【釈迦ヶ岳】

標高1800m

月19日(土) 晴れのち曇り

しろくまさん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 釈迦ヶ岳 

登山口840−古田の森1000−釈迦ヶ岳1100(10)−両部分け1200−蔵王権現1215
孔雀ノ覗1245(昼)1325−釈迦ヶ岳1500−登山口1700


釈迦ヶ岳は好きで、過去に何度か行っているけど、しろくまさんとは久しぶり。

調べてみたら、2005年の夏以来!
そんなに長く、山、やってんのかぁ、、という気もするが
その間、何の進歩もない、、というか、かえって後退しているようで、、(^^ゞ

さて、釈迦ヶ岳、弥山よりもまだ南
遠いですぅ。

でも偶然、前の週にお互い四国へ行った話とか、
ふと昨年夏の大水害で被害を受けた辺りを通りかかり、その後にできた真新しいバイパスに感激したり
と、全く話題に事欠かず、峠登山口・8時40分

しろくまさんの予告通り、駐車場はほぼ満車、、おまけに背後に約3台、、(汗;
先に進んで邪魔にならんよう、路肩に停めます。
ちょっと落石不安だけど、(^^;


トイレを借りて、階段道から登山道に入る。
足元に赤い花びらがパラパラ、、見上げると僅かに残ったアケボノツツジ、
お〜!
けど、後にも先にもこれ一本。(涙;


さらに驚くことには、登山道に笹がない!

確か、ここは笹藪だった。
その藪からいきなり鹿やオバサンが飛び出すので腰抜かした、、よねぇ、、
って、ホンマか。

それが、ほとんど枯れておる。(゜。゜


その枯笹ヶ原にバイケイソウが生え育ち、今まさに街道沿いの植え込み状態、

やがて、見渡す限りのバイケイソウ
畑になってる、意外や意外!
こんなにどっちもこっちもバイケイソウ、、ってことはなかった。
ふーむ


おかげ? と言ってはナンだけど、結構、早い時期から大日岳のとんがりコーンが覗いてる。

本日、目くるめく快晴で、遠くの山もよく見えて、間もなく金剛山も見えますでしょう、
と、言っている間に旭登山口分岐
9時20分


バイケイソウ畑は相変わらずで
それに加えて倒木多く、それを跨いだり潜ったり、巻いたりと、結構、疲れる。


こんなことは、なかったはずで
いずれここも弥山のようになるのかなぁ、、って。


たわいもない話をしている内に、いよいよ展望が開け
いいわぁ〜いいわぁ〜

尾根の魅力を再確認。


足元にはワチガイソウが可愛くポロポロ、、
鹿は食べないのだろうか?
こんなもの、腹の足しになりませんやん、と、しろくまさんは、まるで自分のことのように言う。(笑)

 ヒメイチゲ ワチガイソウ 


いよいよ正面に釈迦ヶ岳が顔を出し、
さらに進めば、釈迦〜大日〜石楠花岳ラインもつながってきて、、

まだ木に葉が少ないので鞍部の「深仙ノ宿」も、よく見える。

 

バイケイソウ畑をバサバサ漕いで、古田の森に10時02分

早くも下山してこられる方が結構おられる
こんなに早く下りて後、どうされるのか? 聞いてみたい気もするが、、(^^ゞ


やがて山頂の左手に、八経ヶ岳が現れて、
その続きに明星岳、七面山
彼方には、金剛〜葛城山が仲良く並んで見えてきた。



美形の釈迦に見惚れていたら、小さなヌタ場を千丈平と間違えたり、、、(笑)


水場を過ごせば、いよいよ急登にさしかかり、
大日岳への分岐を過ごせば、七面山、そして優美な八経ヶ岳が、ついにバーンと左手に、、


傾斜が緩めばお釈迦様、
釈迦ヶ岳到着 11時ジャスト。


もうほとんど下山されたようで、山頂には、ほんの二組ほどが残るのみ。

私らも、一息入れて、五泊羅漢の全容を見たら、
孔雀岳へと激下る。



この下りがまた凄まじくゴロ石で荒れていて、滑ることこの上ない。

しろくまさんは、これの登りかえしを危惧してるが、、私はこの今が不安で心配、
辺りもキョロキョロ見なけりゃならんし、、(^^ゞ


幸い、誰にも会わなくて、皆さん、こちらへはあまり来られないようだ。

ふと
コミヤマカタバミやヒメイチゲなどが、岩影にポロポロ咲くのが目に留まり
元気を出して頑張ろう!


オオミネコザクラが何でもない道端にポツンと一輪、咲いていて
めっちゃショボイんですけど、、一応、撮ります。(笑)



道はだんだん険しくなって、切り立った岩場を巻いたり、覗いたり、
強風の日に、この岩場はゼッタイ嫌なので、今日が穏やかな快晴でヨカッタ。


ようよう岩間にピンクを見つけた!
でも遠いな〜

他になければ帰りによじ登ろうということにして先へ、、

振り返ればピラミダルな釈迦ヶ岳、微かに人の声がする
そういえば、途中で鳴ってた「ほら貝」の音がいつしか消えた、こっちには来られない?


そしてオオミネコザクラ、ついに見つかる。
仲良く健気に肩寄せ合って咲いている。

けどデカい!

こんなにデカいと思わなかった。(笑)


そのすぐ近くにクリーム色のヒカゲツツジも咲いている。
今年は最盛期のヒカゲツツジが見れなかったので、ここで見られて満足、満足! (笑)



蔵王権現の所を過ぎると笹原になり、ホッとしたのかお腹も空いて
どこまで行きますん?

「孔雀までや!」 と申し出てもきっと却下だろうと、五泊羅漢がちゃんと見えるとこまで、、
だったら「孔雀ノ覗」ですね、と決められる。
ま、いいか。(笑)



孔雀ノ覗は大展望 木陰に座れば風も吹いて心地よい。
眼下はゼニマキ、五百羅漢の一角でしょうか?



戻るのもまたひと苦労だし、撮り残しもあるからと、早々にみこしを上げて
正面の釈迦へと引き返す。
13時25分


戻る途中で、数人に出会うが、
脇目も振らずに孔雀岳ピストンの人を除いては、皆、重装備のテン泊組。
普通はそうするのかな?


途中の花を拾い集めて、釈迦山頂に15時
もうだれも、残っていません〜


しかし、曇ってきていて、こんな話、でしたか?
と、いつもは100%快晴だというしろくまさんは、少々、不満げ、、

なん? ワタシのセイか? ヾ( ̄o ̄;


けど、おかげで涼しい、目にも優しい、

夕暮れ時の静かになった笹原を、悠然と闊歩する鹿さんたちが、続々続々、現れて、、


しろくまさんは嬉しそう?

とか、思いながら、
朝、気づかなかったシャクナゲ地帯に突入し、ちょっと寄り道したりして、(^^ゞ


登山口に17時。
車は私らのを入れて2台のみで、後は原付でお泊りされる方のテント。
スゴイなぁ〜(笑)


ここからまた延々走っていただくので、早々に引き上げようと思うのに、、あ、あ〜
ガクウツギや!

┐(´ー`)┌