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樫ヶ峰 |
逆瀬川といえば樫ヶ峰だけど、今日はそっちへは向かわずに
橋を渡って坂を上って、逆瀬台の学校裏のどん詰まりから山道に入って、いきなりの急登に喘いで
行者山に登ります。
行者山は地元のハイキングクラブのご配慮で、随所に地図が完備され
迷う心配全くなし!
そう、取りつきさえ間違えなければ。(^^ゞ
そういう感じの 「よくあるミス」 は、置いといて、(笑)
まぁ、ご覧、この展望!
マジで、初登りにピッタリのお天気。
おまけに貸切
バンザーイ \(^o^)/
登山口からたったの25分で、この展望にありついてしまって、はてさて
今後の身に振り方に窮してます。
ほんま、どないしょ?
と、背後に連なる六甲連山を眺め、それの一角に岩倉山の反射板。
そういやあの隣に譲葉山とかあった。
あっこに登って宝塚に下山。
よっしゃ、決まった!
こういうのを「思いつき」と言いますが、今日はお昼もちゃんと買ったから大丈夫。(^_^)v
はてさてこれがハッピーエンドになりますか?(笑)
行者山からいったん下って分岐を右に、しばらく登ると六甲縦走路に出合う。
それを左に折れまして、すぐの薄い踏跡を登っていけば譲葉山に着く。
はずですが、
これがみごとな藪山でして、どこがピークかわからない。(笑)
確か山頂に木板が掛けてあったはず?
と、探せど見つけられずで、まぁ、この辺かな? と、適当にその辺の「杭」を撮っておく。(笑)
エエかげんなやっちゃ!(^◇^)ゞ
別方向に下ろうと踏み出して、あ、これちゃうの?
と、こっちの「杭」も撮っておく。
どちらかと言えば、これっぽい。(笑)
あ〜やれやれ。
ってな感じの譲葉山散策になりましたが、
実は「譲葉山」には、こういうピークが4つもあるのでございます。(!)
今のが譲葉山東で、次に行くのが譲葉山北
北っていうくらいだから、縦走路より北ですわ。
と、縦走路に下って、右の踏跡を辿って登る。
もちろんこちらも容赦なしの藪山で、おまけに赤子谷の方に通じてるのか
あっちこっちトレイスだらけ。
困ったぁ〜
こんな時、GPSがあれば、どこがピークかわかるのに、(/_;)
とりあえず、下ってる道には入らずに、
こんもりした所にヒラヒラしてるテープを見ては近づいて
山頂はどれや?
これか?
これでなくても、これにしよう。(笑)
と、ここもめっちゃアバウトに山頂をゲットして、再び縦走路に戻りまして、
お次は譲葉山南。
と、縦走路を西進すると、南側にちょっとデカめの藪山がある。
それを目指して、またまた踏跡を辿ります。
今までのピークハントでお分かりのように、このように上へ上へと登るのはいいけど、
最後の詰めで大わらわ。(笑)
特に、この譲葉山南の山上は緩くて、どっちを向いてもテープだらけ。
本物ピークはどれやねん?
とまぁ、さっぱりわかりません。(笑)
山頂表示のような気の利いたもんでもあれば良いが、
得てして、人にあまり見向きされてない山というのは、「不遇の運命」を、たどるのでしょうか?
つまりが放ったらかし。
でも、このまま下るのもしゃくなので、「杭」を見ては撮りまくる。(笑)
これか? これかな? これかもな?
しかし、こんなことでピークハントを済ませては 「クイ」が残る、、と思いません?
うーん、参った。
杭やら石ころやらを2つ3つ撮りあさり、諦めモードで下山しかけたその時!
あっ これやん!
という石の束にバッタリ遭遇。
さっきの祠から察するに、おそらくこの石束も嘗ては祠だったが、何かの理由で変貌を遂げられた。
なんでか敬語。(笑)
もう、これっきゃない!
↓
そんなこんなで、ほとほとピークハントに疲れて、お腹も空いたが、
まだ最後のピーク、譲葉山西が残ってまんねん。
縦走路に下り立つと、道にはうっすら霜が降り
六甲もこういう季節になったのねぇ
と、気持ちの方も薄ら寒く、このままどっかで昼にしたい
けど
最後に残った譲葉山西は、譲葉4ピークの中で、最も高く、
555mとゴーゴーゴーと語呂もよい。
まるで、初登りにピッタリ!
ここだけでも良かった。
なわけで、今度こそ「モドキ」ではなく、「ホンモンピーク」をゲットするぞ!
と霜の縦走路をしばし辿れば左にトレイス
ピークで言うと、さっきの譲葉山南の西隣。
これ!
と定めて藪に分け入る。
幸いテープも付いてる、ここはまだ人の入った気配がある。(笑)
ところがピークが近づいたと思ったら、それが二手に分かれて
はてどっち?
ここはやっぱり上り坂、と、ワシワシ登ってピークに着いて
さて、ここでしょうか?
周囲の雑木が伐採されてて僅かに明るく、青空も覗いてる。
しかし目印になるようなものは無い!
あぁ〜
ほんで
こんな快晴の日に私は藪で何やってんねん、という哀しい現実に行きあたってしまう。(笑)
いーや、目指すものはただひとつ
何はなくとも ゴーゴーゴー!(^O^)/
と、ここは気合を入れなおし、
ってか半ばやけっぱちで、もう一方の踏跡に進んでいきます。
譲葉西、譲葉西と、呪文のように唱えながら
果たしてその先に正解は?
あっ!
あったか 山頂か?
いやぁ〜
まさにこれこそが、今日、初めて見る「譲葉山」の山頂表示。 ヽ(^◇^)丿
ホンマかいな。(笑)
ま、ホンマじゃないかもだけど、この藪山をさっきから歩き倒してるから
どっかでピークを踏んでるはず!
と、ここは意を強く持ち、すきっ腹抱え、とにもかくにも明るい所へ!
ゴーゴーゴー!
と、来た道戻って、さらに東進。
鉄塔傍の展望広場にたどり着き、やれやれと腰下ろす。
鬱蒼とした今までの道に反し、ここはまるで別天地のように明るく穏やか
そしてご覧、この展望!(笑)
そして、またしても独り占め。(笑)
\(^o^)/
甲山を俯瞰しながら、白身魚フライパンに齧りつく。
うめぇ〜〜
と、お腹が出来上がればふと我に返る、はてさてどこを下ろうか?
まだまだ苦労が絶えませんな。(笑)
以前、塩尾寺から宝塚に普通に下りるのにしくじって、(!)
気がついたら生瀬に向かってた、、って前科があるので、今日は迷わず宝塚、花の道!
とは思うけど、、
そう! 鉄塔に下れば、明るい展望も開けてる。
と、ピンときて?
鉄塔19 よし、これだ!
反射板から岩倉山の祠に寄って、縦走路を東進し、薄い踏跡を右折する。
鉄塔マークがないので、鉄塔道ではないかも? でも、意外といい道が続いて
それが、右手、スパッと切れ落ちたガレ場になって
眼下には宝塚
さっきの行者山やら甲山も覗いてる。
そのまま痩せた尾根を辿ると道は左に逸れていくが、目指すは鉄塔
直進ですわ。
コシダの藪を漕ぎながら激下りになっても我慢して、辛抱強く下っていけば
おぉ!
目の前に鉄塔!
これかぁ。
これぞ紛れもなく鉄塔19、私のラッキーナンバー!
そして空は紺碧。
わぉ〜
ただし展望なし!
(>_<)
ま、これが人生というものでしょう。(笑)
気を取り直して光ガ丘に下りようと、、鉄塔を回り込んで薄い踏跡を辿って下る。
道はやがて激下って、それが崖になり
あれれ。
この崖を無理して下ってまた腰痛とかぶり返すと泣くよなぁ、
すごすごと鉄塔19までよじ戻る。
でも、方向は合ってるよなぁ、と、再度、磁石を握って激下り、
周囲の様子にも気を配ったが
やっぱし同じガレ場に出てしまい、これはアカンと引き返す。
きっともう、廃道になったのだろう。
と、本日3度目の鉄塔19まで戻ってきて
しゃーない。
ここは観念してコシダの藪を激登り、分岐のとこまで戻るかな、、と思ったその瞬間!
何かが耳元で囁いた。
ここ、鉄塔やろ? ほなら「鉄塔道」とかあるんちゃう?
おぉ、そうや!
確か、塩尾寺の方から来てる 「鉄塔道」 があるはずと
鉄塔19の周りをぐるりと回って、おぉ、あった、ありました
プラ階段。ヽ(^o^)丿
これが見事に朽ちていて落ち葉に埋もれて、ほんま関電さん、巡視してはんの?
って感じだけど、ここは慎重に、ゆっくりゆっくり下っていけば
果たして橋! そう人工物。
制限荷重 150` か。
セーフ!(笑)
いやぁ〜軽量でヨカッタわ、、って、どこに150`もの巨漢がおるねん?
って思いながらも、もうホクホクで
鉄橋を渡って、その先のプラ階段モドキを辿っていくと、
ピッタシ車道に飛び出した。
やった! やりました。
宝塚駅まで外線、いや、凱旋気分♪
あぁ、今年も迷わず?元気で? 藪漕ぎ人生、まっしぐら、、かなぁ、、(笑)
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