さっきの赤い橋を渡り返せば 「七面林道」が、すぐ目の前で通行止めになっていて、
登山口まで10.6キロとの表示。
往復20キロ強とは、半端な距離ではございません。
七面山は、遠くりありて思うもの?
( ̄ρ ̄)
そんなことはさておいて、私らはもう少し戻った植林から、
いきなりの斜面に取りつく。
そ〜ら、急登やでぇ〜
と、思いきや、
道は左に振りながらトラバース気味に徐々に高度を上げていく
な〜んだ、楽勝じゃん!
(⌒-⌒)v
獣除けネット沿いにしばらく登ると、頭上に鉄塔が見えてきて、
その鉄塔斜面に這い上がってみると、これから向かう峰が、かろうじて見えている、
下辻山は、あれのずっと奥らしい。
植林が雑木に変わったが、傍らにはビニール紐が張られてて
さては、マツタケ山なのね、(゜゜”
苔むした、ちょっと雰囲気の良いところに出たが、
それが続くわけではなくて、再び植林。
この植林が、まぁ、とんでもない、倒木だらけの激斜面で
伐採木を放置しただけ?
なんじゃい!って感じ。(笑)
いわゆる世界遺産の奥駈道にはほど遠くて、そういえば、地図上でも破線だったか、、
まさか、このピークを越すの? と、どえりゃぁ斜面を見上げれば、
尾根までのびているのはモノレールのみで
私らは左に巻くんだって、ヨカッタ。
ホッ♪
標高1100m辺りになると、植林と雑木のボーダーになり、
やっとここで小休止。
曇っていても皆、ぶるぶるに汗をかいていて、さすがの私も、この湿度には閉口してる。
そしてようよう雑木の疎林になる。
こうなれば、もう癒しの世界!
もうちょっと晴れてくれたらなぁ、、とも思うが、それも贅沢な話だわ、
ってな、静寂の森が広がる。
見上げれば、樹齢何年? ってほどの、ミズナラの大木、
こちらにも、また一本!
左に鉄塔巡視路を見送って、さらに雑木の中を行く。
先ほどから、左手にちらちら双耳峰が見えているのは、七面山?
次第にブナが目立つようになり、立派な大木もある。
11時45分
稜線に出たところが下辻山分岐、左折すれば七面尾。
私らは右折して下辻山へと向かう。
雑木のアーチが、一直線に伸びていて、
ここが、コース、ハイライトだぜ!
(^O^)/
とか思っていると
不意に眼前が開けて、コンクリート小屋、そして
忽然とヘリポート!
ヘリポートからの展望
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大峰南部 |
眼下に瀬戸ダム |
もうちょっと晴れると思ったんやけど、、、、オーさんは悔しそう。
下辻山山頂は、そのすぐ先の反射板のある広場。
ここにも金網フェンスが張り巡らされてて、
人工物のオンパレード。
山上の人工物に慣れてる私(!)にすれば、さほど、違和感はないのだけれど、、
これが山を格下げしてる、と言われれば確かに。
それも、展望がもうちょっとあれば、ねぇ。
かれこれ正午なので、どこでお昼にしようかと。
どっちみち貸切だろうけど、意外と風が骨身にしみるので、風の凌げる場所がいいけど、、
結局、ヘリポートの上で、温かい味噌汁でも作ればいいかと
オーさんが手際よく、準備をしてくれた。
温かいものが、有り難てぇ〜
食べ終わっても、まだ13時なので、ちょっと七面尾の方に行ってみる。
ずっと雑木の中かと思っていたが、すぐに鉄塔が現れて
そこからの展望。
七面山の槍ノ尾ノ頭、釈迦ヶ岳、眼下には瀬戸ダム湖、、
この先に行っても、そうそう展望はないとのことで、ここで引き返す。
下山開始、13時半。
再び雑木のトンネルになり
一瞬、陽が射し込めば、その美しさにハッとなる。
登りでは気づかなかった、迷い込みやすい枝尾根が、右に延びるのを確認しながら
まもなく植林。
朝のどえりゃぁピークは、やっぱり巻こう。(^^ゞ
ガンガン下ってこのまま登山口まで一気かぁー!
と、思いきや、
どっかでお茶にしようかと、オーさん。
温かいコーヒーに、Mちゃんのお手製ケーキ
こういうのにヨワイんです私。(^^ゞ
↓
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←感激ポーズ |
16時20分 集会場に無事下山。
図ったような時間になったと笑いつつ、
朝は車窓からしか見なかった、宮ノ滝をもう一度、ちゃんと見にいって、
高野辻でも、しばらく遊んだもので
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高野辻から |
橿原に18時半
結局、いつもの時間になった、、のでした。(^◇^)ゞ