【行者還岳〜七曜岳】

標高1546m〜1584m

月2日(土) 曇り時々雷

Mちゃん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 登山口 

行者還トンネル西口835−しなの木平933−天川辻1055−山頂1130(20)-途中で昼(20)七曜岳1330(15)−しなの木平1525−一の垰1534-奥駈出合1602(5)−駐車場1705


天気もさほど良くないが、シロヤシオをまだ見てない、、
、、いうても今年はウラ年で

ここなら見れる?の行者還岳に望みを託し、せっかくなので、七曜岳にも足を延ばす?

とまぁ、いつものように、細工は流々、(ウソ!)


Mちゃんに神宮前で拾っていただき、行者還トンネル西口に8時半
駐車スペースはほぼ満車
(>_<)

かろうじて隅っこの方にねじ込んで停めていただき
ご苦労様。


ま、ほとんどの人は弥山に向うだろうから、こっちは静かな山歩きのはず、、と
いきなりの急登に取りついて、

あ〜なんちゅう急!
( ̄д ̄)



よくまぁ Mちゃん、こんなキツイ道を、去年、独りで登ったね!

って、実はこの道、今までずっと、自分も下りに使っていた道だった。
それに全く気づかずに、何はともあれ激登る。(笑)


10分ほどで、落花盛んなシロヤシオ
おぉ!

さらに、10分登れば、パラパラ花をつけたシロヤシオ。
難なく見つかる。

な〜んだ、、!(*^▽^*)!

気を良くして、しな垂れ咲くツクバネウツギも、斜面をへつって見にいって、、

 シロヤシオ ツクバネウツギ 

間もなく、シャクナゲ林になって、シロヤシオのゴッツイ木とかも、
あっちこっち咲いてるやんかい、、なので
ふらふら〜、ふらふら〜 (笑)


1時間近くもかかって、ようやく「しなの木平」
奥駈道と合流する。

あれ? こんな石柱、あったっけ? (笑)


さすがにここまでは誰にも会わず、傍らには、ちょっと小マシなシロヤシオ。
もうこれで十分や。(‐^▽^‐)

と、思っているのは私だけで、Mちゃんは少々、不満げ。

だって、去年に凄いの、見てるもんなぁ、、(笑)



足元に残るスミレやチゴユリなども楽しみながら
さっきの激登がウソのようだと一息つく。


今日は見るからに曇天なので、展望の欠片もないはずだけど
ふと、とんがりコーンの鉄山が
弥山の脇にピョコン!

まぁ、あれだけ見れればよし、、だな。(笑)


ブナ、ミズナラ、ヒメシャラ、トウヒの大木が居並ぶ中を、正面のコブを目指していくと
再びシロヤシオ、


やがて、右手に大普賢のガタガタが望めるようになってきて
そのままヤマシャク群落に突入。


急に暑くなったせいか、先週咲いてたと聞くヤマシャクヤクも、もうほとんどが散っている。
一方、ヒメレンゲは満開で、暗い斜面を明るく照らす。


驚いたことに、もうクサタチバナが現れて、もちろんまだまだ蕾だが
分布が結構、広がっている。

そういえば、ヤマシャクも、あちこちに散らばって
4年前とはゼンゼン、違う。

w( ̄o ̄)w オドロキ


一連の花園を抜けると、バイケイソウ畑になって


それをバサバサ漕いでいくと、此方、大普賢、霞んでいるのは大台か
かたやバリゴヤ、稲村ヶ岳と

 大普賢岳 大台ヶ原  バリゴヤの頭 

正面に行者還の鋭峰が見えてくれば、5分ほどで天川辻の小屋に着き、
休憩もそこそこに、そのままトラバース道を山頂へと向かう。



ユキザサや、タニギキョウがあっちこっちに散らばっていて、可愛いなぁ。


やがてガレ場の朽ちた梯子、慎重に上がっては、キョロキョロ見廻し、また一歩、、

この辺りのシャクナゲは、今がピークで、山頂のも楽しみ♪


山頂直下の肩まで上がって シロヤシオは?と見回すが、ほとんど花が見当たらない。

シロヤシオはここで!
と思っていたら、ちょっとガッカリするかもしれない。(笑)


山頂への最後の登りがシャクナゲジャングル、あっちこっちと惜しげもなく咲き乱れてて
山頂に着いても、シャクナゲだらけ。
さすがさすが!


それを知ってか、ここだけ人が集ってる。(笑)


虫も、人も、シャクナゲも、ウジャウジャしていて落ち着かず、
行者覗きだけを済ませ、静かな所でお昼にしようと、、


まだまだ大勢、上がってこられる、山頂はみるみる人だらけやで、、と

登り優先、時間待ち(-。-)y-゜゜゜

その時!
な、なんと、ルネさん、コトさん、スロトレさんが、、上がってきた。

ウギャー! なんでぇ〜〜〜

w( ̄▽ ̄;)w

あまりの偶然に、喚き散らして騒いでいたら
それを聞きつけ、oyajiさんと単独行さんが山頂から下りてきて、、

やだぁ〜 もぉ

彡ヾ(⌒∇⌒*)(*⌒∇⌒)ノ彡

なんで、アナタが、こんなんとこに花見に来てんの!
とか、言ったかも。(^^ゞ


お互い、第二ステージが待っているので、積もる話を積もらせたまま、
サメザメと泣き別れ、、(〒_〒)
(ほんまか)

そんなこんなで、急に静かになりまして、
道端の涼しいところで、二人寂しく昼にする。(笑)

七曜岳に向かっていたら、こっちのシロヤシオもまずまずで、
さすがのMちゃん、大喜び。


しかしながら
天気は確実に下り坂なので、あまりゆっくりしてられん、けど、、
すぐまたシロヤシオに捕まってん
あれ〜 (^^ゞ


倒木くぐって、ミズナラの疎林を抜けて、振り向けば、行者還が聳えてて、


その先には、石楠花の小群落、再び現るシロヤシオとロケーションもクルクル変わり
なかなか進めん道ですわ。


梯子を伝って、笹原辿って、



最後、岩場をよじ登ったら七曜岳
13時半 無事登頂。


予想どおり貸切で、おぼろげなる展望を、心ゆくまで楽しんでます。(笑)

手前=行者還 バック=弥山  左=バリゴヤ  奥=稲村ヶ岳 

15分ほど寛いでたら、大普賢の方から人が上がってきたので、場所を譲って往路を辿る。


「しなの木平」までは、行きと同じコースだが、きっと撮り残したシロヤシオに捉まるで、
と、思っていたらゴロゴロゴロゴロ

やだ、雷だよ! と言ったきり Mちゃんは一目散。

もう、速いのなんの!w( ̄△ ̄;)w


小屋まで1時間、そこから「しなの木平」まで45分。


休憩は奥駈道出合まで我慢して、さらなるダッシュで駆け抜ける。
待ってぇ〜〜〜〜 (^O^)/

一の垰を通過して、休憩ポイントに16時
あ〜しんど。(笑)


トンネル西口への下山路は、弥山の登山道でもあるが、ザレて崩れて歩きにくい。
おまけに大勢が使われるので、しっかりすり減り滑る滑る、

沢道コースを下るつもりだったのに
またまたここでもシャクナゲや、シロヤシオにとっ捕まって、いつの間にやら分岐を見落とし、(^^ゞ
最後はヤマツツジにまで引っぱり込まれて、
下山したのが17時05分。


懐かしの三角橋まで戻ってきたら、河原でキャンプの数名以外はもう誰も、、
車もほとんど残ってません〜♪

まぁ、皆さん お早いの!(笑)



【一部、出会った花】

 ユキザサ マイヅルソウ  コミヤマカタバミ