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11/2 (火) 晴れ 奈良県

曽爾高原 標高950m 歩行時間3時間
ミツと二人で
地図・・・・

家7;45→(サンクス弁当)→阪神高速 豊中南IC8:25(700円)→西名阪 榛原IC8:55(400円)→香芝SA9:03(休)9:18→天理料金所9:30(400円)→針IC10:02→屏風岩11:06(休)曽爾ファームガーデン11:32(休)11:46→曽爾高原P11:53(600円)

曽爾高原 駐車場11:55→二本ボソ手前13:08(昼)13:50→亀山→お亀茶屋14:35→駐車場15:46

駐車場15:50→ファームガーデン16:05→西名阪 天理17:12→香芝17:50→大和川18:02→尼崎東→ファミレス18:50→家20:00



「今週は、4日と6日に  連チャンなのよねぇ〜 腰が持つかどうか・・・」
「えぇー ほんならボクは どうなるの?」
「そんなん 知るかい!」

 11月の初旬、毎年ミツは、かたまった 休暇 を取る。
去年は、敦賀の「西方ヶ岳」 と 敦賀名物 「ソースカツ丼」。
一昨年は東京で リッチに 「オペラ鑑賞」。
朝起きて あまりに空が美しく、急きょ 車に飛び乗り、今が盛りの「大山 紅葉狩り」 なんて、ロマンチックな年 もあった。
だが、山に嵌ったチーの今年は、予定が目白押し。
オマケに好天にも恵まれそうで、4日、6日の山行は必至。
もはや 「腰が〜」 なんて、泣き言 言っていられない。
願わくば 「亭主元気で××」 の心境である。

だが、ついつい仏心で
「まぁ 曽爾高原くらいなら・・・」 と、口走ってしまったのが、『飛び石 三連チャンの現実』 を迎えるハメに・・・

 小金ヶ岳で大活躍した お気に入り「ガイド本」に従い、369号線 を榛原町 突き当たり 「交差点」までコマを進める。
しかし、ここで 「ガイド本」とは逆方向に 曽爾高原 の「表示」があり、今回は、迷わず そちらに従う。
「この少し先に なんとか言う デッカイ岩 があると思うわ・・・道路地図に資料 挟んでるから・・・・」
いつになく、用意周到な ミツである。
整備された 165号線 をズンドコ行けば、「屏風岩」 の表示。 

「アハッ! これやな!」
というわけで、ギアを切り替え 斜面を登る。 
しかし、直進コースは 半ばで、崩壊のため 通行禁止

早くも ビビるミツを 叱咤激励し、ガタガタ ヨレヨレ道。 その上 デカイ丸太棒 が、多数 道路わきに 立てかけてある中を、そろ〜り そろり  冷や汗〜 突破。
今思えば それが、本日 最大のスリリングな出来事であったか・・・

屏風岩のパーキングは、住塚山登山者のための有料駐車場で、今日の目的には 外れます。
と、踵を返すミツを うんずと引き止め、「待ったぁー!!」 
すばやく 車から飛び出して 紅葉真っ盛りの ドデカイ屏風岩 目がけて カシャカシャ 隠し撮り。
駐車場のおばちゃんが、ヤマンバのように追いかけるのを振り切り、再び、丸太の行列 をかいくぐって 逃げろー!! 

曽爾高原ファームガーデン でトイレを借りて、曽爾高原P で駐車料を払ったら、
さぁ! もう、どこからでも 登り放題で〜す。 
以前、夕暮れ時の ススキヶ原を堪能した憶えの・・・ まったくない (いささか情けない ことではある・・)
待望の ススキヶ原 へ突入していく・・・・



屏風岩の紅葉
ここが住塚山への登山口 
国見縦走は、
4時間余りのコースだ

こちらは鎧岳
曽爾の向こうが
登山口
★★★コース


曽爾高原到着
いきなりのススキヶ原
どぅやー!!


ススキにまみれる
ミツ君


流れる雲
そよぐ穂


とりあえず
お亀峠目指して登リ始める


右に曲がれば
穂に埋もれる


倶留尊山をバックに
たたずむミツ
彼は いつも
疲れている


手前から順に
お亀池
亀山
後古光山
古光山

どこを切っても ススキ と お亀さん しかないのか〜 と思ったら、野の花も ひそやかに咲いとりました。

誰でも気楽に登れる 丸太階段 の終点が 亀山峠
亀山 を 後々の楽しみ として、まず 二本ボソ へと向かう。

急にキツクなった風と、岩場の傾斜が、気ままなハイカーに襲いかかり
今さらながら 軽量と、皮下脂肪なしを 怨みつつ
「もうすぐや・・・」と、夫を励ますことも 怠らず
ついに 二本ボソ手前 の 無料地域まで、登りきって ようよう 待望のランチィ〜

といっても、写真を撮り忘れるほど お粗末な コンビニおにぎりです。(すんません)

評判がイマイチの 倶留尊山 には向かわず (入山料をケチって)
再びガレた岩道を 慎重に 亀山峠 まで下りつつ
「こっちだね?」 と振り向けば、
峠のたまり場で 「行け行け」 と手の甲を向けるミツ。
あぁ (写真 撮ったるから 離れろ) という意味か と、
一気に てっぺんまで駆け上がり 踵を返せば、
未だ 峠のベンチで ボーっと しているミツ。
目が合うと、慌てて立ち上がる。

「あやつ サボっとったな!」
(こんな小寒い所で、待ってられへん わたしゃ 行くわさ)

峠を越えると、もはや ミツの姿 は見えなくなり、そのまま 亀山山頂 を踏んで、縦走すべく 手入れの行き届いた丸太階段を、正面の古光山を愛でつつ下って ススキヶ原の曽爾高原 お亀茶屋 到着。

(はて、ミツは 今 どの辺や?)
満面のススキヶ原の向こうの尾根道。豆粒ほどの人間がうごめく中から、ミツの姿を探す。

どんな服装だったっけ? おそらく帽子は強風で 脱いでいるだろう。 ストックは持っている か・・・・
ザックに入れっぱなしの 「JTB粗品の双眼鏡」 にも ご登場いただく。
あまり効果が ない。

  ←ご参考までに こんな感じでした。(これには 麓の人 しか、写っていませんが)

果てさて、こんな時こそ携帯がいるわけだ。
なんで放ったんや〜 (1年程前に 期限切れで オシャカになった)
夫を探す事 20分余
日の暮れより先に 途方に暮れる トホホ・・・



ノコンギク


リュウノウキク


一応、岩場もある


フデリンドウ


振り返れば
倶留尊山


よく整備された
丸太階段


鎧・兜も
ススキに埋もれて


納得のスケール

「いやぁ〜 大変だったよぉー」
突然ミツが 意表をついて まったくの逆方向から スタスタやって来た。
「登ってきた 丸太を降りて、ちょっと違う道を下りかけたら、スゴイ道になってきて 途中で立ち入り禁止の看板やねん。それをヒーヒー 登り返して・・・」
「・・・・」

なんでか、こういう時は、先に言ったもん勝ち になる。

したがって
大体 あの時、行け行けとやるから、早く行けや と思って、突進したのに、なんで、行き先変更も告げずに、勝手に戻るンよー こっちは心配して何度も気にして振り返り 待ってるやないのー それでも風は強いし、休み場所ないし、分岐はなかったはずやと、真剣探すのに、どこにも見当たらんし。こんな原っぱで まだ良かったけど、これが山中だったら、どうやって探す? どこまで戻る?・・・・そういうこと分かって行動してるんかいな・・・それでよく山までついて来るもんや・・・ガーガーガーガー」

ミツ突然の出現のため 肩透かしを食らったチーが このような 沸騰 に至れたのは、一寸 後のことになる。
その分、迫力に 欠け 
優雅にそよぐススキの穂 にバウンドして、かなり 軟弱だった かも・・・

お亀池周辺を 再び並んで散歩して
「こっちは 後古光山 に行く道も見つかったし、鎧・兜岳 との位置関係もわかったし・・・」
と、未練がましく。

「まぁ、今日のところは その位に しときね。 まだ後 二日 あるんやし。」
「あぁ  とりあえず、トイレ行こか〜」
いつになく、聞き分けの良いチーである。

小一時間待てば、夕映えのススキの穂を、三脚並べて足踏みしているカメラマン達と 共有できたものを
今日ばかりは 日暮を待たずに おとなしく退散する。
腰痛もちょっぴり 気になるし なぁ〜



11/4 (木) 晴れ 奈良県

大峯奥駆け道 標高1390m 歩行時間5時間15分

○○旅行社 登山ツアー 
フラフラおじさん、GOおじさん、カーおじさん Wさん コンさん チーを入れて7名
地図・・・・

家6:40→阪急塚口6:49→梅田6:59→毎日バスのりば7:15(待ち)7:57→(バス)→道の駅 当麻の家8:31(休)8:41→吉野山中千本9:45

中千本10:00→水分(みくま)神社10:26→金峯神社(奥千本)10:50→五十丁茶屋手前12:05(昼)12:18→四寸岩山12:48(休)12:54→百丁茶屋跡13:53(休)14:06→水場14:45→五番関(女人結界)15:35→車道15:48

5番関下車道(バス)16:05→あたらしや旅館16:33(入浴・500円)17:30→道の駅 当麻の家19:20→梅田20:00→(阪急)20:11→塚口20:23

そもそも、パックツアーは やらない。 団体行動ができない上、人ごみがニガテ。
とりわけ山だと、自分の前に  がいるだけで イライラしてしまう。
で、気がつけば、崖やら谷やら樹林帯やらに 傍若無人に踏み込み だれ彼の区別なく 1人ー 2人ーと追い越して、トップに出るまでゴボウ抜きに 走ってしまう。

おかげで、人には嫌われ 添乗員には目をつけられ いつも一人ぼっち・・・ストレスを溜めての帰還となる事 必至なのだ。
それでも チーがパックツアーに目を向けるのは、「ツアーの帝王 フラおじさん」からのお誘いを受けた時 くらい。

月一の割合で おじさんから送られてくる分厚い封書には 電鉄ハイクや 各旅行社のツアーの中から、おじさん選りすぐりの 「コース」 の、メモ書きが、入っている。
さして 興味がないので 放っておくと、必ず、数日後には電話がかかる。
「あれ、見たか? 申し込むけど、行くんやったら 言うてぇー」

たしかに 「ツアーの帝王」だけあって、フラおじさんご推奨ツアーは、かなり 満足度が高い。
まず、安い。
歩き応え十分。
個人では困難 ・・・ 
と、いずれも 断る理由がないくらいの 目玉商品。

だが 今回のコースは ちょっと美味し すぎる。

大峯奥駆け道 を、日帰りで縦走するのは きわめて困難で、
スタート時間、歩行時間から考えても かなりダッシュで駆け抜けねば バスの最終に 間に合わない。
 
それを 梅田発 弁当付きの4800円・・・・・ウ〜ン
で、
今回は「例会」 のつもりで、二つ返事で承知した チーであったが・・・

問題は二つ。
長時間のデスクワークがたたっての 腰痛  こんなんで 長距離バスが乗り切れるか・・・
出発が30分早まり、低血圧の頭痛は起こらないか・・・・
ネクラなチーの 悩みは尽きない。

 集合場所 到着7時15分 バス出発の15分前 う〜ん まずまずの出足だ。
しかし、フラおじさん以外には、ほとんど人影が・・・ない。

「あんなぁー 出発が30分 早まったんは 8時半が 8時になった いうことやてー」
「えぇ?〜 ほんなら今から45分も 待つわけぇ〜」
「すまん!」
(もぉー すまんでは済まんわ・・・)
なんとも幸先悪い。

申込み時期が早かったのか、席は1号車 2列目。
それも、3台のバス 総勢100名余 
えええぇーーー!!!


「皆さま ご心配なく。混雑を避けるために 3台は別行動。 トイレ休憩、スタート場所、昼食、入浴 全て、車両によって  となっております」
添乗員は当旅行社の栄誉を称えつつ、説明を続ける。

いつもは最後列に陣取って、酒盛り ヒワイ話に興じているフラおじさんだが、残念なことに今日は真ん前の席で、すこぶるおとなしい。
かわいそうに。

それにしても、なんと、要領の得ない 説明 だろう。
さっきから 熊野古道と、吉野古道の話が、交じり合い ほとんど思いつきで 秩序なく 語られるので 一体何の話をしているのか さっぱり分からん。
添乗員は おそらくB型人間 か・・・(勝手な血液型分析) 
と、料理人「道場六三郎」に似た、初老の添乗員を斜交いに見つつ、以後 彼を 「道場」 と呼ぶことにする。

「道場」は、皆さまのご協力なくして、今回のツアーは成り立たないこと。いかに、敏速に行動せねば、洞川まで辿りつけない事。ご無理な人は遠慮なく奥千本でリタイヤしてほしい事。その先のリタイヤは不可。 また、休憩らしい休憩は ほとんど取れなく、トイレがままならない事 などを 
まるで ツアー客の不安を煽るかのように まくし立てる。

このところの説明は、人が変わったように 上手い。
で、品の良い乗客たちは、ゴソゴソと、皮算用。
(バスが着いたら 誰よりも先に、歩き始めな なぁ・・・)



中千本 
勝手神社からスタート


大挙する人々
恐怖の一列縦隊


水分神社手前
金峯山寺蔵王堂 
遠望


奥千本からの
石畳の道


愛染宿跡


旧吉野道分岐
女人結界の石碑も


青根ヶ峰先の
車道出合いから
あれに見えるは 高見山か



車道の村境
黒滝村へ


五十丁茶屋跡あたりで
昼休憩 15分


立ったままくつろぐ
写真に手間取ると
オマンマ食い挙げ

ここは天下の吉野山。
春は桜、熊野古道の名を世に轟かせた 後醍醐天皇ゆかりの地でもある。
だが
みんな 写真を撮る間も惜しんで、指示通り 列をつくる。
道幅が狭いので 一列縦隊 を堅持する しかない。 

とにもかくにも 「奥千本で、体力チェック します」 と 脅されているので、息つく間もなく 必死で歩く。
左分岐の 「高城山」は、すばらしい見晴らし台ではありますが、5分間 ロスをするため、立ち寄りません。
(ほんなら言うな!)
青根ヶ峰トップも、飛ばします・・・
(オイオイ!)

その後も 薊岳 大天上ヶ岳 と、旅程には書いてあるのに、通り道の四寸岩山を除いて
ピークは ことごとく省く のだそうである。
そんなのは、詐欺ではないか? と思うのだが、ツアーに関しては 茶飯事 なのだ そうである。

やっとの、奥千本=金峯神社に到着。 隊はヤレヤレと、歩を緩める。
奥駆け道は これからですのに・・・

チーは ようやく 体が起きてきた。 
大体が エンジンの掛かり が トロクサク(どこの方言や?)  集団とはテンポがずれる。
調子が出たら出たで、ブレーキが利かなくなり 目の前の列に続くのが、まどろっこしくなる。
で、ふと気づけば 
崖やら土手やらを伝い歩きしつつ 集団を飛び越し いきなりトップへ躍り出て、
うっかり 「道場」 までをも 抜かしてしまうぅぅぅー。

「もしもし お客さん ツアーの方ですか? 皆さんの歩調が乱れます。 私より先はご遠慮ください・・・」
(たった 二歩 でもかぁ〜)

それから後は、「道場」の目の届かぬ 列の後尾につけ
たら〜り たらりと 歩く事にする。
おかげで、カメラをさげた、気ままなおじさんたちと、優雅な古道めぐり を繰り広げる旅に
華麗な変身をとげた。

道は時折 車道と合流し、またすぐに、山道に入り と、道標に沿って ズンズン続いている。

最後尾には 「当社の四天王」 の異名をもつ 巨人 が 仁王立ちし、
むやみに 遅れをとると 愛想のない キツーイ視線を浴びせるが

たまに 「リュックから  ジュース ポタポタ」  なんて トラブルが生じても、
「四天王」にまかせて お先に失礼・・・ということも 可能なので 
この手のツアーには 欠かせない人材 なのだ と思う。

そろそろピークかな・・・という若干キツイ登りを乗り切ると
ちょっとした広場に出て、
「皆さん お昼ですぅ〜 食べる人はどうぞ。 最後尾 到着後、10分で 出発しまーすから〜」
だーって・・・急げー!!



おにぎり弁当
かやくご飯はまずまず
の味


四寸岩山で、記念撮影
左から フラ、GO、
コン、W、チー、カー(敬称略)


四寸岩山からの展望
大天上ヶ岳の向こうに
稲村ヶ岳・山上ヶ岳・大普賢


モミジの林


ブナ林を行く
厚顔の美青年


杉小立の下り道
に転じる


水場の倒木
滑りながらくぐる



女人結界門に
たたずむ
フラおじさん



夕闇の洞川温泉

竹皮包みを紐解けば、巨大おにぎりが三個。(これは、チーの普段のご飯の 3倍の量)
なぜか、我らグループの近辺を ウロウロしている「道場」。
食べてるハダから、「後○分・・・」
と、せっつくので 喉を詰まらせ、途中で箸を置くことにもなる

先ほどまで、グー グー 鳴っていたお腹も みごとにおさまり、
その後の急坂を登りきり 四寸岩山 にも、程なく到着。

そこから先は、尾根に沿って いくぶん緩やかな道に変化し
ブナの黄葉、モミジの紅葉 などなど、古道の醍醐味 を 体に染み込ませて 
みやびな旅 気分を満喫する。

振り向けば、赤や黄色の落ち葉の艶やかさが 行く人の頬を染め
「まるで コーガンの美青年 ですなぁ〜」
などと ジョークも言える 余裕である。

日差しに照り返され、ますます華やぐ モミジの葉。
歩を進める毎に、移ろいゆく風景。

ビューポイントは数々あれど、
悔しいかな、
道は 急坂下りで 片側崖
それを、結構なスピードで 駆け抜けるので
カメラをONにしてぇー、構えてぇー ・・・の間に、景色の方がどんどん逃げていってしまう。

「水場」と書かれた滝状の崖(大天上ノ滝らしい) を通り抜けた先で
「休憩ーーぃ!」

だが、隊の先頭が 滝のちょっと先で 休憩に入るので
最後尾が、滝を渡りきれず、立ち往生。
チーなんて、滝はなんとか通過したが 片足上げて休め の 休憩姿勢。
(これじゃーまるで、「犬の××」 だよ〜)

「すんませ〜ん もうちょっと、先頭 前へ行って くださーい!」
と叫べば
「まぁ その辺でテキトーに 休んどいてくださーい!」
と、返される

これには、さすがに 今まで黙っていた周りの衆も
「自分が休めば ええんかいな」
と、失笑。

それにしても、今まで誰も、文句を言わず、
黙々と隊に従っておられるのが チーには 不思議でたまらない。
チーひとりが 悪態ついて 「もう グレたろか!」 というほどだけれど・・・

「五番関に到着した方から、ピストンのマイクロバスで、洞川温泉まで お運びします」
と、申し渡されているので、
従わねば 下山後のスケジュールにも 差し障る。
わけか・・・

こうして、五番関「女人結界門」での、撮影会もそこそこに 
1号車の一隊は、2号車に 人材トレード されて行った 「四天王」 を除き
全員 うちそろいて (これには「道場」自身が 最も驚いていたが)
入浴前の準備運動(?) までも きっちりと済ませ、
こじんまりとした宿の風呂場へと 突入していったのでありました。

女性が多いという理由で、大浴場は 女の園。
とりえは「品のよさ」だという 当ツアー。
湯船で手足を伸ばし やれやれと くつろぐ おばちゃんたちにも、そこはかとない気品が・・・
それを乱さないように チーも そっと、仲間に加わる。

「これ 初級者向けコース だったんちゃうの?」
と、おもむろに口を開くおばちゃん。

「そやから 申し込んだのに、かなりキツイんとちゃう? ほとんど休憩ないし、距離も長いし・・・」
「そうよー 私なんて、山 初めてやったのに、ロープにつかまったり、崖滑ったり、倒木くぐりとか、・・・」
「私 おにぎり 食べてへん」

風呂場に反響した声は、一段と パワフルに迫る。
なーんだ! みんな 今まで、遠慮してたんや〜 
と、思わず苦笑い。

「これは『初級コース』なんかじゃ ないですよ。 このコース行けたんだから、他はどこでも 中級でもアルプスでも 行けます・・・」
気が付けば、なだめに かかっているチー。

バスでは、ビール片手にくつろぐ フラおじさんたち。
そこへ、飛んで行って
「いやぁーすごかったよ うちの風呂。 おばちゃんたちの 愚痴る愚痴る! 今まで黙ってはったから、別に 何にも思ってはらへんのやぁ〜 と思ってたら、風呂場で沸騰  もう 大笑いやー」

日頃 口数の少ないGOおじさん、
おもむろに 一言
「それは、言うたった いうことですな。」

言うたった・・・湯ぅー たった・・・湯 立った・・・・
バンザーイ!!

 ← わがままチーには いくぶん窮屈だった パックツアー。でも、添乗員の 統制の取れたリード のおかげで、奥千本のチェックポイントを通過した一隊は、誰一人、落ご者を出すことなく、モミジの古道を満喫する結果と あいなりました。
さすが さすがの「大峯奥駆け道」 
紅葉の風景を、収めてみましたので お見苦しい点多々ですが ご観賞いただければ幸いです。

 長距離バスで、悪化を懸念されていた 腰痛。 ふとした思いつきで、ゴルフボール(山で拾ったヤツ) を 行きと帰りの車中で、背中にグイグイ押しあてていたら・・・おお! 奇跡じゃ!!
   痛みがぁ〜 ウソのように 消えていきました  (^_^)/~


11/6 (土) 快晴 奈良県・三重県

大台ヶ原〜三津河落山 標高1630m 歩行時間約4時間
メル友グループ {山の徹人氏 快気祝い}
Wolfgang、山の徹人、三田、風花、単独行、さきょう、Lune、Flora、(敬称略) チー 計9名

地図・・・・


家5:15→塚口駅南5:25→(単独行氏の車)→名神尼崎IC5:43→松原J6:03→柏原IC6:08→吉野のLawson7:00→川上村役場前7:23(朝食)8:35→大台ヶ原駐車場9:31
通行料1600円


大台ケ原駐車場9:45→展望台10:15(休)10:22→日出が岳10:40→巴岳11:06→川上辻11:30(休)11:45→名古屋岳11:55→如来月→三津河落山12:25(昼食準備〜昼食〜デザート)14:10→大和岳14:30→ドライブウエイ出合15:13

ドライブウエイ出合15:30→(単独行氏の車)→川上村役場16:30→柏原IC→藤井寺→名神尼崎→塚口マクド前18:53(下車)→家19:00




HP作成のいきさつ & おわび

 本日 雲ひとつない 快晴。
参加された皆さんは 山のベテラン ぞろい。
それに 負んぶに抱っこ を決め込んだ チーは、調子に乗って 大はしゃぎ
おかげで 撮った写真 なんと 147枚!!

どうすんのよぉー  こんなにたくさん!!
おかげで 収拾のつかないまま、眠れぬ夜を過ごすことに・・・・

 ウジウジしている間に、Wolfgangさんから 「できちゃった。」 通知が来てしまう。 (注: できちゃったのはベイビーの事ではない)
彼の作品を見て、また仰け反る。
だって あまりにていねい で 正確 なんだもーん!

というわけで 再び 負んぶに抱っこ の チー。
「ゆっくり作ってくださいね」
と、多大な時間を 頂いたにもかかわらず まったくの、期待はずれ。
かように ちゃらんぽらんなHP を作成するに至った のでありました。


 運転がダメで、阪急神戸線沿線に住んでいるチーにとって、奈良県南東部の山は、到着までが大変で、難攻不落だ。
何をさて置き、ネボスケを返上せねば、一生 クリアー出来そうにない。
その道を、何の因果か 1日おきに三度も通うことになった。

とりわけ、最終回の今日のコースは 大台ヶ原の中でも、一生に一度は 何が何でも行きたかった「静寂の大台 縦走コース」
それを、ネットでお友達になった Wolfgang氏が、スペシャル企画 してくださるという。
しかも、ネット上でしかお目にかかったことのない 「謎の面々」との、面会も叶う というオマケつき・・・・

これは、何としても 参加せねば!
腰の痛みなど、なんのその! 念力で治してみせる!!
エイ ヤー !!

こうして、ネットつながり 怪しい〜軍団 山行 が 賑々しく 開幕した。

塚口〜大台ケ原駐車場

初っぱなからチョンボ
 チーにしては快挙ともいうべき 4時半起き。これなら 5時半塚口駅南 の 単独行氏との待ち合わせも、楽勝。
夜明け前 未だ薄暗い待ち合わせ場所。チーの真ん前に 白のワンボックスが 滑るように停まった。
「わ〜 凄いタイミング 私もちょうど 今来たんですぅ〜!」
「僕、30分前から居りました。昨夜の 30分遅らすメールに レスがなかったでしょ。てっきりチーさん 見てないんだ と思って・・・・」
ガチョーン スミませーん (゚o゚)


なんでだろう〜
 助手席に陣取り あいかわらず、腰にゴルフボール の 治療中。
柏原あたりで、コンビニに立ち寄り、単独行氏が あまりにデカくて、一瞬 見失う (?)
食糧2食分 ・・・と、オニギリ 5個 も買っている。
(それを全て、たいらげちゃったんだってよ・・・やっぱりスゲー 食欲 やー!)

驚異の 抜け道熟知 スイスイ ドライブ。 なんと集合時間の 1時間も前に着いてしまった。
だが 駐車場には すでに停まっている一台の車。
「あの人だ あの人だ!」
と、騒ぐ 単独行氏。
チーにとっては みんな初対面なので
「あの人でも どの人でも 同じだ」 けれど・・・

『尾張小牧ナンバー』 って、もしや 風花さん?
「なんでぇー、こんなに早いのぉ〜? 」
慌てて挨拶。

ルート 3台に分乗し 国道169から大迫ダムを越え、標識を右折し 大台ケ原ドライブウエイへ入る。大和岳取り付き地点で風花氏の車を残し 一路、大台ケ原駐車場へGO!

大台ヶ原駐車場〜日出ヶ岳

全員で記念撮影を済ませ、手入れの行き届いた散策路を Wolfgang氏 の後について 歩きはじめる。
「ねぇ ずーっと こんな遊歩道なんですかぁ〜?」
「日出ヶ岳まで ですよっ!」
(バカなこと 聞いてしまった・・)



みんなの先頭に立って
歩き始めるWolfgang氏


樹木の中の整った道を行き
展望台へと登りつめる


360度の大パノラマ
遠望する大峰山系
東には
熊野灘が・・・

ほんまに、大台からなんだ!


展望台の脇
ロープの柵を乗り越え
スタスタ行くWolfgang氏
あっけに取られるチー


道標なんてない
でも なぜか
倒木をくぐるように、
かすかな道が続いている


くぐりの次は 跨ぎ。
軽やかな足取りの
三田氏

あいつぐ展望に、口 あんぐり
 展望台は、想像を絶する コバルトブルーの世界。
彼方には、熊野灘が、うっすらくっきり 見えている。
「海が見えるって、本当やったんやぁ〜」
あっけに取られつつ さんざん、展望を楽しんだのに、
まだ、この先がある のだ という。

再びコマを進め 日出ヶ岳山頂
文字通り 360度の展望。
高見山のある台高の山々大峰連山
向かって右から 山上ヶ岳、大普賢岳、行者還岳、弥山、八経ヶ岳、仏生ヶ岳、釈迦ヶ岳・・・・
ていねいな説明を受ける。
「知ってまーす 登りたいでーす」
と、逐一 突っ込みたいチー。 どれもこれもが 憧憬の山なのだ。

秘境へと出立
 「そろそろ行きましょう」
Wolfgang氏 立ち入り禁止の保護ロープを跨いで、スタスタ下って行く。
「オエッ! こんなとこ、越えていくんや〜」 隠しカメラの話は、これだな・・・
いよいよ ワクワク の 縦走路の始まり 始まりぃー

倒木をくぐり グロテスクに はみ出した根っこを跨ぎ、下っては登り・・・
ドデカイ岩を 拝み(?)
道標のない 道なき道を、どんどん 進む。

(このとてつもなく 漠然とした笹原を、なんで、スタスタ 歩けるんや?)
以前、西大台へ行った時 ツアーの添乗員から
「ココで迷ったら 最後ですからね・・・」
と、脅された事を 思い出す。

巴岳〜名古屋岳

「着きました 巴岳」 
では、ここでも 記念撮影を・・・
Wolfgang氏 風花氏 は共に 三脚を持参しておられる。
(あはん! そーか 単独登山でも 三脚があれば HP制作 バッチリなんや〜)
また、一つ かしこくなった。

名古屋岳は、ルートをいくぶん外れた、左のピークにある。
「え? 寄らないの? じゃぁ チーちょっと、行ってくるから、先 行ってて・・・」
単独行氏に言い捨て 猛スピードで頂上まで登りつめ 振り返れば 
あれ! みんな こっちに向かって来る。
(悪かったかなぁ〜)



御神岩かな?
縄がけしてある


展望の利かない
巴岳山頂で
三重と奈良の県境を語る
Wolfgang氏


笹原をどんどん下ると
川上辻
車道側に出る
小休止


倒木が、オヤジのように
寝っ転がった原を
(根っころがった?)
再び登る


ブナの急坂を
一歩一歩 確実に登る
Wolfgang氏
足音が聞こえてきそ



道筋を左に少し折れて
登りつめた先が
岩塊重なる
名古屋岳


がんばれー
 「お昼は 三津河落山にしましょう」
再び 登りが始まる。
Wolfgang氏は、ちょっぴり苦しそう。
「ボクは、最後尾を 優雅に歩きたいタイプなんで・・・」
リーダーを任せっきりで、申し訳ない限り。
きっと、昨日もあまり寝られなかったんだろー 
だが、彼が こんなにも喘ぐ理由 が、三津河落山で、明らかになり、チー 愕然とすることに・・・

三津河落山

大展望 再び よみがえる
 ココが山頂かと、思っていたのは 如来月のピーク。
さっそく 岩によじ登り、登って来るみんなを パチパチ撮っていたら
「まだ、5分先だよ」
と、言われ 慌てて 後に続く。

果たして その先に 待っていたものは・・・
「日出ヶ岳展望」 から、しまい込んでいた 大展望。
いや! 今までに 経験したことのない 青空天上パラダイス
大パノラマの 笹原 大草原 
さえぎるもの、 人工的なもの など 何一つない 静寂の稜線漫歩の大台ヶ原 驚異の世界 だった。



あれが 三津河落山
次はあそこだ
と教えられ
ようよう 地形が見えてきた



ブナやトウヒの林
倒木の中を
再び登りはじめる


如来月のピーク
三津河落山頂
まだ5分先
がんばれー



三津河落山 到着
あまりのスケールに
圧倒される


歴史を感じさせる
苔むした石標


景色に釘付け
あっけに取られて

しばし 感慨に浸る
Floraさん・さきょうさん


 三津河落山(さんづこおちざん)の名は、三重県宮川村、奈良県上北山村、川上村の3村に落ちていく吉野川、北山川、宮川の3つの川の分水嶺 というところから 名づけられたらしい。
間違っても 「サンズのカワ 落山」 などと、読んではいけない。

ご飯にしましょ〜
 三津河落山に到着するやいなや、三田氏は ザックからなにやら取り出して、ズコズコ。(火種の準備)
続きまして ザックから出てきたのは コンロ二個 ボンベ 鍋二個 ビニールに入った青物野菜、根野菜、キノコ、肉の包み それぞれ二個ずつの包み。
台風の傷あと未だ深く、野菜が目をむく高値の昨今。まさか、野菜たっぷりのキノコ鍋を山のてっぺんで いただけるなんて・・・・
女性人 大歓声!!
自前弁当しか、持ってきていない チー、ワナワナ

そして そして 材料を煮込むための水 ペットボトル2リットルサイズ3本が、Wolfgang氏のザックから、ゾクゾク出てきた。
ゲー もしや 計6kg 
これだけでも チーのザック以上の重量。
彼はそれを、ずっとココまで、黙って担いで登って来た・・・・ことになる。
そんなこと、まったく知らないで ホイホイと来てしまった アホー!
スゲー 罪悪感・・・

申し訳なさと、有り難さが交錯して、ウルウルする目を、紺碧の大天上に向ける。
一点の曇りもない、澄んだ満天の青空が、瞳の奥までを 水色に染めた。



鍋に つきっきりの
さきょうさん


野菜が煮えてから
肉をていねいに扱う三田氏 
手つきが決まっている


ご持参の手前味噌で
キノコ鍋 完成でーす


ビールを勧める
風花氏


キノコ汁にかすむ
自前弁当
あったかお汁のおかげで
身も心もポッカポカ


器が小さく見える
Wolfgang氏
左 単独行氏


Luneさんお手製チキングリル
もぅ 感激やー!!


デザートには
柿までが・・・

鍋が煮えるまで
三田氏ご持参の 珍しい 「キノコ 撮影会」 で、盛り上がる。
勘が鈍くて、何度も 撮りなおす。

「Wolfgangさーん 何作ってるの?」
「ぜんざいです」
「ぜ ぜ ぜんざい!?」 (オエッ やっべぇー! なんで、この人 チーが 「アンコ メロメロ」 なの 知ってんだぁー) 
「お餅もあるよ」 
これまた、チーサイズ。
気が付けば、チーのお手々が 袋に残ったアンコに伸びて・・・ 
Wolfgang氏に笑われる。
うっめぇ〜〜  卒倒しそぉー。

いよいよ完成したキノコ汁を、いみじくも 頂戴する。
チーの弁当箱より大きい器にたっぷりと盛られたキノコ汁は、もったいないほど具だくさん。
弁当そっちのけで スルスル、ガツガツ
お腹にしみとおっていく。
あ〜 何たる 幸せ!!

食後、Wolfgang氏は、くつろぐ参加者一人一人に、出来立ての、ぜんざいを 注いでまわってくれた。
それを、うやうやしく受け取り 小餅でふき取るように 底まできれーいに さらえる。
みみっちいけど、もぉ美味しくって 止まれへん。



キシメジ
背後でキノコ談義を
繰り広げるは三田氏


スドーシ
背後にドッキリ
Wolfgang氏


几帳面に
アンコを溶く
Wolfgang氏


心も体もポッカポカ
  山に来て、みんなで 同じ鍋のモノ をいただくなんて、想像もしていなかった。
なんという、贅沢だろう。
ほとんど見ず知らずで、初対面という皆さんと、こんなに打ち解けられたのも
ひとえに このすばらしい共通体験を提供してくださった 面々のおかげだ。

お手前を披露して下さった皆さん。 本当にありがとう!
ごちそうさまでした。
チー 手ぶらで ごめんなさい

この思い出は 一生 忘れそうにない。


大和岳 周辺


いよいよ 終盤
 去りがたき 三津河落の山頂 を後にして、縦走の旅は続く。
未練がましく カメラを振り回していると、みるみる 隊に開きが出てしまう。
「はーい。チーさん到着。今日 最後のピーク 大和岳でーす」
迎えるWolfgang氏の口調が、いくぶん寂しげだったのは、気のせい?

紺碧の山に向かいて 感嘆のため息。



大和岳へ
最後の縦走が始まる

大展望の笹原を
下って登って
止まって撮って・・・


大和岳で
バンザーイ!
「いい 実にいい」
風花氏の感嘆する声
聞こえてきそう


連なる大峰の稜線
別れを告げ
下山路を辿る


ドンドン行く
先発隊
名残を惜しむ

後続隊
チー 狭間でウロチョロ


再び 倒木の雑木林の下りが始まる。
ルート選びが難しく、先発隊も二手に分かれて 右往左往
「こっちだ!」
「こっちだ!」
マイペースで行くしかない。

直進しそうなルートを、無理やり左へ折れ 雑木林の急坂を下る。
ついて行くだけで 必死。

ふと、後続隊が来ていない事に 気づく。
声を大にして叫べど呼べど 返答なし。
「あっちへ下っていかれましたけどー」
ご夫婦で来られた人の弁。
「そりゃ えらいこっちゃー!」
ナリフリ構わず ザックを放り出し、急坂を駆け上がるチー。
後続隊の三人を、呼び戻すつもりだった。
そのくらい、お役に立たなきゃ なぁ!

再び、笹の大草原に 戻り立つ。
しかし 見渡す大草原に人影なく、金切り声も ただ 空しく響く のみ。

あぁ なんという 孤独感 だろう
大台とは・・・ この、笹原っぱを、一人行くとは・・・ まさに こういうことだったんだ・・・

遠くでかすかに (笛) の音が している。
たとえようもない 寂しさが押し寄せる。
途方に暮れて 再び先発隊の元へ 立ち戻る チー。

「見つかった って!」
「ほんとー!!」
笑顔の三人を見て、ホッとする。
まったく別ルート 道無き道のヤブを下ってきたんだって。 さすがやぁ〜

すいませーん。
ザック、ほったらかして 「ガキの使い」をやっちまったチー 自分が恥ずかしい ですぅ〜

ドライブウェイ〜帰路

「ココで 解散らしいですよ」
あんなに楽しかったのに 別れが あっけなく 来てしまった。

山の徹人氏が、自家製のお茶をお土産に下さる。
またまた チッコクなるチー

実は、チーも 山で、必携のカステラを、皆さんに配るつもりだった。でも、車に置きっ放しで、ついに 出しそびれ、
後悔と共に 持ち帰ってしまう ドジ・・・

Wolfgang氏が、「チーさん どうも」 と 握手して下さる。
でっかくて 包容力のある手。
この手のおかげで、何ものにも替えがたい 想い出が 作れた。



ドライバーのみ乗り込み
大台ヶ原駐車場へ
戻ってくれる


ありがとう
Wolfgang氏の車を
見送る


夕闇迫る
西名阪

最後まで ドジ
 今朝の集合場所に戻ってくると、やっぱり 車が止まっている。
スタートと同じだった。
単独行氏に続いて 急いで 車から降りようとして、手提げ袋の中味をぶちまける。

あぁ 再び ドジ!
驚く 風花氏に
「また 六甲とかにも 来てくだはいねー」 とか、なんとか・・・・・
アホなこと、申しました と思います。すんません。
遠路はるばる、風邪を押して来た人に、もうちょっと、気の利いたことを、言えんかったんかいな〜
「スナフキンちゃん気をつけて」 とか・・・ ウン? スナフキン? アカズキンと違うか ?

朝と同じ道を通って、一路 帰路を辿る。
男性と2人っきりで 真っ赤な夕日を 見送る・・・なんて
婚約時代の 須磨浦公園 以来 じゃなかろか。

「もう どこからでも帰れますから・・・」
というのを、家のつい近所まで、送ってくださった単独行氏
何度も お礼を申し上げ、車を見送る。
今度こそ決まった! つもりだったのに、
「手袋 車に お忘れでしたよ・・・・」
と、メール。
あっちゃぁ〜

すっぽり暮れた 夜道を急ぐ。
「みんな 今日 ミツさんはどうしたの? って、心配してくれてたよ」
ミツに 土産話 どっさり だ。
だが、家は灯が消えて 真っ暗。 ミツは、未だ みたい・・・
今日は、珍しく ミツが 夕食の物を用意する と言っていた。

荷物の整理、メールチェック、小物の洗濯・・・待つこと小一時間。
まだ、帰らない。 腹減った。今日は、ファミレスだなぁー

ガラガラ シャッターの音。
「ごめーん ごめん!  会議で もめちゃってさぁ〜 今すぐ、ご飯作るからねーー」
キッチンに 走りこんで行く ミツ。
オヨヨ 唖然!!

結婚十ウン年 初めて目にする 夫の姿・・・・・

せめて 今回 ご一緒して くださった皆さまを 紹介させていただこう と、別室を用意いたしました。 よかったら 是非 お立ち寄りくださいませ。 
 ←クリックで、開けゴマ!!


11/14 (日) 曇り 滋賀県

武奈ヶ岳 標高1214m 歩行時間7時間35分
ミツと二人で

地図・・・

家5:37→名神 尼崎IC5:49→桂川PA6:13(朝食)6:33→京都東IC6:43(1750円)→(湖西道路)仰木雄琴6:55(410円)→和邇料金所7:02(420円)→イン谷口 比良P7:14

イン谷口7:20→大山口7:44→カモシカ台8:30(休)8:37→北比良峠手前分岐9:25→旧ロープウエイ乗り場9:47(休)9:54→イブルキのコバ10:08→コヤマノ岳分岐10:43→武奈ヶ岳山頂10:56(昼食1)11:34→ワサビ峠11:55(昼食2)12:20→中峠12:53(休)13:00→金糞峠13:56(休)14:05→北比良峠(展望所)14:47→カモシカ台15:14→大山口16:12→イン谷口16:35

イン谷口16:55→仰木雄琴17:11→(名神)17:42→吹田SA18:20(休)18:37→(マーケット)→家19:00 (通行料2580円)


やっぱり 武奈 は デカかった!

なんで 武奈なの?
 木曜の夜になって
「今度の週末は 武奈 に しとこかぁ〜」
などと、ミツ君 しゃぁーしゃぁーと ほざいた。

月一の割合で、「チーの山行」に 同行するミツ君。
近場の紅葉には まだ早いようだし、兵庫県の山 ばっかりも なぁ〜
で、なんで、突如 武奈 なんか よぉ わからん。
しかも 「武奈」 なんて 気安そうに 呼び捨てしたりしてぇー
案の定 「武奈」 の漢字 も知らない。

この人 武奈が どんな山か、知ってるんかいな・・・
納得させるために、「比良山系」の地図を買いに走る。

イン谷口先のロープウエイは、すでに閉鎖中。 駐車スペースは多いけど 往復すると、結構な距離 になる。
坊村 からなら、時間は短縮できるけど、よほど 早く行かなきゃ 駐車が困難かも・・・
・ガリバー村は、アクセスルートが 長い。
う〜ん・・・・

それにしても なんで こういう時に限って、「日帰り山歩き」 魅力いっぱいの特選コース (ブルーガイド なんて 
ふざけた ガイド本が 見つかってしまうんだろー

イン谷口〜正面谷〜山頂〜八雲ヶ原〜カモシカ台〜イン谷口 歩程6時間 だってよ!
「なんや 行けるやんか!」
まったく 罪作りな本 である。

金曜は 人ごみの西梅田で もみくちゃにされて、帰宅が22時半。 さすがにグロッキー
いくらなんでも、土曜登山は無理やろー
ということで、
起きれるだけ早く 早起きするぞ! と宣告し
日曜出動 の運びと あいなった。

こんなんで 行けるんかいな
 5時前に布団を剥がれ 真っ暗な中を、手探りで 準備。
ガレージ開け エンジンの音 すべて 抜き足 差し足 ・・・
コンビニおにぎり は、未だ 昨日のまんま(わかります? まま と、御マンマ を掛けている) だけど・・・ 我慢する。

夜明けの名神を ビューン! 一路 滋賀へと向かうのに、待望の太陽が なかなか顔を見せない。 
さぼっとるん かな?
しかし、天気予報 みごと的中で、今日は 曇りから下り坂 みたい・・・
まぁ こんな時には  「ハレルヤ コーラス」 でも大合唱 という 奥の手 を使って、とにかく 走れー!

高速料金2度払いなんて なんだか追加料金を騙し取られたような 湖西道路 を降りたすぐ先が イン谷口駐車場
なんと 駐車している車は わずか 3台
「やっぱり、早起きは三文の得 やね!」
と思いきや、実は ロープウエイ閉鎖のあおりで、ココの人気自体が、落ちている みたいだった。

とりあえず 歩き出そうとして、ドデカイ看板が 通せんボーをするように、立てかけてあるのに ギクッ となる。
青ガレ危険 
たしかに以前 聞いたことがある。
けれど、何にも今から 脅しをかけなくても、良さそうなもの である。
それを証拠に、傍らでは ミツが すでに ビビリ始めている。

「大丈夫よぉ〜」 
ミツ 首を横に強く 振る。
「ココは青ガレ じゃないのよ。 ね! だから、とりあえずこのまま行って 大山口から 右折。 ダケ道の方に 進めば 何とかなるから・・・ ね ね ね」 と、地図で示して 念を押す。
ミツ しぶしぶ承諾。
やれやれ 難儀なヒトと 来たもんだ。

まもなく 大山口 には、到着したものの 再び 青ガレ危険 の看板 仁王立ち。
「別に 大丈夫だと 思うけどねー」 と もう一度 打診してみる
ミツ 再度 首を強く振る。

チーは 以前、一度だけ 青ガレ を登ったことがある。あれは 雪山登山の体験講習 だった。
つまり、雪がない場合には、あそこがどうなっているのか ちょっと 説明がつかない。

「右折して ダケ道を選ぶと かなりの大廻 になるのよ。 それでも いいのね!」
捨てゼリフしてみたものの、結局 ダケ道 を行くことになった。



イン谷口
登山届を出すミツ
まだ、毛糸のセーター姿


登山者各位
落石事故多発
青ガレ危険


紅葉の小路を
歩き始める


大山口に着きました
道標がしっかりしている
安堵


ほとんどガレ道
葉っぱ踏み踏み
所々 動物臭


紅葉の間に間に
武奈が見え始める


大変な悪道である


北比良峠が近づくと
突如 遊歩道に、変わる


夫と言えども・・・
 ダケ道 これが 結構な悪道。
浮石ゴロゴロと 突出した根っこ それ以外は ほとんど 崖。
そこを、頼りない赤テープを 探し 探して ヒーコラ 登る。
人のことなど、構ってられないが、構わないと、はぐれてしまいそうで、登ってはミツ待ち 登ってはミツ待ち・・・の繰り返し。
カモシカ台 を過ぎた頃から、ふと 何がしかの動物臭が鼻をついたので、慌てて 鈴を 引っ張り出す。

「やっぱり 鈴があると はぐれないもんねぇ〜」
アホか おっさん!  思わず 口から 出そうになる。

ヒーコラ登り始めて かれこれ2時間が過ぎた頃、
落葉低木の合間に 麓の琵琶湖が、チラチラし始め 道も なだらかになってくる。
右手には武奈ヶ岳頂上も顔を覗かせている。 
そして そして そのはてには、遮る物の何もない みごとな大展望が 突如!広がった。

見渡すは 雲海に烟る湖東の山々。 雲の上には 伊吹山を始めとする 湖北の山、鈴鹿の山々。眼下に目を転じれば 静寂の琵琶湖、淡く かすみて・・・・

こんな景色が、今まで隠れていたのか〜 と ボーっと 見とれて 
しかし ご注意 ご注意!!
あわや 右側 スパッと切れ落ちた 崖 転落! て 事にならぬよう。

そして たとえ、夫に、「鬼女! 呼ばわりされようとも ポーカーフェイスを装って、あと一歩を 乗り切ろう!
さすれば 旧ロープウエイ山頂駅 の広場が、先ほどよりも 数段 デカイ スケールの展望で 迎えてくれる。 
ここで ほんまの小休止。



右手には 切れ込んだ崖
神璽(しんじ)の滝分岐


眼下に琵琶湖大橋


仲むつまじく石仏
羨ましい〜


霧の彼方に
伊吹山


まだ 登るのぉ?
休憩しようよぉ〜


旧ロープウエイ山頂駅
広場からの展望


とりあえずは 山頂をめざそう!
 広場は 金糞峠との分岐になっているが、迷わず 武奈ヶ岳方面 へと直進する。
ススキヶ原を抜け、ズンズン下ったところが八雲ヶ原
夏にはサギソウを はじめ ミソハギ、ヨツバヒヨドリ、ヌマトラノオ などの お花畑で賑わうところだ。

イブルキノコバを過ぎると 再び道は険しくなり 左手にコヤマノ岳が チラリ。
なだらかな山容のコヤマノ岳が  樹氷で美しいのも 頷ける 
それを左に見送り、いよいよ 天まで続くような 丸太階段を 登りはじめる。

寄れば 足が痛い、膝が痛い と耳障りなミツは いつの間にか はるか下。
今ごろ、どこに居るのやら・・・しかし 申し訳ないが、ただいま デジカメ と、足場 の事で、手いっぱい 
夫など 構ってなんか いられない。

振り向けば、どんどん開ける展望。 期待は高まる。
しかし 足元に振り返れば なんと 厳しい現実が ひかえていることよ。

丸太はわずかに右に曲がり、
そしてその先には・・・
紛れもない 山頂までの直線コースが 引かれていた。
あぁ 見覚えのある 木柱 が立っている。
一面 雪の原の中 無我夢中で歩いたこの道。
今 再び 武奈ヶ岳山頂 の木柱文字が やっと チーの手に届いた。
やったぁー!! (^O^)

雲海に煙る山々は、未だ健在。
360℃の大展望は、あの日と少しも 変わっていない。



ススキヶ原の中を
八雲ヶ原へ向かう


湿地帯を渡る


コヤマノ岳が
下になっていく


遥かなる山なみに
雲海 広がる


それとはウラハラ
過酷な現実


やっと
武奈ヶ岳 山頂


山頂で
石仏たちの
歓迎を受ける
雪山の時には
埋もれていた


伊吹山が 
あんなにくっきり

想いは 過去に
 あの雪の日は 雲ひとつない快晴だった・・・・
と 一昨年2月の 澄み渡った 冬の武奈を、まぶたに思い描く。
雪の反射が眩しくて、グラサンを外せず、スナップ写真の顔も、引きつったまま・・・
すぐそこの斜面を トラバースしようとして、リーダーが 滑落し・・・ハッと息を呑むと 今度は 目の前で誰かが、雪を踏み抜き・・・
もうそれで ビビッてしまって 足が動かなくなった っけ・・・・

「お地蔵さん!」
そうか あの時は、雪に埋もれてたんやな。

あれから、いろんな山に登った。
湖北、湖東、湖南、敦賀・・・・ 馴染みのなかった 山も、今では、ちょっぴり顔見知りになって・・・ 
でも まだ、知らない山も いっぱいある し・・・
また 行かなきゃならん し〜〜

誰かがラーメンを煮る匂いで、我に返る。
ところで うちのミツ 今 どないなってるんや?
やっぱり、リタイヤかしらん? 何処で? まさか 途中で 弁当食ってる とか・・・

不安なまま 直線コースの端に目をやる。
来たー! いや、あれは 二人連れや。
来たー! いや あれでは 歩き方が 逞しすぎる。
迎えに ちょっと 降りてみよか・・・
ザックを背負いなおした その時
おぉ!!
豆粒大の物体が ふいに 直線コースの隅っこに こつ然と 現れた。

あの歩き。あのストック。まさしく ミツ!! わーい やったやった!!
来たんや 来れたんやー!
バンザーイ!! バンザーイ!!
「いやぁ 途中から大展望でしょぉー もう、写真とるのが忙しくて・・・」 (^^ゞ
えぇ〜 ホンマ かなぁ〜

とりあえず メシ
 まだ、11時過ぎ というのに あたりは弁当のお花畑。
すぐ 感化されるミツは、景色も忘れて 急ぎ 弁当に走っている。
(夫が花よりダンゴだと、考えやすいわ) と チーも後に続く。
だが、
「私 半分だけに しておこうかなぁ〜」 なんて、仕切ったりして・・・
 
幸い、風がほとんどなく、景色に見とれて40分も長居したのに、体が冷えてこない。
あいかわらず 空は 一面 雲に覆われているが、雨を降らせる気配はないし、雲もほとんど動いてない・・・

で、下山ルート どうする?
地図を広げる。 
西南稜からの眺めが 良いらしいよ。
じゃー とりあえず、ワサビ峠まで尾根伝いに行って、中峠に降りるか・・・
それにしても衝動買いした地図が こんなに役立つとは 思わなかった。

パノラマ写真は キリがないので 7枚つづりくらいで切り上げ、下山行程に入る。



来たぁー!
蚤サイズのミツ
背後は京都北山


武奈ヶ岳にチュッ!
チッコク ピース!!


《食いかけて
記録に気づき
慌て撮り》

食べさしです すんません!


西南稜付近から見た
武奈山頂


ワサビ峠を越えると
ガレ道に変わる


中峠の先にある
台杉の巨木
本には芦生杉とある


ヨキトウゲ谷を行く


下ってくると
モミジが多い


金糞峠が近づき
丸太道が楽しい


そこはかとなく
ユニーク

アッ! 雨や!!
 西南稜はクマザサの原っぱ。振り返っては 山頂を愛で、カメラを覗きつつ、優雅に下っていく。
すれ違う団体は 9時45分着 坊村からのバス組か。 あっちのルートだと 大よそ この時間に登頂できるみたいだ。

小高い展望所に差しかかった時、パラッと頬に当たるものがあった。
「雨?」
坊村組みが、慌てて雨具を出している。
ちょっと下方で、ミツも着込んでいるのが 窺える。
そんなに降らないと思うけどなぁ〜 
と、チーも上着を羽織る。
 
とりあえず 雨を凌げるように 原っぱ を抜け 潅木地帯のワサビ峠まで小走り。
ここで 残したオニギリを食べてしまおう と、ミツを待つ。
再び、坊村からのグループに遭遇。
ちょっとした人数で、たちまち 峠の広場を占領される。
「遅いなぁ〜 ミツ・・・」
それもそのはず、しっかり 上下を着込んで 完全武装で ご登場だった。

「ココで 弁当食べちゃっおう! 中峠から コヤマノ岳 には寄らずに、そのまま ヨキトウゲ谷 を下るから・・・」
再び 地図で確認しつつ
「じゃー キンプン峠 に行くわけ?」
「キンプン? なぬ? まさか 金糞・・・」
「ちょっとぉー! 行くでェー 」
ミツの手を 強く引っ張る。
「もぉー 恥ずかしい〜!!」
願わくば 今のセリフ 団体さんが、聞いていなかったことを・・・

人のフリ見て
 ワサビ峠の先は、急に ガレ道になった。
幸い、雨は止んでいたが、疲れも出始めている頃だ。
浮石に足を掬われ、捻挫騒ぎ ということにも なりかねない。
慎重に下る。

「石コロは避けて、土手を歩いた方が安全だよ」
と、言おうとして、右足がツルッ となる。
靴裏を向けて 唖然!
ほとんど凹凸のなくなったゴム底。 その真中の金具までが、いつの間にか 取れてしまっていた。
これでは、まるで スキー板だよぉ〜
ストック 使わきゃ!

やがて 樹林帯になり 中峠を過ぎると、石コロ道に 流れが沿うようになった。
赤ペンキや テープ、比良のプラカードが随所にあるので、道に迷うようなことはないが、
かなり歩きづらい。
そこを、猛スピードで 駆け下りて行く男性・・・二人を追い越し みるみる小さくなった。
「ハ〜ン あんなふうに行けば、コースタイム通りに 行けるんやぁ〜」
マネしようとして、再度 右足ツルッ! で、思いとどまる。

傾斜がなだらかになり、その分、流れが増したら、沢渡りは丸太橋に変わった。
落ち葉がサクサク。 葉っぱ ふみふみ 
わーい 遊園地みたいだ。

パッと開けた先が、懐かしの 金糞峠(キンプンでは ないよ)だった。
しかも 期待以上の展望。
ミツも感激!!
小休止。

再び逞しい男性が、突然現れ、迷うふうもなく、青ガレをバンバン下っていった。
すかさず ミツに目を向ける。
でも やっぱり 強く首を振る   
チー 諦める。



金糞峠からの展望


金糞峠の石仏


前山コースは
シャクナゲ道


荒々しい
堂満岳
登りたいなぁ〜


大山口で 
バンザーイ

帰って来た〜


まるで
花ふだ のような
風景


また 来なければ・・・
 クッソー(それで 金糞?) また登りだ! と、前山に向かう。
でも、右には琵琶湖、振り向けば堂満岳、傍らにはシャクナゲの 明るい道が続く。(花期は初夏だけど)
下山は3時・・・は無理よねぇー 3時半? 4時前?

北比良峠の古い展望台で、一息ついて、
再び スパッと切れ込んだ崖を通過し、ダケ道へと戻ってきた。
崖を下って神璽の滝に向かうカップルが見える。
グッドラック!
背中にかける。

後は往路を辿るだけだー
単独行の男性に、ペースをあわせていると、ミツと みるみる 距離が開いてしまった。
カモシカ台で、とりあえず待つ。
地図を広げ、再び 青ガレ道を、未練がましく見つめる。

「ここは、初めてなんですか?」
先ほどの男性の声。
「私は2度目ですけど、前回は雪山でした。主人 足が不自由なもので(ウソウソ)、青ガレを諦めたんですが・・・」
「止めて正解ですよ」
そうかなぁ〜 未だ、心残りのチーである。

血相を変えてミツ登場
「あー 良かった! 道を間違えたか と思った。」
へぇ〜 一本道だった けど・・・
まぁ 元気そうだわ。それなら まだ 歩けるね。
だけど ここからは用心して、一緒に降りよう。

で やっぱり ダケ道は 悪道だった。
今朝、通ったばっかりなのに、あまり記憶にない個所が 多い。
申し訳程度についている 赤テープを辿ってはみるが、別にここを降りなくても良いんじゃないのぉ? 
と思うくらい、いいかげんな道案内。
こっちは、ちょっとでも マシなルート を選ぼうと、必死なのに・・・

カモシカ台から下ること 1時間 モミジが美しい大山口に やっとこ到着 さすがに ちょっと膝が痛い。
朝 素通りしてきた 紅葉の原 で、しばし、戯れる。
すぐ横を、タフげな山岳会グループが ガンガン下って行く。
「青ガレから ですか?」
「そうです」
あぁ〜 聞かなきゃ 良かった・・・

それにしても デッカイ山 だったよね〜
六甲も、たしかにデカイけど、どっちかと言えば横に長いじゃない? 平板的というか、二次元的というか・・・(ちょっと哲学的だ)
こっちは、円錐型、台形型だ・・・○○稜なんてのもあるし、上から斜めに道が出てる 谷も四方八方に伸びてるしねぇ〜
象の背中みたいか・・・
うんうん・・・
 
駐車場でお茶している間に、みるみる日の暮れが迫り 長かった今日の登山 に別れを告げる。
朝 7時20分に ここを出たんだよ〜
今何時? 
5時・・・・

※ 「武奈ヶ岳」は 岩崎元郎氏の「新日本百名山」に 選ばれました。


11/18 (木) 雨 奈良県 スルットKANSAI 3dayチケット使用

多武峰・御破裂山 標高687m 歩行時間3時間
花山歩グループ 5名で
地図・・・・ ←これは、なかなか分かりにくい。 1/75000に拡大した画面も、ご確認下さい。

家7:05→塚口7:13→阪急梅田→難波→近鉄なんば7:47(普通)→鶴橋7:55(急行)→桜井8:38→9:05(奈良交通バス)→多武峰9:25

多武峰バス停9:35→多武峰10:40→西大門11:10→御破裂山11:40→談山神社裏12:00(御茶屋にて昼食)12:30→石舞台古墳14:20→近鉄飛鳥駅15:50

飛鳥15:55(急行)→阿部野橋16:42→天王寺16:47→(ちょっと寄り道)→梅田17:26→塚口18:00


 
決め手は降水確率
 「花山歩の会」 では、降水確率が午前か午後が 50%なら 例会は中止か次週に延期。
これは、雨嫌いの「我らが隊長」の スタンスだ。
たしかに、傘をさしつつ、カメラやルーペを覗きこみ、メモまで取るのは、かなりの芸当 といわざるを得ない。
その上、植物には、日が射さないと、開花しないものも かなり多い。
という観察上の問題 もあるので、みんな すでに 納得済みだ。

そして、今回の例会も、前夜19時現在で翌日の確率が 30%・60% ということは、中止・・・
というわけで、チーは ちょっと 荒れぎみコック だった。

そこへ 隊長から 突然の電話。
「明日は確率高いけど 山 やりますからね。 降り出しは 夕方から だから・・・」

 隊長は、毎回 「例会案内」を、メールに添付して メンバー全員に送ってくださる。
その中には 前回の山の概要 山で出会った特徴のある植物
さらに 次回の例会の集合場所 最寄駅からのルート(電車、バスのダイヤ) 山行行程 例会場所の目玉 などが、
ところ狭し と 記入されていて、
所用で 欠席した人でも、大よその状況がわかる しくみになっている。

また、例会当日には、コース ガイドのコピーを 参加者全員分用意して 銘々に配ってくださる。
これ、全て 隊長のボランティア。
なかなかできるものではない。
そして、もちろん、今回の 「急遽 決行します」 お電話も、それぞれに・・・

それにホイホイついてくるメンバー諸氏は、チーを筆頭に 結構な 「ノーテンキ人」 ぞろい。
うっかり 出欠届を出し忘れていたりして、大目玉を食らい ごめんなさい も しょっちゅう。
もし チーが、隊長役だったら、 とっくに切れて 解散騒ぎ である。

こらぁー だれや! 
 バスを降りる前から、雨になる。
「良かったぁー、談山神社 空いてるよぉ〜」
年の功で押し切る おばちゃん。
軒下にて 完全武装で、いざ出陣。

そういえば シティーボーイのおじちゃん一人 さっきから ご機嫌ナナメ。
愚痴りが いつの間にか、「ア〜メ ア〜メ 降れ降れ♪」 の鼻歌に替わっている。
こらぁ〜!!

 多武峰は、古代史ひも解く ミステリアスなオブジェ いっぱいの 地域だ。
「大化の改新」 と いえば、中大兄皇子 と 中臣鎌足。
御両名はこの地で出会われ、国の行く末について語り、やがて クーデターを興す に至った
「そうか! 談合場所だから 談山神社なんやな・・・」
なんて、今ごろ 気づくのは 誰や?
へぇ〜〜

隊長 山頂が・・・!
 見晴らしの良い 西大門跡 を左折し、登りにさしかかる。
民家の先の表示が 多武峰は 戻れの になっているのに、一同 唖然。
恐る恐る 工事中の地元の人に 尋ねてみる。

たしかに 「多武峰は 戻れ らしい・・・」  と いう仰せ。
一同 途方に暮れる。
そこをかいくぐって 「あいや しばらく・・・」 と 再度の 押し問答。

すいません。 かなり お邪魔だった と思います。
が、おかげさまで
ここでの 「多武峰」とは、「談山神社」を指す ということが ようやく判明。

 一口に 「多武峰」 といっても、談山神社、多武峰バス停、そして我らが目指す 多武峰山頂 と 三種類も あって 
まことにややこしい。
その上、この村の名は、冬野(とうの)集落 と 言う らしい。
うわぁー

さて、冬野集落の中をさらに登って 裏山の古ぼけた神社(氏神様か?)に到達。
イヌブナの大木に しばし遊び
コース ガイド に沿って、右奥のヤブに ビジョビジョになりつつ 分け入ってみれば、
な なんと!
多武峰山頂とは ボウボウ 草むらピーク。
ご丁寧に 表示まで掛けてある。
信じられな〜い! 

ヌレネズミ状態で、崖をよじ登ったご褒美が  これか よぉ〜
しょーもなぁ〜
おじさん 切れる。 (・・・ごもっとも・・・)



バス停を降りた時から
すでに雨 パラパラ


雨具を装着


趣のある
多武峰山門


摩尼輪塔
(まにりんとう)と読む
梵字が彫られている


西大門からの風景
ふもと明日香村
遠望金剛・葛城山


二上山も
くっきり見える


多武峰山頂
手前の神社

植物観察中


あった! 
山頂表示


ケッ!
しょーもない!!
捨てセリフするおじさん

古代へと誘う 裏山

 結構な坂道を再び下り、湧き水 なんかにちょっと手を触れ、西大門跡 にて 御破裂山 取り付きを探す。
目印になる「古寺」は、ただいま撤去中。
ここかなー? の 小路を しばらく我慢すると
やっと 気持ちの良い 杉小立の林道 に入った。

そのまま、御破裂山 に行き当たる。
山頂は 中臣 改め 藤原鎌足の墓になっている。
そして 見晴らし台の奥には ほんまに藤原家の墓が・・・
御子孫のお墓 だろうか?
本降りの雨のおかげで、展望はさっぱり。
スタコラ戻りかけて、あっ と ウインナー串刺しそっくりの ツチアケビ 発見!
食べられるの? (いやしいよぉ〜!)

チーは 記録係を 仰せつかっているので、撮影、メモ取り と、おおわらわ。
隊について行くのが 必死。
ふと、急坂の手前に左手に、訳ありげな石段。
ちょっと ひとっ走りして 駆け登れば
なんと、てっぺんは いにしえの談合場所 その名も 「談(かたらい)山」 で あった。
中大兄皇子 と 中臣鎌足・・・
石碑が 思わせぶりに立ててあったりして、なんとも意味深。

山道をさらに下ると 
イチョウの黄葉が あたり一面を ぽぉーっと照らしているのに 思わず 息を呑む
立派な御堂の境内や屋根が、黄色一色に 染まっている。
うわぁ〜 感動的やぁ〜!!

ここはどこやろぉー?
そのまま下ると、モミジの映える神社 にたどり着いた
雨だというのに ちょっとした賑わい。
お天気だったら、すさまじい人出 になっている だろう。

という事は つまり ここは、談山神社 境内か。
へぇ〜 は〜ん と一通り 記念撮影を済ませて、茶店で雨をしのいで とりあえず お昼。
「なにか、ご注文を」
と言われ、コップに甘酒を注いでもらう
けっこう 温まる。
これから山には、生姜チューブも 持参しよう。

あれ? もしかして私らは、神社に 裏口入場 したのぉ〜
などと しらじらしいなぁ〜 今ごろ 

《ありがとう 挨拶だけは 忘れずに》



水場 
井戸水のように ぬるい。
味もまずまず


杉木立ちを行く


御破裂山
藤原鎌足の墓



談(かたらい)山の碑
中大兄皇子と鎌足の談合場所


談山神社
裏口入場
イチョウの落葉に
息を呑む


談山神社
十三重塔は
国宝とか


談山神社の紅葉
パンフレットなく
歴史的建造物 
個々の名称不明


西大門跡に戻る
床モミジならぬ
路モミジ


飛鳥の亀石
たしかに亀だ


とても 有意義でした。
 再度の西大門跡 に戻って 今度は飛鳥へと向かう
もう、すっかり煙っていて、大和の展望は ほとんど利かないが、
車道に浮き上がったモミジの朱が なんとも 風情あり。

すでに 撤去済みかしら? の薬師堂付近で、一時 経路を見失うが、山おじさんの健闘で、ガイド本指定の舗装道にも出合え
冬野川沿いに 石舞台を経て、飛鳥へと至る。

結局 ずっーと雨だった。
それでも 石舞台の公園には オリエンテーリング に興じる少年達。
談山神社には 一眼レフにビニールを着せて 三脚を担ぐ カメラマン など
あんたも 好きねぇ〜 仲間が ワンサカ。

雨の日は、どこにいても雨。
どうせ パソコン相手に 陰に篭もって クチュクチュ やっているの なら、
「ア〜メ ア〜メ 降れ降れ」 でも 山で戯れている方が よっぽど楽しい。

 ← 今日 出会った植物たち 


11/21 (日) 晴れ 兵庫県 

五助山〜六甲凌雲台・天狗岩南尾根 標高893m 歩行時間5時間40分
単独
地図・・・・ ← かなり わかりにくいです。すいません。

家8:35→阪急塚口駅8:44→御影9:07

御影駅9:10→(白鶴美術館)→五助の分岐9:58→(五助堰堤)→住吉川右岸分岐10:30→五助山11:13(休)11:20→東の天狗岩?巨大岩12:40(昼)13:00→六甲凌雲台13:13(休)13:30→天狗岩14:00→すぐ下のベンチ(休)14:20→(西山谷)→寒天橋14:54→(赤塚橋)→阪急御影駅15:28

御影駅15:31→塚口15:55→家


 訓練、散歩、暇つぶし・・・と、六甲山には、今まで 足しげく 通っている。
この度、岩崎元郎氏の「新日本百名山」にも 加えられた由 めでたい!
と いうことで
たとえば、友人知人が 来阪された折には、是非、ご案内 させていただこう! と、「取らぬタヌキ」 の皮算用がてら、ぶらり 出かけてみたのだけれど・・・

 雲ひとつない青空。
単独行の気ままさ で、幾分 遅めのスタートになる。
阪急芦屋川駅で ザック集団がごっそり下車したのを見送ると、岡本、御影駅からの 登山組 はチラホラ。
阪急御影ルートは 取り付きまでのアプローチが 少ーし 長いのだけれど、
静かな山道を楽しめる 穴場的コースだ。
まばらな ザック姿の人も、どちらかといえば 単独&マニアック系。
チラッと目配せして 「オタクも好きですな〜」 

実は チー、このコースは、梅雨の前にも一度 連れて来てもらっている。
しかし、人任せに登った記憶ほど、アテにならぬものはなく、記録自体も 実に チャランポラン。
これでは いかん! と この度 自力で再チャレ を、決行!
しかし・・・
ほぼ 思いつきで 直前に決定してしまったので、下調べも 実に エエ加減。
得てして こういう ヤカラが、悲惨な事故を招くことになる・・・

住吉川に沿って登っていき、
五助の堰堤を過ぎるまでは、すこぶる好調。
その後 一時ルートを ド忘れし、プッツン切れる 
が、
「そうそう! 樹林帯の水場 までは、正規のルートを行くのでしたわ」
(と、記憶をたぐり寄せる)

右岸左岸の選択では 右岸(下から見れば、川の左側) を選んで 少し進み、
「左は 熟練者・迷い・危険です!」 の道標を無視して 強引に 左折。 
その後は 川から離れて いよいよ 本格的な登りに入っていく。



五助の堰堤付近から
黒五山を見上げる


堰堤を過ぎて
沼に到着
モチツツジ狂い咲き



右岸の分岐を
さらに左に取ると、
急登の階段が続く



五助山を見上げる

このコースは 山岳会ハイクと かち合わなければ、ほぼ、静寂の六甲登山道 を 満喫できること 請け合い!
・・・なんて書くと、ちょっと ヤバイかな?
この日も、結局 誰にも会わずじまいだった。

五助山 が近づくに従って、幾分 道は急勾配になるが 次第に展望も開け、
六甲と下界とに挟まれて、明るい踏み跡を 鼻歌交じりで 辿っていける。
ある意味で 六甲再考 六甲最高 と思える お宝ルート なのだ。

五助山 到着が中途半端な時間になってしまうので、早めの昼 or 行動食 の選択に 迫られる のだけれど、
本日は 単独で なにやら落ち着かぬ故
チビアンパンで、我慢する。

この先は、ルートが枝分かれしていたり、笹薮で隠れていたりして、ちょっと、迷いやすい。
前回も 集団で迷った。
幸い、その道は覚えていて、ピーク手前を左折しようとして、ふと、前方にもピンクテープのヒラヒラしているのに目が止まる。
そして 迂闊にも 
このお試しコースを取ってしまった事が、今回最大のピンチを招くことに・・・

ピンクテープに導かれて 道なりに進むと 意外にもテープの指示は、急崖を「下れ」と。
なぬ? 
これを・・・・ですか?
しかし 今日は なんとか行けたとしても、人を案内するのに それは 出来ないでしょう!(いや、やってはいけない)
と、思う。
で、
引き返す。

が、行けども行けども 道が、先ほどの起点に つながってくれない。
こんな急だったかなぁ? こんな倒木はあったかなぁ・・・
迷い出すと、ルートというルートが 頭の中でこんがらがって 支離滅裂。

おそらく、そういう人が付けたであろう 赤テープ を追って徘徊する事 30分余。
これは あきらかに 迷宮入り・・・・ である。

見上げれば 賑々しく 六甲山凌雲台のテレビ塔 が 尾根筋に連立している。
あんなに近くに 聳えているのに、なんで そこへ 行き着けないのか
滑稽なくらい 不思議。
ヤケを起して メクラめっぽうにヤブを泳ぎ やがて それにも疲れ、
まさか、御影に戻るのか? 戻れるのかぁ・・・

と、恐怖が全身にマンエンし始めた頃 になって、
よぅ やっと 
見覚えのある 踏み跡が 左側に こつ然と 現れる。

これは なんだ・・・ あれだ。
6月に 通ったルート だ。
奇跡!!
わーい 助かった よ〜ん! (^o^)

「冬ソナ」劇中で あのヨン様が 記憶を回復する時も
こんなふうに、糸をたぐるような ヒュルヒュル・・・ って 感じだったの かなぁ〜
などと、どーでもよい事を 考えるヒマがあったら、
反省 しなさい! 反省を!!
はい。



気持ちの良い笹原道


五助山到着
見晴らし良好
三角点あり



空白の40分が
始ま


凌雲台のテレビ塔
早く、あそこへ
たどり着きたい

 地図には「東の天狗岩」が記されてあるが、天狗モドキの岩なら このあたりには ワンサカあって、
どれが「天狗」なのか 見境がつかない。
4つ目か5つ目くらいの ストーンヘンジ状の岩群 には、裏から岩を伝って登れるので
先客がいなければ、休憩ポイントにオススメだ。
岩上からは、三方の展望が ゲットできる。

六甲山 一般登山道は ここからすぐの所に ひょっこりと現れる。
やはり こちら方向には「危険・迷いやすい・熟練者」 の表示がしてある。

今回は、この道標を左折して、凌雲台ガーデンパレスに向かう。
今までとは 打って変わって 突然の「都会」 出現! なので、
戸惑わないように。
たしかに、ザック姿は 場違いな罪悪感に、さいなまれるが・・・

売店、レストラン、展望所などなど・・・
脇には、イギリスかどこかの 廃墟の城を連想させる 塔 などもあるので
気分転換に ここで時間をつぶしをするのも 一興。

今回は、迷わず 下山ルートに向かう。
晩秋には、寒さが結構 身にしみるゆえ、
老婆心ながら 
山頂での時間が長いのなら、一枚余分の上着携帯を お勧めする。

六甲オリエンタルホテルの西側が、天狗岩 につながるルート。
こちらは、正規の天狗岩 で 下界からも 確認できる景勝地。
ただし、人気のスポットなので 景観を楽しむ くらいにとどめ
休憩場所は、そのすぐ下の 広場のベンチ の方が お勧めだ。

以下 下山ルートの天狗岩西尾根道は、展望の利いた 一般道。
安心して下れる (と思います)
疲れていたら、渦森橋から バスでの下山も可。



東の天狗岩モドキは
ワンサカあるが
決定打がない


岩の上の
静かな景勝地
チーお気に入り


迷わず お昼
奇をてらうつもりが、
あいかわらずの
バージョンか・・


六甲有馬ロープウエイ
天狗岩の中継地点


ひょっこり 道に出る
左 凌雲台
右 山頂方面


凌雲台ガーデンパレスから
神戸空港が見える


オリエンタルホテル前の
モミジ


洒落た喫茶店
あなたと飲みたい
ココア 350円

今日 出会った植物たち ↓ です。(キク科は、群生地あり)



ノコンギク


ヤクシソウ


リュウノウギク


アザミ


カワラタケ?


センダングサ

 ← 今回のルートを、恒例の別室に ご用意いたしました。 
       アバウトなご案内で 恐縮です。
       すいません。
       決行される折には、是非 ご一報くださいね。


11/27 (土) 晴れ 大阪府 スルットKANSAI 3dayチケット使用

槙尾山 標高601m 歩行時間6時間
Mちゃんと2人で
地図・・・・ 

家7:20→阪急塚口駅7:33→梅田→難波(南海高野線急行)8:12→河内長野8:41(南海バス)9:04→滝畑ダム9:46

滝畑ダム9:45→ボテ峠10:24→番屋峠10:43→追分10:50→施福寺11:15→(蔵岩)→槙尾山12:00(昼)12:30→五つ辻13:23→(清水ノ滝)→側川渓谷出合14:10→側川バス停15:08(休)15:30→槙尾山口16:31

槙尾山登山口(南海バス)16:41→和泉中央駅17:03(泉北高速鉄道)17:10→難波17:44→梅田→塚口→家18:45

バラエティに富んだ山 槙尾山

 Mちゃんは大の山好き。でも もっぱら車か「登山ツアー」専門で、自分では電車、バスを乗り継ぐルートを 取ったことがない。
そんな彼女に「スルットKANSAI3dayチケット」の購入を強いてしまったのは、何某かの回し者みたいで、いささか気が引けた。
しかも、先月 予定していた日が雨で 1ヶ月順延。
果たして、Xmasまでに チケット3日分を使いきれるのかしらん・・・と 
チーは 日々 後悔の念に駆られてている・・・

時期的には今 紅葉真っ盛りになったので 京都、奈良など別バージョンの山域も候補に挙げたのだけれど
Mちゃん ガンと動かず。
彼女の初志貫徹精神に 圧倒され
チーも もうツベコベ言わず 第一候補 槙尾山 へと 向かうことにした。

河内長野駅 前 発 9:04のバスは 予想通りの大盛況。
晩秋に至っても 「岩湧山」の人気 未だ 衰えぬのは ひとえに 「新百名山」入りした恩恵か・・・

滝畑ダム終点で下車。 チーにとっては 一年ぶりだ。
今日は 昨年の対岸を 逆方向に進む。
幸い、私たち以外には、だれも槙尾山に向かう 登山者を見かけない。
願わくば、熊くんの方も、見かけずに済ませたい。
と、二人して デッカイ鈴を ジャラジャラ鳴らしつつ 「森のクマさん♪」 をハモッていたら、
野良仕事中のおばさんに、ていねいなアドバイスを 頂戴した。
取り付きは 民家の間を縫う 若干 複雑な小路なので、人を見かけたら 道を確認するのが 賢明だろう。

竹林が 河内長野林業地 の立派な杉木立ちに替わり、気持ちの良い坂道へと続いていく。
道標の表示はしっかりしているし、点在するお地蔵さんも風情があり、山行ムード 良い良い。
ただ、しいて言うなら それと並行して やたら目に付く 「クマ注意!」 の看板には 毎回 
ギョ!
それだけ 出会う確率が高い ということか・・・・

台風の豪雨で おそらく濁流が駆け抜けた であろう 谷筋に、潅木が根こそぎ やられて 無残な姿を留めているのに、カタズを飲みつつ、
優雅な植林地のアップダウンは続く・・・
ボテ峠、番屋峠、追分 を通過し 原っぱの分岐まで来たら 
槙尾山バス停
へは下らず まっすぐ 施福寺へと向かう。

西国四番札所の境内からは、すぐ近くに 岩湧山山頂のススキヶ原が くっきりと伺える。
Mちゃんは以前、ここのお寺にお札を貰いに 車で来た事があるらしい。
その時は 「寺が山頂だ」 と 信じていたらしく、そう思って下山する人も 結構 多いのだろう。

モミジ、桜、ラクウショウの紅葉が美しくて、しばし 時を忘れるが、
昼までに頂上を究めようと、ザックを担ぎなおし、ダイトレを少し 引き戻る。



滝畑ダムバス停より


石川を渡って
槙尾山登山口表示


立派な松のお屋敷前が
取り付き
気持ちの良い杉木立ちを登る


ボテ峠を過ぎ
十丁石仏


随所にある
クマ出る 脅し


Mちゃん危ない!
朽ちた潅木が
小枝に刺さって
固まっていた


施福寺手前の
分岐の紅葉


施福寺境内の
ラクウショウの紅葉

「建物の木戸からピークにつながる近道 がついている」 ・・・と、ガイド本には あるのだけれど、
道は見えれど、木戸にはしっかりと鍵が落とされ、周囲には鉄縄網。
ふと 脇の崖の 赤テープ ヒラリ に目が止まり Mちゃん、それを憤然と よじ登ろうとする。
「ちょっと待って! もし 歓迎されていない木戸を越えて おじさんに怒鳴られたら・・・」
と、チーは すでに及び腰・・・
と そこへ
「どこへ 行くんや?」
と、 突然 ニチャけた おっちゃん 参上!

「いや そのぉ〜 ここから槙尾山を究めたいんだけど、この道はダメみたい で しかたないから 桧原越えまで戻って 40分 時間はかかるけど 行くつもりなんだ・・・・」
と、見ず知らずの人に あっさりと白状してしまう。
「この道かいなぁ〜 この道なら 屋敷の右側から回って 行ける けんど・・・
えぇ!! どこどこ!?
「あぁ その代わり、3回ぐらい休憩せんと 行けん道やでぇ〜 這いつくばって・・・目がくらんで・・・」
ありがとう!!
おっちゃんの話の最後の方は 尻目になったが、
それを聞いては 行くっきゃない! 
と、ホイホイ 細道を抜け、ロープにつかまり、急坂をよじ登り・・・
ハァハァ 息を切らせて 15分。
ズバーッ と 天が開けた先が、突然 断崖絶壁の大岩 馬ノ背ピークの伝い道・・・
うわぁ〜!!

これがこれが!! うわさの 蔵岩 かぁ〜 
と、今 あらためて 地図を覗き込む
たしかに、こっちコースからでは 山頂よりも蔵岩が 先 になるのでありました。

遠望するは
富田林のPLタワー 大阪平野 さすがに六甲までは靄いでいて見えないが
つかまる物、さえぎる物の何一つない 岩の上からは 北西方面の展望が 文字通り ほしいがまま おかゆがぱぱ(?)

風がないのが幸いで 二人して キャーキャー喚いて、馬ノ背を一歩一歩 渡っていく。
もし、熊が向こうから来たら、どうする?
あっち向いてホイ! で、負かすかい?
ホッ!
と、ようやく端まで渡り終え、
あぁ これが おっちゃんの言っていた 3回休憩 這いつくばり なのかァ〜 と、合点がいった。

ここで待望のランチをするも 良いけれど、なにやら落ち着かぬし 風当たりも強そうだし・・・
で そのまま 槙尾山山頂を目指す。
ものの10分ほどで到着。
木の陰から 人影がチラリ・・・ う〜む 熊ではない ようだ・・・

「何処から来たんや?」
と、別人おっちゃん。
どうも、ビジョ 二人旅には、声が掛かりやすい みたいだ・・・

岸和田ボーイのおっちゃんは、自称「ダイトレ荒し」。
その割には、車で山頂まで来て 徘徊している みたい。
まぁ こんな所で立ち話も何だし・・・
と、とりあえず ランチ。
で、結局 五つ辻まで 同行することになった。

五つ辻までは 地図で見るのとは異なり かなりの距離に思えた。
その上、地図上では一、二、三、四つ辻 なのに 何で 五つ辻 と言うんだろう?
「行ったら 分かる」・・・だって。 

間もなく 別人おっちゃん との別れは やって来た (^_^)/~
五つ辻には ていねいな道標がつけてあり そのうちの一本が 確実に清水ノ滝を指して、迷う事はない。
「気ぃつけなぁ〜 ちょっと滑るから・・・」
を、尻目に細道を滝へと向かう。 (そういえば こんなシーン 先ほどにも ありました な )



鍵が掛けてある木戸
を右下から回り込む


根っことロープの
険しい登り


突然 蔵岩に
飛び出す


馬ノ背のような蔵岩は
槙尾山の目玉


槙尾山山頂にて
岸和田のおっちゃんに
撮ってもらう


五つ辻
清水ノ滝への分岐


悲惨な板橋


鮮やかな紅葉に
気分も高揚

難所はすぐに やって来た。
片側崖 の 落ち葉道は あまりに狭く、人一人がやっと通れる細さ。
それが所々 岩場になっており、ロープや岩にしがみついての 伝い渡り。
途中、崩壊していて通行不能な個所には 器用にも木の板を 渡し架けてあるのだが、
これがほとんど腐りかけで、グラグラ している。

周囲を彩る黄葉も ゆっくり愛でて行きたいのだけれど、如何せん、余裕がない。
すれ違いざまに 見知らぬ人から
「今の足運びは マズイでぇ〜」
と、ご親切なご指摘を受け、思わず 
ムッ
 

と、突然 落ち葉道が、10mほど落差の崖に変わった。
避けようにも ロープが「こっちを降りろ!」 と言っている。
「そうか、それで HP友の なかりんさんは、側川からの逆コースを 取られたんだな」
と、思い返して つくづく Mちゃんにスマナイ!  と、思う。
だが 当のMちゃん 
キャッキャ 言いつつ ロープ伝いにどんどん下る。
その様は 実に 飄々としていて 只々 感心するばかり・・・

下ってはロープ 下ってはロープ の繰り返し・・・
岩場にモミジが敷き詰められているサマが あまりに美しくて 
滑りながら 片手でデジカメをあやつり Mちゃんを パシャリ!
いやだァ〜 と言いつつ、カメラ目線。
チーはMちゃんほど 山で良い表情のできる人を 知らない。

やがて水音 身近に迫り、清水ノ滝 が眼前に現れて、ムードがさらに助長された。
岩がズルズルなので 服 擦りそう・・・で 滝まで降りるのは断念する。

道はさらに連なり
モミジの落ち葉が コナラやタカノツメ でっかいホオバへと 変わっていく。
再び 沢沿いになった道に、はたまた 滝が現れ
岩場の小枝に 人智開明ノ滝 と 看板。
こちらは滝壷付近まで ユウに降り立てる。

しかし 修行僧予備軍にしては いささか はしゃぎすぎ のご両人。
バスの時間も 感知せぬまま 側川渓谷 舗装道に 
もう 大満足やぁ〜!
の形相で降り立った。

そこから バス停までは 40分。
バスが来るのは 1時間半後。
ちょっと お茶にしますか・・・



ロープを頼って
行くしかない


落ち葉の急崖を
ぶら下がって降りる


清水ノ滝
滑って傍まで行けない


ホオバの落ち葉道
まるで
スリッパ捨ててあるみたい


人智開明ノ滝


側川渓谷の黄葉

間に、休憩やら、コーヒーブレイクやらを 無理やり 挟み
時には 農家の袋詰のみかんに 手を伸ばし、パンジーの即売場にも 立ち寄って
側川バス停から 父鬼川を下る事 1時間。
ようやく施福寺から合流している 槙尾山口バス停にて 予定していたバスに乗る。
和泉中央駅に向かう途上で 日の暮れ となった。