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10/2(土) 雨のち晴れ 兵庫県 

大岩岳 標高384m 歩行時間6時間
アンおじさんと
地図・・・・

家8:30→JR猪名寺駅8:52(新三田行き)8:57→道場9:31

道場9:35→千刈ダム10:10→最初の展望所10:35(休)10:40→大岩岳分岐11:05→大岩岳山頂11:55(昼)12:35→丸山分岐13:10→境野大池14:35(休)14:40→延命寺バス停15:00→武田尾16:23

JR武田尾16:31→JR塚口17:05→家17:30



 日曜は雨だから・・・と、土曜日 リベンジ登山を決行。 実は、1年程前、単独ハイクのチーは、この「大岩岳」途上で、おじさんグループと知り合っている。
「迷いやすいよ」
 という彼らの忠告を無視して、案の定、初っぱなから右往左往。 必死のアガキで、なんとか、登頂。
正式ルートを登って来たおじさんたちとは、タッチの差だった。

山頂でおじさんたちと鉢合わせしたことで、ようやっと自分が、逆コースから登ったことを知り、唖然。
それ以来、おじさんには時々、山へのお誘いを受けるようになっている。

「大岩岳」は「正式ルート」を知らないチーにとって、未だ 未開の地。
HPの先輩方が、次々とアップされる「大岩岳」記録 にも刺激されて
再度 「大岩岳」 山行を決意。
一年も前の記憶を彷彿させつつ、懐かしの山行となった。

だが
あいにくの雨。
友達にも声をかけたようだが、道場駅にいたのは、アンおじさん たった一人。
しかたない。行くっきゃないか・・・・
ダムまでのアスファルト道を、傘を片手にダラダラ歩く。

登頂までは、写真で 紹介させていただきます。

千刈ダムは放流中
すさまじい水量
フェンスの登り口 最初の展望所
前回は、この先を
右折してしもたのだ
ちょっと先に
掛けてあるプレート

(これに、気づいていれば・・)
再度の休憩ポイント
ここは、右の道を
登る
南方の展望
雨が上がってくる
登りつめた
ところにある

まだまだテープ

 なんやぁ〜

というかんじで、すんなり登頂だった。
しいて言うなら、雨粒の草がズボンを濡らし、冷たかったこと。
目線の辺りを集中的に攻撃してくる クモの巣が うっとうしかったこと。
小枝に化けたヒルがぶら下がってきて、一瞬 ヒルんだ こと。 くらいか・・・
道はしっかりと踏み固められているし、水は濁っているが、眼下には貯水池も望める景勝ハイク。
まったく、ヤブコギ、ヌカルミに喘いだ 「昨年のコース」とは、雲泥の差 ではないか。

ここから先は、昨年も、おじさんたちと同行したので、全く 心配はない。
ということで、ちょっと、欲が出てしまったご両人。

雨も上がったことやし・・・
独占状態の山頂で地図を広げて、下山ルートを練る。
川下川は、たぶんズルズルで危険だろうから、せめて、「丸山」を探そう。(前回は ニアミスだった)
おじさんは、地図を見るのにメガネがいるため、ちょっと、手間取る。
こっちの絵地図と、照し合わせつつ、あーだこーだ。

とりあえず
おじさんが、以前に「見た覚えがある」という、「丸山のプレート」を目指してGOー!
ま、今思えば、この時、チーが地図を 預かっておけば良かったのかも・・・なんて・・・ もはや あとの祭りじゃ!

案外
すんなり 登頂
自前弁当 
お見苦しい〜
恐縮です
これを右に行くと
メインルート

今日は、左へ
テープに沿って
上がってみれば
どこやここ?
突然出た
アスファルト道
振り返れば山
今、思えば
あれが丸山だったの
川下川の池だ!
と思ったのは、
なんと!!
境野大池

龍に笑われる


下山は、前回も下った、なだらかな右斜面から・・・しかしガイド本には、下山ルートは北側の急坂から・・・とある
 (こりゃー 最初からボンミスやないか。)

下ったら右へ・・・・ぬかるんだ道をしばらく行くと東山橋を示したプレートの辻に出る
ここを左へ・・・・
だが、意外にも それをしばらく行った先のプレートには、「丸山 戻れ」 の→が・・・

しかたなく、引き返してはみたものの、「丸山分岐」は、なかなか現れない。
思い余って、脇のテープの急崖をよじ登ると そこは狭い無名の禿山、周囲にはいくつかの独立峰・・・
もうこの辺で、頭の中、グジャグジャ状態

再び下って、湿地帯に出るが、この時、おじさんがすでに切れ切れなのに気付き 愕然!
少々 おっかないので(?)
言われるままに左コースを取っていくと、いきなりのアスファルト道に突入・・・・

そのままイヤイヤ進めば、突然の池が、目の前に現れた (!)
川下川ダムの貯水池に、こんなにすんなり着くはずがない・・・と、恐る恐る近づけば
なんと、それは「境野大池」

あわわ 驚異の結末。

わしらは、登頂から後、 へ向かったはずなのに、全く逆方向の  に向かって歩いていたことになる。
なんで?

こういう時、単独のチーなら、きっと戻っていたと思う。
それしか思い浮かばないから・・・
でも、おじさんは、そのまま進めばバス停があるから、武田尾までそれで行こう という。
素直に 従う。

帽子ナシで、強い日差しを浴びつつ農道を行く。
延命寺バス停で、ダイヤを見ると、宝塚行き30分後。 武田尾行き1時間後・・・
おじさん、ため息交じりで
「歩こか〜」 という。
従う。  

途中で、日生中央から歩いてきたという健脚カップルに、
今日の結末をご披露し、
「ここは、ほんとにややこしいのですよ!」
という言葉を頂き、いくぶん救われつつ、道すがら、色々と教えていただく。

なるほど・・・と、その場では、大いに納得するが、
また、地図を見ていると混乱してきたので あきらめて 歩く。

アンおじさんは、以前、山頂から北に下ったが やっぱり迷い、千刈貯水池の北に出てしまった。
そこから武田尾まで(今日の倍くらいの距離のアスファルト)を永延 歩いた という。

また、ある友人のおばさんは、川下川貯水池だと思って近づいたら、千刈貯水池だった。
という 嘘のようなホントの話もあるらしい。
なかなか、珍談奇談を残せる山である。

すっかり雨も上がった駅。
別れ際に、おじさんは
「あんたに貸したるわ」と、「北摂の地図」を、預けてくれた。
こんどは、別の人と行ってみるか。

 ← 今日 出会ったお花さんたち
     雨の中、道に迷い、悪戦苦闘の山行。でも、ツルニンジン(初対面)にも出会い、花的には、まずまずの収穫。


10/10(日) 曇りのち晴れ 兵庫県

地獄谷〜長峰山 標高802m 歩行時間5時間20分
フラおじさん・GOおじさんと
地図・・・・

塚口9:04(阪急神戸線)→新開地(神戸電鉄)→大池10:10

大池10:13→阪神高速7号線ガード下登山口10:41→上の堰堤11:25(休)11:30→沢から離れた峰12:14→ノースロード出合12:32→ダイヤモンド ポイント12:50(昼)13:15→三国池13:40→穂高湖14:05(休)14:15→杣谷峠(WC)→長峰山14:50(休)15:00→舗装道15:56→阪急六甲16:26

阪急六甲16:38→塚口17:03→家

 【文字サイズは 中 or 大 が適当かと存じます】

 台風が過ぎ、ようやく登山シーズンがやってきた。近隣の山々の紅葉には まだ大分 早いけれど、チーにとっては、ペットボトル一本を、持て余すくらいの気候 である。
今日は、数々の、電鉄ハイクやツアーを「もぉーら」している フラおじさん おすすめ、「裏六甲〜沢渡りコース」に同行する。
ここは、昨年12月に続いて2度目。前回はフラおじさんと二人だったが、今回は GOおじさんも交えて、楽しさ倍増。
しかも、六甲到着後のルートは、チーに 「任せたでぇー」 という無理難題 )^o^(  な ご注文。
地図とにらめっこしながら、ウ〜ン ア〜ン
前日にやっと決めたコースは 「穂高湖〜長峰山」の 自然満喫プラン だった。

駅前の道を登って
右へ右へ。
車道に出ても、
この表示を見るまでは、
下らないこと
優雅な
沢渡りコース
心配された水量も
多すぎず、少なすぎず・・・
濡れた岩場は
滑りやすいので
ご用心
整備されていない
赤テープルートが
ここの魅力でもある
恐怖の丸太階段
2つを登りきると
沢からお別れ。


ノースロード出合。去年は左の「前ヶ辻」コース。そして今日は右に行く。
さぁ ここからは、チーにお任せ なのだ!
お〜武者ぶるいするぜ!

目標の「穂高湖」までは、まだずいぶんあるので、「ダイヤモンドポイント」にて昼食。
スタートが10時過ぎだったので、到着が1時前になってしまった。
でも、景勝地でのお弁当は美味しいワン!
と、突然、フラおじさんの眼前に 一匹でも クマン蜂が・・・ ( すんましぇん )

うわぁ〜!!

不意を喰らって でっかいおにぎりを、放り投げた おじさん。
実は、この前も、芦生原生林近くで、ふくらはぎと、脳天を蜂に刺されたんだって!!
大丈夫かいな?! モぉー

おちおち食事も出来ん! と、昼休みもそこそこに、出発準備。
「待って〜 まだ食ってるの!」



ダイヤモンドポイントからの
展望

大池方面を見下ろす景勝地。
左は水晶山
右は地獄谷東尾根

今日は
そのハザマを抜けてきた。

  
穂高湖
そろそろ疲れの出始めた
フラおじさん。
だが、よりにもよって
休憩スポットの穂高湖は、
「自然の家」のカヌー教室で
ごった返している。

やれやれ
完全な、期待はずれだ。


杣谷途上
長峰山を望む
今日の目玉の一つ
「穂高湖」での

休憩もそこそこに
次なるポイント「長峰山」へ向かう。
「天狗塚」の異名を持つ長峰の突先は
360度 大パノラマ。
まさに
スペクタクル ポイントなのだ。

 
 
長峰山(天狗塚)
  大阪湾を望む
UPダウンを繰り返し
ようようの
長峰山到着。

どうです!
この展望。
関空・淡路・六甲全山が
思いのままに
広がっているのですよ!

「長峰山・天狗塚」には、すでに4名の先客がおられ、言うまでもなく 感涙に咽いでおられた。
チーも、いち早く岩に攀じ登り、大満足のオタケビ。
すぐにGOおじさんも、到着して、汗を拭いホッと一息。
だが、肝心のフラおじさんが、なかなか到着しない。 ちょっと遅れをとっているみたい。

ようやく、顔を見せたおじさん。でも、道の脇にヘタリ込んだまま こっちまで登ってこない。
おーい この岩に登んなきゃ、意味ないじゃんか!
で、GOおじさんは心配して迎いに行くが、ミイラ取りになってしまう。
その上、なんとびっくり、そのまま 「行くでぇー」 と、下山しようとするぅーー !!

「ちょっと待ったぁー! それはないで〜」
必死で呼び止めて、「写真くらい撮ろよ」 と 無理やり引っぱりあげた。

下山路は、急坂。
でも、そんなもの チーの落胆に比べたら・・・ (゚.゚)
おいこら! (てめーら) 人がせっかく、喜ぶと思って、あのキツーイ UPダウンコースを選んで長峰山まで登って来てやってるのに、『ワ〜!』とか、『すごいなぁ〜』 とか、ちょっとくらいは そういうの ないんかい? えぇ?!」

いくぶんグロッキー気味で、無口だった、ご両人。
チーの プッツン切れた 捨てゼリフ を耳にするなり 

ガハハの 大爆笑!!

( なんでやねん?! )

「そやかてなぁ おまえ。 あんな若い連中と一緒に 『わぁ〜』とか 『キャー』とか、言えやろうが・・・」
「ウンウン」

ほーん  そんなもんかい・・・

六甲学院前の急坂も、ゆっくり下って、なんとか無事 駅に到着。

「でもさぁ〜、やっぱり、今日のコースは ほんま 良かったやろ? なっ? ほんまに・・・」
阪急オアシスのビール売り場、はたまた 阪急電車向かいの座席に陣取って 

何度も何度も 二人のおじさんに ゴリ押しするチーでありました。


 今日であったお花さんたち は
  ガイド役 多忙のため 花にかまけられず、ちょっと少なめにて、 ゴメンナサイ!

ブットレア
花期が長いなぁ〜
シロヨメナ
散房状につく
カラフルキノコ イヌタデ ノコンギク
違った?
コウヤボウキ コセンダングサ

 


10/14 (木) 晴れ・夕立 兵庫県

大岩岳(再チャレ) 標高384m 歩行時間6時間30分
単独
地図・・・・

家9:02→JR塚口9:20(宝塚線)9:31→JR道場10:06

道場駅10:06→千刈ダム取り付き10:40→分岐の展望所10:50→右折する分岐11:13→アチラテープ11:35→山頂11:45(昼)12:15→東大岩岳12:40→馬の背・一本松12:46→(ヤブコギ〜分岐に戻る)→禿尾根1:40→丸太分岐14:00(右・入山禁止)→アスファルト道14:20(休)→希望の家15:00→川下川ダム15:30→武田尾との分岐16:00→道場駅17:15

JR道場17:26→猪名寺駅18:01→家18:25


 アンおじさんとの「大岩岳屈辱ハイク」 から、たった2週間しか経っていない。
山ぐらい、ほかに五万とあるだろうに、ここで、他に選択肢を選べぬのが チーのSAGA である。

実をいえば、HPお仲間の「やまぼうしさん」のご紹介で、見知った 「歩多楽氏」のHP。
その中に記された、「大岩岳チャレンジ登山」 のご報告に、度肝を抜かれたことも関係している。
「歩多楽氏」は、平成14年11月に2日・翌日の3日、二週間後の17日 その次の週の23日と、
なんと 一ヶ月の間に4回も 「大岩岳」方面 に出向かれている。

歩多楽氏は、あの入り組んだ山域を、くまなく徘徊され、
ある時には予定どうりのルートをたどり、
また、ある時には新たなルートを発見され、
また、ある時には、まったく予定外の方向へ進まれる・・・という変幻自在な山行を粘り強く繰り返し
またそれを 事細かに「記録」に残されている。
何度、拝見しても、ほ〜 へ〜 の連続。

失礼な話だが、特に失敗談に至っては「歩多楽さんでもか・・・」 といくぶん救われた心地すらして、
諦めかけていた「大岩岳」への思いが、再び 沸々と湧いてくるのである。

で、ご多分に漏れず、記憶の新しいうちにと、「大岩岳 再チャレ」を決意するに至ったチー。
実は、ありがたいことに 
「ご一緒に大岩岳を、散策しましょうか?」 
という「花の山歩会」の隊長をはじめとする お申し出も、いくつか頂戴しているのだが、
ちょっと、今回一回は 一人で行ってみます・・・
なんていう ナマのノリ → 訳すと:生意気な判断 
で、予定の空いた平日に、ポッコリと 予定 を入れてしまった。

感動の前半戦



秋晴れの千刈ダム




第二展望所から
大岩岳を望む


大岩岳山頂より
眼下にダム湖
左 大船山
中央奥は白髪岳か


北の急坂を下り
峠の五叉路
左前のトラバース道を
進む


どハデな、テープを
左に進む


東大岩岳より
大岩岳と手前のピークを望む



急坂を下って馬ノ背に至る
奥は一本松


 秋晴れの空のもと、不動岩も千刈ダムも、まるで暖かく迎えてくれている かのようだ。
一人だと、どうしてもペースが速くなってしまうチー。
幸か不幸か 平日のため、初老のご夫婦以外、誰にも出会わない。

しいて気になる事 といえば、前回よりも「マッタケ山入山禁止」のテープが増えていることくらいか。
それも、登っていくにつれて いつしか消え・・・
前回よりスタートが30分遅れたにしては、山頂到着が、お昼前。という、まずまずのコースタイムで登頂。

だが、山頂には 「どこから登って来たの?」 といった おばちゃんグループが、すでに2組。
それも、地図とか、方位磁石とか持ち込んでの 手馴れたハイカー風 である。
そのうちの一組は、チーが、本日初めて下る予定にしている北の急坂を、
事もなげに、わっさわっさ、下りていった。

「こうしちゃ おれん!」
と、昼食もそこそこに 出立する。
願わくば、おばちゃんグループに挟まって揉みくちゃにならないことを、祈るのみである。

倒木に次ぐ倒木に喘ぎつつ
「やまぼうしさん」HPのご指示どうりの  に下り立ち 五叉路 の分岐を慎重に選ぶ。
たしかに、この辺りの テープ は見落しやすい。
うっかり おしゃべりに興じていたら 通り過ぎてしまうかも・・・
と、ひそかに 単独行 だったことに手を合わす。

左手をトラバースする形で 東大岩岳 を目指す。
おそらく、眼前に迫るピークがそれだろう。
直前の大岩を右に巻き、登りつめた先が・・・
おぉ!

先ほど大岩岳から見下ろしていた 東大岩岳 山頂だった。
こなたには、大岩岳がその子分のピークを従えて どっしりと構えている。
目を転じれば
眼下にダム湖、遠望するは 北摂の山々
はてさて 雑木の間から、垣間見るは・・・憧れの 馬ノ背 ではないか!

急坂を無我夢中で滑り降り、いつか写真で見たのと同じ景色に下り立つ。
まるで、馬ノ背そっくり!
震えながら
馬の背中を、その先の一本松まで、慎重に渡る。
震えているのは、恐ろしいからではない。
感動の武者震いぞ!!

一本松にて、はたまた馬ノ背途上にて、
何度も振り返りつつ しばし、凱旋気分に浸る。


あわれ 後半戦



東大岩岳より
禿山を見る。
右端は、丸山か?




下り至ってみると
そこは禿山


ハチャメチャに下り
杉の伐採地に出る。
沢沿いを行けば
これか? の丸太橋


丸太の向こうは
いきなりの看板
それはないでぇ〜



前回と同じ道は
あまりに悔しいので
道場方面へ
歩いてやる



川下川ダム湖
へー これはこれは
帝釈峡にも引けを取らぬ
美しさじゃ!

 次なる目標は丸山。
アンおじさんに預かった地図もあるし、登り口の察しも大よそついている。
もはや、おばちゃんグループの声も聞こえなくなり、静寂の中 再び来た道を引き返す。

ところが、ついさっき、駆け上った道が、どこだったか 分からない。
うっそぉー
これは忌々しき事態である  たら〜り
こんな時、誰かがそばに居ったら・・・なんて、口が裂けても〜〜

その後 一度は東向きに激下り坂を滑り降りて、ニッチもサッチも のヤブコギ。
「一体、何してるんだ!」と、ようやく我に返り
そこは なんとか引き戻れたものの、
再度、下山ルートがつかめず、
かすかなテープに導かれ下り至った先は・・・・

なんとなんと
今しがた、東大岩岳より見下ろしていた 禿山
しかも、驚いたことに
ここは、アンおじさんと、たった2週間前に迷い 登り辿った あの禿山 と同じ 禿山 だったのだ。

嗚呼!!

悲惨なヤブコギ。ルート消失。その上、やっとたどり着いた先が、前回の禿山 だったなんて
ショックのあまりに、しばし ボー然と立ちつくすチー。

自分に呆れ果て、禿山に親近感すら覚えて、徘徊していると
あはっ! 
その先につながる 下山ルートなども、偶然に 発見してしまったりして・・・

しかし、そっちは、今日の予定には入ってない!
で、
やっぱり急な砂場の激下りを ホウホウの体で滑り降り、
なんでか、前回とは異なる谷筋を、ヤブを漕ぎ漕ぎ ヒーコラ進み、
未だ、グジョグジョの沢沿いを 新調したばかりの靴を虐めつつ、無我夢中で突き進んでいった
ので ありました。

ところが、これで、やっと正規のルートに戻れそう の、丸太橋 を渡った先にあったものは・・・
今の今まで すっかり忘れていた
「立ち入り禁止」のマッタケ看板。 通せん棒状に張り巡らされたビニール紐・紐・紐・・・

あっちゃぁー

それを潜らなきゃ、目指す 丸山 はおろか、道場駅 にもたどり着けんのよ。
なんと 無残な・・・
こっちへ進めば、前回の屈辱 境野大池 やけんど ええのかえェ〜

えーい ままよ!
と、思い余って、
「マッタケ山」、を無視し ビニール紐を 強行突破すべく引き返せば、
にわかに掻き曇った空から、雨がポツリポツリと降り出し
決死の特攻隊も ついに断念。

やがて、矢折れ、刀尽きて 雨の 境野大池 を通過。
それでも 前回どおり 武田尾駅 まで歩くのは、あまりにシャクだ!
と、はるかに通過するバスを見送った後は、
小川に沿った 道場 までの道のりを 永延 テクテク歩くことに 
したのでした。

「いっぺん 川下川ダム湖 にも、行ってみたかったしなぁ〜」
などとは、あまりの 負け惜しみ に聞こえるか・・・・

 ← 今日であった お花さんたち。 日増しに、秋が増していきます。

                                     


10/16(土) 晴れ 兵庫県

小金ヶ岳・三岳・西ヶ嶽 標高793.3m 歩行時間4時間40分
ミツと二人で

地図・・・・

家7:35(戻る)7:48→宝塚IC8:05→西宮名塩SA8:30(朝食)8:56→(舞鶴道)丹南篠山口IC9:30(1400円)→大たわ10:00

大たわ10:10→小金ヶ岳11:05(ミツ11:15)11:20→大たわ12:05(昼)12:37→三岳13:17(休)13:27→(単独)→西ノ覗13:50→西ヶ嶽14:14(休)14:20→西ノ覗14:40→三岳→大たわ15:38

大たわ16:05→丹南篠山口IC16:40→宝塚IC17:30→(スーパー)→家18:10



「あなた 帽子は?」
「あ 忘れた!!」
「まぁ、もう 日差しはずいぶんヤワだけどネ」 ・・・・という言葉には耳を貸さず
「あれを忘れたら、死んでしまう」・・・・と、急ブレーキ。

(そんなに大事なら、抱いて寝ろ)
とは さすがに言えず 手帳に「15分のロス」と書き込む。
初っぱなからの幸先の悪さで、今日の不安が 多少 よぎらないでもなかったが・・・

あっという間の篠山口IC

「ICを降りてからが、問題やねん」
と ノタマウので、自ら ナビ役を かって出たチー。
「ガイド本」のアクセスルートを、一言一句 逃さず、運転手に伝える。

『篠山のICを左折⇒306号から東吹交差点左折⇒篠山市街へ向かい西町交差点左折⇒道なりに右折して乾新町交差点を左折⇒郡家交差点を右折して、県道301号に入る⇒東進してJA丹波ささやま畑支店の辻を左折。北上すると大たわ駐車場・・・』
もう いたれり尽せりだ。

パーフェクト!! エクセレント!! 
おかげ様で 一度も迷うことなく、大たわ駐車場 に到着。

あっぱれ! 「関西 クルマで出かける山歩き」 実業之日本社出版 である。


まずは 小金ヶ岳 へ



駐車場前の道路を
渡った広場が登山口


広場の向こうは
杉木立



階段を、峠まで


連なる岩場
そうです。これを
よじ登るのです!

画面中央にミツが!


ここはアイガーか
という感じのノリ


北壁から、
身を乗り出す 
ワオー


ミツも到着
小金ヶ岳登頂

やったー!


復路より
三岳を望む


そして男は
北壁に立った

 三岳への階段をやり過ごして、車道を渡り、広場の奥より 小金ヶ岳登山口 へと取り付く。
なんでか、いつも スタートの遅いミツ。
でも、今日ばかりは、声もかけずに放っていく。
だって、リタイヤしたって、またどうせ、大たわ までピストンで戻ってくるんだもん。

平和な杉木立ちを抜け、キノコに挨拶したら、丸太階段。
さほど、難しいコースでもなさそうだ。と、登りつめた先が う〜ん 見晴らしの良い尾根筋。
なかなか 良いじゃんか!
と、目をやったはるか先の岩峰のてっぺんに ヒーコラ這い上がっている おっちゃんが2人。

なんと、物好きな・・・
と、この時は、まだ、まさか 自分もそこへ行くとは・・・イヤ 正確には、そこを通らなきゃ、小金ヶ岳に行き着けないとは、
気づいていなかった。

クサリ場から岩場@ なんとか這い上がったものの 予期せぬ絶壁に、足がすくむ。
尾根に沿って次なる岩場Aへ 
未だ慣れない硬い靴が、足首に食い込む。

登れば登るほどに いっそう強くなった北風にさらされつつ さらに、険しい岩場B 
軽量のチーには、この気まぐれな北風は けっこう身に堪える。

やっとこ喰らいついた 岩峰のてっぺんには、真っ白いプラカードが刺さり・・・
「北壁」 だってさー
ほぉ〜 なかなかアジなネーミングをする・・・
 
今しがた よじ登った方に振り向くと 
ー? 
岩場@の辺りで 未だミツが チョ〜ロ チョ〜ロしているのが、目に飛び込んだ。

オーイ!

もう、そこに居たら良いよ。
そんなペースじゃ、絶対に追いつけないから。
と、笑顔で訴える (そんなものは見わけがつかないほど 離れているけど・・・)

写真を一枚 
踵を返して 出発!
岩峰は、その先にも 聳え立ち うっかり気を抜くと 下まで滑落しそうだ。
それを抱えながら、無我夢中で横ばいして、
ピンクのテープが ヒラヒラしている所めがけて よいこら登りきる。

もう、人のことなんか、構っていられない。
私は必死だ。

分岐 
左の岩場はあえて避け、ヤブコギ道をわざわざ選んで 登りつめた先に、ようようの 小金ヶ岳山頂・・
今までの岩場 「あれは、一体 何だったの?」 というような広場が、待っていた。

方位盤で、先ほど岩場に張り付いていたおじさん達が、セルフタイマー相手に、四苦八苦している。
「撮りましょうか?」
と、お手伝い。
おそらく来ないだろうから と、ミツをあきらめ、ついでに私のも撮ってもらう。

「オンナで よくここまで 来れたなぁー」
とは、なんと 喜んでよいやら わからんセリフ。

「うちの連れは、たぶん来ないと思うので・・・もう、戻りますわ。」
と、早々に引き上げる。
急な崖を滑り降り、先ほどの分岐まで下り立ったところで
会ったー!!

なんとなんと!!
 目の前をミツが 最後の登りに差し掛かっているではないか。(^v^)
よーく ここまで 来れたねぇー

我が目を疑いつつも、再び 岩場をよじ登って、一緒に山頂に立って万歳三唱!! (^O^)

連れも 来ましたわぁー
なんて、おじさん達に紹介したりして・・・

でもまた、あの道を戻ると思うと、くつろいで など おられない。で、
そそくさと 小金ヶ岳 出発。

「お昼は 駐車場かなぁー 
を背中で聞いて
「大たわで待ってるからね。」
せっかく会えたのに また 単独行だ。

山でも別行動。これは、夫婦円満の秘訣かい?
いや、離れてる方が、写真も撮りやすいし・・・
とかなんとか・・・
とにかく、早足で動かないと 寒いのだ!

後にも先にも 突き出す岩峰。
それを、あらためて愛でながら 来た道を どんどん引き返す。
こんなピストンコースなら 引き返しても 悪くはないな。
と、多少、余裕の下山道。

お昼時の 大たわ駐車場 には、三岳側から縦走グループがどんどん到着してくる。
みんな、有終の美を飾るかのようにたくまし(く、見える)
しかし、
待てど暮らせど、ミツは、なかなか戻って来ない。

時折 肌を刺す冷たい風。薄いシャツ。・・・・
こんなことなら 車のキーを 貰っておけばよかった。

何してるんやー

もう、耐えられん! 車開けてくれ。 私 中で食べる。
と、車に転がり込む。
車のぬくもりが、ありがたい。そんな気候になったようである。

「遅かったね。足かどこか、痛めたん?」
「ちょっとね。」
・・・・・
そこは、聞かなかったふり。


後半戦 とりあえず三岳へ



ミツのお昼の定番
助六寿司を横目で睨んで


三岳へは
恐怖の
丸太階段が・・


祠(岩屋)の展望広場は
三岳の東峰

 



一等三角点の
三岳山頂
中継アンテナがある


山頂より
篠山 白髪岳方面を展望


西ノ覗
栗柄峠への分岐
直進の急坂を下る


西ヶ嶽
誰も来ない
ひっそりと休憩


昼食後 そそくさと 三岳に 出動開始する。
こっちは、初心者コースみたいだから、まぁ、あなたも三岳までは行けるでしょう?
その先は、適当に引き返せば良いし。
うん。
(はれ? もう、それは 決めてんのかいな)

振り返りもせず 丸太階段に取り付く。
だが、階段は、登っても登っても まるで 後から沸いてくるように 連なっている。
しかも、けっこうな段差。
それが、だんだん急勾配になる。
前半戦でかなり足に負担をかけたから 這いつくばって体を持ち上げなきゃ 登りきれない。
まさに、恐怖の怪談 (じゃなかった 階段)

なんなのこれは!?

あんなにワイルドコースを満喫した後で
この無機質な、丸太は、ほんまに しんどい。
精神的にも、どんどん追い込まれていく感じ。

下方でチラチラしている、ミツの帽子に向かって 撮るでぇ〜 パシャッ
少し、気が紛れて、再度 よいこらよじ登る。

ようやく道は 笹原に変わり、
なだらかな草原広場に至る。
時間にして40分。資料では 『100mほどの丸太階段』 とか・・・
だが、道全体に丸太を渡しかけてあるので、まったく逃げ場がない。
こんな丸太 誰が取り付けたんや。

独り、愚痴りつつ さらにコマを進めると
立派な 石の祠 の広場へと 行き当たった。
すぐ横の岩場で ホッと一息。

やっと着いた のかな?
でも、「山頂表示」がないやん! と、ザックを担ぎなおして再び前進。
わずかに登り返したところが ほんまもんの 三岳山頂 だった。

アハッ 
きっと、ミツは アンチョクに 祠広場 を山頂だと思い込み、そのまま、引き返してしまうだろう。
教えるべきか、無視するべきか・・・
と、しばらく山頂にて無意味な時を過ごす。

が、待てど暮らせど 待ち人来たらず。
自分で、てきとーに決めた タイムリミットの25分になっても ミツは姿を現さない のを確認して
それでも 27分まで待ってみて、(あんまり意味ないけど) 
ため息とともに ザックを担ぎ直して 西へと向かう。

そういえば
かの 『あっぱれガイド本』には、三岳⇒西ノ覗⇒西ヶ嶽 コースを まず 先に究め、余裕があれば、小金ヶ岳にも足を伸ばせ。
と書いてあった。
きっと、西ノ覗・西ヶ嶽コースには、なにか、宝物が隠されているに違いない。
また、せっかく ここまで来たのである。
西ヶ嶽を極めねば、何ゆえ あのおぞましい丸太階段を上った事か・・・

わ〜れは 行く〜 ♪

前進ー!!
だが、その先に待ち受けていたものは まさかの 激下り

オイオイ! そんなに下っちゃー その先 どうなるの!!?

というほどの距離 である。
しかも、笹に覆われ、つかめる木もないので、滑ったら最後 何に頼ればいいん?

もし、誰もいない山中で、お尻をしこたま打って 立ち上がれなくなったりしたら 
一巻の終わり だ。
かなりのプレッシャーを抱えて、我慢の下りに耐え忍ぶ。

下ったら、下ったで 当然 登りが待っている。
それでも 滑らないだけ まだ、マシだ。
しかし、その後は、またまた激下り・・・の繰り返し。
おちおち 山行を楽しむヒマなどない。 

なんで あの本は、「西ヶ嶽」コースを勧めたのだ?
縦走ならともかく、ここは ピストンするほどの山容かい!?
と、突然もたげた疑問符を背負ったまま、 西ノ覗 
期待した峠は 単なる分岐点。
無感動のまま 通過する。

いよいよ続く 超 激 UP&DOWN を再び何度も繰り返し・・・
もう、これより先は ありましぇーん の果てに 西ヶ嶽 
到着 で、あった。

おもむろにザックをあけて、カステラをほおばる。
あ〜 疲れた。
戻ったらミツに何と言おう。
ふと 夫の心配顔が心によぎる。

良かったよー! あなたも来れば良かったのにィ〜
と、練習してみる。

あの人は、賢明だったよね。
そういえば 三岳以来、誰にも出会っていない。
みんな、賢明だったんだー。
独りさみしく つぶやく。

たしかに、復路からは、
優美な三岳が、目障りな 放送アンテナを突き刺して聳える様子
その向こうには、小金ヶ岳の 荒々しい岩肌むき出す様子
などを、異なった角度から、眺めることはできた。

でも、わざわざ、それを見に来るほどか・・・といえば、
さほど有意義な「景観コース」とも思えない。
ましてや、小金ヶ岳を後に回してまで 足を伸ばすほど・・・

はるか下の駐車場を見下ろし、ほとんど車が残っていないのに
いっそう淋しさをつのらせつつ
行きよりも さらに堪える丸太階段で、
めったに使ったことのない ストックを ついに観念して 引き伸ばす。
もしかすると、夫がここまで迎えに来るのではないか。
ガクガクする膝を引きずり、笑顔を取りつくろって・・・・・
心配したんやでぇ・・・・とか・・・・

薄暗くなった 大たわ 駐車場広場には、野宿組がワイワイ 火をおこしてエキサイト。
だが、それ以外には、もはや うちの車くらいしか残っていなかった。

運転席には、暖かいまなざしのミツが
ようこそご無事で・・・
と、キーを外して迎え入れ・・・・・

トントン
今 帰ったよ!
窓をストックで突っつく。

あ〜 
頭を起こすミツ

ボク 寝てた。 寝てたよぉー

ごめんねー 待ちくたびれたんよね。どこまで来てたの? 三岳山頂は究めたの?

うん 山頂を通り越して、一応 見晴らしの岩場までは行ったんだよー
でも その先が、スゴイ急坂で

ええ、そうでしょう そうでしょう
あんなとこ、来なくて良かったよ。

やっぱりな〜 みんな、お昼時に 熊避けの鈴 付けてたし・・・
ほんでぇ〜

ほんでぇー、何かい?
熊に襲われるかもしれん山中に、嫁 独りを残して、下山したんかい?

だってぇー

だってぇ〜 あれかい?
車の中で あっけらかんと 高イビキ かい?

あっきれたぁー


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10/24(日) 晴れ 兵庫県

岩原山・六甲山頂・黒岩谷西尾根・風吹岩 標高931m 歩行時間7時間30分
単独で
地図・・・・

阪急塚口駅8:53→西宮北口→宝塚駅9:21

宝塚9:21→塩尾寺10:05→岩倉山10:25→岩原山10:58→大谷乗越11:25→大平山11:47→船坂峠12:10→一軒茶屋13:10→六甲山最高峰13:16(昼)13:50→(黒岩谷西尾根)→土樋割峠14:35→雨ヶ峠15:05(休)15:10→風吹岩15:50→(ヤブ)→高座ノ滝16:52→阪急芦屋川17:20

芦屋川17:26→阪急塚口駅17:43→家

「最近、単独行は、していないのよ。 なんだか、一人で行くのが おっくうでね・・・」
「そうでしょう。女の一人歩きなんて 危険だし」
当然、そんな答えを期待して言うのに、みんな申し合わせたように
「・・・・・」  無言の回答。
慌てて それに答えるべく
「涼しくなったら また、行くよ。」
と、付け加える。

その、涼しい季節が 突然 やって来てしまった。
とりあえず 行くならココ! と、選んだ山は、毎度 おなじみ 六甲山系。
そういえば 以前に ニアミス、徒労に終わっている 「イワク付きの山」 もある。
まぁ、ここんとこ、あまり体調もすぐれないし、
とりあえず
「今日のところは無理をせずに、そのイワク付きの「岩原山」を目指して 行ってみるわ。

 宝塚〜砂山権現〜岩倉山〜岩原山〜六甲山最高峰 (所要時間3時間55分)

寝坊して、飛び起きるも、ミツは未だ高いびき ZZZ・・・
おっと幸い。 と 早々に出で立つ。

宝塚から塩尾寺・砂山権現・岩倉山・・・・
地図と首っ引きで、ていねいに歩を進めていくと、現在地がウソのように読めてしまう。
アハ・・ 私も成長したもんだわ。と、いつもの自画自賛 (!) 

幼少の頃より親しんでいた山系には、「六甲おろし♪」 が歌われる回数とは、比例するでもなく、
チーを夢中にさせる 魔法 の王国がある。
だが、なんとびっくり! 
こっち方面は 7月以来、3ヶ月半のご無沙汰。
かつては、毎月のように・・・ いや、ことによると ひと月に何度も 通っていた六甲山。
懐かしさも相まって 気分は どんどん高揚していく・・・

たしか 地面に刺さっていたはずの 標識 が見当たらず、ビクついたものの
問題の「岩原山」も 案外 すんなりと決まって ルンルン!
ヒトケも展望もない山頂で 独り 感動を噛みしめるチー (^◇^) である。
下山ルートも「大岩岳体験」を、肝に銘じて 慎重かつ大胆に・・・

縦走路を、わずかに行った先にある 鉄塔広場 は、知るひとぞ知る 隠れ家。
眼前に広がる満天の青空。
それが、あまりに美しくて、たいした思惑もなく 六甲最高峰 登頂を、決意してしまう。

どうも、独りだと 地図のタイムテーブルを見ない。



塩尾寺を過ぎ
急坂を登って
右への小路を登れば
砂山権現


赤子谷分岐を
やり過ごし、
脇道を少し登れば
岩倉山



左小路を入れば
展望抜群の
鉄塔広場


今日のメインイベント
岩原山への分岐
標識の33が
目印


笹原を分け入り
登りつめると
岩原山
ナガモクコク尾根
蓬莱峡に通ずる


向きはこれで正しい。
縦走路に、あります。
登れます。


鉢巻山トンネル付近より
一軒茶屋を望み
合掌・・


ヒトケのない
六甲山頂
なんてウソですよ!
人をかき分け、
やっとの一枚

途中、行動食は口にしたものの、ほとんど人に会わない縦走路を、勇んでゼーゼー 歩きっぱなし、
今日は、「樫ヶ峰」 までの 楽チンコースだしなぁ〜 と、安易に構え
お茶っけを、あまり持たなかったことも 不安材料。
いくら、ハラが減っても  一旦 決めたコースを、おいそれとは変更できない性格
おかげで かなりの 過酷なバトルを 自ら強いることになる。

なんと、最高峰までの遠かったことよ!

ボクちゃん もぅー 疲れてもたが なぁ〜 
まともに行っても4時間20分は かかるコース。 到着が お昼をまわること 必至だったのに・・・

どうも、独りだと 強行手段に出てしまう。 

 六甲最高峰〜黒岩谷西尾根〜土樋割峠〜雨ヶ峠

久々の最高峰は、結構な賑わいを見せていた。
とにも かくにもザックを下ろし、自前弁当で、ホッと一息。
前々日に炊いた余り飯でも、空腹は最大のご馳走なりぃ〜 
で、美味しい〜おいしい〜

そばで無線交信に興じている若者2名  武庫川、和歌山、広島・・・・けっこう遠方まで 拾えるもんである。
しばらく、耳をそばだてていたが、すぐに それにも飽きた。 

どうも、独りだと、間が持たない。

「さて、どこを下るかな」
あらためて地図を睨む。

黒岩谷の西尾根は、地図に載っていないヒミツの登山道。
でも、展望抜群だし、多少のリスクを覚悟の上なら、 お勧のコースである。
一軒茶屋から七曲には下りずに、左脇道を南へ進み 展望広場の右側が下り口になる。

たしか、7月には雨後の沢を嫌って これを登っている。
だが、ここ数日の台風や長雨の影響か ずいぶんと風化が進んでるようだ。
ここも いつなん時、通行禁止になることやら・・・

どうも、独りだと、悲観的になる。



最高峰の
中継アンテナ
家の側から、
ずっとあんたを
眺めてましたんよ!


最高峰の広場から
紀州を望む
もやいでいるのに
なぜか、関空は くっきりと・・・


以前より
崩壊の進んだ
黒岩谷西尾根
ロープにぶら下がって
落ちるしかない


その先は、
ほとんど直角の
ガレ場+ロープなし
ここは滑り落ちた。


夕闇迫る
風吹岩に
やっと 到着


風吹岩のイノシシ君
ほんとうは
それに怯える外人も
撮りたかったけど・・


ロックガーデンに向かって
ひたすら下る。
せっかくある梯子を見落とし、
ガレ場下り


やっとの
ロックガーデン
こんなに
険しかったっけ・・
降りは辛い

雨ヶ峠〜風吹岩〜ロックガーデン〜芦屋川 

地図上では、つい、目と鼻の先なのに、歩くと結構な距離になる。
休憩がてら、地図を開いては、
「東お多福山を目指すべきだったかなぁ〜」
と、大後悔。
カステラをつまんでは、山頂でお茶を買っとけばよかったなぁ〜 と、これまた後悔。

どうも、独りだと 後悔 が先に立つ。

チーの悪い癖は 何でもない下山路で、ついつい冒険して 迷う事。
分岐ごとにチェックしては、みみっちいくらい慎重に!
ここで、しくじっては、今日のナオレ。せっかくの功績が 無駄骨になるのだ・・・

どうも、独りだと、臆病になる。

11月の全山縦走大会のためか、メインルートは どこも枝打ちや、草刈が済ませてある。
さっぱりしているが、落とした枝がそのまま放置してあり、かなり歩きづらい。

また、台風のせいか、やたらと多い倒木。
一本を潜ると、次の倒木に頭をぶつけ、
ドでかい倒木を意識していたら 
その手前の突き出た枝に 額をぶつける。

疲れがたまってくると、些細なことにも用心がいるもんだ。
誰かが前を歩いてくれていると、次の自分の動作に 気づくのに・・・

どうも、独りだと、前方不注意になる。

で、やっとの風吹岩に到着 した時には、もう、夕方だった。
やれやれ 残り少ない、お茶を飲み、夕闇迫る下界の眺め とりあえずは、有終の美を飾る!
といくか・・・

だがしかし、岩は大フィーバーの若者グループに占領され
「キャー!」
悲鳴に驚いて 振り向けば、
寂しげなイノシシ一匹 
外人カップルのそばをウロウロしている。
熊と違って、こちらは人畜無害だが、
言葉が通じないので、あまりお近づきには なりたくない。
というわけで、
せっかくの風吹岩も 早々に引き上げることになる。
日の暮れも迫っていることだし・・・・

しばらく下って鉄塔広場。
後 もう少しで 高座ノ滝・・という地点だ。
左に鉄線の巻かれた可愛い階段。「○○小⇒」という札もかかっている。
おそらく小学校のオリエンテーリング用だろう。

フツーの人なら、それを行く。
あぁ それなのに それなのに〜 

なんで、あんたは わざわざ、鉄塔の 向こうの崖を、下ったんだ! (゚o゚)

道は合流して、ロックガーデン方面に向かっているように思え、 
ルートもしっかりしている。
赤いテープも張り付いている。

だが、得てして獣道というものは 冷酷だ。
頼みのテープも いつしか消え、道もどんどん 険しくなり・・・
「あれー? こんなとこ あったっけ?」
の連続。

後はただただ 一心不乱。 
ひょいと見下ろせば とんでもない崖っぷち
これはまさしく 「ヤブを漕ぐ」 というよりも
「ヤブの崖に 身をねじ込ませ、滑る」 という感じ。
おお なんと哀れな・・・

ふと、声のする方に目をやれば 谷を経た隣りの岩場に 先ほどの若者グループが
夕暮れを惜しむかのごとく はしゃいでいる。

「あっちが、ロックガーデンだったんだ」
「じゃー こっちは? どこ なんや?」
あちらに行くためには 眼下に口をあけた 深い谷を越えなければ辿りつけない・・・
んだよ〜ン!
ということにやっと 気づいた。
愚か者!
 
絶体絶命!!     戻れーー

爪の先、髪の毛 の一本一本までが、そう叫ぶ。
それからは、もう なにが何だか・・・・
で、掴めるものは何物をも拒まず、
阻む物はけり倒し
行く手を阻むイバラを 振り解いての 決死の攻防・・・・

あー もう あかん。
でも、神はお見捨てにならず

とにも かくにも 助かった。
先ほどの 鉄塔広場に 命からがら逃げ戻り
ベンチで休む初老のカップルが あっけに取られてチーを見る その脇をすり抜けて
ザックまさぐり
わずかに残った最後の水を グイッと飲み干した。

すっぽり暮れた夜道をトボトボ歩き、
まるで 戦場から戻った戦士の如くに 肩を落として 懐かしき我が家のインターホーンを
ピンポーン

珍しく、ミツの部屋の明りがついている。
「ごめん。ハッハッハ 最後に やってしまいましてん・・・・」

とにかく、一日黙ってたんモンで、
喋れる しゃべれる。
着替えながら 顔を洗いながら、お湯を沸かしながら 茶を飲みながら
今日の出来事を 立て板に水のごとく、しゃべりまくり、
いつもどおり 速攻で作った夕食に 舌鼓を打たせ・・・ドラマに感動し・・・お風呂に浸かり・・・・
ストレッチを始めたら、急に体が動かなくなり バタン キュゥー!

朝、起きて、着替える段になって、初めて気づく わき腹の引っかき傷。
ハレ?これはいつ 引っ掻いたのかしら?
もしや あの時のイバラが、シャツやベストを突き抜けて・・・ 

あーあ、昨日の話は、だれにもしゃべらないつもりだったのになぁ〜

どうも 独りだと、取り返しのつかないことを しでかす。

もう、独りなんて、コリゴリでしょうー
うん・・・
でも、やっぱり 止められ ない よなぁー
うん・・・・

 ← 今日であった お花さんたち +α