気まぐれに、大山方面も覗くけど
笹が伸びすぎで、さほど展望がないのが残念!
冬ならもっと見えるのだろう。
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山上 |
サワフタギ |
随所に聳え立つ老木ブナが、この山の深さと歴史を物語ってて
色づき始めた木の葉が、陽に照らされて光るので
気分は上々
いいなぁ、、
有頂天のまま、急斜面もサクサク登って、、
あら広場、、
と思ったら、立派な避難小屋のある山頂だった。
避難小屋は2階建てで、外から梯子で上るようにもなっている、
梯子は冬専用なのだろうけど。
広場のベンチには、家族連れが一組のみ、
まだ紅葉に早いもんね。
とりあえずそのまま直進して、展望台まで行ってみる。
展望台ってこれ?
ってくらいの木製デッキが、道端に付けられているのみで
展望は西側だけ。
どうやら、日本海が見えてるらしい
へぇ〜
とまぁ、ここの展望はすぐに見終えたので(笑)
山頂に戻って、土足厳禁の避難小屋に上がりこんで昼にする。
2階からは氷ノ山がよく見える。
先客は、展望に関して私らと同レベルくらいの男性お二人と、
料理にご執心な、さっきのご家族だけ
こちらも負けじとコンビニものをひろげる。(/_;)
ブナ越しの展望、
2階から見下ろすブナは、それなりに感じいいけど
なんしか木が伸びすぎ!
積雪があれば良いのかな、でも、その頃には私らが無理だわ、(笑)
外は暑いほどだったが、屋内に居ると冷えてきたので、
早々に小屋を出て、姫路コースに周回して下ることにする。
しばらく明るい尾根が続いて
間もなくガクンと、急下りになる。
相変わらず、背高ブナ
「露岩の展望地」というのがあるはずだけど、、と、不安になっていたら
左に踏み跡、、
目で追ったら、突先に岩、
あぁ、あれか。
この岩は、檜蔵(ひのきやぐら)という異名を持つ断崖絶壁、
でも
別に登らなくても、扇ノ山がデーンと眼前に構えてる。
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ナナカマド越しに山頂 |
檜蔵 |
道はそのまま激下っていくが、こちら側は、なぜか丸太階段が少ない。
逆コースだと、この激登はキツイだろう。
やがて道も穏やかになり沢と出合って、何度か渡渉をくり返す。
大した渡渉ではない割には大した谷で、(笑)
幽玄のムードさえ漂う、太古の昔からの大自然で〜〜す って感じ。
けど、すぐに橋が現れ、その先に林道。
と、あっけない幕切れ。(笑)
林道を左折して、朝の分岐点まで林道歩き。
林道は山腹を巻くように付けられていて、たまに車とすれ違う、
幸か不幸か、道は上り坂なので、展望は良くなるばかり。(笑)
振り向くと、おお! って感じに扇ノ山
納得の扇型だぁ、(笑)
登りきった所に展望台。
貸切みたい。
しかし、無人の展望台…こういうのこそ要注意!
なので、そろりそろりと、周囲に気を配って上っていただき
大丈夫みたいよ、蜂。
を聞いてから、おもむろに私も上る。(笑)
なんと、展望台には双眼鏡まで設置してあり、またまた「日本海」ですと!
見えるんなら見せろ! ってか。(笑)
山上の展望デッキの時より霞んできたので、眺めを諦めてお茶にする。
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扇ノ山 |
日本海? |
林道歩きはまだ続く。
次第にブナが増えてきて、ええ感じのところもある、
そうか、ブナ林の中に車道をズデーンと通したワケや、と気づきながら。(苦笑)
展望台から45分ほどで、朝の林道分岐に出合う
ここからは朝の道。
すでに通った道のはずが、午後になるとまた違ったムード
ヤクシソウは賑やかで
西日がブナを照らすので、何度も止まっては、綺麗を連発!
そうそう来れるとこではないので、名残を惜しんで、どっぷりと自然に埋没している、、(笑)
[その他 出会った植物 (抜粋)]
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キツリフネソウ |
テバコモミジガサ |
ツリフネソウ |
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キバナアキギリ |
クロバナヒキオコシ |
ダイモンジソウ |
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ジンジソウ |
アキノキリンソウ |
サラシナショウマ |
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ツルリンドウ(実) |
ツルリンドウ(花) |
ツルアリドオシ |
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フウリンウメモドキ |
スズメウリ |
アクシバ |
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ゴマナ |
クマノミズキかな? |
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