【大長山】
1671m

11月04日(金) 快晴

ミツ ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が 大長山 

駐車場935−川上御前1000−小原峠1050(10)−刈安山1130−大長山1240(昼)1330
小原峠(休)−川上御前1535−駐車場1550

・・・秋の福井 小旅行 二日目・・・

前夜の宿は勝山のスキー場にあるホテル、
昨夜、着いた頃はもう真っ暗だったが、朝目覚めると、部屋の真ん前に山!
あれは、越前大日か?



7時半からの朝食をそそくさと済ませ、コンビニにも寄らずに一路、市ノ瀬へ向かう。
(裏の法恩寺山に? という話もあったが)

本日快晴
車窓のモミジが青空に映えて美しい。



表示に従い右折すると白山も見えてきた
気分も車も絶好調! (^O^)/



橋を渡った所に未舗装林道
えっ これなの?

やっぱりあれだと、しばらく行って引き返す。
これだとイヤ、と思うような道だった。

奥が工事現場だからダンプの行き来もあるだろう、しっかりした道だと思ったが
いざ入ってみると
水溜りや、深いわだちでガタボコで、「くの字」に上がる急坂もあり
これだとゼッタイ底を磨る。(/_;)

三叉路分岐まで来てロープが外してあるのを確認し、そのまま直進
もう、この辺に車を置いて歩こう!
そう、何度も泣きべそ掻いて、、誰が?(笑)

黄葉は今が盛りだが、車の方に気を取られていてほとんど撮れずじまい。
西俣谷川沿いを奥へ奥へ、、



林道に入って30分ほどで、やっと工事現場の広場
ここが登山口みたい。
はぁ、
周囲の紅葉は今盛り。



ちょうど、カップルが飛び石で渡渉して、対岸の斜面に取りついているところ。
あれを行くんやな。
(でも、一応、地図でチェックして。)

3台駐車、内一台はキノコ狩り?


しばらく雨が降ってないので、渡渉は楽勝!
渡ったところに道標。
これなら行けるとホッとする。(^_^)v



越前禅定道
石川県側の三ツ谷(ここ)から小原峠までの道が、3年ほど前に復活したんだとか、、
まだ出来て間がない、にしては整っている。


見上げればモミジ!
あっちもこっちもモミジばっか!


モミジはこの辺りしかない、、という察しは、もうついているので、ここぞとばかりに戯れる。(笑)



30分弱(普通に歩けば20分)で、川上御前の広場に到着。
真中にポツンと祠
ここのモミジも、何とか健在。


振り向くとモミジ越しに白山の稜線が見えてきていて
あの山に背を向けるのは何だかオコガマシイ。

やがて落葉樹林になると、木々の間から白山がよく見えて、
あれは別山?
早くおいでと言っているのか。



小さな沢を渡ってからも雰囲気のいいトラバース道が続き
見上げれば
左手には赤兎山からの派生尾根、右手には大長山の稜線が、、もうすっかり秋を終わらせて
威厳ある山容を見せている。

赤兎山方面 大長山方面

そして背後の白山の尾根が、だんだん広がって見えてきた。



谷の源頭部まで詰め鞍部を見上げ、あれが小原峠だろう。

登りきったら地蔵堂、、見覚えのある小原峠に着いた。

ここからも白山がしっかり見えていて、
以前、赤兎山に登った時は、ガスガスだったもんねぇ、と懐かしむ。



休憩しながら今後の算段。
どうする? 赤兎に行く? それでも別にいいんだが、と
この期に及んで迷ってる?(笑)

小原林道からの人は、ほとんどが、赤兎山に行くみたい、
先行されてたカップルも、赤兎山に行かれたようだ、
ならば私らは、右に折れて大長山!
やっと気持ちが固まった。(笑)

まずは、30分ほど先にある刈安山を目指す。



緩い上り坂、、道は幾分ぬかるんでるが、大したことはなく
正面の刈安山の向こうには、大長山が顔を覗かせ
右手には、当たり前のように白山連峰が連なっている。

刈安山    大長山 中央は別山


刈安山の登りに入ると展望がグングン広がって、振り向けば赤兎山が威風堂々、
右の凸凹は経ヶ岳だろうか。

赤兎山 荒島岳   経ヶ岳


11時半 刈安山

大長山まで後、1時間ほどだから、お昼は山頂で、と決めて
とにかく先へ。

大長山を左に見ながら、一旦、ガツンと鞍部に下る。
林立した老木ブナが山の歴史を物語る。




しばし鞍部を進む、ここもぬかるんでいるけど、枝や丸太が敷いてあるのでありがたい。

さすがにお腹も空いてきて
実だけになったナナカマド越しに大長山を眺めては
あの山がこっちに来ないかなぁ、(笑)



突然、白山のビューポイント
でたぁー!



最後のピーク1530mまで登りつめると、もう展望だらけになって
あぁ、大忙し!(笑) 


いつの間にか赤兎山が、はるかかなたになっている。

そして大長山は、もうこれを登れば、、ってとこまで、こぎ着けた。


ロープ伝って岩場を過ごすと尾根に乗り、もうそこからは大展望のまま大長山にたどり着く。
12時40分

大長山山頂


三角点の向こうまで行くと、ランチするには恰好の広場があって
寛いではる一組に挨拶したら
このもったいないほどの展望に見惚れながら
ラーメンを炊こう。

白山に乾杯!

こういうシチュエーションなので、素ラーメンでも十分オイシイ。(^^ゞ

360度の大パノラマ
なじみの山、憧れの山、懐かしの山と、見渡す限り山ばっかり。
そして何を置いても白山を、こんなにずっと見てれるなんて、なんと贅沢! なんと気前のいい山だ!
そう、つくづく思ってる。





13時半 下山開始。


下りるのがもったいなくて、何度も景色にうっとりしながら、しぶしぶ往路を辿ってる。(笑)

あぁ、赤兎山もカッコいいよね。



刈安山の登り返しがキツイかな、、と構えたが
大長山を眺めてる間に難なく過ごせて
刈安山に14時15分。



下るにつれて赤兎山がどんどん高く、身近な存在になっていく。
次来る時は、花や葉っぱのある時期に、、



小原峠 14時35分
白山を眺めながら小休止。
あれだけ見たのに、まだ見足りないのか?(笑)



朝、あんなに燃えてた谷は、陰ってしまい眠ったように静まり返って
別の道かと見まがうほど。
それでも西日の当たった別山の、あの起伏に富んだ山肌は、惚れ惚れするほど風格がある。



登山口15時50分

朝のカップルはまだ戻ってきてない、もしかしたら小屋泊まり?
ラブラブか、ええなぁ。(笑)



私らも、暮れないうちに、この林道を通過して
ナビさん命で宿を探そう。

白山 (^.^)/~~~ 手取川



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