テーブル型の御池岳なら ラクチンだ♪ という先入感。
けど只今 テーブルの側面を 喘いでおりますんでね、、、 メチャンコ キツイんすよ。
傍らにミカエリソウ、、、は、もう すでに終わってて
うっかり休憩すれば ヤツに ピチュッ♪ と 遣られそうですし、、
ザレ場は滑るわ、 右手は崩落、、、
せめて 尾根の撮影でも、、、
あー あー 送電線が ミゴトにカブっちゃって、、、(^_^;
滋賀県側より こっちの方が 断然 キツイっすよねぇ、、
(゚゚)・・・ ふーん
覚えてないんかい!
、、、の鞍掛峠 やっとの到着でした。
もう これで大丈夫やなぁ ちょぉ 水一杯。 (結局 ここまで ヒルしか 頭になかった・・・)
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頭上の鉄塔 晴れなのに、、ほとんど墨絵の頭陀ヶ平。
雑木林の尾根道を、ほんのり湿ったカエデの落葉。 感触 まるで 濡れおかき、、、(゚.゚)
それが 強いササに替わり、、、、はて? 「ササ」 なんかあったっけ?
それもそのはず 半年前の4月には まだ雪の下 でした。
雲の流れを追っかけて、しろくまさんは 何度も何度も振り返る。
うーん ここ ビューポイント! なんですがねぇ、、、
はぁー 何か 見えるん?
斜面 紅葉 ヽ(^。^)ノ なかなかの美! だけど まぁ カンペキに逆光で、、、
ここは 帰りに期待しますかな。
と、休憩中のおじさんにも 同調 求めたり、、(笑)
傍らに咲く「キク科」、、、、はて 何だ? ゴマナか? シロヨメナ?
その名も釈然としないまま、、、ようようの 鈴北岳 ご到着、、、
おーーーーーっ!
ガスが 晴れて き、、た、、、、
たしか、前回も そうでした。
もしや私は <御池に 愛されている> のだろうか、、、 !(゚゚)!
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だだっ広い鈴北山頂にて しばし 休憩 & 眺望を。
ここはちょうど 「テーブル」の縁(へり)にあたり
テーブル上のカレンフェルト(石灰岩地帯)と 下界の景観の両方が 楽しめる。 (^_^)v
先ほどまで ガスまみれだった「テーブル」は
まるで 晩ご飯のナプキンを取った時 のような 期待感で いっぱいに o(^-^)o
ふり向けば 北や下界の風景も 次々と、、、
焼尾、三国、烏帽子岳、、、
その先 霊仙方面は フーム 未だガスの中、、、
伊吹は? と探すあたりが、、、 (しろくまさんは 伊吹フェチ)
まぁ、帰りの お楽しみ〜♪
ではいざ テーブルランドに 繰り出そう!
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テーブルランド
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強(こわ)い低木帯を越し 石灰岩 ボコボコを 道なりに、、、
おぉ! ふり向けば 目映いばかりの青空が、、、背後から どんどん伸してきてる。
見上げれば 真っ赤なカンボクの実 たわわ、、、
「秋 ですねー」
「やっぱ 紅葉は晴れ! やねぇ〜」
いや、 晴れてくれて良かった、、、が 正直なところ。
「元池 寄ってきますか?」
しろくまさんは 以前にもGPSで 御池をリサーチ済み。
だから 今日はムチャンコ 頼もしい。(あっ いつもでしたねー (^^ゞ
急に ガサガサ ヤブに入っていく、、、
それを 追っかけ5分ほど
ひっそりとした元池。
「雨乞の池(大峠ノ沢)よりも ムードが ありますでしょ」
その名の如く 御池岳には、小さい池が 点在。
元池は その中でも最大級 らしい。
ちょっと一周してみよう。
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元池
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池のほとりには しっかり踏み跡。
何だ ルートもあったのね。 と、 戻る途上 ポッカリ 落とし穴!
ヤヤッ! 誰が空けたや 隕石か、、、
「これはドリーネ。 石灰岩は融けるから それが穴ぼこに なるわけです、、、」
<御池岳は 化学変化している、、、(゚.゚)>
草原は 「日本庭園」と呼ばれる 一面コケの原っぱになり なだらかな起伏の中
時おり、リンドウや 咲き残りのトリカブト、タチツボスミレなど ぽつん♪
点在する「ドリーネ」を 縫うように、、、
例の「きく科」の花が 咲き誇り、、、ただ、それだけ。 それしか ないのだけれど、、、
何でしょうねぇ 「きく科」 リュウノウギク? シロヨメナ? ゴマナ?
またまた 候補が増えてきた、、、(笑)
「あぁ 真ノ池。」 が 道脇に。
残雪期にも通ってたはずの真ノ池。 だが さすがにあの日は 雪に埋もれていた。
あれは『4月の雪』 池も 草原や、緑の絨毯さえ 知らずに、、、 (^_^;
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真ノ谷への分岐には ナゾの「きく科」が 大群落。
すでに 盛りを過ぎている (^_^; それでもしばし戯れて、、、
いよいよ 最高峰 「丸山」(御池岳)へと 右折。
木立ちの中は おびただしい「落ち葉」で 埋め尽くされ
この「カエデ科」は、オオイタヤメイゲツ。
踏みしめれば カサカサと まるで炭酸せんべいの、、、
覗き込めば チラチラと 木漏れ日の中に 輝き、、、
うーん 呼んでいる・・・ 呼ばれている のか・・・
<枯葉は人を ヒロインにする、、> \^o^/ (゚レ゚)/
落ち葉坂。
ふと こちらに向かってガサガサ下る オジサン お二人。
「そっち 道 ありましたかぁー」
「道は 適当です、、、 えっと GPSでは、、、」
オジサンと三人で しろくまさんに続く。
いやぁー 助かったなぁ〜 〔ムッ! 映画の撮影中なんだけど、、 (−.−#)
「尾根に出たら丸山、、、
、、、のはず、、、が、、、 ない(!) ですねー
右 かな?」
と、しばらく枯れたササヤブ バリバリ、、、
ありゃ 逆かぁー あぁ そっちだわ、、、 と 踵 返して、、、
まぁ こっち方向で 山頂には たどり着くでしょう。
あぁ あっこに 山 見えてるわ!
と、10分ほどのバリバリで 何とか丸山 登頂。
あらっ ちょっと ずれてましたね。
と90度ばかり あらぬ方向から、、、 (^^ゞ
<落ち葉は人を 迷子にする>
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展望の利かない山頂から ボタンブチへと下りていく。
「今は あっちも ヤブなのでは?」
、、、とか 背中で聞いても、 行ってみなくちゃ 分からない(笑)
ルート外して アバウトに、、、
眼前には 尖った天狗堂 見上げればオオイタヤメイゲツの大樹 黄葉残して 煌めいて、、、
あぁ なんて高い空、、、
このくらいのヤブコギなら 平気ですよねー
(゚-゚)/
しろくまさんは 時々こちらを 振り向いて、、、
期待に応えつつ(!) 30分ほどで天狗ノ鼻。
鼻が飛び出た 断崖絶壁、、、
うーん 紅葉にはまだ少し、、、と、T字尾根の谷 見下ろして、、、
あの日は ここも 雪・・・
あちらの ボタンブチには マイクロバス(?)の団体さん。
では ここでお昼 に しましょう。
<崖ップチ 足 投げ出せば ボタンブチ> あー ムシャムシャ♪
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ボタンブチへの道すがら 御在所 綿向と 同定し、、、
まぁ せっかくです、、、と テーブルランドの縁ぞいに さらに奥 奥の平(南東)へと、、、
、、、ちょっと待ってね、、、 GPSで 再確認。
前回も 通ったかな この道。 見たのかな この池。
雪があろうとなかろうと、やっぱし 同じルートを辿ってしまう 人のサガ、、、
「ジンノスケ? コウノイケ? コウスケイケ? 」
「幸助ノ池 です!」
これがなかなか覚えにくい (^^ゞ
、、、は、水面にビッシリ枯葉を浮かべて さらに空を映そうと 静寂のドラマを試みる、、
あぁ〜
ええねぇ ここはエエねぇ ヽ(^。^)ノ
この先にはね。
さらにいくつかの池があり、、T字尾根の到達点とか、、、
けど、今日は ここまで。 戻りましょう!
(゚.゚) 行ってみたいな よその国♪
<GPSは 人を規制する> のかも、、、
「道がね 途中で すーっと 消えるんですよ 落ち葉が 隠しちゃうし、、、」
と、やっぱり 4月と同じルートで ピークの尾根へと。
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鈴鹿の展望→
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空はどこまでも蒼く 果てしなく、、、
尾根に上がれば 藤原岳が 堂々 構えて、、、
景色は さらに北方 霊仙にまで 延びていく、、、
雲状のアルプス アルプス状の雲も 朝より ずいぶん成長し
今や 天山山脈サイズです (笑)
さきほど過ごしたボタンブチ 鈴鹿の景観など 遠目に確かめ
丸山(御池岳)山頂へと 舞い戻ったら、、
ちょっと 休憩していきますか、、、 恰好の椅子もありますね (^_^)v
木立ちを抜けて、、、
あっ! と かすかに残る アケボノソウ。
もう すっかり快晴で \(^o^)/
例の「きく科」や ドリーネや 苔むした日本庭園や カレンフェルトを 次々と 通り抜け、、、
朝 ガス 晴らした 鈴北岳の山頂まで。
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ひとしきり景色を堪能したら いよいよ観念の下山 (;_;)/~~~
小グループを見送って
激、激下りに耐えながら
霊仙山を愛でながら
かの鍋尻山の奇蹟(!)を 懐かしみながら、、、(笑)
鉄塔下 風をしのいで東斜面 腰おろして ひと休み♪
「御池って 渋いっすよねぇ」
(゚-゚)
「次来るのは 花の時期 ですかねぇ」
「うーん」
来年のチーの「テーマ」も 御池岳 に なるのかも、、、
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北の酒場 展望→ |
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