久しぶりにLeoさんが、ご一緒くださることになり
山は適当に決めてと 丸投げ いや 一任下さったので
悩みに悩んで(ウソ!) なかなか独りでは行きにくい丹生山系をお願いすることにした。
Leoさんも丹生山系の縦走路はピークハントしているが
「池めぐり」なんて初めてだと、、
そやろね。(笑)
かく言う私も初めてで、とりあえず登山口まで、どう行けばいいのかな?(^^ゞ
家の裏道で拾っていただき、さっそく地図を開いて「神戸青少年公園」というのにナビを合わせて
後はお任せ〜
三田周りで目的地周辺まで1時間ちょっと。
数台停まっている公園内の車道のどん詰まりに停めていただき、
ご苦労様でした。
はて、ここはどこでしょう?(笑)
すぐ裏が中山大杣池で、この先を進むと天保池って「ここ」ですわ。
と、地図で確認
なんと! 今日の「池めぐり」にピッタリの場所に停めたみたい。
素晴らしい、拍手!!
それではまず天保池へ、そこから南下して鹿見山、さらに南下で花折山
ここに三角点があります、ハイハイ。(笑)
復路は志久道で「神戸青少年公園」に戻って中山大杣池でお昼、
その後、野瀬大杣などの池群を周り、ジ・エンド。
と、コースを組んでくれました。
9時15分スタート
冬枯れの里山の曇天は、いっそう寒く感じられるけど
会話の方はカッカカッカと白熱中
ってか、Leoさんのお話が次から次で、もう、ついていくのがやっと。(^^ゞ
前後だと聞き取りにくいと無理して横に並ぶので
もう、浮石踏むわ、落ち葉で滑るわ。
地道の両側に、なぜかガードレールが付いていて
これは戦後すぐにできたもので、当時には結構な往来もあったんだと。
へ〜 知ってるんだ。(笑)
30分ほどで「天保池」プレートの所に来たが、
通り過ぎて、しばらく行ってから
あれぇ、さっきのが天保池だった? と引き返す。(笑)
天保池は、道標を少し入ったところにある。
なかなかステキな池ですやんか、と、ご満悦♪
ただ周囲が粘土質でヌタヌタで、ポツポツと足跡が付いているのを見て「鹿」ですね、と、Leoさん。
へ〜 見てたんだ。(笑)
左のピークに三角点があるというので
私も一緒に探しに上がる。
池から回り込んで斜面に取りつくと、砂地になって、モトクロスの跡とかあって
それをつっきると藪になり、
それでもかまわず登っていくと、所々テープもあって、このテープさんも三角点ネライと推察できるが
その割には踏まれてない。
ほぼピークという辺りの藪に三角点。
Leoさんが跪く。
やぁ、この人ホンマに、三角点フェチなんや!(笑)
帰りはテープにこだわらんよう歩きやすい方へと下っていくと、激下りになって
それが崖っぷちになり、すぐ下に道が見えてるけど下りられん。
Leoさんが蔓とか茨を取っ払ってくれて追従してザザザと滑り降りる。
いや〜 すんません 藪漕ぎなんかさせてしまって。
い〜え、ここんとこずっとやってるし、今は単にLeoさんの後ろに付いただけ。(^^ゞ
天保池まで戻って、そのすぐ先に「黒甲越→」って道標。
しかし、「黒甲越」はまだこのまま直進するはず。
標識は鹿見山を巻くコースだろうか?
とか混乱しながら私らは前進すると、道がモトクロス仕様にえぐれてきて
たまに倒木とか、横転車まで転がっていて、
廃道色一色!(笑)
ついに道がなくなって、ふと見上げれば、左手に電波塔。
あっ 鹿見山やで!
ってことはこの踏み跡をそのまま辿ればいいのかな?
小さな沢を渡って登っていくと車道に飛び出て、それを左折で、
東鹿見山の巨大電波塔に着いた。
アンテナの裏が東鹿見山ですわ。
行く?
い〜や。
三角点も無いもんね。(笑)
ちょっと休んでから、来た道を戻り、そのまま車道を登っていって西鹿見山の電波塔脇を通過して、
車道はさらに下っていく。
かれこれお昼で急にお腹も空いたけど、
次に目指す花折山の、取りつきが気にかかる。
それはたぶん正面の山だろう、と、展望のいいところで、しばし道草食ったり、
ふと手前の踏み跡に入りかけて尾根が違うと引き返したり
ここはちょっと分かりにくい。
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六甲最高峰 |
山田の里 花折山 |
花折山への取りつきは「肘曲り」表示の所。
そこから山道に入って、それが杉の若木の上り坂になり、今日初めての急登、ってのを登りきれば
花折山の山頂。
広場の真ん中にポツンと三角点、
そして、Leoさん跪く。(笑)
ウ〜〜〜って、サイレンが鳴って、ちょうどお昼みたいで、お腹もグ〜〜。
でも、ここではお茶だけって約束? (笑)
テルモスのお湯でいつもの?エスプレッソを入れてもらって
これどうぞ、って、見たら板チョコ。
それも、4枚!(笑)
チーさん、チョコ お好きでしょ?
やぁ、好きだけど、一切れずつしか食べれんし、お茶が大量に要るねんよ。
とか言いつつ、ポリポリいただく。(^^ゞ
藪山だけど、南向き斜面から、わずかに山田の里と箕谷方面が覗いてる。
あれの向こうが森林植物園だと。
へ〜 そうなんだ。
新神戸の裏側にいるなんて、なんだか不思議な気分。
12時20分下山開始
西の踏み跡に下りかけると、下からのオジサンとすれ違う。
いかにも縦走中って感じ。
後にも先にもこの日に会ったハイカーはこの人のみで、
道なりにしばらく進むと右の分岐で「鰻ノ手池→」と書いてある。
これには二人同時に えっ? となる。
だって「鰻ノ手池」って後方だし、表示通りに行くとゴルフ場になるし、完璧に方向違い、、
こんな感じに丹生山系には、「えっ?」 ってことが多い。
枝道見たら、実際に辿って行ってみないと分からないのだろう、、
もっと来い、ってこと?(笑)
とにかく私らはお腹も空くので目指す志久道へと邁進する。
花折山から20分強で、立派な道標のある志久道に飛び出した。
12時48分
志久峠まで1キロと書いてある。
志久峠は神戸で最も美しい峠と聞いたことがあって、是非、歩きたいと思ってた。
だがしかし、ここもモトクロス仕様に掘り返されて、ゴロ石、ガタボコ、
それも聞いてた通りだが
実際に通ってみると痛々しい、、あぁだから シクシク道?(/_;)
人が少ない分、バイクには格好の遊び場になっていると、Leoさん。
なるほどね。
志久道を北進すると峠に着いて、「中ン峠」と書いてある
ここが「志久峠」かどうかは不明。
↓
まぁ、私らは先を急いでるので、あまり深く考えないで
そこからさらに30分ほど行った先で、やっと中山大杣池畔の公園にたどり着いた。
13時40分
青少年公園とは名ばかりで閑散としてて、誰もいない。
まっているのはカラスくらい。
池沿いにしばらく行って、東屋のところでお昼にする。
今日はLeoさん特製ラーメン
焼きそばでもいいように具材を、野菜と豚肉にしてくれた、どっちがいいです?
どっちも!
ってくらいペコペコなので、あっという間に平らげて。(笑)
まだ食べれそうなので、第二部のティーパーティ
しかし、山でこんなにたくさんお菓子を食べたのは初めてかも? (笑)
Leoさんが池の北側の三角点を見てくるというので、
私はお菓子の番をしてる。
ふと池の写真を撮りに東屋を離れたら、バタン!
デカい音がして
慌てて戻ると、板チョコが一枚、地面に落ちてる。
あ〜 カラスのネコババ!
チョコにはカラスの歯型?が付いてて、130gの板を咥えて飛ぼうとしたみたい。(笑)
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鹿見山の電波塔 |
そんなこんなでちょっとマッタリしたけれど、まだ「池めぐり後半」が残ってますよん、
覚えてた?(笑)
15時、車に戻ってザックを置いて、空身で池へ。
車止めから山道に入ると、間もなく兵衛池。
これは左右一対の池。
地図上では西の池がデカいとなってるが、水が涸れて縮んでる。
水を溜め込めてないんだと、Leoさん。
さらに進むと野瀬大杣池、この池はデカい。
そこから道はちょっと下りになり、5分ほどで影松池。
これは、見るからに用水のため池。
朝から合計、池5つ、周ったことになる。
どれも意図的に掘られたため池で、
文献によると、中でも2つの大杣池は、飛鳥時代に築造されたとか。
これで終い?
いや、実はもう一つ、幻の池があるんだけど
と、地図を広げ、色鉛筆で自分で塗った点をさす。(^^ゞ
はぁ、はぁ、これは野瀬大杣池の向こう、
と、野瀬大杣池まで戻って
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野瀬大杣池 |
大舟山 羽束山 |
池縁を回り込むように踏み跡に入って、こっちは違う、こんな地形の所に池はない、と引き返す。
もう、諦めようと思っていた頃、Leoさんが谷底を見下ろし、「あ、あった!」
そっちに下りていく。
池と思ったのは疎水のような溝で、
水も僅かに溜まってて、、ってことはこの先に池がある?
と、辿っていくと、、ありました。
本日最後の池、ゲット!
いやぁ、おかげで大満足!
野瀬大杣池まで戻ってくると、あの木に穴が開いてるけど見えますか?
と、双眼鏡が出てきて、バード穴?ウォッチング。(笑)
さっきは気づかなかったのに、
雄岡山、雌岡山の特徴的なポコポコが、木々の間に覗いてる。
車のところに16時半。
公園の入り口のゲートは、18時に閉鎖します、と書いてあるけど
おそらくずっと開けっ放しなんでしょうね。
ふ〜ん
と、何でも知ってるLeoさんに、大きく頷く私でした。(笑)