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1/1 (土) 雪のち晴れ 前日大晦日 大津泊 
新春初詣乗り放題きっぷ 使用

大文字山 (途中撤退迂回) 標高466m 歩行時間3時間30分 
ミツと二人で
地図・・・・

ホテル10:30→JR大津駅10:37(7分遅れ)→山科駅10:45

山科駅10:55→毘沙門堂(甘酒ふるまい)11:20→大文字方面撤退11:45→後山階陵(蹴上分岐)11:55→トレイル39番分岐12:50→(途中撤退)13:20→南禅寺(弁天堂)14:05→地下鉄蹴上駅14:45


地下鉄蹴上駅14:48→京都駅15:04(買い物)JR京都駅15:58(快速)→JR伊丹16:50(買い物)→JR塚口駅→家18:30



「京都なら ボクに任せて!」 
結婚以来、ミツのセリフに ずいぶんと 騙されきた。
「ボクの好きな 石庭へ行こう」
挙式翌日、 わざわざ京都まで タクシーで移動して、
大寒の早朝 砂利を敷き詰めた寺の庭で 凍える手をこすりこすり 石のツルとカメを観賞した。

朝から 飲まず食わず。 (この辺の記憶は、若干 夫婦で 食い違っているのだが) 
黙して語らぬこと 数十分・・・
マジで
「この人で 大丈夫か?」 
と、案じたものだ。

大文字さんも、行こう行こう と 毎夏 言い続けて、
ついぞ、この年になるまで 「送り火」 を見せてもらったタメシ がない。
それなのに、何の因果か、正月元旦 突然 大文字山へ 登ること になった。

大晦日の 「金勝アルプス」は みぞれ雪のため お流れ。
元旦は 大津一面が 真っ白 雪野ヶ原。
この分では 今年の元旦行事は 「平安神宮」 かなぁ〜

そこへ パッと差した日の光を、磨き上げられたホテルの窓ガラス いっぱいに浴びて、
突如 「大文字・・・」 と、 ひらめいてしまった わけだ。

敵は ため息混じりの 二つ返事。
山科駅で、トイレに行ったっきり なかなか出てこないミツを、イジイジと 待ちわびながら
「ひきこもり」は、こうして作られる・・・ と、漠然と考えた。



年を明かした
ホテルの窓から
近江大橋 雪景色


比叡山方面
真っ白 雪化粧


晴れてきた!


大津駅へ
シャトルバス


毘沙門堂への
分岐 道標


琵琶湖疎水を越える


毘沙門堂仁王門




甘酒いただき
できあがってしまう
←本人の たっての希望で
プリクラシール サイズに
させていただきました。

JR山科駅を 左に折れ、道標に従い 再び左折すれば、
JR線路、琵琶湖疎水を渡りつつ 道は どんどん山へと向かっていく。

毘沙門堂からの参詣者と すれ違いながら、
「私ら あながち 世間離れした事を、やっている わけではない。」
と、自己防衛。

陽光に照らされ 生い茂った木立ちから、溶けた雪 バサバサ落ちまくリーノ の中を
キャッキャ キャッキャ
にぎやかに 交わしていく・・・
もちろん、ミツとの間隔は、どんどん 開いていく・・・

毘沙門堂の石段途上で、遥か 下方のミツに 軽く手を振り、
仁王門へと 登りきった。

狭い境内には 人があふれかえり、よくまぁご無事で〜 の晴れ着姿も目立つ。
ひしゃくで 湯呑みに注いでもらった甘酒を いみじくも頂戴。
脳天 突き抜ける 甘さに 口中を ネチネチさせながら 
バシッ! 
と、 スイッチON になった。

お堂の下の車道を、車のワダチ伝いに 歩く。
チーたち以外、だれも、こちらには続かない。
一抹の不安と、相も変わらぬ 溶け雪 落ちまくリーノに 閉口しながら
蹴上との分岐を右折すれば
道は いよいよ、雪深くなっていった。

アイゼン、スパッツ、ストック 全て 所持せず。
軽量を誇る お気に入りレザー靴を 着用のミツ。
ハナから 山頂まで行きつけるとは 思っていなかった。
だが、せめて 展望の利く所 までは・・・

山道を行くにつれて、自然と消える 人の足跡。
頼みの夫は  あぁ〜     はるか〜    下〜    (それでも 付いて来てるだけ まだ まし)

そして 撤退の決断は 意外と早くに 訪れてしまった。
靴を下ろせば、ボソッと 食い込む新雪地帯。
「戻ろかぁ〜」
そっと、声をかけてみる。

「もぉー いいかげんにしてくれんと、もし ボクが滑って しりもちでも ついたら!」
まさか、もうすでに 切れてはる とは 思わんかった。 (クソっ!)

正月早々の夫婦げんかで 
今年一年も 思いやられるなぁ〜 と
ため息 こきつつ
「なら さっきの 蹴上の分岐 を行くのね?」 
と、負け犬は 負け犬らしく 速やかに。

大文字山の巻き道を、蹴上に向かって 林道を行く。
このまま進めば、南禅寺とか、京都らしい所まで とりあえずは 行き着けるはずだった。
だが、「雪だるまの柵」 の向こうに延びていたものは、意外にも 杉木立の山道。(林道の終焉)
それも、けっこうなアップ&ダウン

すぐに 終わるかに見えた山道も、登ったら登ったで、再び雪の急坂を 滑らねばならず
ストックはもちろん 頼れる枝もなく、 チーさえ ちょっと ビビる 下り。
木の切れ端を 杖代わりにして しばらくは それに耐え、
岩陰から そっと 夫の素行を 観察する。

なんと!
ミツは 身をかがめ、ほぼ、「ボク 滑り台初めて でーす」 の へっぴり腰で、
1cm位ずつ 両足を擦るように のろ〜り のろり と 進んでいる。
そのスピードたるや、半端でない。
うわぁ〜
チー 思わず 腰を抜かす。

しかし まぁ あのテンポでは 時間はかかっても、 絶対に しりもちなんて 付きようがない し、
こっちに気遣う 余裕すらも ないだろう し・・・
と、開き直って 我が道を行く (ライオン気分 ?)

そして、とうとう ミツとの距離が 相当に 開いてしまい
ついに 朽ちた丸木橋の分岐に たたずんで  
週末に歌う 発表会の曲を5回 通しても、まだ お釣のもらえる時間差を 
永延  寒さに震えて 過ごさせて いただいた。
婚礼後の石庭を 彷彿させながら・・・

「その橋、腐ってるから 気をつけて!」
やっと顔を合わせても、やっぱり すぐに訪れる 別離。
まるで 今年の 運勢のよう。

坂を登りきった所で ふいに現れた じいさんに
「そっちは 展望 利きますか?」
と、問うてみる。
「いいや」

だが、しばらく先の 京都トレイル39番 道標で、突然 振り向いた じいさん
「展望やったら この上登った所が 全市一望だ」
と。

「この上 20分くらい先 らしいけど・・・」
「まぁ それくらいなら」
と、 しぶしぶのミツ。

だが、すぐに やっぱり〜 の急坂、それも どんどん険しくなるばかりで
雪道も 再び・・・
「ここが我慢の し所 だ!」

「この坂を 越えた な〜ら ♪」
の、先には
さらなる 雪道 続き・・・

指定された「40番」 右折
「まだか?」
「まだまだ・・・ 」
「もう とっくに 20分 過ぎてる でぇ〜」
「うん もう ちょっと・・・」

と、突然 前方から 人来たる。
「あのぉ〜 この先 展望 ありますか?
「展望・・・ だいーぶ 先やで、大文字まで行けば あるけど・・・」
(えぇー こっちは 大文字山頂 だったんか〜)

こっち側からピストンしてる という初老のカップル。
「もう、足の中は グジョグジョよ」
と、女性の方は、下山中も さんざん しりもち つきまくリーノ で、みるみる小さく 下っていった。

結局、きっかけが ほしかったんだよな〜 と、
二人して ついに あきらめムード。

あの じいさんは 一体 何だったんだろう〜
まるで、狐につままれた 気分で、一息入れる。

まぁ  そこの木の陰から 一応 展望も窺えるし・・・
ミツと 今年初めて 並んで歩けた し・・・

「ねぇ〜 何 食べようか」
「元旦だしなぁ〜」
「JR京都駅のパン屋が開いてたら、鈍行電車で 齧るかな」

久々に 意見が 一致する。



ワダチに
助けてもらえる車道


ねぇ〜
もう 帰ろうよぉ〜


コラ ミツ!
敗退かよぉ〜
バレタか。


ヨンだるまと
ツーショット

車道は ここまで


杉木立に変わる
感激したのは 私だけ


さらに険しく
UP&DOWN


何とか望めた
山科方面の展望


南禅寺
疎水に到着


伊丹の
ダイヤモンドシティ

夕食 買い出し


1/16 (日) 雪のち晴れ 

和佐又山 標高1344m 歩行時間 約3時間40分 
しろくまさんと二人で
地図・・・・

家6:30→阪急塚口駅6:38→梅田→天王寺(徒歩)阿部野橋7:20(吉野線急行)→大和上市8:49(奈良交通バス和佐又号)9:00→和佐又口9:56

和佐又口10:00→林道途中10:42(休)10:47→和佐又ヒュッテ11:20(休)11:30→和佐又山頂12:20(昼)13:30→和佐又のコル13:45(休)13:50→和佐又ヒュッテ14:20(休)14:30→和佐又口15:18

和佐又口15:27(路線バス)→湯盛温泉杉の湯16:05(道の駅)16:28(路線バス)→大和上市17:04(奈良交通に問い合わせ)17:42(急行)→阿部野橋(徒歩)天王寺→梅田19:52→阪急塚口駅20:04→家20:15

交通費・阪急220円 地下鉄270円 近鉄950円 バス1480円 合計2920円×2=5840円

登山まで

13日(木)
いつまで待っても 週末の天気 快方に向かわず。
チーの予定 未だ空っぽ。
「一人でも 行くわよ」
「どこへ?」
「うるさーい!」
しろくまさんからの連絡 一日千秋の思いで 待つ。(以降 敬称略)

14日(金)
起床して 昨日の「深夜メール」に気づく。
しろくまの挙げた「山の候補」 四つ。
行程、運賃、標高差、タイム、山の特徴など ていねいに記載。 候補があれば・・・と。

午前中を費やし、ガイド本、山のHP 手当たり次第に 乱読。
「交通費 やや高め ながら 和佐又・・・」
と、優先順位をつけ 送信。
その日のうちに 
「和佐又山に決定」 との メール 受け取る。 理由書、計画の詳細、概略地図 添付。

15日(土)
予報通りの雨 それも かなりヘビー
午後には 人と会う約束。
朝しかない と、荷造りに奔走。
夫の昼飯、天気を怨む 余裕なし。

16日(日) 登山当日
夜明け前。
未だ 闇の中。 雨だけは かろうじて 止んでいる。
隣り駅にて しろくまと合流。
ジャムコッペパン一個を、往路の3時間半 かけて チンタラ食べる。

大和上市から 奈良交通バス「霧氷バス」乗車。 
乗客、チーたちを含め わずか3名。
やけに暖房の効いたバス最後尾で 吉野川源流 大迫ダム 観賞。

ワイパーの速さ、濡れたアスファルト道で、お天気 ほぼ絶望的。
長さを誇る 伯母峯トンネルを出、すぐ先で下車。
同乗者の男性、バス停わきで着替えを済ませ、その後 こつ然と消える (謎)

登山 前半

林道で、いきなり滑る。
地面が透けて見えるのは凍っているセイ と実地体験。
しろくま いつの間にか ストック握り 用意周到なり。
降っているのは 風花粉雪。
それを睨みつ、ワダチの間の雪をザクザク踏んで、眠る体 タタキ起こす。

思い出したように現れる車。
脇に身を寄せ 見送れど、すぐ先でエンコし、停車か、はたまたチェーン着装。それでも空回りし エンジン噴かしまくリーノ。
歩いている方が よほど早い と、自画自賛。

水場にツララ。ココは氷点下か と、感嘆す。(0℃以上でも そうそうは 溶けないものらしい)
雪だるま までが 氷結。 等身大のしろくま けっこう気に入り 愛人のように世話を焼く。

ふと頭上に目をやれば、雲 猛スピードで流れ、間に間に青空。
眼前に雪山 ふいに現れ 希望 つながる。

「遥かに遠望するは 大台ヶ原
と聞き、三津河落山縦走の記憶、まざまざと蘇る。
かの時は、こちらの「大普賢岳」の山容に くぎ付け で あった。
そして、この度は この地に居て、かつての山の感触を 確かめている・・・感無量

高度に伴い みるみる広がる紺碧の青空。
天気は 由々しき事態に なってきている。

雑木に変わり、カーブを曲がると バンガロー。
「これぞ 和佐又ヒュッテだ」
と チー 錯覚す。
ヒュッテはその横。山小屋とは思えぬ 豪華な造り。 聞けば300人収容とか・・・

昨日より 独り 雨の夜長をヒュッテで過ごした という男性
食堂に座して、良きカモ来たり と、まくし立てる。
「こちらも 林道歩きで 今 着いたのだ」
と告げると
「ご主人 運動不足のように お見受けするが・・・」
と。

(え? 何で、我が家の内情にお詳しいのか・・・)と、一瞬 危ぶむが まもなく誤解と判明。
男性 の話は続く。
「和佐又は昨日の内に制覇し、今日は初スキー。 山頂付近には ちゃんと 付けておいた由」
「とは? いったい何を? まさか キスマーク?」
厠より戻りし しろくま 失笑す。

ヒュッテ前を抜け 山頂への分岐を辿って、男性の言葉の重さに気づく。
道がない!
そこにあるのは 雪 あまた 雪。
男性の足跡、かすかに残れど、それさえ踏み抜く パウダースノーの頼りなさ。
時折 足跡 新雪にかき消され、次の一歩を 見失う。

雪中に突っ込んだ足、抜け出せず、よろけてバサッ! 思いっきり 前のめりになるも、
後続隊員 さらに ダイナミック。
振り向けば 「帰ろう!」 と言われそう・・・ とは、我が家の常で
悲鳴に近い唸り声を聞きつつも 心を鬼にし ひたすら まい進す。

「そこを登りきったら 休憩〜!」
と、自分にまで 大うそ こきつつ  
二人して 初めての プチ ラッセル 永延 50分 ひたすら続ける。
正月に たるみし ヒップと大腿筋 みごとに ほぐれ
めでたし。

「今日のところは もう このくらいや〜」
と、観念した先が 和佐又山頂
雑木林のど真ん中 粗末なプレート。 掘り返してみるも、三角点 はるか下。
点へのタッチ あきらめ
我らの健闘を称えつつ とりあえずの記念撮影に入る。



バスを見送り
雪道にたたずむ


凍った林道
見上げれば青空


水場のツララ


雪だるまに抱擁する
しろくまちゃん


日本岳 小普賢方面
雲が去る


和佐又ヒュッテより
霧氷の日本岳を望む


ヒュッテより
和佐又山頂を望む

なんや〜すぐそこやん!


霧氷でも樹氷でもない
単に枝に積もった雪?


和佐又山頂到着


小普賢を望む


後半 下山

鍋に水、ご飯を入れたら ほぐし煮て、カニ雑炊の素に、ほんまの 蟹缶 
究めつけは パック一杯の刻みねぎ バッサー
ただただ 眺めおるうちに、昼メシ完成。
これぞ 絵に書いたような 家庭像。

「あっ! お玉がない。 いつもは 一人で 鍋ごと いくんで・・・」
とは・・・独り身男の切なさよ。 こころ痛む・・・
紙の器で、掬おうとし 
つと、空いた蟹缶利用を、思いつく。
我ながら 妙案なり!!

「いやだ チーさん ホームレスみたいですよ〜」
しろくまの 経験豊富さ、感服す。

写真写りイマイチの雑炊 一口含みて 口中 大やけど。 しかして それにも勝る 味の美味さよ。
インスタントとは 測りがたし。
次回はレンゲも持参すべし と、鍋を譲りて、持参した冷や飯 掻き込む。

再び顔を見せた小普賢に カメラ向けつ、
西洋の僧侶の如く 頭上のみ照かった 本日の青空に タイミング計りて交差する飛行機2機 
感動のうちに まぶたに焼く。

食後の運動 「新雪 穴開け大会」に興じるも まもなく 湯 沸き返る音。
急ぎコーヒーを入れ、甘いものなど 口に含めば、雪上とは思えぬ 豊穣なる心地。
時は過ぎれど人は来ず、ただ二人 ここにこうして居ることが、申し訳なくさえ思えて、
友の名 ひそかに 呼んでみる。

大普賢方面に向け 下山。
新雪につぼ足で、ガンガン下る。
その様 地球に穴開ける 痛快さ。

和佐又のコルにて、小普賢方面より下りたる パーティ 4,5名。
先ほどまでラッセルで テンション上がりし男性 
「いやいや このまま下山されるとは もったいない。 ご夫婦登頂の記念ならば・・・」
「ご夫婦なんか じゃないですよ! フリンですよ」
「フ フ フリ〜ン・・・!」
男女の見境つきがたきパーティ。 よほど、フリンの響きがお気に召したか
こちらへの ラッセル無理強い すっぱりあきらめ
小普賢をバックに 見返り台地にて ツーショット撮影を 買って出る。
パシャ!
カメラマン 邪心のためか、写真 歪む。

ゲレンデには スノボーに興じる若者。
名残を惜しみつ しろくま 和佐又バッジ 買う。



蟹缶入り
東○のチョッと雑炊
ゴージャス!


見た目より味
決め手は
ネギか、天然水か


しろくま 雑炊三杯で
出来上がる


雑木の下山道
夏は鬱蒼として
展望なしとか


和佐又のコル


ゲレンデに光


スノボーに興じる若者
アンコールに応えて

宙返り


まんざらでもない
林道


大台ケ原 霞み始める

帰宅まで

きっちり定刻に現れた乗合バス もはや定位置となった最後尾に陣取り、おやつ 開き
雪の残る頂を、「あれは 白髭岳 今度は 白屋岳・・・」
と、首回し。
多忙なり。

湯盛温泉道の駅にて、乗り継ぎ。
しろくま ソフトクリーム 舐める。
再び、バス最後尾にて おやつ大会。

夕闇迫る 大和上市駅
ふと 財布なきことに気づく。
「財布 落とした」
「マジっすか? ほんとに ほんとに ないんですか?」
「ない」
「ほんとに ほんとに ほんとに・・・」
粘着質なれど、あきらめの早いチーに しろくま、20回以上も 「ほんとに?」 を連発し
奈良交通営業所にまで 問い合わせるも、手がかりつかめず、
ついに 一両日の小遣いまでも チーに握らせ
30分遅れの 大和上市駅を発つ。

駅に着く度 冷風 吹き込む鈍行列車に 眠りを妨げられ 一人モンモン。
さすがに疲れて コックリしろくま おもむろに頭を上げ
「また お菓子 いきますか・・・」
舌にとろける KITカット 体に染み透り、心ほぐされ、涙腺 緩む。

予定より 40分延着 帰宅。
てっきり 遭難だと思い込んでいたミツ
「良いよ 良いよ おサイフくらい・・・」
と、ひとまず 作戦成功。

目を閉じれば、今日の思い出、心に乱舞し
パソコン覗けば しろくまからの 「お疲れでした メール」 

財布 戻らねど
年始の舞台後 落ちていた体重 みごとに戻り
あっぱれ 雪山 思い出 深く 刻み残る。

 いつも 小さい小さい写真を見ていただき、ありがとうございます。 
 思い出草にと、印象に残ったシーンを まとめてみました。
 よかったら、ご覧になって下さいませ。
 (接続不可の場合には、再挑戦してみて下さい) 

しろくまさんのレポ


1/22 (土) 小雪か曇天 

大文字山 標高466m 歩行時間 約4時間 
ミツと二人で
地図・・・・

家8:45→阪急塚口駅8:53→十三→京都烏丸駅9:40(徒歩)地下鉄四条烏丸9:45→烏丸御池(東西線乗り換え)→地下鉄山科駅10:08

山科駅10:12→毘沙門堂10:30→後山階陵の分岐10:42→尾根筋11:27→(東山トレイル45番)→大文字山頂11:47(昼)12:42→大文字火床12:57→車道13:30→哲学の道(若王子喫茶店前)→南禅寺14:10→三条河原町(パン屋のイートイン)15:15(休)15:50→レコードショップ→四条烏丸駅

地下鉄四条駅17:30→北山駅→京都コンサートホール18:40(19:00〜21:10)→北山駅→(地下鉄)→四条烏丸21:30→阪急烏丸駅21:30→塚口駅22:30→家22:40

交通費・阪急450円×2 地下鉄260円+230円×2 合計1620円

やったぜ 大文字

週末になると 嫁の動向が 気になるミツ
「今週は、土曜の夜が 京都でコンサート でしょー だから 山は 小休止だねぇ〜」
「ご ジョーダン! 京都といえばぁ〜?」
「京都と言えば?」
「大文字 でしょォ〜 が!」

てなわけで、雨が降ろうが 槍が降ろうが、元旦の「雪のため撤退」 まさしく「雪辱戦」が 
本日 賑々しく 繰り広げられる事 と なった。

「昔 取ったキネヅカ」とは、よく言ったもので、
元旦の過酷な体験のおかげで
山科駅は「便所のアリカ」まで しっかりと把握しているし、JR線は途中で渡りなおす 手間を省いて
遮断機前の路地を行けば・・・時間短縮! というわけだ エッヘッヘ
そしてそして、あんなに人心を惑わした雪が 今日は 全くな〜い ではありませんか!

で、すっかり張り切ったミツ君 
いつになく、アップテンポで、行くわ行くわ
まさに 「丘を越え行こうよ〜 口笛吹き (中略) 山羊さんも〜メェメェ ♪」 のノリ である。

どぉでも良いけど、せっかく北山杉のみごとな植林地を、ユウ然と歩けているのに
チョッとは 「上を向いて歩 かん かい♪」 と、さっそく喧嘩ごし。

尾根筋に出たら 右折。
どうやら このあたりで難所も過ぎたもようで、道は急になだらかになり、やっと夫婦 並んで歩く。
厚いフリースを脱ぎつつ チー 話し掛ける。
「もしもし あのね。 ちょっと歩くテンポ 速いと思うよ。 それでは疲れる」
「そうか」

得てして、不用意な言葉のアヤは 不幸を招く。
チーの的を得たアドバイスに、すっかり 意気消沈したミツ。
なんだか、急にカメ! まるで、顔の濡れたアンパンマンみたいに 力が抜け 
少しず〜つ 少しず〜つ 遅れはじめた。

「お〜い 放ってくぞ〜ぃ」

すぐに山頂だと思った先が、実は 急坂登りだったり、残雪地帯だったり で、
「あの人 無事に 付いて来れてる かしら?」
と 幾分 気がかり。
もちろん、気がかりなのは、ミツのザックの中身 の方だけど・・・

ま、そうこうしているうちに 猛烈ラジオのおじさんに 一度 道を譲ったくらいで
昼前には  なん とか登頂!
雪さえなけりゃ な〜んだ こういう山 なんかぁ〜
ってな 感じでした。



かの日は解けた雪
道にポタポタだった


甘酒 ではなく
そば会席店の
門前そば茶


まさしく
HPを意識した
ミツの足取り


鬱蒼とした沢伝いの
山道


見上げれば
目にも麗しき
植林が!


これ何?
昨年の20倍とも
目される花粉
母体


霜の降りた丸太
滑るから
気ィつけなさいよ!


山頂近くに
わずかに残る雪


思ったよりも
あっさりだった
山頂

ご飯作り

 ぶっちゃけた話、チーは結婚以来、これほど 献立の事で、悩んだ事がない。
ただ 山の先輩から 「冬山は温メシ やで〜」 と教わり、うっかり、バーナーを買ってしまったおかげで
今日こそは、バーナー試運転 だぁー!!
と 特売の買出しに行っても 「山メシ」の事ばかりが ちらつく。

雑炊、おでん、煮込みラーメン、レトルトカレー ・・・
並みいる候補の中から、
「やっぱ ラーメンよね〜 (だって 簡単そう)」
と、よぅよぅ 的をしぼり マーケットに行く度に 乾麺売り場を 物色。

しかし、最近の売り場充実には、ほとほと感心! 
で、ついつい チャレンジ品に手が伸び
「ばら売りは やっぱり不経済だし・・・」
と、5個パックの まとめ買い。
なーんて やってると そのうち 我が家は インスタントラーメンだらけになって来た。
今や、押入れを開けると、ラーメンの束が ドサッーと 地すべり。
ということで ミツはおちおち 押し入れも 開けられない。

「でもさぁ〜 火付けもままならないのに 調理なんて ほんと 出来るの?」
なーんて、真ぎわのセットクに あい、
「なるほど そうか〜」
と みょーに納得してしまったチー

あっけなく 「カップめん」 に陥落。
幸か不幸か、もう 登山当日までには ほとんど時間がなく、
行きつけの量販マーケットで、究極78円を、ついに衝動買い! で 一件落着となった。
やれやれ。

問題は 水。
一体、どのくらい要るのやら。
ラーメン容器をひっくり返しても 「線の所まで水を入れ・・・」の「線」とは 一体 どのくらいの量なのか
見当がつかない。
で、とりあえず、コーヒー分も含めて、ボトル4本を用意する。

「ボクが 持つからね!」
ミツは 早々とボトル4本を ザックに押し込む。
ひょっとして、この人 「山の先輩 力士級」 の面々に 闘志 むき出し なんとちゃうやろか?
と 慌てて チー、一本を 没収。

さてさて 下の画像に鎮座まします 大鍋さんに
ナミナミ入れた ボトル二本分の水を沸かすのに
一体 どれくらいの、時間を要したか・・・
「人間 腹が減ると ろくな事はない」 という事を、まざまざと見せつけられた 二人 なのでありました。

それでも 
「お箸忘れた!」 
と ドジな夫のフォロー くらいは しっかりできる 良妻の機転で
「ちょっとぉ〜 これ イケルやないの!」
と、
麺ごときで感動したのは 讃岐で食べた 『究極ディープうどん』 
以来と ちゃうか?

と思えるほどの、感動を 共に分かち合えた わけです。
見た目リッチな京風弁当 に箸を突っ込む ハイカーの後ろで・・・
とりあえずは めでたし。

だが、さすがに もう お腹の中は チャッポン チャッポン 
で、コーヒーまでには 手が伸びず
「また 後にするか・・・」
と、結局は 今回 山コーヒーには ありつけずじまい。
まぁ ちょっと考えれば ボトル3本もの湯が 一気に飲み干せる訳が なかったの ですが・・・



大文字山頂からの
中途半端な展望


両手鍋の水
1g沸くのに20分


今日の ごちそう
キャベツ&海老入り

チャンポン 
イケル


無心に食べるミツ


はなまるの
ランチタイム


さぁ 下りますよ
もしや、オカルト影が
背後に・・

これぞ 大文字

 10分ほど下ったところが かの有名な 「送り火」 のステージ
こちらはチョー人気で 若者やファミリー で、ごった返している。
「こりゃ 場違いだ!」
と 慌てて 急階段を 駆け下りようとして、
眼前に広がる 京都一円の展望に 思わず 唖然!

「元旦に 謎の老人の言っていた 『全市一望』 とは、この事だったんだぁ〜」

「あのぉ〜 いっぱいある 森みたいなヤツあるでしょ あの中のどれかが、吉田の森・・・」 
興奮して 何やら、意味フメーなことを口走り始めた ミツ。
「恥ずかしいから 早く行こぅ」
と・・・
ふと、足元の敷居のような物に 目が留まり
「これ 火床だよ!」
と、やっと気づいた。 (みたい)

なら 火床に沿って、緩やかなアーチを描きながら 
ずーっと下まで 連なっている この階段は・・・
「大」の字 なん やぁ〜
ってことは、チーが 今 下っているのは、「大」の字の右のハネ? ・・・
それを、京都市民が見ている中で トコトコと・・・
(実際 誰も見ている わけがない のですが)

もし 「大」の字の まん中に立って 旗を振ったら 「太」
・・・(あんた 資格ない!)
じゃぁ 次の正月に 隅っこで タイマツ燃やしたら
「犬」 
なんちゃってぇ〜

思わぬ所で 盛り上がってしまった チー。
この道が 銀閣寺ではなく 鹿ケ谷に向かっている事にも まったく気づかぬまま
もはや 小さく小さくなってしまったミツを追って、落ち葉フミフミ 浮石の悪道を 円重寺につながる市街地へと
エイコラ 下った のでありました。



火床からの展望


火床の向こうに
市街が・・・


火床に沿って
どんどん下るミツ


大の字
右のハネを下る


見返せば
急階段


 昔、石庭を観賞後
ふと立ち寄った
思い出の喫茶店
(まだ あった!)



下山後、アスファルト道を
散々歩かされて
やっとありついた
三条河原町のお茶


1/29 (土) 快晴 

金剛山 標高1125m 歩行時間 約3時間40分 
Mちゃんと二人で
地図・・・・ ・・・取り付きは、画面水越峠少し左 プレート目印から

家7:35(自転車)→JR塚口駅7:53→大阪→(環状線)→鶴橋8:23(近鉄線青山町行き区間快速)8:37→大和八木9:08(橿原線乗り換え)9:09→橿原神宮前駅9:15(Mちゃん車)→水越川公共駐車場9:55

駐車場10:05→テープ分岐10:10→太尾道合流10:42→(アイゼン着装)→太尾塞跡11:22→六道ノ辻11:40→大日岳11:54(昼)13:15→金剛山社務所13:25→国見城跡13:45→セト14:10→(青崩道)→車道15:05→駐車場15:25

駐車場15:30(車)→橿原神宮前駅16:05(近鉄京都線)16:07→大和八木(大阪線急行)16:16→鶴橋駅16:50(環状線)16:59→大阪17:12(宝塚線)17:15→塚口駅17:26(自転車)→家17:40

交通費・JR320円×2 近鉄610円×2 合計1860円

Mちゃんとの月一ハイクは、7月の「稲村ヶ岳」を皮切りに 現在も進行中。
今月は チーの たっての願いで 雪の金剛山だ。
地元の山ということで はり切るMちゃん、下見も兼ねて 今月はなんと 5回も登っている とか・・・
(やっぱり 彼女には 敵わない)
そして今日は、とっておきの「樹氷コース」を行く。
実は、先週にも友人を連れて来ているらしい ・・・

本日快晴。
だが 連日の好天と高温のため、金剛山のHPは、「樹氷なし」 と 一斉に明言。
まぁ そんなことは 時のウンだけど・・・
チー 一番の気がかりは、ここまで背負ってきた バーナー、鍋、ラーメン、ポットの類 の事。
こんなに暑くて ほんま 熱々のラーメンなんて 食えるのかしらん・・・?

橿原神宮前 下車。 指示通りの改札を出て 右階段を上がり・・・ 手を振るMちゃんに応える。
「ごめんね〜 なかなか現れないから 心配したでしょ〜」
「お天気良くて なにより〜」
挨拶を交わし 助手席に乗り込んだトタン、オエーッ!! 
「ヨ ヨ ヨ   ヨン様 ぁ〜」

Mちゃんは 大の韓流派。
彼女から 昨年の暮にBSで 「冬ソナ」 完全版 の放映がある と聞き、
連日2時間ずつ 2週間にわたって ビデオ録画。 
それを、年明けにかけて 毎日欠かさず 律儀に観賞した。

なにぶん年の瀬だったもので 瞬時を惜しんで 食事中の「鑑賞会」となったわけだが 
必然的に ダイニングで回されるビデオに
みごと ハマッたのは、 なんと ミツ・・・ (!)
目鼻ズルズル、ティッシュ独占の夫と肩を並べて、
ついに 正月三日まで、
年賀の返信も惜しんでの 観賞会 で、疲労困パイしてしまった 二人なのだった。

それ以来 チーは 押しも押されぬ ヨン様ファン。  ハッハッハ。
その、ヨン様が・・・
車に居る!

「どうしたん これ!!」
「いや、息子が 雑誌をラミネートしてくれて・・・」
「しかし・・・しかし・・・ これは これはぁ〜!」
チー タジタジで、ヨン様 ばかりに・・・・・・・ と
「ホレ! あそこ! 金剛山だよ!」
見上げれば、ブ然と構える 黒い山が 目に入った。

そんなこんなで すっかり ペースが乱れてしまったチー。
水越川の駐車場で、どっこいしょー と身づくろい。

「ごめーん! 昼のラーメンとかで もうザック パンパンやねん・・・」
Mちゃんに 水ボトル1本を 頼んでしまう。
(こんなことでは まだまだ だなぁ〜)

「おい そっち行くんか〜? きついコースやで〜」
と、突然 見ず知らずのオッサン。
「そぉーなんですか? 左の方が、お勧めなの?」
応対したのは なんとMちゃん だった。

(おいオッサン! Mちゃんは 先週もここに来たんだぞ! この山のヌシ みたいな人 なんだぞ!)
チー オッサンを睨む。
「ワシは エライから 今日は こっちの楽なコースにするぞ〜」
を、背中で聞き流し 二人して 山道に取り付いた。

樹林帯の急坂を、わずかに登ったところで  大後悔。
暑ーぃ〜!!
ある程度は 予想していたけれど この暑さは ハンパではない。
瞬く間に フリース、スカーフ、手袋、毛糸帽 が邪魔になる。
いや もぉー 捨てたいくらいだ。
あぁぁ〜 オマケに  背中には 山上で作る 熱々ラーメン・・・
まったく 気が滅入る。

一方 Mちゃんは 樹氷ばかりを 気にしている みたい・・・
それでも 登り始めてかれこれ40分くらいで 残雪地帯に入った。
踏み固められた雪がカッチンコッチンの アイスバーンで けっこう滑る。

「アイゼン 要りますか?」
すれ違いザマに 男性に問う Mちゃん。
「えぇ ボクは ×× のちょっと前で、付けました」
コースは まだまだ 険しくなる らしい・・・

「ここの分岐が イマイチ分からない のよね〜」
汗拭きついでに立ち止まるMちゃんは、ほとんど地図を見ない人。
チー 慌てて地図を広げるも 登山口が どこなのかさえ 確かめずに ついて来てしまった ので
現在地も チンプンカンプン・・・
ということに 今 やっと気づいた みたい・・・

「早いなぁ〜」
見ると さっきのオッサンだった。
(ちょっと! あの人 だよ・・・)

「やっぱり こっち 行くことにするわ。 行けるトコ止まり ってことで・・・」
(さよか〜 では さいなら・・・)
急いで サックを担ぎ 出で発つ。

直登に近い急坂を なんとか 頑張ってみたが どうせ付けるのだし・・・
と、観念の アイゼン装着。
チーにとっては、この冬 初めてのアイゼンで 紐がちょっと 緩々。
「それ 右左 逆 と 違うかぁ〜」
と、追いついたオッサン。
もぉ〜 大きなお世話 である!

雪の樹林帯なのに 体が火の玉のように 暑い。
でも、もう、脱ぐものが ない・・・
オマケに チーたちに ピッタリと付けている オッサンのハデな息づかいが
背後の耳元で、ゼーゼー ハァハァ ・・・
こんな至近距離で 荒息たてるなんぞ ストーカーだって やらない と思う。
もぉー 狂っちまい そうー

「ちょっとぉー! どうぞ お先に行ってください!!」
たまりかねたMちゃん 叫ぶ。
「先って、あんたらァ がァ とにかくゥ 早いィ からァ 付いてくるゥ だけでェ 必死ィ やのに・・・」

(誰が、ついて来いって、頼んだ ぁ〜?)
「このコースが 一番きついでぇ〜」
(・・・なら 何で 来たんだ!)
ったく 矛盾だらけのストーカー である。

休憩ついでに 地図を広げて 現在地を確かめた。
太尾塞跡
「ここや!」
チー うれしくなって地図にマーク
「じゃぁ こっちの道は、葛城山に向かう トレイルになるんかな〜」
「そうそう」 ←また現る。
(ムッ!)



すんません
一枚だけ貼らせて下さい


憮然と構える金剛山


水越川公共パーキング
けっこう ゆったり


進行方向に林道を
少し行った所が取り付き


いきなりの急登


最初の分岐
太尾道と合流


凍った直登
アイゼンが要る


太尾塞跡の分岐


金剛山に登った回数を
競い合う二人

ちょっと休んだのと、オッサンを先に追いやったのとで、
久々に 晴れ晴れした二人。
六道ノ辻を通過してからは、なだらかな尾根道を ようよう 大日岳へと登り切った。

「へぇ〜 広いやん 案外!」
山頂は テニスコートが張れそうな広さ。
おまけに だ〜れも居ない!
あぁ  さっきのオッサン以外は・・・

「ほらあれ! PLの塔だよ!」
「キレイな空! 雲ひとつない」
「ちょっと、こっち向いてぇ〜」 パシャ!

興奮して大はしゃぎ。
オッサンは着替えを済ませ、飯の準備。

「じゃぁー 私たちは そろそろ行こうか・・・」
金剛山か〜? 人だらけやぞ〜 ここの方がエエぞ。 ワシはいっつも ここでメシや」
「どうする?」
「どっちでも良いけど〜」

「ちょっと、あれ何だ?」
見れば 山頂広場のド真中に 雪の小山。
「登ってみようか・・・・ あれぇ〜  カチカチに凍ってるよ」
「違うよ ほら!これ かまくら だぁ〜」

裏に回ってみると、確かに 小山の真中には穴。 身を屈めれば、入り込める広さだ。
潜って記念撮影。
そのすぐ脇の地面が キレイに均されていて バーナー設置に おあつらえ向きになっている。

「ラーメン ここで、作ろう!」
結局 そういうことになった。

バーナー 鍋、お湯、出前一丁、野菜、てんぷら、うずら卵、お玉、紙皿、お箸、風除け雑誌・・・
引っ張り出すと チーのザックは ほとんどカラ。
「こんなに温かったら ラーメンなんて 無用だったよ〜」
この期に及んで 未だに こだわるチー

しかし 経験は積んでおくもので 今回は湯から沸かし始めた為、ちょっとは時間節約 のはず・・・
でも、やっぱり 待つ身は 辛い。

「きのうね 細木数子さんが・・・」
退屈して 話し始めるMちゃん。
「あ〜ん? 細木が 何やてェ〜」
「ラーメンは ラー油 で 食べるものだって・・・」
「えぇ〜 なんてぇ?」
「だから、ラーメンは ラー油 なんだ。 って・・・」

「えっ! 何だって? ちょっと これ 知ってた? ラー油だよ ほら ラー油。 ラー油 入ってるの! ここ!」
ご存知だろうか。 出前一丁には チップサイズのラー油が付いていることを・・・

「そうか ラーメンはラー油かぁ〜 なるほどねぇ〜
ラー油だったら 家に いっぱいあったよ。 普段 あんまり 使わないもんなぁ〜 貯めてあるよ。
持ってくれば良かったなぁ〜
そうかそうか ラー油かぁ〜 ラーメンにはラー油。 細木センセイが ねぇ〜」

すっかり有頂天になったチーに 注がれたラーメンを 笑顔ですするMちゃん。
時折お箸が止まるので 覗き込むと 器が空。
で、慌てて 注いであげる・・・
と また 止まる。
また 注ぐ・・・止まる。 注ぐ・・・
こうして、ラーメン鍋は、ラー油のおかげで、大成功の内に スッカラカンに なったのでした。
\(^o^)/

え? 味?
そんなもの 覚えてないですぅ〜 (^^ゞ
だって、チーは、新妻が初めてだんな様に手料理をご馳走した時と 同じ心境 だったのですから・・・
・・・・・ あくまでも 想像上のこと ですが ・・・・

「へー そんな鍋ごと 持って来てたんか〜」
オッサン  いつの間にか・・・
(たしか 豆粒サイズに 距離を置いたはず なのに・・・)

「おじさんは 何 食べたの?」
「いつものうどんや。 しかし 鍋とはなぁ〜 それも 家の鍋・・・」

満腹のセイか、今度はムッ と、する間もなく、
金剛山には寄らない というオッサンに別れを告げて、コーヒーで〆て 店じまい。

その先 わずかに登り返した所が 金剛山社務所
人人人の、大混雑。
足を伸ばした 国見城跡広場の方も、弁当広げ隊で 大盛況。
結局、 大日岳 で 正解! だったみたい・・・

たまには ストーカーも、良い事を言う。
もっとも 礼を言いたくても すでに あとの祭り だ けれど・・・



高度を上げるに伴い
明るくなる樹林帯


中尾ノ背や
石ブテ尾根との分岐


大日岳山頂からの
木漏れ日


大日岳
記念撮影

バックには展望


ケヤキが
印象的な風景


ほら、かまくらだよ!


出前一丁 その他
モロモロ入り

奥左に ラー油様!


絵になるMちゃん


舞い上がったチー


タルト大のヤカン
チー お気に入り

国見城跡広場 すぐ上の展望台にも 手すりを伝って 登ってみる。
でも、やっぱり展望は 西側のみで、大峰や高見山地の山々は望めない。

ふと、今日 高見山に登っているメル友グループの事が 心によぎる。
あっち側からは きっと バッチリ見えているだろう〜
もしかすると 今ごろ 金剛山に居るチーに 手を振ってくれてたり なんか して・・・

でも、万葉の色香漂う 額井岳をはさんで、高見金剛で呼び合うなんて、
まるで 相聞歌 ・・・・ キショク ワリ〜〜ぃ
まぁ 今日は、このあたりで、良しとせねば・・・


下りに選ばれた青崩道も チーには初体験で、途中 葛城山が、急に眼前に迫ったりして・・・
なかなかの 道・・・
とにかく 油断すると どんどん小さくなっていくMちゃんを
追っかけるだけで、チー 必死のパッチ で ありました。

終ぞ、樹氷はなかった。
でも、Mちゃんは その事を一言も 口にしなかった。
もちろんチーも 忘れていた。 っていうか どぉー でも良かった。
少なくとも 今日の山行には・・・

そして、Mちゃんですら、もしかすると そう思っていた
のかも しれなかった。



金剛山頂のかまくら
中央に日付


国見城跡広場


午後の陽気で
霞み始めた展望


青崩道を下る


セト(拡大図)
黒栂谷道・金剛登山口との分岐


美しい樹林帯


眼前に葛城山


カメラを構える間に
みるみる小さくなるMちゃん


あぁ〜楽しかった!
ありがとうー