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【剣山】

標高1954m

月5日(日) 雨

ミツ ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 剣山 

見ノ越800−西島900(10)−行場−頂上1115・1205−西島1230−見ノ越1310


ミツが体調を崩し、剱岳は、ちょいムリだけど (笑)
剣山ならイケるかな〜、キレンゲショウマも見たいかな〜 

で、最悪の予報の中を結構な決行!(←?)

用事を済ませ、前日の内に明石海峡、淡路、、大鳴門峡と渡って四国まで、、


けどほんまに天気が崩れるの? ってな夕焼け、
もう、このまま真空パックしたいほど。(笑)


翌朝、5時起き、6時出発

ホテルを出る頃はまだ、大丈夫だったのに、
R438を南下して、剣山に上り始めたら、雨がパラパラ降ってきて
それがやむ気配なく、どんどん激しくなるばかり。



こりゃ完全武装やなぁ、、、と、腹をくくって見ノ越に8時。

さすがに車は少なくて、屋根のあるところに停めれた。
ホッ♪

ミツはすでに、往復リフトと決めているけど、私は歩くで、、一の森まで!
と、まだこの時は、気持ちに余裕がありました。


8時10分 マジ完全装備して剣神社を、ソロスタート。

雨だと余計にしんどい石段、キツリフネ、ホタルブクロが励ましてくれる中
ヒイヒイ登って、さぁ、ここからが山道。


いうてもよく整備された遊歩道で、たまにリフトと交差したり接近したり、、

幸い? 雨も降りだしたとこなので、泥んこのぐっちゃぐちゃ! ってなこともなく、、(笑)

むしろ、しっとり濡れたブナの原生林や、しな垂れ咲くノリウツギが良い雰囲気をかもし出し
剣山には雨がよく似合う、、ナンちゃって。(^^ゞ



カラカラ動く無人のリフトまでが、幽玄の世界に吸い込まれていくようで、、
客はきっと、ミツだけやで。(笑)


さすがにこの天気では、岩に祀られた西島神社に詣でる気にはなれず
そのまま笹原に出て、サワオトギリ、タカネオトギリが咲く中を、スタートから50分ほどで西島リフト駅。



はて、ミツはどこ?
特に探すでもなく、リフト乗り場の軒を借りて一息つく。

傍らではナンゴククガイソウ、キスゲが満開で、、その横に、しっとり濡れてるイヨフウロ、
キレンゲショウマまで咲かせてる。(笑)


それ、リフト斜面にも咲いてたよ、、と、ミツが横から覗き込み、、
あら、いたの?(笑)


ミツは昨日までお粥生活だったけど、ここから先は山道になる、、ちゃんと歩けるかどうか、

ま、見たい花とかあるもんね?
と、まるで、幼稚園児に言うように、、、(笑)

いうてもこの天気
いつ撤退を強いられるか分からないので、とりあえず山頂は後回しにして、行場へ直行しよう。
見るべきものは見ておかねば、(笑)


笹原の遊歩道を15分ほど登ると、左に行場への分岐。
迷わずそっちへ入ろうとして

「ねぇ、ここ 一方通行になってるよ。」と、ミツ。

「いえ、その表示は、行場に入ってから再度、表示があるので、そこからが一方通行。」
と、横のオジサン。

えっ この人、監視員だったの?
それは登山口からずーっと、私につきまとってはった人だった。(笑)

オジサンは同行のカメラマンに色々説明しながら、慣れた足取りでずんずん行場へ入っていく
私らもそれに続く。


以前、満開だったカニコウモリは、まだ蕾だが、クガイソウが満開で、あちこち群落。
イヨフウロやオオカラマツ?が、その隙間を埋めるように咲いている。


鹿さえいなけりゃ、金網を張ることもなく、ここ全部、花園だった。
思うほどに口惜しい。

ヒメフウロの脇で、さっきのオジサンが自慢げに、白いクガイソウの説明をしている。


頂上へのルートを右に分けた頃から、キレンゲショウマが数本、
でも残念ながら、まだ蕾。

ギンバイソウもほとんど蕾で、あぁ、ちょっと早かったかぁ、、と悔しさ満面。


しかし、その先には、多少、咲き始めてるキレンゲショウマの群落、


さらに、足場の悪い丸太階段を、用心しながら下っていけば
右手に群落、左にも群落

キレンゲショウマの鮮やかな黄色が、雨に煙った木立の暗闇で妖艶な姿を露わにし
ええなぁ〜

キレンゲショウマは断然、雨の日の花だと悟る、、ホンマかぁ〜 (笑)


行場は逆行できない上に、どんどん団体さんが押し寄せてくる。

皆さん、先を急がれてるのか、
とっとと周って、とっとと帰りましょ、、ってなムード。

でも私は、この花だけのために、遠路はるばる橋を渡って来たんやし
ちょっとここは譲れない、
悪いけどオバはんら、先に行ってんか。


ってなわけで、いくつかあるキレンゲショウマの群落を、ゆっくりゆっくり観賞し



ま、これだけ見れたら、いいかなぁ、、
アナタも見た?
うん、見た。



ネットの外では、苔むした岩や木の根が幻想的で、
そのそばで、鹿が苦手なテンニンソウが葉を茂らせている。


行場を一周して戻ってきても、まだ雨は、一向にやむ気配なく、明日はさらに酷くなる?
だったらもう今日中に、下山した方がマシ?
という気もしてきた。

とりあえず山頂ヒュッテまで登って、ちょっと休もう。


ヒュッテの中は、雨宿りの人でいっぱい。
私らもその片隅に入れてもらってザックを下ろし小休止。


ヒュッテの人に雨の様子を尋ねたら、携帯とテレビの「dボタン」をつけて、丁寧に予報を見てくれて
うーん、しばらくずっと雨ですねぇ。

ありがとう。
よしこれで、下山の決意は固まった。

けど、せっかくなので、山頂だけは極めてくるわ、と言い残し、
空身で山頂部に上がって三角点までひとっ走り。
と思ったが、、

山頂の木道に出るとそこは暴風雨、所構わず雨風が吹き乱れてて、傘など役に立たんほど
人影はまばら、視界ゼロ、
下手したら迷走。

ただただロープに掴まって、ホウホウのていで、三角点へとまい進し、
濡れながら、一枚だけ撮ったら、そそくさとヒュッテまで舞い戻る。


ずぶ濡れで下りてきた私に向って男の子が「展望ありますか?」
ない! 何も! 吹き飛ばされるだけ!(笑)

ほんじゃぁ、、下山しますか。
もう12時だけど、お昼は車で、ゆっくり、、ということにして。


下山してる間も、この雨の中、どんどん人が上がってくる。

ほとんどがツアー客だが
雨の心積もりがなかったのか、皆、一様に薄いレインウェアで、
それでは防水にならんじゃないかと、かえってこちらが気を揉むけれど、まぁ、大した距離ではないから。

道の途中で休んではる人、付添いさんに大丈夫ですかと目で尋ねる。

こうまで降られると気持ちが先に萎えてくる。
無理しない方がいいですよ、、気をつけて、、と、こちらも西島まで慎重に。


ミツはリフトで下るので、リフト乗り場のお花畑とも名残を惜しんで
私は独り、樹林帯へと入っていく。


生憎のお天気で
ホントにただ、キレンゲショウマを見に来ただけになったけど
それも覚悟の上。

何しか、お粥生活ミツ君が、元気になってヨカッタ。(笑)


剣神社13時 無事下山。

駐車場脇の食堂では
サギソウ、レンゲショウマなどの鉢植えが、元気に迎えてくれてるが
私らは手持ちのロールパンで車中食。(笑)

 


14時、見ノ越を後にする。

下界に下りると、讃岐平野に真夏の太陽がギラギラ輝き、あの雨はナンだったの?
みたいな、、(^_^;

日差しの方も容赦なく、、車から降りるのが億劫なほど。

でも今日はアイスは止めて、スポーツドリンクに、しておこうかな。
そう?
帰りは瀬戸大橋にしようかな。
そう?



【その他 暗くてブレブレの花】

 コオニユリ ギンバイソウ 

オオヒナノウスツボ  ミズタマソウ 

ホソバシュロソウ  ミゾホオズキ